砲性能の改良が図られたため、砲弾に関しても新型の"AP Mark 8"が用いられている。
カサブランカ沖海戦では、この砲を装備したサウスコダコタ級3番艦のマサチューセッツが、フランス海軍の戦艦ジャンバールを戦闘不能に追い込み、第三次ソロモン海戦では、この砲を装備したノースカロライナ級2番艦の戦艦ワシントンが、日本海軍の戦艦霧島を撃沈している。
第二次大戦中に登場した戦艦砲としては、対戦艦戦闘の実績が豊富な主砲と言えるだろう。
"AP Mark 8"、通称"Super Heavy Shell" 日本語では『超重量弾』、頭文字を取って『SHS』と呼ばれる事もある。