#title(金剛の詳細・評価・オススメ装備)

[[艦種別リスト>キャラクター/艦種別]] > ''金剛''

----
#contents
*基本情報 [#o602c0d6]
|CENTER:450|CENTER:84|CENTER:90|CENTER:84|CENTER:90|c
|~No.204|>|>|>|~プロフィール|
|&attachref(金剛全体.jpg,zoom,450x525);|~名前|>|>|&ruby(コンゴウ){金剛};|
|~|~レアリティ|>|>|SR|
|~|~艦種|>|>|巡洋戦艦|
|~|~陣営|>|>|重桜|
|~|~建造時間|>|>|建造不可|
|~|~CV|>|>|斎藤千和|
|~|~イラスト|>|>|Criin|
|~|~耐久|B|~火力|A|
|~|~雷装|E|~回避|C|
|~|~対空|C|~航空|E|
|~|~速力|>|>|30|
|~|~SD|>|>|&attachref(kongo.gif);|
|>|>|>|>|~自己紹介|
|>|>|>|>|高速戦艦のネームシップ、七代目連合艦隊旗艦、そしてかつて重桜が海外に発注した最後の主力艦――それがこの私、金剛ですわ!|
|>|>|>|>|~入手方法|
|>|>|>|>|イベント「[[墨染まりし鋼の桜>イベント31_墨染まりし鋼の桜]]」の「桜の御守り」交換報酬&br;B-1、D-1、D-2にてドロップ|

|>|>|>|>|>|>|>|>|~ステータス(MIN/MAX)|
|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:95|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:95|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:96|c
|~耐久|1087|5620|~装甲|>|中装甲|~装填|58|138|
|~火力|69|327|~雷装|0|0|~回避|8|20|
|~対空|51|238|~航空|0|0|~消費|5|14|
|~対潜|0|0|>|>|>|>|>| |

|~装備枠|~初期装備|~補正(MIN/MAX)|~最大数((各行動時に攻撃を行う砲座数や艦載機数))|
|CENTER:120|CENTER:369|CENTER:160|CENTER:160|c
|主砲|[[356mm連装砲]]T1|105%/135%|3|
|副砲| |150%/150%|3|
|対空|[[76mm高角砲]]T1|90%/90%|1|
|設備|-|-|-|
|設備|-|-|-|

|>|~スキル名|~効果|
|CENTER:60|CENTER:150|LEFT:610|c
|&attachref(img/栄光轟く一番艦_icon.jpg,nolink,45%,栄光轟く一番艦); |栄光轟く一番艦|自身が戦闘不能にならない限り、同艦隊の金剛型の火力、命中が5%(MAX15.0%)アップ、回避が5%(MAX20.0%)アップ|

//スキルアイコン→&attachref(img/スキル名_icon.jpg,nolink,70%);
//改造時に習得するスキルは色変え→BGCOLOR(#e9eefd):

|>|~上限突破|
|CENTER:60|LEFT:771|c
|~初段|主砲砲座+1/主砲補正+5%|
|~二段|副砲砲座+2/主砲補正+10%|
|~三段|主砲砲座+1/主砲補正+15%|

|~全弾発射スキル|~特殊弾幕スキル|
|CENTER:415|CENTER:416|c
|&attachref(金剛弾幕.gif);|-|

//&attachref();

***MAXステータス [#k67136ab]
|CENTER:216|CENTER:216|CENTER:216|c
|>|>|~LV120好感度200|
|~耐久|~装甲|~装填|
|6977|中装甲|168|
|~火力|~雷装|~回避|
|388|0|39|
|~対空|~航空|~消費|
|288|0|14|
|~対潜|~ |~ |
|0| | |

//▼改造が実装されたら公開する
//**改造
//|CENTER:100|CENTER:200|CENTER:250|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:120|c
//|~改造内容|~詳細|~必要な設計図その他|~費用|~必須レベル|~必須レアリティ|
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||

//▼改造が実装されたら公開する
//***改造後MAXステータス
//|CENTER:216|CENTER:216|CENTER:216|c
//|>|>|~改造後MAXステータス|
//|~耐久|~装甲|~装填|
//||||
//|~火力|~雷装|~回避|
//||||
//|~対空|~航空|~消費|
//||||

//▼改造が実装されたら公開する
//***改造後のキャラ絵
//#region(改造後のキャラ絵を開く)
//|&attachref();|
//#endregion

//▼ケッコン衣装が実装されたら公開する
//*ケッコン
//#region(ケッコン衣装の絵を開く)
//|&attachref();|
//#endregion

//▼着せ替え衣装が実装されたら公開する
//*[[着せ替え>着せ替え一覧]]
//#region(着せ替え画像を開く)
//|>|~○○○|
//|&attachref();|&attachref();|
//|>||
//#endregion

*ボイス [#q0d1e494]
#region(クリックでセリフ一覧を開く)
|~入手時|金剛型巡洋戦艦一番艦、金剛です。勝利への道筋にこの私が導いて差し上げますわ!|
|~ログイン|休憩はもう十分?艦隊の指揮をそちらに戻しますわ|
|~詳細確認|「戦争」に見いだせる唯一の価値はその先にある「平和」ですのよ。くれぐれも忘れないでほしいですわ|
|~メイン1|戦艦であるこの私が魚雷ごときに沈められるもんですか!|
|~メイン2|さあ、敵を駆逐して、あの狭き運河をも乗り越え、私の生誕地に向かうのですわ!|
|~メイン3|この私がマジメすぎるですって?あなたこそフマジメすぎなのではなくて!?|
|~メイン4|角?あら、これのこと?制帽についているただのお飾りですわ。うふふ、こういうの、「重桜のメンバー」っぽくていい感じなのではなくて?|
|~メイン5| |
|~タッチ|な、なに!?緊急事態ですの!?|
|~タッチ2|ちょっとあなた、まさか私の妹たちにもこんな不埒なことをしているんじゃなくて!?|
|~タッチ3| |
|~任務|この私自ら向かいましょうか?|
|~任務完了|エクセレント!最後の勝利に向かって一歩前進ですわ!|
|~メール|新しい情報に基づいて作戦計画を調整しなさいな|
|~母港帰還|ご苦労さまですわ。戦術目標はちゃんと達成しました?|
|~委託完了|ふぅ……少し休憩しますわ。指揮官、紅茶でもいかがかしら?|
|~強化成功|ふぅ〜、切り札がもう一枚増えましたわ!|
|~戦闘開始|全艦、戦闘配置!|
|~勝利|勝利とはすなわち、優雅ですわ!|
|~失敗|ご安心を。まだ覆せないほど戦局が傾いている訳ではありませんわ|
|~スキル|畳み掛けますわ!|
|~損傷大|一発逆転のチャンスですわ!|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼好感度系|
|~失望|あなたは勝利にふさわしくありませんわ!|
|~知り合い|指揮官、勝利が訪ねてくるのを、心して待つがよろしくてよ?|
|~友好|瑞鶴は一人で大丈夫かしら……うん、少し遠くから見守ってみますわ。この距離なら見つかる心配はないはず…|
|~好き|人は黄昏時に一番心を打ち明けやすいと聞いた事があるけど……あなたも…そ、そうなのかしら?|
|~ラブ|比叡のやつまた宴会を開いて……指揮官、今夜は付き合っていただけるのかしら?|
|~ケッコン|私を追いかける努力にちゃんと報いて差し上げなくてはなりませんわね。さあ、私の手をしっかり取ってちょうだい|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼特定編成時台詞|
|~[[比叡]]と出撃|勝利へと進みますわ!|
|~[[榛名]]と出撃|て、敵の砲弾には気をけて頂戴!|
|~[[霧島]]と出撃|人気者なんて…戦場では決して良いものではありませんわよ?|

#endregion
*ゲームにおいて [#y943775b]

リリース当初から敵艦船として登場していたが、2018年5月31日に[[榛名]]と合わせてイベント報酬となりプレイアブル追加。
他の金剛型に比べると、プレイアブル追加に伴うデザインの変更は小幅となっている。
金剛型共通の白い角(ただし彼女はロイヤル製ゆえか飾りらしい)が追加され、服装も妹達と合わせたものになった。

#region(旧デザイン画像を開く)
|&attachref(情報提供掲示板/金剛.png,60%);|

#endregion

金剛型4隻の旧デザインを担当したのはハオ(八才提督)氏で、本人は仕上がりに満足していなかったが修正の時間を確保できなかったためプレイアブル追加分に関してはやむなく担当者を交代してもらったと言う事情がプロデューサーの魚丸氏から明かされている。

**性能 [#bf41d1f4]

金剛型のネームシップ。自身を含めた金剛型に強力なバフを掛けるスキルを持っている。
単体としての素の性能は平均的な巡洋戦艦だが、自分のスキルで自身も強化されるのでスペック以上の性能を持つ。
特に後半の海域では、敵の戦艦の攻撃を食らえば痛い炎上ダメージを食らい、ボスの軽巡、駆逐は高い回避を持ち、鬼のような弾幕をばらまくので戦闘時間が長い程被害が拡大していく。
それらを一手に解決する「火力、回避、命中上昇」は9〜11章に相性抜群。
自身にも強化が掛かるおかげで、単体でもほぼ完成しているキャラではあるが、せっかくなので編成時は出来るだけ姉妹の誰かと一緒に入れたい。

-相互に守りあいつつ弱点だった妹の火力も補える[[比叡]]
-主砲威力を超強化する形になる[[榛名]]
-榛名と同系統ながら、三式弾幕のお陰で雑魚への制圧力が高い[[霧島]]
と、三者三様の組み合わせになっている。

また対空も高く、主力戦艦の中では高い対空を持つ[[サウスダコタ]]、[[フッド]]に次ぐほどの性能。対空が重要とされている12章でも活躍できるだろう。

***スキル [#o81c932c]
-「栄光轟く一番艦」
自身が戦闘不能にならない限り、同艦隊中の金剛型 (金剛、[[比叡]]、[[榛名]]、[[霧島]]) の火力・命中・回避がアップする。
元々戦艦・巡戦は命中、回避ともに低めであり、バフ効果で伸びる程度でも結構恩恵が大きい。
例えばハード7-4の雪風や10章、11章の駆逐・軽巡敵にはこちらのLvがカンスト&安全海域にしていても割とミスが発生する。
同様に後半海域の戦艦砲撃は弾自体非常に痛い上に炎上ダメージも洒落にならない為、回避でやり過ごせる可能性が高まるのはありがたい。

**オススメ装備/編成 [#rdb1030b]
***主砲 [#z9332681]
-[[406mm三連装砲MK6]]
--発砲時のスキルが無いので火力重視

***副砲 [#w0db95fc]
-[[152mm三連装砲A]]
--榴弾のショットガン。B砲より弾速が早い
-[[152mm連装砲B]]
--徹甲弾。弾速は遅いが貫通していく
-[[155mm三連装砲]]
--演習向きだが金装備なので入手に難あり

***対空 [#mc64486b]
-[[113mm連装高角砲]]
定番の強力な対空砲。

***設備 [#f6095f79]
-[[消火装置]]T3
--9章以後に出すなら主力にはつけておきたい装備
-[[応急修理装置]]T3
--定番その1
-[[自動装填機構]]T3
--主力の定番その2
-[[火器管制レーダー]]T3
--火力と命中が上がる装備。
-[[SGレーダー]]T3
--厄介な『みゆ』回避のために。命中も大幅に上がる

***編成 [#jb45dabd]
-[[比叡]]、[[榛名]]、[[霧島]]
--金剛型の妹たち。スキルを活かすために誰か一人は一緒に編成したい。
金剛の為…と言うよりかは、妹達のポテンシャルを引き出す為に金剛を併せて起用する意味合いが強い。
-[[三笠]]
--強力な戦艦向けスキルを持つ。金剛が単独でも完成されてる事を生かして、より強化するための組み合わせ

**キャラクター [#j2f3dc02]

長い金髪をたなびかせる金剛型姉妹の長女。高貴な振る舞いが特徴的だが、妹と比べて勝利に厳しい面がある模様。
[[レナウン]]を髣髴させるロイヤル風味の容姿をしており、イギリスで建造されたことを示している。

別のゲームで顔的な存在となっている艦船であり、アズールレーンでも長らくプレイアブルでの登場が待望されていた。
元の艦船がイギリスで建造された経緯から擬人化では金髪碧眼にされることが多く、アズールレーンでもそれを踏襲している。
敵艦船のみで登場していた時は重桜艦の特徴である獣化の要素が皆無であったが、プレイアブルでの追加に当たって帽子に小さなツノを生やしている。
ただし、本人曰くこのツノは「飾り」であり、本体は全く獣化していないとのこと。
そうだとすると、同じくロイヤル建造で金剛の先輩に当たる[[三笠]]の立派なツノも飾りなのだろうか……?
//本国版では、自軍に組み込むと名前が鯉に置き換わる。日本鬼子の艦を味方にする時は畜生やその他動物の名に置き換えなければならないという
//中共の規制が原因である。
//金剛に限った事情ではないのと政治論争のため一時コメントアウト

自己紹介セリフにもあるが、1930年代前半の短期間で3回にわたり連合艦隊旗艦を務めたことがある。「七代目」を称しているが、一般には諸説あるところ(([[wikipedia:連合艦隊#歴代旗艦>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%90%88%E8%89%A6%E9%9A%8A#%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E6%97%97%E8%89%A6]]も参照。))。

*元ネタ [#o6161fc6]

日本軍金剛型巡洋戦艦1番艦・金剛 (こんごう/こんかう)。艦名は大阪府と奈良県の境にある金剛山に由来する。日本海軍初の超弩級戦艦にして、最後に日本国外 (イギリス・ヴィッカース社) に発注された軍艦になる。1913年8月16日竣工。レイテ沖海戦の翌月、1944年11月21日にアメリカ軍バラオ級潜水艦シーライオン(SS-315、未実装)の雷撃をうけ沈没した。

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-大日本帝国海軍の金剛型巡洋戦艦1番艦・金剛。艦名は、大阪府と奈良県の境にある金剛山に由来する。
--「金剛」とはダイヤモンドの事で、強固な意思や揺ぎ無い仏の教えを象徴するものとして扱われてきた。当時の仮名遣いでの表記は「こんかう」。
--艦内社として、大阪府南河内郡千早赤阪村にある建水分神社の分祀を受けている。同社は南北朝時代の南朝方、後醍醐天皇配下の武将で「忠臣の鑑」として顕彰された楠木正成が再興したことでも有名。
-金剛型のネームシップにして、帝国海軍としては最後に外国(英国ヴィッカース社)へ発注された大型艦。ゲーム内では、[[妹>比叡]][[た>榛名]][[ち>霧島]]と一線を画したロイヤル陣営風の衣装にそれが反映されている。
--英国では進水式の際にシャンパンボトルを艦首にぶつけて割るのが通例であったが、当時の日本では古来からの慣習でハトが入った薬玉を割るのが一般的であった。
彼女の進水式の際に日本側の要望でこれを行ったところ、イギリス人が珍しがって喜んだというエピソードがある。
--最新の戦艦建造技術を自国建造技術へ導入するためにイギリスで建造された(特に金剛以降の金剛型においては、本艦を参考にして別々の造船会社で建造されている)。
現代では軍事技術の譲渡はたとえ同盟国であってもほぼ有り得ない(自衛隊が装備するアメリカ製兵器でも、修理はユニットごとの交換か米国移送となり、中を開けて覗く事は許されない)が、当時はこういった形での技術移転のケースが多かった。
当時の日英関係が極めて良好であったこともあり、金剛型は当時の最新技術・設計の粋を集めて建造された。
--金剛型の原型は、オスマン・トルコ帝国向け建造していた戦艦レシャド五世に準じたとする説がある。
--ヴィッカース社としては、実績がないため本国海軍に提案しても承諾されないような実験的な新技術を盛り込み、何の制約も無く最新技術を実証する機会であると同時に、何か問題が起きても自国の軍艦ではないので責任は持たない、といった思惑があっただろうことは想像に難くない。
---また、軍事産業による金儲けの側面も多分に有った。軍事先進国である欧州各国の企業は、日本のような軍拡を進める新興国への売り込みに余念が無かった。
これが過熱した結果、海軍高官が軍艦をどの企業に発注するかを賄賂で決めた「シーメンス事件」のような汚職事件も発生した。
---結果としてすべてがうまくかみ合い、%%いわゆる英国面とは程遠い%%極めて優秀な巡洋戦艦として生まれ落ちた。後の戦争では日本から金剛級をレンタルするという話まで出たほど(日本側の事情により実現せず)。

#region(艦歴よくばりセット)
-世界は軍拡の動きを見せ始めていた。他国の脅威に対抗するため、日本も戦艦の建造に着手。薩摩型戦艦2隻の建造を始めた。
ところが1906年、イギリスが弩級戦艦ドレッドノートを建造。驚異的な性能を前に、それまでの戦艦は全て旧式化。
後の世に言うドレッドノート・ショックである。薩摩型戦艦は最新鋭でありながら前弩級戦艦、つまり旧式扱いにされてしまった。
勢い付いたイギリスはそのドレッドノートを上回る超弩級戦艦オライオンの建造に着手。目まぐるしく変わる世界基準に付いていけない
日本は、どう建艦すれば良いか分からず頭を抱える。そこで本物の建艦技術を持つイギリスに建造を依頼。
当時は日英同盟が結ばれており、しかも日本海海戦でバルチック艦隊を破った[[三笠]]はイギリス製で、最高の宣伝をして貰った事もあり
イギリス側は快諾。発注に際し、日本側の技術者の派遣を許可。図面の提供も取り付けた。こうして金剛はイギリスで産声を上げる。
-1909年度計画で、伊号装甲巡洋艦として建造が決定。1910年6月5日、軍艦金剛と命名される。先述の通り船体はイギリスに発注。
1911年1月17日、ヴィッカース社のバロー・イン・ファーネス造船所にて起工。1912年5月18日に進水し、バクルーチ船渠へ回航。
1913年4月12日、ベルファスト造船所に回航され艦底調査と照準機検査を受ける。そして同年8月16日に竣工する。横須賀鎮守府所属となり、
熱田丸で運ばれてきた回航要員600名によって日本へ運ばれた。喜望峰を回り、シンガポールを経由して11月5日に横須賀到着。
-金剛型4隻が揃い踏みした1915年、海軍を持つ列強国はこの4隻を世界最強の高速戦艦部隊と賞賛した。

-''第一次世界大戦''では妹の比叡とともに第一艦隊を結成し旗艦を務める。
1914年8月26日、横須賀を出発。ミッドウェー島近海を遊弋し、ドイツ東洋艦隊の出現に備えた。
当時アメリカは中立国だったためドイツ海軍の艦艇が補給に現れる可能性があったのだ。
9月1日早朝、ホノルルの領事館から「独巡洋艦ニュルンベルクが入港した」との報告を受け、
ミッドウェー島から帰投していた金剛は作戦を続行、ニュルンベルクの捕捉に努めた。
-大戦中の1917年6月には「鼻」や「羅生門」などの作品で有名な文豪の芥川龍之介が横須賀から岩国まで乗艦し、その体験を『軍艦金剛航海記』に記している。
芥川は横須賀の海軍機関学校で嘱託の英語教諭を務めており、その縁で乗艦が実現した。『航海記』のラストでは「マストの上へ帽子をかぶつてゐる軍艦の夢を見た」と、
あたかも金剛を擬人化させたような一文が見られる。
--この一文は後年に「艦船擬人化ジャンルのルーツ」として紹介されるようになったが、アズールレーンのように帽子をかぶらせている擬人化は意外に少ない。
--『軍艦金剛航海記』は著作権の保護期間を満了しているため、青空文庫などで無料で読むことができる。当時の水兵の生活やボイラー室の過酷な環境などがつぶさに描かれており、
実際の戦艦に関心がある人には興味深い内容であろう。
~
-1923年9月1日、関東大震災が発生。帝都や横浜方面が壊滅的被害を受ける。この時、連合艦隊は本土から離れた場所で演習をしていた。
第二艦隊旗艦の金剛の下にも、連合艦隊司令部より被災を知らせる電文が届く。
「第二艦隊は 東京芝浦海岸に転進し 艦隊の全力を挙げて 支援物資の 揚陸を開始されたし。」
これを受けた艦長の関干城大佐は第五戦速を指示し、後続艦に発光信号を送らせた。
-9月6日午後、第二艦隊は芝浦沖に到着。技術研究所及び海軍関係の通信線を守らせるため、
金剛と[[長門]]から銃で武装した一個小隊を毎日派出するよう命じられている。
-1926年11月22日、画報「海軍」に掲載する写真を撮るため、金剛艦内の撮影が許可された。

-1927年8月24日夜、美保関事件が発生。[[神通]]と駆逐艦蕨が衝突し、[[神通]]が大破。蕨が沈没するという大惨事に発展した。
金剛は大破した[[神通]]を曳航し、舞鶴まで連れ帰った。同年10月30日、横浜沖で行われた特別大演習観艦式に参列。
日本初のラジオを使って、観艦式の実況を行った。
-1928年12月1日、横須賀海軍工廠で第一次近代化改修を受ける。3本あった煙突は2本にまとめられ、機関をロ号艦本式重油専焼缶4基と重油・石炭混焼缶6基に換装。
主砲弾の数を増やすため弾薬庫を拡大し、水上機運用能力を持たせた。改装の結果、速力がやや低下した。1931年6月15日、完了。
防御力強化と速力低下に伴って、金剛型は巡洋戦艦から戦艦に改められている。
-1931年12月1日、第一艦隊に編入され連合艦隊旗艦の座に就く。
-1933年1月26日、射出機の公試発射を実施。2月3日、連合艦隊旗艦を[[陸奥]]に譲渡。10月4日、横須賀工廠でマストの改正工事を受ける。
-1934年1月31日、横須賀工廠から出渠。7月8日、下関海峡を通過し日本一周巡航に出る。
-1935年6月1日、佐世保鎮守府に転籍。同日付で第二予備艦となり、横須賀工廠にて第二次近代化改修を実施。測距儀が10m級になり、
機関を8基に増設。これに伴って出力が13万6000馬力に強化され、速力30ノットの快足を獲得。排水量は約3万2000トンに増加した。
副砲2門が撤去され、代わりに25mm連装機銃10基を装備。1937年1月8日に出渠。
--イギリス生まれの金剛には、ヴィッカース甲板という特製の装甲が使われていた。その強靭さは世界最先端で、改装で使った工作用ドリルが曲がってしまうほどだった。
これを見て、関係者一同が感嘆したというエピソードがある。また国産の[[比叡]]、[[霧島]]、[[榛名]]はちぐはぐな部分が多かったが、
金剛にはそのような箇所は無く、実にスマートだったと証言が残っている。海洋大国イギリスの技術力の高さには舌を巻く。

-支那事変が勃発した後は、華南方面で活動。1938年4月13日、搭載機が福州を爆撃した。
-1939年10月20日、佐世保工廠で訓令工事に着手。12月28日に出渠する。

-1940年11月25日、出師準備に伴って特別役務艦となり、佐世保工廠で近代化改修を受ける。主砲用の方位盤照準装置を九四式一型から、一型改三に変更。
給弾装置を改良し、主砲・副砲間の装甲を追加。また対磁気機雷用の舷外電路を装着し、バルジに水密鋼管の充填が行われた。
工事は1941年4月10日に完了し、第一艦隊第三戦隊に編入。
--1940年、アメリカはアイオワ級戦艦の建造に着手した。帝國海軍が擁する金剛型の脅威を打ち払うため、金剛を上回る速力が求められた。
老朽艦になってもなお、金剛型は厄介な敵として認識されていたようである。
-1941年12月8日、''大東亜戦争''が勃発。大東亜戦争に参加した現役の艦の中では最高齢だった。
まずは''マレー上陸作戦''に参加し、船団の護衛についていた。そんな中、
[[プリンス・オブ・ウェールズ]]率いるZ部隊が出現したとの報告が入ってきた。
--[[プリンス・オブ・ウェールズ]]は、帝國海軍にとって計画に破綻を及ぼしかねない難敵だった。
金剛、[[榛名]]と重巡7隻を中核とした打撃部隊が対抗戦力だったが、勝ち目は薄かった。[[レパルス]]はともかく、
[[プリンス・オブ・ウェールズ]]は全ての面において金剛型を凌駕した。砲撃戦になれば、射程圏外から一方的に
撃たれてしまう。しかも噂によると[[プリンス・オブ・ウェールズ]]には射撃管制レーダーが備わっており、
もし情報通りであれば正確無比な砲撃が攻撃圏外から飛んでくるのである。仮に対決が実現していた場合、
開戦劈頭に虎の子の高速戦艦を失うという大打撃が待っていたのかもしれない。
ところが出撃した航空機によって2隻が撃沈されてしまったため、金剛型の出番は無かった。
余談だが、知らず知らずのうちに一時的とはいえ砲戦可能距離にまで両艦が接近していた事が作戦後に判明している。
~
-1942年2月16日からは快足を買われ、機動部隊の護衛につく。2月18日、ポートダーウィン空襲に参加。その後、東南アジアへ転戦し、
[[榛名]]とともにクリスマス島に20分間の砲撃を加えた。同島から降伏の使者が現れたが、島を占領をする陸戦隊を持ち合わせていなかったため、
そのまま逃げてしまった。
-4月5日、機動部隊を護衛して''セイロン沖海戦''に参加。開戦後、ばらばらに行動していた金剛型4隻が肩を並べた。
翌6日、イギリス艦隊の追跡任務を受けたが作戦中止に伴って本隊へ復帰。トリンコマリ攻撃中の4月9日、
イギリス軍機から空襲を受けるも回避に成功。作戦後の4月22日、佐世保に帰投。連戦の疲れを癒す。
-5月23日、佐世保を出港し艦隊集結地の柱島へ回航される。5月29日、戦艦大和率いる主力艦隊の一員として柱島を出港。
6月7日に行われる予定のミッドウェー上陸作戦を支援し、米艦隊出現の際は迎撃する任務を帯びていた。
-6月5日、''ミッドウェー海戦''に参加。ところが金剛は後方の主力隊に所属していたため戦局に寄与する事が出来ず、大敗を喫する。同月24日、川内湾に入港。
再び出撃して、アリューシャン方面の作戦を支援。アッツ島及びキスカ島の奪還に現れるであろう米艦隊を警戒した。
-7月11日、横須賀に帰投。柱島に回航され、訓練に励んでいるとガダルカナル島に米軍襲来の報が飛び込んでくる。この危急を受け、9月6日に呉を出港。
トラックに入港し、ソロモン戦線に身を投じる。9月14日、敵爆撃機7機から投弾を受けるも回避。
-米軍は、日本側が建造していた飛行場を奪取し、多数の航空機を進出させていた。このヘンダーソン飛行場から現れる敵機が、
作戦の大きな妨げとなっており、頭を悩ませた帝國海軍は戦艦による殴り込みを立案した。
-10月4日、山本五十六長官は「第二十五号機密命令」を発令し、栗田中将指揮下の第三艦隊がガ島に突入する事になった。
この計画が示された時、一部の士官からは「長官は艦隊の起用を誤っている。虎の子の高速戦艦を犬死させるつもりなのか」と猛反発した。
だが山本長官はその声に耳を傾けなかった。ガ島で苦しむ陸軍の救援を約束した以上、反故には出来ない。
-作戦遂行のために、日本側は秘密兵器を用意した。それは「三式弾」である。
10月6日夜、トラック泊地内で金剛と[[榛名]]を実験艦として三式弾の試射が行われた。パアッと明るい閃光が迸ったかと思いきや、
夜空が真紅に染まって燃え上がった。これを見ていた愛宕の乗員からは歓声が上がったという。
--金剛の艦長、小柳富次大佐は自身の手記に「無謀な作戦」と評した。「これに参加した第三戦隊の2隻は、生きては帰らぬ悲壮な決心であった」と綴っている。
-10月11日早朝、金剛と[[榛名]]は駆逐艦9隻と軽巡1隻の護衛を受けてトラックを出港。
同日夜、先発した[[青葉]]らがサボ島沖で米艦隊の待ち伏せに遭って半壊、攻撃は失敗に終わった。
これにより金剛艦内では「既に作戦が露見しており、第六戦隊同様に待ち伏せされるのではないか?」という考えと
「第六戦隊の弔い合戦だ!」と息巻く雰囲気が混ざり合い、緊張していた。こうして''ヘンダーソン飛行場砲撃''が幕を開けた。

-10月13日午後10時30分、金剛はエスペランス岬の灯火を発見。射撃体勢に入った。速力を18ノットに落とし、慎重に進む。
ルンガ岬には米軍の陸上砲台が睨んでいるため、かの砲台の射程圏外から砲撃する事に決定。
幸運な事に、敵の待ち伏せ艦隊はいなかった。水上機が落とした吊光弾を頼りに23時37分、巨砲が吼えた。
三式弾104発を含む合計918発がヘンダーソン飛行場に降り注ぎ、駐機していた航空機50機を悉く破壊。ガソリンにも引火し、断続的な爆発を引き起こした。
飛行場南西のアウステン山に潜伏していた観測員から情報を受け、射撃を修正。ヘンダーソン飛行場は地獄と化した。
居合わせた米兵はこの威力に恐怖し、「戦艦1隻の砲撃は、地上軍四個師団の攻撃に相当する」と言わしめた。
ガダルカナル島で苦戦していた第17軍も「野砲1000門に匹敵」と歓喜した。
突然の砲撃に、米軍側は有効な反撃が出来ず、僅かな魚雷艇が迎撃に出た程度である。
三式弾を撃ち尽くした後、今度は零式弾を装填。砲撃を再開する。
--23時46分、ルンガ岬に配備されていた米海兵隊のサーチライトが金剛を捉え、沿岸の12.7cm砲で反撃してきた。しかし距離が遠すぎて命中せず。
このため手前の駆逐艦を狙ったが、これまた命中せず。7分後、金剛と[[榛名]]はこのサーチライトに対して副砲で攻撃する。
-翌14日午前0時10分、180度回頭。来た道を戻りながら砲撃を続ける。徹甲弾が飛行場に大穴を穿ち、火勢を強くする。
米兵たちはただ壕の中で嵐が過ぎ去るのを待った。相変わらずルンガ岬からは砲弾が飛んでくるが、どれも遥か手前に着弾して命中しない。
まさに一方的な攻撃だった。0時30分、金剛の見張り員が迫る雷跡を発見し、回避運動を取る。が、これはツラギ島から照射されたサーチライトだった。
しかしそのサーチライトの光に紛れて4隻の魚雷艇が接近していた。このうちの1隻が長波に向けて魚雷を発射したため、長波も反撃。
これを見て司令の栗田健男中将は予定を繰り上げて、0時56分に射撃中止を命令。足早に退却していった。
-飛行場を包む大火は夜が明けても止まらなかった。砲撃により米兵40名が死亡。駐機していた航空機90機のうち48機が破壊され、
残った航空機は半分以下の42機しかなかった。B-24爆撃機も8機中2機が破壊され、航空燃料の大半が焼失した。滑走路にも3発が着弾、一時的に使用不能にする。
しかし米軍の物量は凄まじかった。砲撃の翌日には不完全ながら応急修理を終え、航空機の発着が可能となっていた。
また米軍が独自に建設した飛行場は全くの手付かずだった事で、今後も航空攻撃を受け続ける羽目になる。
地上要員は破壊されたタンクから燃料を取り出したり、地中に埋めておいたドラム缶400個を掘り起こして、二日分の燃料を確保。エアカバーの維持に腐心した。
--飛行場砲撃が成功した事で、上層部は再度金剛と[[榛名]]に飛行場砲撃を命じようとした。ところが、[[榛名]]がドーントレス4機の急降下爆撃を受けて損傷。
これを受けて急遽戦力を交代し、今度は妹の[[比叡]]と[[霧島]]が三式弾を携えてトラックを出撃した。ところが米艦隊と鉢合わせし、大混戦となる。
最終的に[[比叡]]と[[霧島]]は同時に沈没、金剛型はその数を半減させた。
--戦艦の砲撃を目の当たりにしたアメリカ軍は、効果的な戦術として自身の作戦に取り込んだ。
ここでの手痛い損害は、のちのサイパン、硫黄島、沖縄攻略戦で活かされる事になる。
-11月13日14時、第三次ソロモン海戦から生還した挺身隊と合流。駆逐艦に燃料補給を実施する。
~
-1943年1月31日、''ガダルカナル島撤退作戦''に参加し、2月9日にトラックへ帰投。同月20日、母港の佐世保に帰投し入渠。
妹の[[比叡]]が死を以って示した戦訓を活かし、操舵室の防御を強化。副砲を撤去して代わりに機銃を装備した。3月19日、出渠。
-4月1日、[[榛名]]と呉第7特別陸戦隊を乗せて出港。トラック諸島に進出する。4月17日、海軍甲事件により山本五十六長官が戦死。
その遺骨を乗せた戦艦武蔵を護衛してトラック出港、横須賀に帰投した。その後、米軍によるアッツ島上陸が始まったため横須賀にて待機する。
6月16日、迎撃部隊に編入されるが作戦は中止。再びトラックへ進出。同月21日、入港直前に米潜水艦スペアフィッシュに追跡され、
龍鳳目掛けて雷撃されたが命中せず。次弾装填中に駆逐艦に発見されたため、急速潜航して離脱した。
ナウル島へ送られる横須賀第二特別陸戦隊412名、軍需品約100トン、重油150トンを軽巡洋艦那珂へ委譲。
-9月17日、神出鬼没な米機動部隊に決戦を挑む''Z作戦''によりトラックを出港し東進。翌18日、第15任務部隊がギルバート諸島の
マキンとタラワを空襲し、第二二航空戦隊の零戦や一式陸攻を破壊してしまった。これを迎撃するため日本艦隊は東進を続け、
同月20日にマーシャル諸島のブラウン島に入港。瑞鳳の合流を待って再出撃し、タラワに向かって急行していたが
第15任務部隊はハワイに引き上げてしまった。小沢中将は敵に逃げられた事を悟り、9月23日にトラックへ帰港した。
-10月5日、今度は第14任務部隊がウェーキ島を空襲。現地の零戦や一式陸攻がまた破壊されてしまう。
暗号解析の結果、米空母が作戦行動を起こす可能性が高いと踏んだ日本側はZ一号作戦を発令。10月17日に出港、
ブラウン島を経由してウェーキ島に向かった。10月23日、ウェーキ島近海に到着するが敵艦隊の姿は無し。
またしても敵に逃げられてしまった。ウェーク島西方で索敵と訓練を行ったのち、10月26日に帰投。無駄な結果に終わってしまった。
以降、戦艦の乗員は基地設営に駆り出される事になる。
-12月11日、トラックを出港。佐世保へ帰港する。
~
-1944年1月30日、佐世保工廠に入渠。諸公試と副砲の射撃実験をしつつ内地を転々とする。3月1日、金剛は第二艦隊に転属。
そして第二、第三艦隊を以って第一機動艦隊を編成した。3月15日、洲本を出港してリンガ泊地へ進出。3月31日正午、接岸。
現地で便乗者を下ろし、あ号作戦に向けて訓練を行う。4月16日、[[長門]]を除く全ての艦が出港し、航空戦教練を実施。
-アメリカ軍のマリアナ諸島襲来を受け、あ号作戦準備が発令。5月16日、リンガ泊地を出港しタウイタウイに進出する。
ここでも訓練に励むが、湾の出口には米潜水艦が手ぐすね引いて待ち構えており、訓練の妨げになった。
対潜掃討に向かった駆逐艦も5隻が撃沈され、決戦前から戦力をすり減らしている。5月20日、あ号作戦発令。
司令官の小沢治三郎中将が[[大鳳]]艦上で訓示を述べた。6月13日午前、タウイタウイ出港。
あ号作戦決戦準備発令に伴い、ギマラス泊地へ進出。最後の燃料補給を行い、米機動部隊に決戦を挑む。
-6月19日、''マリアナ沖海戦''が生起。金剛は本隊に属し、旗艦[[大鳳]]や[[翔鶴]]の護衛についたが、
海中からの刺客に刺され、新鋭空母[[大鳳]]と[[翔鶴]]を喪失。翌20日、スプルーアンス長官率いる米機動部隊の反撃が始まる。
対空戦闘をしながら敵艦載機の攻撃を回避する金剛であったが、[[飛鷹]]を失って大敗。沖縄の中城湾を経由して柱島に帰投した。
-7月8日、第三戦隊旗艦となり[[長門]]や[[愛宕]]、大和、第10戦隊とともに呉を出港。沖縄に第28師団兵員と物資を揚陸し、そのまま南方へ進出した。
同月19日、新南諸島北方で米潜水艦から4本の魚雷が伸びてくるも回避に成功。翌20日、シンガポールに入港。訓練を実施する。
-10月18日午前3時、抜錨。僚艦とともにリンガ泊地を出港し、敵潜水艦を警戒しながらジグザク航行。三日後、ブルネイに入港。
各艦指定された錨地へ赴き、待機していた油槽船から燃料補給を受けた。既にレイテ湾にはマッカーサー率いるアメリカ陸軍が橋頭堡を築いており、
大本営は''捷一号作戦''を発令。各艦の指揮官は旗艦[[愛宕]]に集結し、レイテ作戦の最後の打ち合わせを行った。
10月21日、栗田健男中将は訓示を行った。「国破れて艦隊が残るも恥さらしであろう。大本営は本艦隊に死に場所を与えるつもりと僕は思う。
世の中には奇跡もある。仇敵ハルゼー、ミッチャー、キンケードの機動部隊を撃滅する機会もあるのだ。願わくば自重奮戦せよ。」

-帝國海軍は生き残っていた艦艇をかき集め、四つの艦隊を編成した。金剛は戦艦大和率いる主力・栗田艦隊に編入され、
敵が揚陸しているレイテ湾への突入を目指した。10月22日、ブルネイ出港。大和と武蔵を擁する第一部隊後方約1万mにつき、ジグザク航法をしつつ進撃する。
レイテ湾に向かうには、どうしても危険なパラワン水道を抜けなくてはならなかった。
-10月23日、そのパラワン水道を航行中に敵潜水艦の襲撃を受ける。雷撃で旗艦[[愛宕]]と[[摩耶]]を失い、[[高雄]]も大破。
決戦場までまだまだ遠いにも関わらず、初動で3隻の重巡を失ってしまった。
-10月24日早朝、シブヤン海を航行中に1機の敵偵察機に発見される。全艦艇が警戒する中、ついに約100機の敵機が出現。
大和と武蔵から主砲が放たれ、三式弾が炸裂する。シブヤン海海戦の生起である。戦艦武蔵は敵機の集中攻撃を受け、
その身を海底に没した。金剛も敵機に狙われたが、命中はしなかった。前日の雷撃と合わせ、栗田艦隊は大打撃を受けてしまう。
日没を以って敵機から解放されたものの、生き残った艦艇は各々損傷していた。

-10月25日はスコールが相次ぐ不安定な天候だった。[[扶桑]]、[[山城]]を擁する西村艦隊壊滅の報が届き、不吉な予感を漂わせる。
午前6時30分、水平線にマストのようなものを認めた。相手はタフィ3と呼ばれる敵の小規模な機動部隊だった。絶好の獲物を発見し、
幕僚の中には嬉し涙を流し、絶叫した者もいたとか。さっそく砲撃した事で、サマール沖海戦が生起する。
--午前7時、金剛は敵空母ガンビア・ベイを砲撃。世にも珍しい「戦艦が空母を砲撃する」現象が起きた。脆弱なところを狙われたタフィ3は、煙幕を展開。
駆逐艦に護衛されながら東方へ退避する。その間に攻撃機を放って反撃を試みる。敵空母から飛来した2、3機の敵機が機銃掃射で進路を阻んでくる。
午前7時22分、敵の機銃により射撃指揮所の隣にある測距儀が破壊され、使用不能になる。艦載機の抵抗により、タフィ3をスコールの中へ逃がしてしまい、見失う。
そこへ金剛に向かって4本の魚雷が伸びてくる。左へ緊急回避したあと、敵艦隊の捜索を行う。たびたび来襲する敵機に悩まされながら、
午前7時59分に敵空母ガンビア・ベイを発見。金剛は1万6000mの地点から砲撃し、同時に副砲も火を噴く。命中弾を出したが、
敵は商船を改造した即席空母だったため信管が作動せず、砲弾が突き抜けてしまった。だが飛行甲板と格納庫に火災を生じさせる事には成功する。
速力が11ノットに落ちて落伍したガンビア・ベイは、金剛から猛攻撃を受ける。金剛側は喫水線下を集中攻撃し、12発の命中弾を与える。
蜂の巣になったガンビア・ベイは遂に足を止め、午前8時50分に大爆発を起こして沈没した。
金剛は「敵空母[[エンタープライズ]]型を近距離で撃沈」と報告。
--敵空母を仕留めた金剛は、次なる目標に向けて突撃。午前9時、使用不能になっていた測距儀が直ったが、同時に米駆逐艦ホールが出現する。
この敵艦に向けて金剛は一斉射。撃沈こそ叶わなかったが、艦橋・無線装置・後部機関室・左舷のスクリューを破壊し、大破へと追いやる。
それでも金剛に向けて魚雷4本を放つが、回避される。その後、満身創痍と化したホールは金剛と重巡から滅多打ちにされて沈没した。
--また、煙幕から単艦突撃してきた敵駆逐艦サミュエル・B・ロバーツを迎撃。午前9時、36cm砲を一斉射し、1発の命中弾を与える。
戦艦の砲撃だけあってロバーツは大ダメージを負い、炎上。発電室も破壊された。煙突から後部の施設は全て使い物にならなくなった。
やがて電力を喪失して立ち往生。総員退去の命令が出されたが、二番砲の砲員は人力で弾丸を装填し、反撃。
勇敢だったが、これが命取りになった。7射目の時、火薬に引火して大爆発。砲員のほぼ全員が即死し、生き残った者も重度の火傷を負った。
残骸と化したロバーツを、第17駆逐隊をトドメを刺した。

-午前10時、敵機はいなくなり砲声も止んだ。旗艦任務を引き継いだ戦艦大和から集合の号令が下り、残存の艦艇が集まる。既に大型艦9隻が撃沈・大破落伍という惨状だった。
午前11時、敵機が襲来する。金剛に数発のロケット弾が命中し、損傷。敵の波状攻撃は続き、栗田艦隊は滅多打ちにされた。
築かれた水柱が指揮所の横にまで上がり、どす黒い海水が金剛を濡らす。航海長の巧みな操艦により、かろうじて命中弾は抑えられていた。
だが至近弾の爆風で機銃員が吹き飛ばされ、機関室通風孔の金網に叩きつけられて戦死。また機銃掃射で見張り員数名が殺害された。
午後1時58分、金剛に約20機の敵機が殺到し、至近弾5発を受ける。衝撃波で装甲が軋み、隆起。舷側重油タンクも損傷し、重油307kgを亡失した。
この攻撃で戦死者12名、負傷者48名を出した。生き残った艦艇の中では、金剛が最も重傷だったという。

-レイテ湾を目前にして栗田艦隊は反転、10月28日にブルネイへ帰投した。金剛の船体には生々しい傷跡が残されていた。レイテ沖海戦は帝國海軍の敗北に終わった。
多数の艦艇を失った帝國海軍は最早組織的抵抗が出来ず、以降は散発的な攻撃のみとなる。
10月30日正午頃、連合軍の爆撃機20機が泊地を襲撃。とどめを刺さんと襲ってきたが、熾烈な対空砲火で迎撃。12機が撃墜され、味方は被害無しという
完勝となった。この勝利がせめてもの慰めと言えよう。
-ブルネイ基地には損傷した艦艇が集まっていた。しかしブルネイは連合軍の爆撃圏内であり、危険な場所に主力艦艇を停泊させておく訳には行かなかった。
そこで帝國海軍は戦艦群に本土へ帰還するよう命じた。11月16日、戦艦大和や長門とともにブルネイを出港。
矢矧、金剛、大和、長門の順で単縦陣を組み、18ノットの速力で北上し始めた。神出鬼没な米機動部隊の襲撃を避けるため、大陸寄りの西側航路を選択。
米潜水艦の待ち伏せが多いバシー海峡を荒天に紛れる事で突破。何事も無く航海は続き、本土まで後半分のところまで来た。
だが、荒れた海の中を追跡する影があった。米潜水艦シーライオンである。
--台湾の北方40マイルを水上航行していたシーライオン。当直将校のベイト中尉は、発令所から「レーダーに感あり」と報告を受ける。
最初は台湾の陸岸だろうと取り合わなかったが、繰り返し反応があると報告を受け、距離も数千mと近い事からリーチ艦長に伝える。
戦艦2隻、大型巡洋艦らしきもの2隻を捕捉し、飛び起きたリーチ艦長は軍服に着替えて全力航行を命じた。
闇夜に包まれていたが、レーダーを頼りに急速接近。敵は16ノットと高速で、急いで肉薄しないと間に合わなかった。
午前2時40分、シーライオンは敵艦隊の右舷正横まで進出。雷撃準備に入った。
~
-最期はレイテ沖海戦(正確にはその帰還中)。
1944年11月21日深夜、金剛は[[長門]]や大和らと共に台湾沖を航行していた。本土に近かった事が油断を誘ったのだろう。艦隊は対潜行動を取らずに進んでいた。
艦隊を追跡する米潜水艦シーライオンは、まず矢矧に狙いをつけた。しかし途中で大物狙いに変え、金剛に照準を定める。
午前2時56分、距離2700mから6本の魚雷を放った。そのうちの2本が命中。レイテ沖海戦で至近弾を浸水被害を受けていた艦体は見る見るうちに破損箇所が拡大。
--命中した魚雷の数から見て、艦長以下要員はそれほど心配していなかった。乗組員も慌てる事無く、高角砲で海上を掃射。
米潜からの更なる攻撃を防ぐため18ノットで離脱するが、老朽艦だったためリベットが次々に緩み、浸水が深刻化。慌てて12ノットに落とす。
特に機関部付近に損傷を受けたのが致命的だった。浸入した海水で機関が停止、排水作業も上手く出来ずに傾斜が悪化していく。ついに艦隊から落伍し、
金剛は[[浜風]]と[[磯風]]に付き添われる。傾斜計が12度を指したところで一旦傾斜は止まった。ひとまず付近の基隆港へ向かうため、6ノットで這い始めた。
艦内では浸水を食い止めるため要員が作業を続けるが、再び艦が傾き始めた。とうとう傾斜は45度に達した。
もはやラッタルを昇って、上甲板に出る事すら難しくなっていた。傾斜が60度になったところで遂に総員退艦命令が下り、伝声菅・電話・拡声器・ブザーを使って全乗員に伝えられた。
その時、応急指揮所より「内務長戦死」の報が入った。驚いた艦長が怒鳴り声で復調を求めると、声にならない声が返ってきた。
内務長は浸水を食い止められなかった責任を取り、割腹自殺をしたのだ。また機関長も復旧が出来なかった責任を取って割腹している。
--生き残った乗組員は上へ上へと逃げ出した。既に艦底部は水で満たされており、機関室は水没していた。司令官、先任参謀、通信参謀、航海長の順に艦長へ最後の別れを告げ、
艦橋前面の窓から脱出していった。一方艦長は黙ったまま腰掛けていた。艦と運命を共にする気なのだろう。
被雷から約1時間半後、老朽艦は力尽きて転覆した。この一部始終をシーライオンは監視しており、いつでも次弾が撃てる状態で待機していたという。
--海面に脱出した乗員たちは、漆黒の海に投げ出されていた。とりあえずタタミやドラム缶といった浮いているものに掴まって、救助を待つ。
搭載機から漏れ出た燃料が海を黒く塗り潰したあと、金剛から発せられる炎で引火。一面を明るく照らす。最初は数百人の生存者が漂っていたが、
風に流されたり沈んだりして、その数を減らした。誰もが絶望を抱えたその時、「駆逐艦だ!」と叫ぶ声が聞こえてきた。
-当時艦歴30数年となる老朽艦であったのに加え、乗員もまさか雷撃で沈むとは考えていなかったために退艦が遅れ、1300名以上もの乗員が彼女と運命を共にした。
200名あまりの生存者は[[磯風]]・[[浜風]]に救助された。1945年1月20日、除籍。
--この時、長門を狙った雷撃の流れ弾が[[浦風]]に命中した。他の護衛駆逐艦は金剛の救助や他の戦艦の護衛にかかりきりになってしまったため、
浦風は乗員全員と共に海中に没した。
--金剛が閃光を放ち、沈没していく様子をリーチ艦長は「真夜中の日没」と称した。シーライオンは貪欲に次の獲物を求め、追跡を続行。
ところが無情にも天候に阻まれ、ハッチから大量の海水が浸入した事でついに断念した。
~
-余談だが、帝國陸軍は軍犬を育てて南方戦線や満州に投入していた。チンタオで生まれた7匹の子犬のうち、4匹のオスには戦艦のように強くなる願いを込めて、
金剛型4隻の名前が充てられた。残りのメス3匹には[[高雄]]、[[摩耶]]、[[那智]]と名付けられた。金剛は那智とともに満州に派遣された。
やがて満州事変が勃発し、1万2000名の敵兵がいる兵舎に僅か500名で夜襲する事になった。この時に金剛と那智は初陣を迎える。
数の不利を覆し敵を撃破したものの、金剛の腹部に敵弾が貫通して死亡した。この出来事は「犬の手柄」という題名で、1933年の国語の教材になった。
-現在、金剛のヤーロー缶を原寸大に復元したものが大和ミュージアムで展示されている。横には改装前と改装後の金剛の模型が置かれている。


#endregion

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TIME:"2018-12-15 (土) 16:55:52" REFERER:"http://azurlane.wikiru.jp/index.php?cmd=edit&page=%B6%E2%B9%E4"

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