#title(翔鶴の詳細・評価・オススメ装備)

[[艦種別リスト>キャラクター/艦種別]] > ''翔鶴''
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#contents
*基本情報 [#o602c0d6]
|CENTER:450|CENTER:84|CENTER:90|CENTER:84|CENTER:90|c
|~No.228|>|>|>|~プロフィール|
|&attachref(翔鶴全身.jpg,zoom,450x525);|~名前|>|>|&ruby(ショウカク){翔鶴};|
|~|~レアリティ|>|>|SSR|
|~|~艦種|>|>|空母|
|~|~陣営|>|>|重桜|
|~|~建造時間|>|>|04:30:00|
|~|~CV|>|>|種田梨沙|
|~|~イラスト|>|>|Enka|
|~|~耐久|B|~火力|E|
|~|~雷装|E|~回避|C|
|~|~対空|B|~航空|S|
|~|~航速|>|>|34|
|~|~SD|>|>|&attachref(翔鶴.gif,nolink);|
|>|>|>|>|~自己紹介|
|>|>|>|>|先輩たちが先にいなくなったせいで、航空部隊の要を担当しました。&br;妹と先輩達以上頑張ったのに、何故か弱い印象がついっちゃって……改めまして、&br;重桜艦隊の「被害担当」・翔鶴です。よろしくお願いしますね。うふふ♪|
|>|>|>|>|~入手方法|
|>|>|>|>|期間限定建造(2017/10/27〜2017/11/09)(2018/03/27〜2018/04/10)&br;[[建造(特型艦)>建造]]|

|>|>|>|>|>|>|>|>|~ステータス(MIN/MAX)|
|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:95|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:95|CENTER:61|CENTER:95|CENTER:96|c
|~耐久|1152|5954|~装甲|>|中装甲|~装填|44|104|
|~火力|0|0|~雷装|0|0|~回避|14|36|
|~対空|66|310|~航空|79|370|~消費|4|13|
|~対潜|0|0|>|>|>|>|>||

|~装備枠|~初期装備|~補正(MIN/MAX)|~最大数((各行動時に攻撃を行う砲座数や艦載機数))|
|CENTER:120|CENTER:369|CENTER:160|CENTER:160|c
|戦闘機|[[零戦21型]]T1|110%/110%|2|
|爆撃機|[[九九式艦爆]]T1|110%/110%|2|
|攻撃機|[[九七式艦攻]]T1|120%/150%|4|
|設備|-|-|-|
|設備|-|-|-|

|>|~スキル名|~効果|
|CENTER:60|CENTER:150|LEFT:610|c
|&attachref(img/五航戦_icon2.jpg,nolink,70%,五航戦);|五航戦|[[瑞鶴]]と一緒に出撃する時、自身の航空性能が12.0%(30.0%)アップ、&br;受けるダメージが5%アップ|
|&attachref(img/守護の鶴_icon2.jpg,nolink,70%,守護の鶴);|守護の鶴|航空攻撃後、12秒間味方の与えるダメージが4.0%(10.0%)アップ、&br;受けるダメージが4.0%(10.0%)ダウン|

//スキルアイコン→&attachref(img/スキル名_icon.jpg,nolink,70%);
//改造時に習得するスキルは色変え→BGCOLOR(#e9eefd):

|>|~上限突破|
|CENTER:60|LEFT:771|c
|~初段|攻撃機数+1/攻撃機補正+5%|
|~二段|攻撃隊上限+1/攻撃機数+1/攻撃機補正+10%|
|~三段|艦載機数+1/攻撃機補正+15%|

|~航空攻撃|~特殊弾幕スキル|
|CENTER:415|CENTER:416|c
|&attachref(翔鶴弾幕.gif,nolink);|-|

//&attachref();

上記情報の参照元:[[http://wiki.joyme.com/blhx/>http://wiki.joyme.com/blhx/%E7%BF%94%E9%B9%A4]]

//▼改造が実装されたら公開する
//**改造 [#f306c885]
//|CENTER:100|CENTER:200|CENTER:250|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:120|c
//|~改造内容|~詳細|~必要な設計図その他|~費用|~必須レベル|~必須レアリティ|
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
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//|||||||

//▼改造が実装されたら公開する
//***改造後MAXステータス
//|CENTER:216|CENTER:216|CENTER:216|c
//|>|>|~改造後MAXステータス|
//|~耐久|~装甲|~装填|
//||||
//|~火力|~雷装|~回避|
//||||
//|~防空|~航空|~消費|
//||||

//▼改造が実装されたら公開する
//***改造後のキャラ絵 [#m8d9d507]
//#region(改造後のキャラ絵を開く)
//|&attachref();|
//#endregion

//▼ケッコン衣装が実装されたら公開する
//*ケッコン [#cb880be9]
//#region(ケッコン衣装の絵を開く)
//|&attachref();|
//#endregion

//▼着せ替え衣装が実装されたら公開する
//*着せ替え
//#region(着せ替え画像を開く)
//|>|~○○○|
//|&attachref();|&attachref();|
//|>||
//#endregion

***MAXステータス [#e237b711]
|CENTER:216|CENTER:216|CENTER:216|c
|>|>|~LV110好感度200/LV120好感度200|
|~耐久|~装甲|~装填|
|6701/7109|中装甲|118/127|
|~火力|~雷装|~回避|
|0|0|49/60|
|~対空|~航空|~消費|
|348/369|413/435|13|
*ボイス [#q0d1e494]
#region(クリックでセリフ一覧を開く)
|~入手時|第五航空戦隊旗艦、翔鶴です。……一航戦の先輩たちについて?…「先輩たちを目標に頑張ります!」ってどう?うふふ♪今のはわ・ざ・とですよ?|
|~ログイン|知性は女の魅力と言いますけど……おかげさまで「先輩方」とはよくギスギスになっちゃいます−−うふふ、困っちゃいます♪|
|~詳細確認|この笛の調は、亡者を鎮める鎮魂曲……指揮官、一曲いかがでしょうか?うふふ♪|
|~メイン1|一航戦の先輩たちに振り回されて、指揮官も大変ですね…|
|~メイン2|前は加害者と被害者だったけど…これからもよろしくお願いしますね。レキシントンさん?|
|~メイン3|瑞鶴、ユニオンの「僚艦」にまた迷惑かけたら、今夜の天ぷらは…増やしておきますね?うふふ♪|
|~メイン4| |
|~メイン5| |
|~タッチ|指揮官、この笛の調べ、お聞きになりませんか?|
|~タッチ2|指揮官、この翔鶴にもっと溺れてもいいんですよ|
|~タッチ3| |
|~任務|任務を確認しますね。……珊瑚海じゃないんだ、残念〜|
|~任務完了|漸減邀撃(ぜんげんようげき)……実行しないのですか?ちぇ|
|~メール|本部から艦隊決戦作戦を決行って、メールが…うふふ♪今のは冗談ですよー|
|~母港帰還|皆無事に港に戻ってきましたね。そう、私たち五航戦のように、ね♪|
|~委託完了|マル5計画のために、委託の遂行も必要ですね|
|~強化成功|これで瑞鶴をもっと上手く守れますね|
|~戦闘開始|完成されし正規空母−−翔鶴、参る!|
|~勝利|「五航戦の栄光ここにあり!」…ふふふ♪|
|~失敗|飛龍先輩なら沈むまで戦うかもしれないけど…私は違うわ。うふふ、残念ね|
|~スキル|お姉ちゃん特権です♪|
|~損傷大|反対側に注水!急いで!|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼好感度系|
|~失望|指揮官が……[[赤城]]先輩に刺される未来が見えます。うふふ♪|
|~知り合い|妹とあの一番厳しい二年間を乗り越えたけど、あの「センパイ」たちにもっと頑張って欲しかったですね……|
|~友好|先輩への不満?ええ、ありますとも−−あの状況を作り出しておいて、妾の子にだってものを言う資格があるでしょ? |
|~好き|聞いてください指揮官!先輩たちはズルいんです!もうすぐで追い越せそうなのに−−またすぐずっと上に行って!もう…本当にズルいんです! |
|~ラブ|指揮官、肩を貸していただけますか?…うん…私にもボーっとしたくなる時があります……これからも、こうして寄り添ってもいいでしょうか… |
|~ケッコン| この笛の奏でる調べは、鎮魂曲にあらず−−五航戦・翔鶴、これからはずっと、あなたの側に……|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼特定編成時台詞|
|~[[サラトガ]]と出撃|ドックの引きこもりちゃんはどこに出かけるおつもり?うふふ♪|
|~[[レキシントン]]と出撃|うふふ♪これ以上離れると援護してあげられませんよ?|
|~[[赤城]]と出撃|私の実力を見ましたか?[[赤城]]先輩!|
|~[[加賀(空母)]]と出撃|今度こそ…絶対に認めさせるんだから!|
|~[[瑞鶴]]と出撃|瑞鶴、全力出撃よ!私が援護するわ!|
#endregion

*ゲームにおいて [#y943775b]

イベント「[[紅染の来訪者>イベント06_紅染の来訪者]]」の限定建造にて先行実装された重桜のSSR空母。建造限定のみだった為、[[瑞鶴]]より入手が難しいとされた。2018年9月28日より特型艦建造に常設実装される。

**性能 [#bf41d1f4]
「五航戦」の片割れ。味方全体の攻防を支援し、制空にも参加可能でありながら優れた対艦攻撃力をも兼ね備える多芸多才さが売り。
空母としては比較的頑丈であることに加え、それ以外のステータスも高い水準でまとまっている一方、スキルは少々癖が強くなっている。
またそれらを加味したとして耐久には秀でているため、スキルを最大強化した場合でも、実質的な耐久値はレベル100で5670程度。
これは[[エンタープライズ]]や[[レキシントン]][[級>サラトガ]]以外のSR空母を上回っており、もう1つのスキルの存在も考えると、実は''打たれ弱いわけではない''。
デメリットのあるスキルで悪目立ちはするものの、それを補って余りある長所をいくつも併せ持つ、重桜の誇るエース空母の一角である。
また特筆すべき長所として、攻撃機の扱いを非常に得意とする点が挙げられる。
[[加賀>加賀(空母)]]や[[飛龍]]と同様の''150%''という極めて高い補正に加え、戦/爆/攻と汎用的なスロットでありながら2/2/4と大量の攻撃機を搭載できるのだ。
流石に[[アーク・ロイヤル]]の合計6機に比べれば少ないものの、戦闘機を扱えないあちらは汎用性という点で本艦とは比べるべくもない。
とは言え攻撃機に特化している分、戦闘機も扱えるものの制空はあまり得意ではない部類。
イベントや一部海域での大空襲を本艦単独で防ぎきる事はできない。
強力な「守護の鶴」のバフが自分にもかかる事もあり、あくまで自動邀撃や制空にも参加できる攻撃型空母として考えるのが良いだろう。
因みに「五航戦」の相方となる[[瑞鶴]]はバランス型の補正をもつため、強力な攻撃機が手に入った場合は本艦へ優先して持たせたい。

-スキル
--「五航戦」
[[瑞鶴]]と一緒にする事で双方の航空値を大幅に上げられるがこちらだけデメリットで被ダメージ増加も付いてくる。
//スキルを強化する度に被ダメージ増加量も増えていくので補助は忘れずに
スキル最大強化時の航空値は彼の[[エンタープライズ]]に匹敵する。
アップデートでスキルを上げても被ダメージ量が増えなくなった。また上記のように特別大きなデメリットではない。

--「守護の鶴」
全体の与ダメUP&被ダメ軽減と汎用性に優れ、確定発動で効果時間が長いため安定性も高い。
決して腐らない上にデメリットもないスキルなので、スキル上げはこちらを優先した方がいい。
戦艦の砲撃などに合わせて全体に''10%のダメージバフを確定で''付与することが出来る。
これを活かすことで、対ボス戦などにて[[アーク・ロイヤル]]とは異なった方向性の運用ができる。
余談だが、このスキルの存在により「[[一航>赤城]][[戦>加賀(空母)]]」と異なり[[瑞鶴]]を連れて行かない単独運用でも役割を持てるのが本艦の特色の一つでもある。

**オススメ装備/編成 [#rdb1030b]
装備補正や搭載機数の偏りが大きい上、[[瑞鶴]]と組ませるか否かで装備の方向性が大きく変わってくる。

-戦闘機

--[[F4U(VF-17中隊)]]…★5戦闘機。
翔鶴に[[ソードフィッシュ(818中隊)]]、瑞鶴に[[バラクーダ]]、両者に[[BTD-1デストロイヤー]]を装備した場合、500lb爆弾を搭載した★5戦闘機では唯一発艦順を翔鶴→瑞鶴に調整することが出来る。
瑞鶴のバラクーダの命中率を上げたい場合や単純に装填が速いのでスキルを考慮する場合などに最適。
翔鶴に[[ソードフィッシュ818>ソードフィッシュ(818中隊)]]、瑞鶴に[[バラクーダ]]、両者に[[デストロイヤー>BTD-1デストロイヤー]]を装備した場合、500lb爆弾を搭載した★5戦闘機では唯一発艦順を翔鶴→瑞鶴に調整することが出来る。
瑞鶴のバラクーダの命中率を上げたい場合や、単純に装填が速いのでスキルを考慮する場合などに最適。

--[[烈風]]…★4〜5戦闘機。
最上位戦闘機群の中では最高の攻撃速度が魅力。
瑞鶴と組ませる場合は翔鶴に優先して回したい。入手性が非常に悪い。

--[[F6Fヘルキャット]]…★4〜5戦闘機。
最高の制空能力を持つ戦闘機。
爆装もしているため航空攻撃にも参加可能。
金装備は最優先で回したい

--[[シーファング]]…★4〜5戦闘機。
F6Fより攻撃速度でやや優り、制空力でやや劣る。
烈風を回せない場合など、こちらを翔鶴に載せ瑞鶴にF6Fとすると発艦順序の調整がやり易い。

--[[零戦52型]]…★4〜5戦闘機。
爆装と制空力は劣るが、爆装している中では最高の攻撃速度が魅力。
攻撃機に重桜系を使いつつ瑞鶴より先発させる場合などで候補になる。

--[[F4Uコルセア]]…★4戦闘機。
周回のメッカこと3-4で設計図が入手可能。
性能は上記に劣るが入手が容易なためそれらが無い場合の間に合わせ用。

-爆撃機…補正110%なので爆装以外の要素にも注目したい。[[瑞鶴]]と組ませる場合は発艦順の調整要員になる。

--[[ファイアフライ]]…★5爆撃機。
爆撃機ながら最上位戦闘機並の対空装備を備え、[[彗星]]に次ぐ攻撃速度と[[BTD-1デストロイヤー]]に次ぐ爆装を併せ持つ。
ダメージ出力もかなり安定している上、装填が速く制空力の補填も可能と翔鶴にとって大変都合のいい爆撃機。但しイベント限定品で現状入手手段が無い。

--[[BTD-1デストロイヤー]]…★4〜5爆撃機。
1600lbx2発の爆弾で安定したダメージを与えられる。
航空値も高いため空母自体の能力も底上げできる。

--[[SB2Cヘルダイバー]]…★4爆撃機。
爆弾数が3発と多いため、HIT数によっては★5デストロイヤーを上回るダメージを叩き出せるが安定性は低い。
3-2という前半ステージで設計図を集められるのも長所。

-攻撃機…補正150%なので重桜系の高攻撃力が魅力だが、重桜系を用いて[[瑞鶴]]と組ませる場合は発艦順序の調整が必要になる。

--[[バラクーダ]]…★4〜5攻撃機。
通常型魚雷としては最も強力なもの。
攻撃速度の速さも魅力だが、補正の高さを考えるとやや勿体無さも。
★5の入手方法がヴィスカー装備箱と科学研究室の設計図のみであるため、入手性の悪さが難点。

--[[ソードフィッシュ(818中隊)]]…★5攻撃機。
コアショップ限定品。
バラクーダから威力を少し下げて魚雷命中時に鈍足効果を付与したもの。
バラクーダから威力と装填を少し下げて魚雷命中時に鈍足効果を付与したもの。
後続の瑞鶴の重桜魚雷と爆撃のフルヒットを狙える。

--[[流星]]…★5攻撃機。
重桜系魚雷としては最上位。
補正150%とスキルバフをフルに乗せた打撃力は素晴らしいの一言。
但し、瑞鶴との発艦順序の調整が必要になる上、入手性が非常に悪い。

--[[天山]]…★4攻撃機。重桜式魚雷。
流星が用意できない場合の代用品。

-設備

--[[油圧カタパルト]]…★5設備。
航空を最大100上げられる空母の神器。
だが、装備箱と科学研究室の設計図のみため入手にはかなり苦労する。

--[[空母燃料タンク]]…★4設備。
★5カタパルトの代替品。
空母の主流装備となり、演習ではこちらの装備も重宝される。

--[[ホーミングビーコン]]…★4設備
航空攻撃の装填を4%短縮してくれる装備。
確定でスキルが発動する翔鶴とは相性がいいが、現状では取り合いになるためそこは相談。

-編成

--[[瑞鶴]]…
スキル1を活かしたいなら必須。
しかしスキル2の優秀さから、瑞鶴抜きでピン差しても十分活躍する。

--[[長門]]…
旗艦に配置すると、装填・命中・与ダメージを最大20%上げてくれるという理想的な存在。
強力な重桜空母艦隊を組むことができる。

--[[大鳳]]…
対[[赤城]]先輩同盟のお友達。
スキル発動がランダムな大鳳のサポートをしたり、瑞鶴がいないので被ダメを軽減できたりと良好な関係になる。

--[[ティルピッツ]]…
スキルを無駄にせず、自爆ボート対処もしてくれてる。
余談だが、2回目の磁気魚雷が翔鶴のバフを受けられる点も相性が非常にいいのでオススメ。

--[[アーデント]]…
空母のサポートに特化したロイヤル駆逐艦。
空母の被ダメージを軽減できる随伴空母とかく乱射撃に加えて、航空攻撃ダメージを上げる空襲先導も改造で習得する。

--[[フォーチュン]]&[[雪風]]…
主力艦の被ダメージを軽減するスキルを持つ艦と編成することで、五航戦スキルのデメリットを補える。

**キャラクター [#j2f3dc02]
-脇差を携え、振袖が鶴の羽のように見える純白の着物を着込んでいる。よく見ると泣きホクロがある。
-五航戦・[[瑞鶴]]の姉。外見は清楚で性格も優しくてしとやか。[[先輩>赤城]][[空母>加賀(空母)]]たちには対抗心を燃やし皮肉を言ったり、腹黒い一面を見せたりすることも。お姉ちゃん特権と称して、瑞鶴の面倒を見たがっている。(公式Twitterより)
-温厚そうな見た目と声とは裏腹に、性格は腹黒の毒舌家であり特に同じ正規空母であり先輩である、一航戦に対して対抗心を燃やしている。毒舌は「僚艦」であるユニオンにも及ぶ。
ただ妹の瑞鶴のことは大切に思っており、彼女の好きな料理を振る舞うことがある。
-根は優しい女性に間違いなく、意外と無邪気な一面も。
陣営問わず駆逐艦(+α)たちに料理を振る舞ったり、瑞鶴と一緒にはしゃいだりと、誰彼かまわず毒舌の対象とはならないようだ。
瑞鶴がライバル視し、一部の艦の間でトラウマと化している[[エンタープライズ]]との仲も良好。むしろ遊び仲間と化している。
瑞鶴にも言えることだが、何度もしのぎを削った間柄でありながら親しさが垣間見え、さほど史実における出来事を気にしてはいない様子。(ハロウィンイベント時)
-立ち絵では横笛を吹いているが、この笛の音色には魂を鎮める効果があるとのこと。
-少々毒舌家ではあるが、その口ぶりが確かな実力に裏打ちされていることを、必ずや彼女は証してくれるはずだ。
-中国版の「紅染の来訪者」イベントの際に翔鶴・瑞鶴ともに今のグラフィックに変更された。
-中国版では中共の規制で、自軍に組み込むと鳌(鳥類のシギ)に名前が置き換わる。鶴じゃないのか・・・(困惑)
-イベントでは主人公格[[瑞鶴]]と対峙する敵として登場。力を求める[[赤城]]と[[加賀>加賀(空母)]]によって魂を抜き取られ、言われるがまま[[瑞鶴]]と戦闘。
敗れた後、妹を想う気持ちからか意識が覚醒し、自我を取り戻す。この特異な反応はセイレーンからも興味を持たれている。

#region(旧デザイン画像を開く)
 
|&attachref(./翔鶴(旧).png,70%);|
 
#endregion

-立ち絵では篠笛を持っているが、ドッグ等のアイコンでは何故か篠笛を持っていない。また中途半端に画像が途切れているせいで、
サムズアップしているように見えるとか。ちなみにサムズアップは、古代ローマで満足できる行動をした者にだけ許される動作である。
[[アズールレーンキャラクタースタンプ2>https://store.line.me/stickershop/product/4618541]]ではこのネタが拾われ、サムズアップする翔鶴がスタンプ化された。大丈夫、だって俺空母だもん!
*元ネタ [#o6161fc6]

翔鶴型航空母艦一番艦「翔鶴」。1937年に大和型戦艦や陽炎型駆逐艦と、共にマル3計画によって建造された正規空母。
マル3計画では対米戦を見越して5隻の翔鶴型空母の建造が予定されていたが、海軍内では未だ大艦巨砲主義が根強かった。
このため1941〜1945年にかけて2隻と3隻に分割建造する事となり、翔鶴と瑞鶴はその前期型に相当する。

これまでに建造してきた空母から得られたノウハウを結集して造られた、帝國海軍最高傑作の空母である。
その高性能は、エセックス級就役まで世界最高レベルだったとされている。
その馬力は16万に達し、世界最大の戦艦大和を上回っていた。実は帝國海軍一の力持ちだったのだ。

海軍内向けに発行した資料集「艦船要目公表範囲」にも翔鶴は記載されていたが、何故か本来の要目より小ぶりに設定されていた。
このため海軍の公式記録としては排水量2万、速力30ノット、出力8万馬力となっている。

#region(帝国海軍の誇る武勲艦 翔鶴)

軍縮条約に縛られていた赤城をはじめとした空母と違い、翔鶴型は条約脱退後に建造されたため制約が無く、本格的かつ大型の空母として誕生できた。
[[飛龍]]型で問題視された防御力の低さと航続距離の短さを改善し、搭載機数を増やした事で最も攻撃力が高い空母に仕上がった。
当初は艦爆と艦戦しか載せず、1万8000〜2万トンの排水量になる予定だったが、急遽艦攻も載せる事になったため巨大化。2万5000トンの排水量になった。
帝國海軍の空母としては初のバルバス・バウを採用し、艦首には大きなフレアと軽いシアが付けられた。また艦首の底に魚雷警戒用の零式聴音機を装備。
状態が良ければ20km先の音まで聴き取れたという。泣き所である機関部直上には厚さ25mmDS鋼板に65mmのCNC鋼板を重ね、250kg爆弾の急降下爆撃に耐えられるように。
弾薬庫には800kg爆弾や20cm砲弾に耐えられるだけの防御を施し、水中防御には水雷防御縦壁を採用。五層に及ぶ防御区画を設置し、重油等の液体防御を施した事で
450圓累斂瑤紡僂┐Δ覿靭さを獲得。機関室や軽質油タンクの防御も強化し、堅牢な防御性能を実現した。
だが、飛行甲板への防御は依然として不十分で、相変わらず木製となっていた。このため被弾すると、たとえ小型爆弾でも鋼板がめくり上がり、使用不能となる。
この欠点は次級の大鳳型の設計で改善される。諸元は全長257.5m、全幅26m、排水量2万5675トン。

しかし3万トン級の大型空母を量産できる国力を日本は持っておらず、二番艦瑞鶴までの建造でストップ。以降は飛龍型をベースにした雲龍型が建造されていく。
同時に正規空母で唯一姉妹艦を持つ艦となった。翔鶴と瑞鶴は容姿が酷似しており、見分け方はスピーカーの有無だけという有り様だった(そのスピーカーも後で撤去された)。
搭乗員ですら見間違えたので、前部飛行甲板に識別用文字「シ」が付け足されている。
とある演習で、[[瑞鶴]]搭載機が間違えて翔鶴に着艦してしまう事もあったという。その搭乗員は「アメリカの空母なら見間違えません」と言って大笑いした。

1937年12月12日、横須賀工廠第二船台で起工。1939年5月16日に軍艦翔鶴と命名。計画時の予定では、1940年11月末に完成する予定だった。ところが[[赤城]]の教訓から、
左舷に設置した艦橋を急遽右舷前方へ移動させる事に。これで竣工が6ヶ月遅れた。また建造を担当したのは空母の建造経験に乏しい艦政本部で、
造船所の航空艤装への無知から余裕の無い設計となってしまっている。飛行長や整備長の発令が遅れた事も手伝って、欠陥に気付いた時には工事が進みすぎて
手遅れだったという。同年6月1日、進水式が執り行われた。式典には伏見宮殿下が列席されていたが、
式開始の直前になって天候が急変、突風と豪雨に見舞われた。かと言って中止にする事は出来ず、式を強行。進水の際、謎の大音響が発生。潜水して艦底を調べたところ
損傷は見受けられなかった。音の正体は、強風で固定台と滑台が擦れたものとされた。進水を記念して絵葉書や記念印が用意されたが、
米国の諜報機関に艦種を特定されないよう「軍艦翔鶴」とだけ印字。これが効いたのか米国は翔鶴を、新型の戦艦か巡洋戦艦と認識した模様。
工事は着々と進んだが、翔鶴型2隻は真珠湾攻撃の参加が必須とされたため、工期を切り詰めて完成を急いだ。
艦橋の位置をずらすという予定外の工事により、一部試験を省略。また急な移動だったため、艦橋の一部が飛行甲板にはみ出て狭くする弊害が生じた。

そして1941年8月8日に竣工。横須賀鎮守府に籍を置いた。さっそく第一航空艦隊の司令部が乗り込んできた。旗艦として使用するためだが、最初の評判は決して良くなかった。
飛行甲板が全長より大変短く、艦橋が飛行甲板を著しく狭くしているという二大欠点が発覚。「我が造船技術の稚拙を示すものである。」と評されてしまった。
そのせいか旗艦の話はお流れになり、第一航空戦隊への編入を中止。新しく編成した第五航空戦隊に投じる事になった。8月20日、飛行隊長として高橋嚇一少佐が着任。
大東亜戦争直前の9月1日、妹である二番艦「瑞鶴」らと共に第五航空戦隊を編成。
戦雲が渦巻き始めていた時期だったため、搭乗員の養成が急がれた。無理のあるスケジュールから、一時は真珠湾攻撃の参加を見送る意見もあった。
余談だが開戦時から珊瑚海海戦まで瑞鶴飛行隊長を務めた嶋崎重和少佐は、高橋赫一少佐の義理の弟であった(2人の奥さんが実の姉妹という間柄)。
五航戦は空母が姉妹艦であったのに加えて、両空母の飛行隊長も義理の兄弟同士という稀有な状況であった。
9月16日、海軍大学校で極秘裏に真珠湾攻撃の図面演習が行われた。参加兵力は[[赤城]]、[[加賀>加賀(空母)]]、[[蒼龍]]、[[飛龍]]の4隻。
二日間に渡ってハワイを攻撃。戦艦4隻、空母2隻、巡洋艦3隻を撃沈。戦艦と空母それぞれ1隻大破という戦果が弾き出されたが、
代償に日本側の空母が全滅した。さすがにやばいという事で再判定が掛けられ、空母戦力半減と相成った。
この結果を受けて、翔鶴型の真珠湾攻撃参加が決まったという。
翔鶴に搭載する航空機をかき集め始めるも、ちょうど海軍航空隊は新型機への切り替えの真っ最中で、新編された部隊に回すだけの機体が無かった。
おかげで新式の九九式艦爆は手に入らず。呉軍需部の13機と、佐伯基地に還納されたままになっていた[[赤城]]の九六式艦爆10機を使って
訓練を始める事にした。


10月4日、横須賀を出港。二日後に大分県沖に到着する。
10月7日より翔鶴航空隊が大村飛行場で訓練を始め、徐々に戦備が整っていく。真珠湾攻撃を見越し、錦江湾で厳しい雷撃訓練を実施。
当初、停泊している艦艇へ雷撃訓練を行うと聞き、雷撃機の搭乗員は「動いてない艦への雷撃など、命中するに決まっている」と馬鹿にした。
だが目標艦は陸岸から500m、魚雷の沈度は12mと聞いて、誰もが驚いた。村田重治少佐の下、訓練は続けられた。
水平爆撃訓練、雷撃訓練、発着艦訓練、洋上航法通信訓練・・・。昼夜を問わない猛訓練が日々繰り返された。
だが短期間での訓練では錬度の高い航空兵を養成できなかったため、結局精鋭部隊を各基地から供出してもらっている。
翔鶴に割り当てられた搭乗員は練習未熟とされていたが、練習航空隊の教官や教員の中から錬度が高い者を選抜していたため
決して低い訳ではなかった。
10月12日、佐伯湾に回航。猛特訓を行った後、14日に宿毛湾に移動。28日、佐世保へ入港した。11月19日、大分沖を離れて呉へ向かった。
この慌しい移動は、近々大規模な演習があるかのように見せかけるための偽装であった。軍港付近は米英の情報機関が目を光らせており、
監視の目から逃れる必要があった。情報統制も厳しく、真珠湾攻撃の予定を知る者は極一部に過ぎなかった。
出港の際は無線封鎖が敷かれ、乗組員には「訓練地に向かう」とだけ伝えられた。
11月22日、単冠湾に回航。翌23日、遅れてやってきた[[加賀>加賀(空母)]]から新開発の浅沈度魚雷を受け取る。
これが攻撃の要だった。深度の浅い真珠湾に停泊する敵艦艇を攻撃するには、海底に突き刺さらないこの魚雷が必要不可欠なのだ。
出港の前日に当たる11月25日、旗艦赤城より各艦の士官は集合せよとの号令が下る。翔鶴からも内火艇で士官が出向いた。
赤城では航空艦隊司令長官・南雲中将の訓示が行われ、決戦前夜の雰囲気が漂い始めた。
本来であれば新鋭艦の翔鶴型を旗艦とするのが通例だが、実際は[[赤城]]が旗艦の座に就いた。実は翔鶴の凌波性能は意外と悪く、
荒天時の傾斜は[[加賀]]が3度に対し、翔鶴は20度にまで動揺した。この不安から、旗艦に選ばれなかったのである。
そして翌26日午前7時、出港準備完了。赤城のスクリューに網が絡む事故で一時間の遅れが出たものの、ついにハワイに向けて航海を始めた。

日本史上、かつてない大遠征。片道3000海里の旅路が機動部隊の行き先に広がる。航続距離に問題のある艦には燃料満載のドラム缶が敷き詰められたが、
十分だった翔鶴には搭載されなかった。幸運な事に、数十年の統計に無いほど波が穏やかだった。14ノットの速力で、北回りの航路をゆく機動部隊。
米国籍の商船に見つかれば全てが水泡に帰す綱渡りであったが、これまた幸運に恵まれ発見されなかった。まるで八百万の神々に守られているかのようだ。
徹底的な無線封鎖が為され、格納庫内の航空機に至るまで通信機の使用が禁じられた。ゴミや廃油の海上投棄も禁止。
夜間は灯火管制が敷かれ、暗闇の中を航行。衝突しないよう細心の注意を払った。排煙を少なくするため、各艦には最高級の燃料が使われた。
昼夜を問わず見張り員が目を光らせ、水平線に船舶がいないかどうか確認。発見されない事を祈り続けた。
機動部隊には洋上補給を施す民間の商船が追随していた。これらの商船は軍人ではなく民間人が運用、そのため隊列を乱したり行方不明になる事が多々あった。
洋上補給も今回が初めてである。万が一、事故でも起きようものなら戦艦や空母を道連れにしてしまう危険性もあったが、つつがなく補給は行われた。
12月1日、ハワイまで後半分の距離に達する。波は高かったが、天気に恵まれた。翌2日午後8時、「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の電文を受ける。
日米交渉決裂、12月8日以降に作戦行動を開始せよ――。これで引き返す心配は無くなった。3日よりハワイ方面の情勢が続々と寄せられた。
比較的平穏な航海が続いていたが、12月3日から海が荒れ始める。連日成功していた洋上補給が中止され、翌4日はもっと大荒れになった。
12月7日、最後の洋上補給が行われた。これより先は軍属が運行する補給船と別れ、戦闘艦艇のみで目標地点に突撃する。

#endregion
#region(華々しい初戦 真珠湾攻撃)

1941年12月8日、開戦を伝える''真珠湾攻撃''に参加、初陣を迎えた。午前0時30分、総員戦闘配置の号令が下った。風速12mの東北西の風が吹き、波のうねりは高い。
艦の動揺は最大15度に達した。翔鶴の搭乗員は赤飯とカチ栗で英気を養い、出撃の準備を整える。腹ごしらえを終えると飛行服に着替え、待機室に集まった。
作戦の詳細な打ち合わせが終わると、一斉に飛行甲板へと散っていく。午前1時20分、6隻の空母は風上に艦首を向けた。いよいよである。
艦の傾斜が10度を超えると一般的には発艦不可とされているが、最大15度傾斜する状況下で次々に発進。1機も脱落する事無く飛び立っていった。
練度の高さが可能にした神業である。
翔鶴の九七式艦攻は、陸上運用を目的とした茶色と緑のまだら塗装だった。塗料不足により洋上迷彩(ダークグリーン)に出来なかったのだ。
また翔鶴機には識別のため、白線1本が入れられていた。

第一次攻撃は250kg爆弾を懸架した艦爆53機が出撃、制空隊として零戦5機が護衛した。午前3時45分にフォード、ヒッカム、ホイラー飛行場へと殺到し、26発を投弾。
零戦は33機の敵機を地上撃破する戦果を挙げる。続く第二次攻撃ではカネオ飛行場とフォード飛行場を爆撃。対空砲火により14機が被弾し、1機が使用不能となった。
対空砲火は脅威だったが、吹き上がる黒煙もまた脅威だった。一方、零戦は攻撃には参加せず艦隊上空を旋回して、警戒。
第五航空戦隊は錬度も十分であったが、開隊から日が浅かったため難易度の低い基地施設攻撃に回されていた。
この攻撃により地獄が顕現し、基地の地上要員は逃げ惑う。傍受した無線からは助けを求める声が聞こえてきたという。
米艦隊は打撃を受け、真珠湾は一時的に機能を喪失。南方作戦の安全が確保され、機動部隊はハワイ沖から脱出した。
幸運にも米艦隊の索敵網にも引っかからず、オアフ島を中心とした半径1100kmの航空機哨戒圏をも脱出。あとは祖国を目指すだけだった。
しかし帰り道もまた過酷だった。12月9日は風速毎秒13mの強風が吹き荒れ、給油作業を困難なものにした。辛くも作業には成功したが、
4名の死傷者を出す。この時、連合艦隊司令部から「帰り道にミッドウェー島を空襲せよ」と命令を受けるが、機動部隊側は荒天と給油不能を理由に拒否。
また上空警戒をしていた零戦が[[蒼龍]]への着艦に失敗し、搭乗員1名が殉職している。
12月10日から15日にかけては、風速毎秒24mという暴風になり給油作業は不可能になった。12月15日、機動部隊から[[蒼龍]]と[[飛龍]]が分離。
ウェーキ島攻略作戦の支援に向かっていった。12月21日、第二補給隊と駆逐艦霰と合流し、燃料補給を受ける。
そしてついに翔鶴は12月24日に凱旋帰国。呉へ入港した。未曾有の大航海をやり通したのである。
しかし戦争はまだ始まったばかり。次なる作戦を目前に控え、翔鶴には次々と物資が運び込まれた。
12月31日、[[瑞鶴]]ともども艦載機の削減を受ける。このため大型空母なのに、搭載数は[[飛龍]]や[[蒼龍]]と同数になる。

ここから翔鶴の快進撃が始まる。1942年1月8日、柱島を出港しトラックに進出。ビスマルク諸島を攻略するR作戦に参加する。1月20日、ラバウルを空襲。
大した防衛戦力を持っていなかったオーストラリア軍を蹴散らした。翌日にはラエとサラモアの空襲を実施。攻略部隊の露払いを行い、ビスマルク諸島の制圧を完了した。
1月21日、カタリナ飛行艇がカビエン南西で[[青葉]]ら重巡4隻を捕捉。通報を受けたポートモレスビーは新たにカタリナ飛行艇3機を発進させ、
[[青葉]]を爆撃しようとしたが、2機が目標に到達できず。残った1機も翔鶴から発進した零戦3機に撃墜され、パイロットはパラシュートで脱出。
[[青葉]]の内火艇に救助されて捕虜となった。R作戦完了後、翔鶴はトラックから飛来した第二四航空戦隊の九六式艦戦16機を着艦させる。
ラバウル沖で発進し、同地に着陸させる手はずだったが天候不良によりカビエンへ変更。進出は無事に完了した。
一旦トラック諸島に帰投した後、護衛を伴って出港。2月7日に横須賀へ入港した。
3月7日、東南アジアに転戦すべく横須賀を出港。セレベス島を目指していたが、米機動部隊出現の報を受けて急遽東進。
しかし発見出来なかったため、一度横須賀に戻った。

その後、東南アジアに転戦。3月26日、スターリング湾を出港。インド洋に展開する英東洋艦隊及びセイロン島への攻撃を行う。後の世に言う''セイロン沖海戦''である。
4月5日午前10時45分、翔鶴の艦爆19機と[[瑞鶴]]の艦爆19機がコロンボ港内の輸送船を攻撃。大型商船4隻と小型貨物船1隻を炎上させる戦果を挙げる。
だが大量のハリケーン戦闘機が待ち構えており、さっそく空戦が始まる。イギリス側は零戦を研究しており、ドッグファイトを避けて対空砲が届く市内に誘導しようとする。
この戦法に苦しめられるも、やはり零戦の敵ではなくハリケーンは次々に撃ち落とされていった。
コロンボ上空で高射砲を喰らった翔鶴隊・藤田中尉機は燃料タンクを破損。帰路で燃料が尽き、僚機が見守る中、ハンカチを振ってインド洋に墜落していった。
空襲により基地航空隊、施設、在泊艦艇に大損害を与えた。続いて第二次攻撃の準備を進めている頃、利根の水偵が英重巡コーンウォールとドーセットシャーを発見。
これを攻撃すべく艦載機の発進準備を始めた翔鶴であったが、一足先に向かった蒼龍と飛龍の航空隊により2隻が沈んだため攻撃中止。
4月9日のトリコンマリ空襲では敵機を23機撃墜したが、1機を喪失する。その後、[[榛名]]の偵察機から英空母[[ハーミーズ]]を発見したとの報が入る。
攻撃隊の装備を陸上用の爆弾から艦船攻撃用の魚雷に換装し、準備を進める。この時、飛行甲板には魚雷や爆弾、燃料を満載した艦載機が並べられていた。
そこへ英雷撃機2機の襲撃を受ける。攻撃は不成功に終わったものの、司令部は肝を冷やした。しかし連勝で気分が浮いていた上層部は特に問題視しなかった。
その様子は「爆弾に当たった方が良かったんじゃないか」と言われるほどだったという。約二ヶ月後、ミッドウェー海戦で同じ事態に陥ろうとは、
誰が想像できたであろうか。
発進した攻撃隊は翔鶴の高橋嚇一少佐に率いられ、北上中の英空母[[ハーミーズ]]を発見。高橋少佐は全軍突撃を命じると、翔鶴艦載機を率いて真っ先に突進。
[[ハーミーズ]]に命中弾が炸裂し、黒煙が噴き上がる。続いて[[瑞鶴]]、[[飛龍]]、[[赤城]]の航空隊が襲い掛かり、集中攻撃を加える。
[[ハーミーズ]]艦内の至るところで爆発が起き、やがて誘爆が発生。攻撃開始から僅か20分で左舷に傾き、沈没していった。
翔鶴航空隊は72%の命中率を叩き出し、いかに錬度が高かったかを如実に物語っている。この海戦で英東洋艦隊は半壊。
相手を東洋の黄色い猿と見くびったツケを払う羽目になり、南アフリカまで後退する。4月12日、第四艦隊に転属。
凱旋帰国中の4月18日、大本営から南太平洋で進行中の上陸作戦に翔鶴と[[瑞鶴]]を参加させる旨の電文が届く。これを受け、2隻は艦隊から分離し
台湾の馬公に寄港。速やかな補給がなされた後、続いてトラックへ向かう。錬度の低い第五航空戦隊に練習させる、言わば訓練感覚での投入だった。
4月25日、トラック泊地に入港。次なる作戦に備える。

元々上陸作戦の支援には[[祥鳳]]しか付かない予定だった。しかし搭載機30機にも満たない小型空母を%%嫌がらせのように%%充てられた陸軍は抗議。
そこで海軍上層部が指名したのが翔鶴型の2隻だった訳である。ちなみに陸軍は[[飛龍]]と[[蒼龍]]の参加を熱望していた。

#endregion
#region(史上初の空母対決)

5月1日、トラックを出港。ラバウルの脅威となるポートモレスビーを攻略すべく珊瑚海に向かう。海戦前、第五航空戦隊は
オーストラリア北東部のタウンズヒル基地攻撃を命じられる。ところがタウンズヒル基地には200機の航空機が駐機しており、
わずか37機の零戦しか持っていない翔鶴と[[瑞鶴]]では非常に荷が重かった。驚いた戦隊側は連合艦隊に抗議し、命令を撤回させた。
どたばた騒ぎがあったものの、当初の作戦通り航行。そこで米艦隊の迎撃を受け、同月7日に''珊瑚海海戦''が生起する。
人類史上初、空母同士の戦闘となった。そのため両軍ともミスを繰り返した。
午前5時32分、索敵機から「米空母1隻、駆逐艦3隻発見」の報が届く。さっそく翔鶴と瑞鶴から合計78機の艦載機が発進し、攻撃に向かった。
ところが航空隊が発艦した直後に、MO攻略部隊から別の位置に空母を発見したとの報告が入る。索敵機は、南方にいた給油艦ネオショーを空母と見間違えていたのだ。
目標海域に到着した翔鶴隊と瑞鶴隊は、給油艦と護衛の駆逐艦2隻を確認。これを攻撃し、ネオショーと駆逐艦[[シムス]]は後日沈没した。
一方で[[レキシントン]]と[[ヨークタウン]]も暗号の伝達ミスで見当はずれの方角に航空隊を向かわせてしまったが、代わりに別行動中の祥鳳を発見して集中攻撃を加える。
この日のうちに祥鳳は撃沈され、上層部に衝撃が走った。敵討ちと言わんばかりに陸海の航空機を投入して索敵を行うが、一向に米機動部隊は見つからない。
夕刻になって、ようやく敵艦隊を発見。帰還が夜になる事を見越して熟練パイロットを攻撃に向かわせた。
ところが米艦隊のレーダーにより成果が挙がらないどころか、護衛の戦闘機を付けなかったこともあって出撃した機の半数に当たる8機が撃墜される。
しかも夕暮れ時だったため敵空母ヨークタウンを翔鶴型と誤認し、着艦しかける事態まで発生。爆弾や魚雷を放棄した後だったので、攻撃は出来なかった。
翔鶴帰投後、高橋飛行隊長は「艦長、すぐそこに敵空母がいます!」と大声で報告したという。
ともあれ一日目は散々な結果で終わる。

今まで敵に艦隊の位置を知られるとして索敵機の投入を避けていたが、ここで第五航空戦隊司令原忠一少将は決断。索敵機の発進を許可する。これが功を奏した。
翌8日午前8時30分頃、米機動部隊を再発見。翔鶴と瑞鶴から攻撃隊が発進する。敵空母を目指して飛行中、日米の航空隊がすれ違った。互いに認識しつつも、
空母への攻撃を優先して手を出さなかった。そして両軍の空母が攻撃を受け始める。
翔鶴はレキシントン艦載機より攻撃を受ける。まず魚雷が放たれたが、全弾回避。艦長の城島少将は後に「実に拙劣な雷撃だった」と回想している。
雷撃を行ったデバステーターは零戦隊の餌食となった。だが、1機だけが零戦隊の網をかいくぐり、翔鶴の左舷から接近してきた。回避運動から舵を戻したばかりの
翔鶴は身動きが取れない。絶好の雷撃位置につき、その機首を翔鶴の前方50mに向けた。接近する敵機に気がついた翔鶴隊の宮沢二飛曹は、急いで機を旋回。
デバステーターに20mm機銃を撃ちかけるが、焦っていて照準が定まらない。すぐに20mm弾は弾切れとなった。7.7mm機銃に切り替えていては間に合わない。
そこで宮沢機は、デバステーターに体当たりした。2機はもつれるように海面へ墜落、大きな水しぶきとなって消えた。この光景を双眼鏡で見ていた城島艦長は深く感動。
後に全乗組員に彼の功績を伝えた。
また、弾を撃ち尽くした零戦の1機が、翔鶴上空より爆弾を投下しようとする敵機に体当たりして両者ともに墜落。彼らの尽力もあり、翔鶴は耐え続けた。
容赦の無い爆撃は続き、ついに3発の爆弾を受けて大破。たまたま瑞鶴がスコールに隠れており、晴天下にいた翔鶴に攻撃が集中した結果だった。
艦内には轟音が響き、負傷者の収容所はすぐに溢れかえった。治療室の床は血のりと火傷治療用の肝油でヌルヌルとなり、艦橋の鉄板には肉片と血が飛び散っていた。
黒煙が激しく噴き出し、瑞鶴の見張り員が「翔鶴沈没!」と叫んだほどだった。だが、堅牢な防御性能や乗組員による必死のダメコンが翔鶴の命を守った。
飛行甲板が破壊されたので、艦載機の収容を瑞鶴に任せ、自身は火災の鎮火を待った。戦闘不能になったが機関部は無事だったため、護衛の駆逐艦潮を率いて戦域を離脱。
大破しているとは思えないほどの快速を発揮し、潮を置いていった。
この時日本の基地航空隊は翔鶴を敵空母と誤認し、翔鶴が攻撃を受ける様子を「第六戦隊が敵空母と交戦中である」と報告してしまっている。
遠距離から短時間での観測であったことと、翔鶴型が新鋭艦で艦の容姿に馴染みがなかったことが原因と思われる。
前述のヨークタウンへの着艦未遂もあってか、以後日本空母の飛行甲板には大きな日の丸を描くことにしたが、ミッドウェー海戦後は
「目立ちすぎる」として取りやめとなっている。

だが翔鶴もただでやられた訳ではなく、直援の零戦9機が襲来した敵機を21機撃墜。攻撃隊に同行した零戦は30機を撃墜し、回避運動で陣形が崩れた米艦隊に雷撃隊が突入。
続いて爆撃隊が突入し、2隻の空母に襲い掛かった。米空母レキシントンに魚雷2本と爆弾2発を浴びせて自沈に追いやり、ヨークタウンを大破させた。
戦果を挙げたものの、目標であったポートモレスビーの攻略は頓挫し、開戦以来連勝を続けてきた日本海軍の作戦が初めて失敗に終わることとなった。
翔鶴自身も損傷し、真珠湾攻撃から飛行隊長を務めてきた高橋赫一少佐をはじめ多くの搭乗員が戦死するなど、大きな代償を支払うことにもなった。
また航空隊の消耗を理由に損傷を負わせた敵空母への追撃を断念したが、
取り逃がしたヨークタウンの存在は五航戦の消耗と合わせて、直後のミッドウェー海戦に大きく影響することとなる。

5月8日、大本営は「空母サラトガ、ヨークタウン、戦艦カリフォルニアを轟撃沈、英戦艦[[ウォースパイト]]型一、重巡一大破」と発表。
翌9日には追加戦果と[[祥鳳]]の沈没が発表された。

戦域から離脱した翔鶴であったが、被弾により内外の通信機は使用不能。投描も出来ず、艦後部の火災で補給もままならなかった。
米太平洋艦隊より「損傷した日本空母を追撃せよ」の命令が下り、手負い熊作戦が発令される。
翔鶴に追っ手が迫る。追撃から逃れるため、ソロモン諸島方面に舳先を向けて逃走。5月9日の朝、ブーゲンビル島西方を通過して虎口から脱出。
ようやく一息ついた艦内では、急造した棺おけに戦死者を入れる作業が行われた。重しとして演習用爆弾を抱えさせ、棺おけを軍艦旗に包んで水葬。
手空きの者が整列し、弔銃を撃つ。ラッパ演奏の中、一つずつ棺おけが海中に投じられていった。
トラックに向かって撤退中の翔鶴に、人知れず忍び寄る刺客がいた。米潜水艦トートグ、グランパス、ガーの3隻である。
3隻は通り道で待ち構えていたが、彼らに誤算が生じた。「翔鶴は大破している」との情報を受けていた彼らは、揃って「大した速力は出せない」と踏んでいた。
しかし機関が無事たった翔鶴は快足を発揮しており、攻撃機会を失わせた。結局、3隻とも突破を許し、トラック入港を指を咥えて見ている事しか出来なかった。

5月11日、本土に向けて回航される。米潜水艦群は翔鶴を追跡していたが、トートグは出港に気付かず脱落。同月16日に四国南西沖で
米潜水艦トライオンに発見されている。が、幸運な事に雷撃はされなかった。翌17日、横須賀軍港に到着。燃料は僅か6時間分しか残っていなかったという。
さっそく修理を受ける……と思いきや、工廠は大鯨の改修工事に手一杯で、満身創痍のまま呉に向かわされる。

修理には3ヶ月かかる見込みで航空隊の消耗も激しかったため、瑞鶴共々ミッドウェー作戦からは外された。
開戦からわずか半年であったが、日本海軍の航空隊は機体と熟練パイロットの供給が追い付かなくなり始めており、
一航戦や二航戦、新たに就役した[[隼鷹]]でさえ人員と機材が不足しており、珊瑚海海戦で消耗した五航戦航空隊を即座に再編成する余裕はなかったのだ。
呉で修理中の翔鶴を、[[赤城]]から来た運用長の土橋中佐が視察。損害の具合をスケッチして、定期便のランチで帰っていった。
初めての空母損傷ということもあってか、連合艦隊司令長官の山本五十六大将も損傷具合の視察に訪れており、珊瑚海海戦での奮戦を讃えている。
赤城に戻った後、艦長の指示で損傷具合と戦闘の様子を乗組員に説明した。「いやはや翔鶴の奴、手荒くやられたぞ。艦首と艦尾と、艦橋の後ろに3発喰らってさ。」
運用長が言うには、修理には半年かかるという。翔鶴が大破した話を聞いた後、「今度は我々がやられるんじゃないか」と心配する兵員がいた。
柱島に集結したミッドウェー攻略部隊の中に最新式の翔鶴型が見えない事に、寂しさを感じた者もいたという。
入渠中は艦内の訓練も制限されるため、乗組員にとって肉体的には少し楽だった。代わりに無味乾燥な艦底の整備ばかりやらされ、
上官も気が立っていた。そのせいで、とばっちりで酷い目に遭う者もいたとか。

そして第一、第二航空戦隊の壊滅を呉で知る。たった2隻の新米空母を残し、「先輩方」の空母が全滅してしまったのである。
一航艦の幕僚がミッドウェーで戦闘不能となった赤城から退艦する際、「翔鶴、瑞鶴がいればなぁ…」と呟いていたという証言もあり、
翔鶴型姉妹の不在はミッドウェー海戦敗北の一因となってしまったが、今後も続く戦いを考えれば2隻が惨劇を免れたのは不幸中の幸いと言えるかもしれない。
6月6日、士官一同が翔鶴艦長室に集められ敗報を知る。この事は極秘扱いとされた。

翔鶴の修理が始まったのは6月16日であった。本来は8月3日まで掛かる試算だったが、ミッドウェーの敗報により7月19日の修理完了を目指した。
だが不屈の精神と不断の努力により突貫工事が行われ、わずか11日間の修理で出渠。
21号電探と機銃用射撃指揮装置3基、25mm三連装機銃6基を新たに装備した。さらに冷煙ポンプを防火用に兼用できるよう整備。
一切の電力が失われたとしても防火や排水を可能にするため、前後に大型自動車のエンジンが搭載された。
機銃1基につき隊長と兵員2名が充てられ、さっそく自動照準による研究と訓練が行われた。赤く錆びた艦体も塗り替えられ、見違えるほど美しくなった。
飛行甲板が損傷している間は、[[瑞鶴]]の飛行甲板を間借りして発着艦訓練を実施。三重県の鈴鹿飛行場からベテランパイロットが操縦する零戦が飛来し、
着艦させて補充機とした。同時に新しい搭乗員も補充されたが、以前より錬度は劣っていた。渡辺軍医曰く、発着艦訓練で事故は皆無に等しかったが
今では時折起きる。これは急速錬成の搭乗員が混じっている事を物語っていた。
7月14日、翔鶴と瑞鶴は再編成された第一航空戦隊に編入され、第五航空戦隊は解隊となる。ミッドウェー海戦を生き残った[[赤城]]の搭乗員たちが
翔鶴へ転属となり、皮肉にも錬度が向上した。乗り込んだ搭乗員の中には、古参の艦爆乗りの関少佐がいた。彼を飛行隊長とし、航空隊を再編成。
7月18日、修理完了。21日から発着艦訓練が始まった。

翔鶴と瑞鶴は、帝國海軍に残された貴重な正規空母となり、これから始まる苦しい戦いを切り抜けていく事になる。

#endregion
#region(VS.グレイゴースト 一進一退の攻防戦)

瀬戸内海で訓練をする翔鶴であったが、8月7日に米軍がガダルカナル島に上陸。いよいよ反攻が始まった。この危急に翔鶴は訓練を取りやめ、8月16日未明に柱島泊地を出港。
速力26ノットで前線基地のトラック諸島へ急行する。南下するにつれ、次第に暑さが増してくる。同時に訓練も厳しくなっていく。起床するや否や、全消灯。
真っ暗の中で猛訓練が行われた。普段なら食事中だけは絶対に訓練戦闘配置の号令が出ないのだが、今回はお構いなしだった。24時間、一刻も油断ならなかった。
乗組員は訓練に明け暮れていたが、行き先は告げられていなかった。

が、入港直前になって米機動部隊がガダルカナル島近海に出現したとの報告が入り、急遽南下。再び空母同士の海戦が始まった。
8月24日、''第二次ソロモン海戦''が生起。相手は先輩空母達を葬った宿敵[[エンタープライズ]]であった。[[比叡]]搭載の偵察機から通報を受けた翔鶴は、
まず第一次攻撃隊を送り出す。相方の[[瑞鶴]]は発進に手間取ったため、翔鶴隊だけで攻撃を敢行する。対するエンタープライズはレーダーにより敵機の接近を探知。
既に迎撃体勢を整えていた。猛烈な対空砲火や53機のF4Fが待ち構える敵艦隊に、翔鶴隊は飛び込んでいった。戦闘の結果、翔鶴隊は艦爆17機と零戦3機を失う大損害を受ける。
が、執念の攻撃でエンタープライズに2発の至近弾と2発の命中弾を与え、中破。戦線離脱させた。翔鶴もまた、エンタープライズから発進したSBD艦爆2機に爆撃されたが命中弾は無し。
続いて第二次攻撃隊を発進させたが、日没までに敵艦隊を発見できなかったため中止。こうして第二次ソロモン海戦は幕を下ろした。
海戦後の8月27日から9月4日にかけて、翔鶴は搭載機をカビエンに派遣。その後、トラック諸島に帰投した。

10月11日、トラックを出港。ガダルカナル島の第17軍総攻撃を支援するため南下し、同島北方に向かう。
そこで米機動部隊と会敵し、同月26日に''南太平洋海戦''が生起する。相手は因縁の敵[[エンタープライズ]]とその舎弟[[ホーネット]]である。
不意に襲ってきた敵の触接機から投弾を受けたが、幸いどの艦にも命中しなかった。午前4時50分、米機動部隊を発見。
瑞鶴、翔鶴、瑞鳳から合計62機の第一次攻撃隊が発進。続いて第二次攻撃隊44機も発進していった。午前6時55分、入れ替わりでエンタープライズと[[ホーネット]]から
発進してきた73機の攻撃隊が襲来。レーダーで敵機の接近を察知した翔鶴は既に戦闘準備を整えていた。護衛の零戦が迎撃し、敵機を9機(不確実3機)撃墜する。
ホーネット隊は翔鶴上空に達すると、猛烈な勢いで急降下してきた。艦橋では塚本航海長の「面舵一杯!」の声が響いた。対空砲火を放ちつつ、翔鶴は回避運動を取る。
3、4発の敵弾は回避に成功した。しかし米軍機は戦法を変え、高度を下げて緩降下爆撃を仕掛けてきた。艦首方向から飛来した敵機の投弾が命中、
飛行甲板や格納庫、高角砲台が損傷。合計4発の爆弾が直撃し、翔鶴は大破。黒煙を上げる様子は、[[瑞鶴]]からも確認できた。
[[瑞鶴]]艦長の野元為輝少将は、大破した翔鶴を見ても沈むとは全く思わなかったと述懐している。ミッドウェーの戦訓から可燃物は撤去され、
格納庫には航空機も爆弾も無いから大事には至らないと確信していたようである。
南雲長官は司令部を一時駆逐艦嵐へ移し、翔鶴に攻撃圏外へ出るよう命じる。
大破こそしていたが機関は無事だったため自力航行が可能だった。戦闘能力を喪失した翔鶴は中破した瑞鳳とともに離脱、トラックへと後退する。
治療室は負傷者で溢れた。約60名の負傷者がいたが、その大半が重傷だった。片足が無い者、片腕が無い者、死んでるのか生きてるのか分からない老兵。
上甲板ではまだ激しい戦闘が行われているようで、絶え間ない震動が襲ってくる。

一方、放たれた第一次攻撃隊はホーネットに集中攻撃(エンタープライズはスコールに隠れていた)。3発の爆弾、2本の魚雷、損傷機2機の突入を受けホーネットは大破炎上。
次に現れた第二次攻撃隊はスコールから出たエンタープライズを攻撃。2発の命中弾を浴びせ、戦闘不能に追いやった。また撃墜されたエンタープライズの雷撃機が魚雷を
誤発射し、救助に向かっていた駆逐艦ポーターを仕留めてしまっている。
母艦の翔鶴は撤退してしまったが、生き残った艦載機は隼鷹に着艦。第三次攻撃隊を編成し、執念の一撃でホーネットに致命傷を与え、ついに放棄させた。
こうして南太平洋海戦は戦術的には日本の勝利となり、米軍は太平洋での稼動空母を一時的に全て失ってしまった。
10月27日はアメリカの海軍記念日にあたり、「史上最悪の海軍記念日」と言わしめたとされる。
一方で翔鶴も敵戦闘機による迎撃と新鋭戦艦[[サウスダコタ]]をはじめとする米艦艇の熾烈な対空砲火により、多くの艦載機と開戦以来の熟練搭乗員を失ってしまう。
未帰還となったパイロットの中には飛行隊長の村田重治少佐や関衛少佐など指揮官クラスの者も含まれ、以後の航空隊再建に苦労することとなった。
艦隊全体でも日本の航空機と搭乗員の被害はアメリカのそれを上回っており、開戦期には猛威を振るった零戦の「無敵神話」ももはや過去のものであった。
ミッドウェー海戦の雪辱を果たした南雲司令長官も、戦いの後に「最良の搭乗員を失ってしまった」と慨嘆したとされる。
また戦略目標だった陸軍の第3次ガ島奪還作戦の支援には失敗し、戦略的には日本の敗北となった。

手負いの翔鶴は10月28日にトラックへ入港。その後、本格的な修理を行うため護衛を伴って横須賀に回航された。修理と乗員の補充を受け、損耗した航空隊の再建を図った。
戦訓から25mm3連装機銃2基を追加、21号レーダーも増設されている。

#endregion
#region(迫る姉妹の別れ 機動部隊の最後)

1943年2月16日、修理完了。3月28日に横須賀を出港し、呉へ回航される。その道中で艦内訓練を行い、戦艦陸奥からの通信を受け取った。3月30日、徳島に帰港し燃料補給。
次に鹿児島へ向かい、飛行隊の発着艦訓練を実施。
5月11日、アッツ島に米軍が上陸し守備隊との戦闘が始まる。敵艦隊の戦力を過大評価していた上層部は、21日に戦力を横須賀にかき集めた。その中には翔鶴も含まれていた。
5月25日、アッツ島救援のため木更津沖で待機。そして28日夜、準備を整えて出撃するも守備隊全滅の報が飛び込み、作戦中止となる。横須賀へ引き返し、
使用されるはずだった冬物の服を返納した。
横須賀帰港後、呉に回航。再び発着艦訓練及び戦闘訓練を行う。7月8日、柱島に入泊する。
7月15日、トラックに進出し訓練を行う。発着艦訓練、各種応急訓練、敵の攻撃を受けた時の防火、防水訓練を毎日実施。9月12日、搭載機が標的艦矢風のマストに接触し、
墜落。パイロットは殉職した。
9月17日、トラックに停泊していた主力艦艇で艦隊を編成し出港。神出鬼没な米機動部隊に艦隊決戦を挑むZ作戦を開始。
[[金剛]]や[[榛名]]といったトラック所在の大型艦艇は軒並み参加、妹の[[瑞鶴]]に小沢治三郎中将が司令として乗り込み、旗艦が務めた。
翔鶴もこの作戦に参加し、東側へと進軍。敵を求めて索敵を行う。翌18日、第15任務部隊がギルバート諸島のマキンとタラワを空襲、
現地の零戦や一式陸攻を破壊してしまう。日本艦隊はこれを敵と定め、まずブラウン島に進出。そこからタラワへ向かっていたが、
第15任務部隊がハワイに引き上げてしまい、作戦中止。9月23日にトラックへ帰投した。
10月5日、今度は第14任務部隊がウェーキ島を空襲。またもや現地の零戦や一式陸攻が破壊される。暗号解析の結果、近いうちに再び敵が
作戦行動を起こすと知った司令部は、艦隊の出撃を決意。10月17日、ウェーキ島方面へ向けて出撃する。
四日後にブラウン島へ入港したが、索敵や偵察によると敵はハワイに戻ってしまったという。それでも再空襲の危険を考え、ウェーキ島西方に向かったが
空振りに終わってしまう。貴重な重油を消費し、10月26日にトラックへと戻った。

航空消耗戦で多数の航空機を失った日本側は10月28日、空母艦載機を陸上基地に転用する「ろ号作戦」を発令。
翔鶴からは零戦32機、艦爆23機、艦攻16機、二式偵察機2機を供出、10日間限定でラバウルに進出させた。整備兵と主計兵が第十戦隊に便乗し、南下していった。
集められた173機の航空機は日本航空隊の最後の切り札だった。さっそく11月2日から攻撃に投入され、アメリカ軍に猛攻を加えた。
引き抜かれた航空隊はブーゲンビル島沖航空戦に参加。だが米軍機の反撃によってその数を減らしていき、残った機体は第601航空隊へ吸収される事になる。
ブーゲンビル島沖航空戦での戦果は、11月5日より東京で開催された大東亜会議にて発表された。
11月11日、トラックを出港。横須賀に向かって航行するが、暗号解析によって米潜水艦が網を張って待ち構えていた。
[[デイス]]も、翔鶴攻撃命令を受けた潜水艦の1隻だった。このまま行けば[[デイス]]に捕捉されるはずだったが、幸運が翔鶴に味方した。
[[デイス]]艦長が己の直感に従って攻撃位置を変更、それが幸いして包囲網から脱する事に成功する。むざむざ大物を逃してしまった
[[デイス]]艦長は帰投後の戦果報告で自身の無能さを吐露。デスクワークに回して欲しいと自ら望み、左遷された。
そんな事があったとは露知らず、翔鶴は無事に横須賀へ入港。12月27日より横須賀工廠に入渠。そのまま年を越す。

1944年1月6日、出渠。呉を経由して2月6日に柱島を出港。南東方面に向かい、シンガポールに入港する。その後、3月23日にリンガ泊地へ回航され訓練に従事。
連合軍が東南アジアに侵攻する兆しがある事、燃料事情が本土より幾ばくかマシという理由からリンガでの訓練が決定した。
米軍の猛攻によりマーシャル諸島が陥落した1944年初頭。そのマーシャルを拠点にする米艦隊に奇襲を仕掛けるべく雄作戦が立案された。持てる航空兵力は全て投入するため
翔鶴も主力艦艇の一員として参加が予定されていた。3月21日、作戦の承認を得る。5日後、パラオで作戦の詳細な打ち合わせが行われたが、海軍乙事件が発生。
古賀司令長官の殉職に伴って作戦は立ち消えとなってしまった。
3月25日、第三艦隊司令部が駆逐艦に乗ってシンガポールより帰着。翔鶴に将旗を掲げる。同月31日、セレター飛行場前に入泊。
5月15日、タウイタウイ泊地に進出。訓練を行おうにも、泊地は無風状態。かと言って沖合いに出れば、米潜水艦の群れが手ぐすね引いて待ち構えていた。
翔鶴らは泊地に閉じ込められる形となり、まともな訓練が殆ど行えなかったという。
5月中旬、翔鶴に搭載する予定の第601航空隊の零戦約20機が、艦隊の上空で演習。下旬に第601航空隊を収容した。
あ号作戦の実行戦力はタウイタウイに集結していたが、所在意図を敵に概ね察知された疑いが浮上したためギマラスへの移動と相成った。

6月13日午前9時にタウイタウイを出港。17時24分、あ号作戦決戦用意が下令。翌14日、曇り空のギマラスに到着。17時に補給を受ける。
同月15日午前7時17分、米軍のサイパン上陸開始を受けてあ号作戦決戦発動。20時38分、敵潜水艦が機動部隊を追跡しているとの報告が入る。17日15時30分、補給を完了。
6月18日午前5時、ギマラスを出撃し、マリアナ諸島に向かう。索敵を行いながら航行し、敵情の把握に腐心する。
就役した新鋭空母大鳳を旗艦に仰ぎ、翔鶴は瑞鶴と3隻で主力の第一機動艦隊第一航空戦隊を編成。サイパン島を包囲した米軍に挑む。

6月19日、運命の''マリアナ沖海戦''が生起。ソロモン以来となる空母同士の対決であり、日本の絶対国防圏をかけたミッドウェー海戦以来の大規模作戦だった。
本来あ号作戦は中部太平洋の島嶼に展開した日本の基地航空隊(第一航空艦隊)がマリアナ諸島に侵攻してきた敵機動部隊と交戦してこれを疲弊させ、
その隙に主力の第一機動艦隊が敵のわき腹を突いて大打撃を与えるという連携作戦であり、ミッドウェー海戦とは真逆の構図に近かった。
しかし作戦を読んでいたアメリカ機動部隊は、第一航空艦隊の戦力展開が完了する前に、中部太平洋の各島嶼の基地航空隊を各個撃破することに決め、
6月11日からサイパン、グアム、テニアンなどを空襲して第一航空艦隊を壊滅状態に追いやり、マリアナに向かう第一機動艦隊を万全の態勢で待ち構えていた。
第一機動艦隊の決戦前に、第一航空艦隊が敵機動部隊の戦力を3割消耗させるという作戦構想は早くも崩れ去っていたのだ。
小沢治三郎中将率いる第一機動艦隊は大鳳・翔鶴・瑞鶴・[[飛鷹]]・隼鷹など大小9隻の空母と艦載機439機を中核とした、これまでで最大規模の艦隊ではあったものの、
対するアメリカ機動部隊の第58任務部隊は、因縁の敵エンタープライズや新鋭の[[エセックス]]級ら7隻の正規空母、8隻の軽空母に891機もの艦載機を擁する大艦隊であり、
戦闘機の数(475機)だけでも小沢艦隊の全機体数を上回る圧倒ぶりであった。しかも連携予定であった第一航空艦隊の壊滅によって数的劣勢はさらに広がってしまう。
航空機の性能や搭乗員の練度でも日本の航空隊は劣っており、これらの不利を補う打開策として小沢提督はアウトレンジ戦法を画策する。
零戦、彗星、天山など当時の日本航空機は性能面では多くの点でアメリカ航空機に劣っていたが、航続距離の長さでは勝っていたことを利用し、
敵艦載機の航続距離の外から航空隊を向かわせて一方的にたたくという戦法であった。
未熟な搭乗員に長時間の飛行を強いるというリスクがあったものの、圧倒的不利を挽回するため小沢提督はこの戦法に一縷の望みを賭けたのだった。
そして偵察機から敵機動部隊発見の報告を受けた第一機動艦隊は、7時25分に三航戦、45分には一航戦・二航戦が第一次攻撃隊を発進させた。
その後も敵機動部隊発見の報が相次ぎ、第二次〜第六次まで順次攻撃隊を発進した。

それは攻撃隊を発進させた後の午前11時18分の事だった。17日夜より日本艦隊を追跡していた米潜水艦カヴァラから、6本の魚雷が放たれた。
55秒後、最初の魚雷が翔鶴に直撃する。それから立て続けに2本が命中。艦内に激震。
大音響とともに棚の物が散乱する。同時にガソリンタンクが引火し、炎上。扉を開けると火災の炎が入り込んできた。決死の消火活動にも関わらず、気化したガスが充満。

被雷後もしばらくは高速で走っていた翔鶴。しかし僚艦の矢矧は「チュッ、チュッ」という隔壁の破れる音を聞き取っていた。
煙突からはシューッと湯気が出ているのが見える。矢矧座乗の第十戦隊司令・木村進少将は「翔鶴は止まらなくてはダメだ!」と叫んだという。
高速で走っているせいで、強い水圧を受けて隔壁が破壊されているのだ。煙突から出た湯気は、侵入した海水によって機関室が満水になったからだった。
まさに知らず知らずのうちに自壊へ走っていたのだ。本来なら艦を停止させなければならないところを、約3時間も走り続けてしまった。

被雷の影響で船体が右舷へと傾斜していく。注水により復元するも、今度は注水し過ぎたため左舷に傾斜してしまう。魚雷や爆弾にも引火し、誘爆。熱風が艦内を巡り、
顔や手など肌を露出していた部分に火傷を負う乗員が続出。生き残った乗員は飛行甲板に集まっていた。艦長より「軍艦旗下ろし」の命令が下り、訓示が始まる。
「まだ葛城、天城の空母があるから、これからまだ負けない」とし、訓示が終わると総員退艦が下された。何とか海に飛び込めた乗員もいたのだが……。
前部を被雷により損傷していたため突如艦首が沈没。前のめりになっていく。そんな中、気化した航空燃料が引火し大爆発。火勢が余計に強くなり、前部エレベーターが
火の海となる。タイタニックよろしく直立しつつあったため、飛行甲板に避難していた乗員たちは艦首方向へ滑り落ちた。
その先には燃え盛る前部エレベーターが口を開けて待ち構えていた。滑落した乗員は例外なく炎の中に落とされていったのである。滑り落ちる音は周囲の僚艦にまで届いた。
この悪夢のような出来事により、翔鶴の戦死者は友成副長を含む1272名に上った。この数は日本空母史上最多だった。14時10分、沈没。
生存者は駆逐艦[[浦風]]に救助された。ここが鶴姉妹の今生の別れとなった。
開戦劈頭こそ不良品だらけで使い物にならなかった米軍の魚雷だが、改善に本腰を入れてからは凄まじい勢いで進歩。
開戦時には十分であった翔鶴型の防御力であっても、既に防ぎ切れないほどの破壊力を獲得していた。
また後述する大鳳と喪失原因が似通っており、艦内の気密性の高さや航空燃料庫の配置という、日本空母全体に共通する構造的弱点に起因したものでもあった。
たった2本の魚雷であっけなく沈んだ背景には、このような出来事があったのだ。

しかし悲劇は終わらなかった。翔鶴沈没から6時間ほどさかのぼる午前8時10分、艦隊の旗艦大鳳も潜水艦[[アルバコア]]から雷撃を受けており、魚雷1発が命中していた。
前部エレベーターが使用不可能になるものの、一時は航行にも問題無いと思われていたが、翔鶴と同じく航空燃料タンクの損傷で漏れ出した揮発性ガスが艦内に充満していた。
翔鶴沈没の直後、この気化した航空燃料が引火して大鳳は突如大爆発を起こし、激しい火災に手をつけられないまま午後16時28分に沈没してしまう。
国の命運をかけた一大決戦で、艦隊の主力となる空母3隻中2隻が、開戦早々に潜水艦からの攻撃だけで失われてしまうなど、誰が想定したであろうか。
米潜水艦は決戦前に日本の油槽船を追跡することで艦隊の位置を補足しており、一方の小沢艦隊は敵潜水艦の接近に気づくことさえできずに不意を突かれる羽目となった。
艦隊決戦に心血を注いでいた一方、対潜戦闘の分野で大きく後れを取っていたという、日本海軍の伝統的な弱点が最悪の形で露呈してしまったのだ。
ちなみに大戦果を挙げたアメリカであったが、翔鶴と大鳳の撃沈までは確認できておらず、海戦後もしばらくは2隻が存命してるものと考えていた。
また2空母喪失の教訓から、海戦後の瑞鶴には航空燃料タンク周辺の補強や水中聴音機の増設といった改装が施されている。

さらには敵機動部隊へ向けて出撃した航空隊にも過酷な運命が待ち受けていた。
米機動部隊はレーダーで日本の航空隊を早期に補足すると、自軍の戦闘機隊を的確に誘導して迎撃に向かわせたのだ。
当時の米海軍は、高性能レーダーと、そこから得られた情報を処理して艦隊に指示を出す戦闘指揮所、優れた航空無線を備えた強力な戦闘機、各艦の対空砲座などが、
的確に連携する強固な防空体制を築いており、たとえ熟練パイロットのいる航空隊であっても、これを突破して攻撃を加えた上で母艦まで帰還するのは至難の業であった。
ましてや十分な訓練ができていない未熟なパイロットが、アウトレンジ戦法で長時間飛行を強いられている中で飛び込めば、惨憺たる結果が待っているのは明白であった。
日本の攻撃隊は上空に待機していた400機以上ものF6F戦闘機から奇襲を受け、迎撃を振り切って敵艦隊にたどり着いた機体も対空砲火で次々と叩き落とされていった。
そのあまりにも一方的な様子を見ていたアメリカ兵は、日本航空隊を狩猟初心者でも簡単に狩れる七面鳥に見立てて、「マリアナの七面鳥撃ち」と揶揄したとされる。
瑞鶴が嫌いな食べ物に七面鳥を挙げているのは、この史実に由来してると思われる。
結局日本側の航空隊が挙げた戦果は、重巡[[ミネアポリス]]や戦艦[[サウスダコタ]]、インディアナ、空母バンカー・ヒルなど数隻を小破させたにとどまり、
敵戦闘機による迎撃や対空砲火でこの1日で193機もの航空機を失ってしまった。しかも第三次以降の攻撃隊はほとんどが敵艦隊との会敵にさえ失敗するという有様であった。

19日の夕刻になって第一機動艦隊司令部は攻撃隊の絶望的な状況を知り、連合艦隊司令部からの一時撤退の命令もあって西へと後退を始める。
一方の第58任務部隊は日本艦隊への追撃を敢行し、翌20日の午後16時30分に216機の攻撃隊を差し向けた。
瑞鶴に旗艦を移していた第一機動艦隊は、撤退途上の午後18時30分頃から敵攻撃隊の空襲を受け、飛鷹が撃沈され、瑞鶴、隼鷹、[[榛名]]、[[摩耶]]などが損傷を負った。
連合艦隊司令部は小沢提督に作戦中止と帰投を命じ、米艦隊も敵艦隊の追跡を中止したことでマリアナ沖海戦は終結した。

マリアナ沖海戦で日本は、敵機動部隊に大きな損害を与えられなかった上、翔鶴・大鳳・飛鷹という主力の3空母と、多数の航空機及び搭乗員を失い、
絶対国防圏であったマリアナ諸島の死守にも失敗した。
2年前のミッドウェー海戦以来の大敗北であり、取り返しのつかない事態を招く結果となってしまったのだ。
母艦航空隊の4分の3以上の戦力を失ったことで空母機動部隊は壊滅状態に陥り、その再建は絶望的であった。
日本海軍は空母機動部隊を中心とした作戦の実行が以後不可能となり、多数の空母と航空機を中心とした強力な米艦隊に決戦を挑んで勝つことは不可能となってしまった。
そしてサイパン島が陥落したことで、日本の主要都市の多くがB29爆撃機の射程圏内となり、本土への本格的な空襲が始まる。東条英機内閣も総辞職に追い込まれる。
起死回生をかけたマリアナ沖海戦での大敗は、日本の大戦での敗北をも決定づけたのだった。

翔鶴はこの後レイテ沖海戦で戦没した瑞鶴共々、1945年8月31日に除籍となった。

なお、余談であるものの彼女が被害担当を自称するのは珊瑚海海戦での出来事が理由の1つ。
先述通り同海戦において、翔鶴及び瑞鶴を攻撃するためヨークタウン、レキシントンから発艦した攻撃隊がスコールのため瑞鶴を発見できず、後方にいた翔鶴に攻撃が集中した。
結果翔鶴は大破、瑞鶴は無傷だった。この後も南太平洋海戦で翔鶴が大きく損傷する中、瑞鶴は被弾しなかったこともあり、瑞鶴は攻撃を受けない幸運艦で、
逆に翔鶴は被害担当の不運艦というイメージがついてしまった。
また、この海戦でレキシントンは翔鶴所属の航空隊により大破し航行不能となり、僚艦に雷撃処分された。
台詞の加害者と被害者は加害者が翔鶴、被害者がレキシントンと思われる。

#endregion

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