#title(足柄の詳細・評価・オススメ装備)

[[艦種別リスト>キャラクター/艦種別]] > ''足柄''

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#contents
*基本情報 [#BaseData]
|CENTER:450|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:84|CENTER:90|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:84|CENTER:90|c
|>|>|>|>|~プロフィール|
|&attachref(足柄(修正後).jpg,zoom,450x525,nolink);|''名前''|>|>|&ruby(アシガラ){足柄};&br;IJN Ashigara|
|~|''レアリティ''|>|>|SR|
|~|''艦種''|>|>|重巡|
|~|''陣営''|>|>|重桜|
|~|''CV''|>|>|斎藤千和|
|~|''イラスト''|>|>|鉄人桃子|
|~|''耐久''|A|''火力''|B|
|~|''雷装''|C|''回避''|C|
|~|''対空''|C|''航空''|E|
|~|''速力''|28|''運''|60|
|~|''装甲''|>|>|中装甲|
|~|~SD|>|>|&attachref(足柄-SD.gif,nolink);|
|>|>|>|>|~自己紹介|
|>|>|>|>|妙高型重巡三番艦、足柄です。光栄なことに重桜の代表として、かのロイヤルの大観艦式に参加できました。&br;…居住性?……せ、戦場で生き残るには犠牲にしなければならないことだってありますよね…… |

|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:160|LEFT:671|c
|>|CENTER:~入手方法|
|''建造''&br;(01:55:00)|期間限定建造(2018/12/27〜2019/01/17、2020/04/23〜2020/05/07)&br;大型艦建造(2021/01/21〜常設)|
|''建造''&br;(01:55:00)|期間限定建造(2018/12/27〜2019/01/17、2020/04/23〜2020/05/07)&br;大型艦建造(2021/01/21〜2024/01/18)|
|''ドロップ''|14-1|
//|''その他''||
|''その他''|[[支援要請>建造#s15fdd0a]](2024/01/18〜)&br;[[大艦隊補給(ショップ)>大艦隊#Shop]](2024/01/18〜)|

//建造とドロップ以外の入手法全てをその他欄に記入する。例:「イベント名」:B3、D3、「イベント名」:イベント補給、「○○ショップ」、「イベント招待状」
//※イベント招待状は数が多く複数から入手できるキャラもおり、全て列挙させると縦幅を取りすぎて見づらくなるので、「イベント招待状」と纏める※
//なしの場合は「なし」と記入したり空欄にしたりせずコメントアウトする

|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:50|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|RIGHT:61|CENTER:61|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f0f0f0):''ステータス''|
|~LV|CENTER:~好感度|CENTER:~耐久|CENTER:~火力|CENTER:~雷装|CENTER:~航空|CENTER:~対空|CENTER:~対潜|CENTER:~装填|CENTER:~回避|CENTER:~命中|~消費|
|''125''|200|4497|251|239|0|184|0|180|82|135|11|
|~|100|4256|237|226|0|174|0|171|78|128|~|
|''120''|200|4397|247|236|0|180|0|178|79|132|~|
|~|100|4162|234|223|0|171|0|168|75|125|~|
|''100''|100|3783|221|211|0|156|0|159|65|111|~|
|''1''|50|732|43|41|0|32|0|62|13|43|3|
//|レベル|好感度|耐久|火力|雷装|航空|対空|対潜|装填|回避|命中|消費|

//改造あるキャラのLv120と125は改造ステのみ記入。そのレベルでの未改造の数値は需要ないと思うので(その際レベルは120改と書いて)

|~装備枠|~初期装備|~補正(MIN/MAX)|~最大数((各行動時に攻撃を行う砲座数や艦載機数))|
|CENTER:120|CENTER:369|CENTER:160|CENTER:160|c
|重巡主砲|[[203mm連装砲(重桜)]]T1|125%/130%|1|
|魚雷|[[610mm三連装魚雷]]T1|145%/165%|2|
|対空|-|100%/100%|1|
|設備|-|-|-|
|設備|-|-|-|
//改造あるなら補正はMIN/MAX/改造と書いて

//|>|~専用特殊装備|
//|CENTER:60|CENTER:771|c
//|&ref(img/装備名_icon.png,nolink,56x56,(装備名));| |
//▲専用特殊装備が実装されたら公開する

|>|>|>|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:''艦船技術''|
|BGCOLOR(#f0f0f0):CENTER:160|CENTER:329|CENTER:160|CENTER:160|c
|''艦級''|>|>|T6 妙高型|
|~解放条件|~効果|>|~技術Pt|
|''入手''|【重巡】【砲艦】【超巡】耐久+1|+10Pt|+47Pt|
|''突破MAX''|-|+21Pt|~|
|''Lv.120''|【重巡】【砲艦】【超巡】雷装+1|+16Pt|~|
//艦級はゲーム内の艦船技術に書いてあるものをそのまま書く。
//コラボキャラ等艦船技術がないキャラの場合は項目全体をコメントアウト

|>|~スキル名|~効果|
|CENTER:60|CENTER:150|LEFT:610|c
|&attachref(img/スラバヤに閃く刃_icon.png,nolink,56x56,スラバヤに閃く刃);|スラバヤに閃く刃|20秒毎30.0%(MAX70.0%)で発動。特殊弾幕を展開し、10秒間自身の火力が10.0%(MAX20.0%)、軽巡・重巡に与えるダメージが10.0%(MAX20.0%)上昇する|
|&attachref(img/全弾発射-重巡_icon2.jpg,nolink,56x56,全弾発射-妙高型);|全弾発射-妙高型I/II|自身の主砲で9回(6回)攻撃する度に、全弾発射妙高型I(II)を行う|

//スキルアイコン→&attachref(img/スキル名_icon.jpg,nolink,70%);
//改造時に習得するスキルは色変え→BGCOLOR(#e9eefd):

|>|~上限突破|
|CENTER:60|LEFT:771|c
|~初段|全弾発射スキル習得/主砲補正+5%|
|~二段|魚雷装填数+1/開始時魚雷+1/魚雷補正+10%|
|~三段|全弾発射弾幕強化/魚雷補正+15%|

|~全弾発射スキル|~特殊弾幕スキル|
|CENTER:415|CENTER:416|c
|&attachref(足柄-全弾発射.gif,nolink);|-|

//&attachref();

大陸wikiのページ:[[https://wiki.biligame.com/blhx/>https://wiki.biligame.com/blhx/%E8%B6%B3%E6%9F%84]]

//▼改造が実装されたら公開する
//**改造 [#Retrofit]
//|CENTER:100|CENTER:200|CENTER:250|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:120|c
//|~改造内容|~詳細|~必要な設計図その他|~費用|~必須レベル|~必須レアリティ|
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|||||||
//|総計||||||f

//▼改造が実装されたら公開する
//***改造後のキャラ絵 [#Retrofit_Figure]
//#region(改造後のキャラ絵を開く)
//|&attachref(,zoom,650x0);|&attachref(,nolink);|
//#endregion

//▼改造ボイスが実装されたら公開する
//***改造後ボイス [#Retrofit_Voice]
//#region(クリックでセリフ一覧を開く)
//|60||c
//|~入手時||
//|~||
//|~||
//#endregion

//▼ケッコン衣装が実装されたら公開する
//*ケッコン [#Oath]
//#region(ケッコン衣装の絵を開く)
//|>|~|
//|&attachref(,zoom,650x0);|&attachref(,nolink);|
//#endregion

//**ケッコン後(ケッコン衣装の名前)ボイス [#Oath_Voice]
//#region(クリックでセリフ一覧を開く)
//|60||c
//|~入手時||
//|~ログイン||
//|~詳細確認||
//|~メイン1||
//|~メイン2||
//|~メイン3||
//|~タッチ||
//|~タッチ2||
//|~任務||
//|~母港帰還||
//|~失敗||
//|~ラブ||
//#endregion

//▼着せ替え衣装が実装されたら公開する

*[[着せ替え>着せ替え一覧]] [#AttireList]
#region(着せ替え画像を開く)
|>|~幕間少憩|
|&attachref(./幕間少憩.jpg,50%);|&attachref(./幕間少憩.gif);|
|>|ショップにてダイヤ780で購入可&br;(期間限定:2018年12月27日メンテ〜2019年1月16日 23:59)|
|>|~色とりどりの夏|
|&attachref(./色とりどりの夏.jpg,35%);| |
|>| |

#endregion
**着せ替え後(幕間少憩)ボイス [#Attire_kimono]
#region(クリックでセリフ一覧を開く)
|60||c
|~入手時|ふぅ……ようやく着付けできました…な、なんだか慣れないですね…指揮官殿、この衣装はいかがでしょうか?へ、変ではありません…よね?|
|~ログイン|練習の相手を務めてくださるのですか?はい!この格好でも指揮官殿に勝つ自信はあります!|
|~詳細確認|無理せず、余裕を持って物事に挑むが良し…妙高姉さんがそう仰っていました。指揮官殿も、無理してはいませんよね?|
|~メイン1|この髪型、作るのが難しくて……妙高姉さんが助けてくれたおかげで何とかなりました|
|~メイン2|ずっと休むわけにはいきませんね…指揮官殿、ご指示がありましたら、いつでも申し付けてください!|
|~メイン3|膝枕はこうやるのですね?指揮官殿の疲労回復に役立てるとお聞きしましたが……|
|~タッチ1|指揮官殿、悩み事でもあるのでしょうか?|
|~タッチ2|あぅ…し、指揮官殿、妙高姉さんがこういうのは良くないって……|
|~母港帰還|ふぅ……今日はもう少し休憩しましょう、指揮官殿|
|~戦闘開始|戦力は衣装に影響されないはず……とにかく、前進です!|

#endregion
**着せ替え後(色とりどりの夏)ボイス [#Attire_Swimwear]
#region(クリックでセリフ一覧を開く)
|60||c
|~入手時|あ、指揮官殿!あ、あーん!!!あ、あれ?!那智姉さんの言う通りにしたけど…もしかして間違っているのですか?!|
|~| |
|~| |

#endregion
*ボイス [#Voice]
#region(クリックでセリフ一覧を開く)
|60||c
|~入手時|足柄、着任しました。指揮官殿、我が刃はあなたの敵を全て断ち切ります |
|~ログイン|ようやくお戻りになりましたね。指揮官殿。ええと、少しお時間を……練習の相手、していただけないでしょうか?|
|~詳細確認|いくら見ても私が強くなったりはしませんから、…指揮官、その、そんなことよりもっと出撃させてください!|
|~メイン1|装備の性能差ではなく、自分の実力でこそ勝敗が決する……と、妙高姉さんが教えてくれました|
|~メイン2|「重桜といえばこの足柄」って……そうですね、それを目指して頑張っているつもりです|
|~メイン3|指揮官殿……いつもお相手していただきありがとうございます!引き続き精進します!|
|~タッチ|妙高姉さんから頂いたこれで、姉さんの言ってることは常に録音して、時々聞くようにしています。…へ、変ですか?|
|~タッチ2|くっ……あ、あとで妙高姉さんにこういう時はどうすればいいか確認しなきゃ……|
|~任務|任務、結構残っていますね……指揮官殿、私こういう任務には疎くて…足を引っ張っていたりはしません、よね…|
|~任務完了|任務完了です。指揮官殿は報酬のほうでも確認しておいてください|
|~メール|配達員は使命を果たしてくれましたね。指揮官殿、早く確認しましょう|
|~母港帰還|指揮官殿……休んでいいからといっても、あ、あまりたるんではいけないと、思います……|
|~委託完了|指揮官殿、委託組が帰還しました|
|~強化成功|よし、これで元気バッチリです|
|~戦闘開始|全艦前進!武運を!|
|~勝利|そ…そこそこ、ですね…///|
|~失敗|ま、まだ戦えます!|
|~スキル|全て断ち切る!|
|~損傷大|私達が試される時です!――進めええ!!|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼好感度系|
|~失望|指揮官殿、私といるのが気に障るのでしたら、直接言って頂いて構いませんが… |
|~知り合い|指揮官殿は私の部屋を見学したいのですか?…か、片付けますから暫しお待ちを!|
|~友好|え、えっと、私、あまり器用ではなくて、この「オリヅル」、とても鶴には見えませんけど……と、とにかく受け取ってください!なんとなく、こうすべきだって、思いましたから……|
|~好き|指揮官殿、どうかしました?うがいのコップと顔を拭くタオルまでベッドのそばに置いてくれて……うわ!?もうこんな時間!?か、完全に寝坊しました……|
|~ラブ|指揮官殿、ごめんなさい……指揮官殿がいない間、不安で不安でしょうがなくて……気づいたらオリヅルを100羽折ってしまいました……や、やっぱり変、ですよね……|
|~ケッコン|指揮官殿、こ、こんなドッキリは反則ですよ!…周りに人がいませんよね?……じゃ、じゃあ早速…指揮官殿、少し背中を預かってもらってもよろしいでしょうか?……指揮官殿、温かいです…|
|>|BGCOLOR(#FFFFFF):COLOR(GRAY):CENTER:~▼特定編成時台詞|
|~[[妙高]]と出撃|妙高姉さん、一緒に敵をやっつける時が来たようですね!|

#endregion
*ゲームにおいて [#InGame]
**性能 [#Performance]

妙高・那智姉妹と装備補正は同じだがステータスが大分異なる。
耐久値がLv100時点でおよそ1000低くなるが、火力・雷装が大きく上昇している。
スキルも攻撃スキルになっていると大分攻撃的。
元々高くない対空値は妙高・那智から更に下がっているので、残りの前衛か主力でフォローしておきたい。

***スキル [#Skill]
-「''スラバヤに閃く刃''」
20秒毎に30/70%の確率で発動。Lv10時で中威力の榴弾砲4発*2を前方直線状に発射する。
発動と同時に10秒間火力値と敵軽巡・重巡に与えるダメージを10%/20%上昇させる。
軽巡・重巡へのダメージ上昇は自身の攻撃全てで有効であり、特殊弾幕や魚雷のダメージも伸びる。
敵軽巡重巡へのダメージ上昇が20%と大きく、発動中は軽装甲に対する火力値上昇付きの榴弾砲や、酸素魚雷を装備した上での魚雷接射で大きなダメージを期待できる。
特殊弾幕は全弾発射とそう変わらない威力で、全弾発射同様に結構な確率で燃える。不足しがちな手数を補ってくれるので便利。

**オススメ装備/編成 [#Recommend]
***主砲 [#Gun]

スキルが主砲に縛られず、特殊弾幕の炎上もあるため、自由に選んで問題ないだろう。

|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:画像|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:装備名|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:備考|
|CENTER:40|||c
|CENTER:&ref(艦砲リスト/203mm三連装砲改T3.jpg,nolink);&br;&color(#000000,#ffbb33){榴弾};|[[203mm三連装砲改T3>203mm三連装砲改]]|3発×1連射、扇状に3発の榴弾を広くばら撒く3WAY砲。装填が他の重巡主砲と比べるとかなり速い。&br;威力もそこそこでカバーできる範囲も広く射程もあるため、重巡の苦手とする自爆ボートの対処に向いている。道中向き。|
|CENTER:&ref(艦砲リスト/203mmSKC連装砲T3.jpg,nolink);&br;&color(#000000,#66eeff){徹甲弾};|[[203mmSKC連装砲T3>203mmSKC連装砲]]|2発×3連射する重巡徹甲弾の装備。&br;このクラスの装備は敵の戦艦と撃ち合うことができるだけの火力補正値・性能を持つようになる。T2でも十分強い|
|CENTER:&ref(試製203mm三連装砲/試製203mm三連装砲.png,nolink,40x40);&br;&color(#000000,#ffbb33){榴弾};|[[試製203mm三連装砲]]|重巡榴弾の最終装備候補。単発の弾を三連射する。&br;砲補正や軽装甲倍率に優れるため道中用に適している。&br;弾道の性質は駆逐の[[127mm単装砲(ユニオン)]]に似たところもあるが、集弾性はそれほど悪くない。|
|CENTER:&ref(艦砲リスト/重巡主砲テーブル/試作203mmSKC三連装砲T0.png,nolink,40x40);&br;&color(#000000,#66eeff){徹甲弾};|[[試作203mmSKC三連装砲]]|重巡徹甲弾の最終装備候補。3発×2連射だが、3発の弾は個別にブレる。&br;DPS上は[[203mmSKC連装砲]]の微妙な上位互換に位置するが、弾道が微妙にブレる点と射角の狭さから安定性は微妙。&br;ただし拡散範囲も狭いため敵艦だらけの高難度海域では頼れる一品。|
|CENTER:&ref(艦砲リスト/重巡主砲/234mm0.jpg,nolink,40x40);&br;&color(#000000,#cccccc){通常弾};|[[試作型234mm三連装砲T0>試作型234mm三連装砲]]|装虹だけ有って補正や性能は高性能な通常弾。研究3期限定で、非常に集まりにくく、貴重。&br;し、指揮官殿?!これを私にくださるのですか?!|

***魚雷 [#Torpedo]

魚雷補正の高さで火力を出すタイプのため、金や虹装備の雷装値上昇の効果が大きい。是非いいものを装備してあげよう。

|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:画像|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:装備名|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:備考|
|&ref(魚雷リスト/533mm五連装魚雷T3_150.png,nolink,40x40,533mm五連装魚雷T3);|[[533mm五連装魚雷]]|5本の魚雷が広く拡散する。攻速が早く、また入手性がいいため便利。ただ、接射が難しい。|
|&ref(魚雷リスト/610mm四連装魚雷T3.png,nolink,40x40,610mm四連装魚雷T3);|[[610mm四連装魚雷]]|接射で大ダメージが期待できる。が、重巡の速力を考慮すると、駆逐艦を増やす、設備で盛るなどが必要となる。|
|&ref(img/533mm四連装磁気魚雷T3.jpg,nolink,533mm四連装磁気魚雷,40x40);|[[533mm四連装磁気魚雷]]|敵を追尾するため命中性がよく、オート戦闘に向く。攻速も早く、無理に近付く必要もない。さらに、十分育った場合、&br;21秒程度で装填が完了するため、スキル発動時にタイミングが合わせやすい。正直下記虹魚雷よりもおすすめ。&br;ただし入手が兵装開発および金クラップ箱,設計図の集めづらい作戦履歴限定となる。|
|&ref(img/533mm五連装磁気魚雷T3.jpg,nolink,40x40,533mm五連装磁気魚雷);|[[533mm五連装磁気魚雷]]|雷装+70が魅力。兵装開発限定。セイレーン作戦をしっかりやれば、3か月で手に入る。&br;し、指揮官殿?!この魚雷までくださるのですか?!|

***対空 [#AntiAircraft]

対空値はかなり低く、装填値も高いわけではないため、ほかの艦で補う必要がある。逆に、射程の長い砲や、装填が早い砲を周りに合わせて好きに使えるともいえる。

|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:画像|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:装備名|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:備考|
|&ref(対空砲リスト/四連装ボフォース40mm機関砲T3.png,nolink,40x40,四連装ボフォース40mm機関砲);&br;&color(#808080){射程28};|[[四連装ボフォース40mm機関砲]]|威力と攻撃速度に優れる。ただし若干射程距離が短い。|
|&ref(対空砲リスト/対空砲テーブル/show_1.png,nolink,105mmSKC連装砲T3);&br;&color(#808080){射程32};|[[105mmSKC連装高角砲]]|射程32と長め。バランスの良いスペック。|
|&ref(対空砲リスト/113mm連装高角砲T3.jpg,nolink,40x40);&br;&color(#808080){射程35};|[[113mm連装高角砲]]|高威力で射程最長。|
|&ref(対空砲リスト/134mm連装高角砲T0.png,nolink,40x40);&br;&color(#808080){射程35};|[[134mm連装高角砲(対空砲)]]|火力が上がる対空砲。[[113mm>113mm連装高角砲]]に似たスペック。[[兵装開発]]限定。|
|CENTER:&ref(対空砲リスト/連装ボフォース40mm機関砲STAAGT0.png,nolink,40x40,連装ボフォース40mm機関砲STAAG);&br;&color(#808080){射程30};|[[連装ボフォース40mm機関砲STAAG]]|科学研究室1期、4期限定の対空砲。命中が上がる。ただし戦艦への需要が大きく、かなり貴重。&br;これも私にくださるのですか?!|

***設備 [#Addition]

非常に悩ましい。最終的には酸素魚雷+回避設備になるだろう。

|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:画像|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:装備名|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:備考|
|&attachref(設備リスト/応急修理装置T3.png,40x40);|[[応急修理装置]]|前衛の基本的な装備。重巡にしては低い耐久を補ってくれる。|
|&ref(設備リスト/消火装置T3.jpg,nolink,消火装置,40x40);|[[消火装置]]|炎上を抑制できる優秀な耐久装備。|
|&ref(設備リスト/バルジT3.png,nolink,40x40,バルジ);|[[バルジ]]|中装甲が苦手とする魚雷ダメージを低減させられる。耐久値の上昇もありがたい。|
|&ref(設備リスト/SGレーダーT3_0.jpg,nolink,SGレーダー);|[[SGレーダー]]|命中が大きく、回避が小さめに上昇する。強化油圧舵もエンブレムもない場合、重要な回避設備となる。|
|&ref(設備リスト/高性能対空レーダーT0.png,nolink,高性能対空レーダー,40x40);&br;&ref(設備リスト/対空レーダーT3.jpg,nolink,40x40,対空レーダー);|[[高性能対空レーダー]]&br;&br;[[対空レーダー]]|対空力を跳ね上げる事ができる設備。敵の航空攻撃が激しいときには付け替えてみよう。|
|&ref(設備リスト/強化油圧舵T0.png,nolink,40x40,強化油圧舵);|[[強化油圧舵]]|回避を最も大きくあげられる。無敵スキルはおまけレベルで、さらに自身の持つスキルと同時に発動すると全くわからない。&br;ほぼ研究限定で、かなり貴重。|
|&ref(ビーバーズエムブレム/2017y10m14d_162634440.jpg,nolink,40x40,ビーバーズエムブレム);|[[ビーバーズエムブレム]]|装備するだけで重巡の低い速力を補い、さらに低い回避を大幅に改善してくれる最高レベルの装備。&br;一点物だが、魚雷接射にも役立つため、ぜひ持たせてあげたい。&br;し、指揮官殿…無理してはいませんよね?|
|&ref(設備リスト/九三式酸素魚雷T3.png,nolink,40x40,九三式酸素魚雷);|[[九三式酸素魚雷]]|重巡特有の高補正で低雷装値を補うタイプであり、スキル効果で軽巡重巡へのダメージが割合で伸びるため恩恵がとても大きい。&br;装填も少しあがる。[[コアショップ>コアショップ#fa110cff]]限定で、さらに強化に使うパーツの要求数が非常に多い。&br;指揮官殿?!や、やりすぎですよ…!|

***編成 [#Formation]
**キャラクター [#Character]
 実直で真面目、戦闘に関しては抜かりのない優等生。
 …その一方、生活能力が皆無、コミュ力も下の上であるため、
 戦闘以外では姉妹艦も頭を抱えている時があったりなかったり。

――([[公式紹介>https://twitter.com/azurlane_staff/status/1077395411654963200]])

-ヘッドホンはマジカル防水のため壊れないので[[安心>https://twitter.com/te2momo/status/1077409648137760769]]

-2018/12/26の更新データで立ち絵の一部が変更された。SDキャラは変更なし。

#region(旧画像を開く)

 

|&attachref(./足柄.jpg,70%);|

 

#endregion

//▼キャラストーリーが実装されたら公開する

**キャラストーリー「足柄、すゝめ!」 [#CharaStory]

足柄を秘書官に設定し、足柄をタップするとキャラストーリー開始。

#region(任務と報酬一覧を開く)
| |~任務内容|~報酬|
|~1|足柄を5個準備する(消費)|資金100|
|~2|任意の艦を10回強化する|資金100|
|~3|足柄を含めた艦隊で出撃し、20回勝利する|資金100|
|~4|足柄を含めた艦隊で3回デイリーチャレンジをクリア|資金100|
|~5|足柄の親密度が100に到達 |資金100、家具コイン5、攻撃教科書T2×1|
|~6|足柄を3回限界突破する|資金100、家具コイン10、巡洋改造図T2×1|
|~7|足柄のレベルが100に到達|資金100、家具コイン10、巡洋改造図T2×2|

※ストーリーは、図鑑→思い出より確認可能

#endregion
*元ネタ [#Original]

大日本帝国海軍妙高型重巡洋艦3番艦足柄。同型艦に妙高、那智、羽黒がいる。1925年4月11日起工、1928年4月22日進水、1929年8月20日竣工。
ワシントン海軍軍縮条約に基づき建造された10,000トン級重巡洋艦であり青葉型の発展型ともいえる巡洋艦である。

大東亜戦争開戦劈頭は南方作戦に参加し、フィリピン方面や蘭印方面で任務に従事。スラバヤ沖海戦で重巡エグゼター、駆逐艦エンカウンターとポープを
協同で撃沈する戦果を挙げた。その後は東南アジアを作戦範囲と定めたため、ガダルカナル島争奪戦には参加していない。戦争末期まで生き残り、
レイテ沖海戦や礼号作戦に参加した猛者であった。

#region(戦歴よくばりセット)
-大日本帝國海軍が建造した[[妙高]]型重巡洋艦3番艦。由来は神奈川県南足柄市付近にある金時北方の総称である足柄山から。1923年度補助艦艇補充計画にて第3大型巡洋艦として建造が決定。1925年2月16日に軍艦足柄と命名され、同年4月11日に川崎重工神戸造船所にて起工。妙高型4隻のうちに最後に起工した艦であった。工事が進められていたが、1927年の金融恐慌により造船所の経営が悪化。このため艦政本部が一時的に造船所を買い取り、工事を続行。1928年4月22日に進水式を迎え、ドイツ、イタリア、ソ連、中華民国、アルゼンチン、イギリス、アメリカの総領事館職員を命名式に招待している。翌1929年8月20日に竣工した。工事の遅れで、三番艦でありながら竣工したのは最後だった。
--ここまで工事が遅れたのは、ワシントン海軍軍縮条約締結による予算の締め付けと、集中的な工事が出来なかった事に因る。艦内新聞として「足柄新聞」が刊行されており、ミッキーマウスが描かれていた事もあった。まずいですよ!
 
-1929年9月14日、竣工して早々悲劇が起きる。和泉灘で演習中、第2主砲塔の事故により乗員13名が死亡した。11月30日、姉妹艦の[[妙高]]、[[那智]]、[[羽黒]]とともに第2艦隊第4戦隊を編成。足柄は旗艦に指定された。1930年10月10日から23日にかけて、海軍特別大演習に参加。赤軍(攻撃側)と青軍(防御側)に分かれた対抗演習方式で、足柄は青軍に所属した。[[伊勢]]、[[日向]]、[[妙高]]、[[那智]]とともに土佐沖に移動し、赤軍主力と艦隊決戦を狙いながら、逐次南下を始めた。演習は続けられたが、10月20日頃から天候が急変。21日には無視できない程に悪化し、早朝に紀州潮崎沖合で艦隊決戦を行って演習の幕引きとした。10月26日、神戸沖特別大演習観艦式に第4戦隊旗艦として参列。1931年、前部煙突を2m延長する工事を受ける。1932年2月6日、第一次上海事変が生起。現地の邦人や日本軍が国民党に襲撃される。この事態に対し、足柄は佐世保を出港。兵員輸送に従事した。1933年5月24日、佐世保工廠にて曳航装置の改造を受ける。予算は600円(当時)であった。1934年3月31日、佐世保工廠で改修工事を受ける。その後、秩父宮を乗せて満州国を訪問している。8月9日、電気冷蔵庫を搭載。11月25日、三菱重工長崎造船所で第一次近代化改修を受ける。
--危険な中甲板の魚雷兵装を撤去し、上甲板装備とする改装工事を実施。最新式の92式61cm4連装発射管?型を装備した。発射管を舷側方向に旋回させれば魚雷頭部が舷外に出るよう考慮されていた。艦中央部両舷に魚雷発射管室を新設。新たに95式水上偵察機4機を搭載し、これを運用するために呉式2号3型射出器も装備。後部煙突及び第4主砲塔間発射管室天井部と第3、4高角砲甲板を連結して飛行甲板とした。91式徹甲弾を使用可能にするため、主砲口径を20.3cmに増大。さらに仰角を引き上げ、最大射程距離を伸ばした。使用砲弾変更により弾薬庫を改正し、揚弾機構と防煙装置の改正も行った。艦中央部から艦尾にかけての上方に小型バルジを装着し、対魚雷防御と浮力の増加を図っている。
-1935年2月、工事完了。7月まで長崎港に停泊した。9月14日午前9時52分、室蘭沖で射撃演習中、第2主砲塔右砲が爆発事故を起こし死者16名を出す。この事故を受け、日本製鋼所室蘭工場が支援の手を差し伸べる。海軍監督官と協力して敷地内の病院を開放。負傷者の治療に不眠不休で当たった。足柄との連絡用に多数の自動車を提供、連絡員も派遣された。また殉職者の葬儀を援助。受難はまだ終わらない。9月25日、函館沖を出港。演習を行うため航行していたところ、翌26日に三陸沖で超大型台風に巻き込まれる。後の世に言う第四艦隊事件である。足柄は砲塔に被害を出した。1936年1月より船体強度改善工事を受け、方位盤を新型化。3月頃に完工。10月26日、神戸沖特別大演習観艦式に[[比叡]]の供奉艦として参列。
 
-1937年4月3日、第4戦隊司令小林宗之助少将と秩父宮殿下を乗せて横須賀を出港。1911年の鞍馬、利根以来のヨーロッパ巡航に向かった。シンガポールやアデンを経由し、スエズから地中海に進入。マルタ島ヴェレッタ港で化粧直しを行い、サザンプトン、そして5月10日にポーツマスへ寄港。小林少将は、フィッシャー鎮守府長官に表敬訪問した。5月20日、スピットヘッドで行われたジョージ6世戴冠記念観艦式に参加し、各国から招かれたゲストシップが連なるG列に加わった。スウェーデンの前弩級戦艦DROTTNINGVICTORIAとオランダの軽巡洋艦ジャワの間に投錨。この時に沢山の写真を撮られており、他の艦より鮮明な写真が残されている。また足柄の乗組員はドーバー海峡で行われた空襲演習を目撃している。
--この時、足柄を見たイギリス将兵からは「なんてスマートな造りだ。まるで飢えた狼のようだ。」「私たちは初めて本物の軍艦を見た。今まで見てきたのは客船だった。」と感想を述べた。同時期に建造された[[ケント]]級と比較しての感想だったと言う。これを日本側は褒め言葉として受け取ったが、実際はイギリスの皮肉であった。日本で言えば狼は孤高で強い印象だが、ヨーロッパではお零れに預かるだけのハイエナのような扱いだった。また足柄は戦闘能力重視で、居住性が切り捨てられていた。居住性の
優れた自分たちの巡洋艦はまるで客船のようだ、と自賛していたのである。要するに戦闘特化で品が無いと評された。
--……という逸話は有名だが、実はイギリス側の資料はもちろん、その時期の日本側資料でもこの一件は確認できない。往路でシンガポールに寄港した際、接伴をしてくれたイギリスの空母「[[イーグル]]」((戦艦からの改造で、特にずんぐりしたシルエットが特徴))と比較してある人物が「イーグルは女性的で足柄は狼のようだ」と語った、というのが類似した唯一の記録である。その後、日本がドイツへの接近を強めつつあった1940年に日本の造船技師が上記のように紹介したのが、現状確認できる初出となっている。
-5月24日にはキールに寄港し、[[アドミラル・グラーフ・シュペー]]と交歓。ベルリンでは小林少将がヒトラー総統と会見している。1907年6月22日以来の軍艦訪問であった。5月27日の海軍記念日は現地のキールで祝われた。続く5月31日はドイツ海軍の記念日であり、乗組員もドイツ人に混じって祝っていたとか。その日のうちにキールを出発し、6月5日にジブラルタルへ寄港。ここではスペイン内戦に介入し、共和国軍に爆撃され中破した[[ドイッチュラント]]くんと遭遇。戦死者や負傷者を降ろしている様子が窺えた。ジブラルタルでは[[フッド]]と共に停泊していた。フッドが足柄を追い抜いて入港し、追い抜きざまに礼砲の交換を行ったという。((世界の艦船1998年1月号))帰路についた足柄は来た道を戻り、コロンボと香港に寄港しつつ本土を目指した。このヨーロッパ巡航は「怒濤を蹴って」という一本の映画にまとめられた。イギリスへの航海を記念して、乗組員から募金を募って艦内新聞が発行された。この艦内新聞は現存しており、防衛省が所蔵している。
-ところが7月7日、盧溝橋事件が発生。横須賀入港の予定を取りやめ、台湾沖で変針。翌8日午前8時30分、佐世保へ入港。支那事変に参加する。
 
-10月23日午後、佐世保港在泊中に豊田長官が乗艦。将旗を掲げて南支部隊の旗艦となり、海上封鎖を行う監視本隊に所属した。続いて立案されたH作戦(杭州上陸作戦)の全作戦支援を命じられ、上陸軍との通信連絡を請け負った。10月27日、[[妙高]]を率いて佐世保を出港。翌28日に馬鞍群島に到着し、現地で指揮を執った。無事杭州への上陸は成功。これが決め手となり、第二次上海事変は日本側の勝利に終わった。その後は支那の海上交通を遮断する封鎖部隊の旗艦となり、采配を振り続けた。11月14日、台湾沖南東の火燃島に座礁したアメリカ客船プレジデント・フーヴァーの救助に向かう。帝國陸海軍は広東省への上陸を企図し、航空兵力の進出と支那軍の補給路遮断を目的としたA作戦を立案。その旗艦に足柄が選ばれ、バイアス湾方面を偵察したのち基隆に入港。12月25日の実行に向けて参加艦艇が高雄に集結したが、米英との関係悪化を懸念して12月22日に作戦中止。翌23日午前11時、編制を解かれた。代わりに青島の占領を目的としたB作戦に転戦。
-1938年1月6日正午、裏長山列島に回航。1月7日午前、足柄艦上にてB作戦の打ち合わせを行った。翌8日に作戦参加の艦艇が出撃し、18時に足柄も出発。1月10日午前4時30分に青島の錨地に入った。青島外港にはイギリス大巡ドーセットシャーとアメリカ砲艦マーブルヘッドが停泊しており、足柄が連絡を取ったところ青島に支那軍がおらず、一切の防備が取り払われている事が判明。このため攻撃を受けた時以外は艦砲射撃を控えるよう参加艦艇に伝えている。無事青島は占領され、現地の邦人の安全は確保された。3月5日、威海衛占領作戦に参加。支那軍は「威海衛に進攻しないのは、日本側にそのような兵力が無いからだ」と判断し、排日活動激化の兆しを見せていた。これを受けて軽巡洋艦球磨等を使って陸戦隊を送り込み、治安維持に努めた。足柄と球磨の艦載機は上空からビラをまいて事態の沈静化を図っている。5月18日、連雲港攻略作戦に参加すべく青島沖に進出。連雲港は江蘇省における唯一の良港であり、援蒋ルートの1つになっていたため是が非でも潰し、第4艦隊の前進拠点にする意図があった。足柄はR作戦部隊の主隊に属し、5月20日午前に連雲港及び周囲の島への上陸作戦を支援。数百の支那兵が守備していたが夕刻までに排除され、残敵掃討や陸軍補給船の誘導などを行って5月29日に完了。R作戦部隊は解散となった。 

-1939年6月、佐世保工廠で第二次近代化改修を実施。前部魚雷発射管室を増設し、搭載魚雷も新式の93式魚雷に変更。24本まで格納出来るようにした。酸素魚雷実用化に伴って、さらに92式4連装発射管2基を追加。主砲を3年式2号20.3cmに換装し、射撃指揮装置を新式化。翌1940年6月に工事を完了。ヴィシーフランスとタイ王国が領土問題を巡って対立、急遽日本が仲裁する事になった。1941年1月19日、足柄は海南島の三亜港へ回航。1月22日にインドシナに対して示威行動を行うS作戦が発令され、午前8時に三亜を出港。道中で第5水雷戦隊と合流。第2遣支艦隊旗艦として作戦に参加する。1月25日にサンジャック沖へ到着し、沖合いから作戦の進捗を見守った。3日後、コーグット島泊地から来た駆逐艦[[水無月]]と長月に護衛され、サンジャックに入港。軽巡名取の艦上で停戦条約が締結され、紛争は収まった。この時、日本の仲裁で悲願の失地回復を果たしたタイ王国は積極的に対日協力するようになった。馬公に帰投後、中国沿岸の封鎖作戦の指揮を執った。7月10日、大海令第280号によりフランス領南部インドシナへの進駐が決定。ふ号作戦と命名され、足柄は全作戦支援の旗艦任務を命じられた。7月12日、フランス領南部インドシナに進駐する「ふ号作戦」に参加すべく、艦隊を率いて出港。同月25日午後4時、上陸する第25軍を乗せた輸送船39隻を護衛。進駐は無事に進み、援蒋ルートの一つが閉ざされた。9月23日、作戦を終えて佐世保に帰投する。10月10日、第3艦隊第16戦隊へ転属。11月10日、第16戦隊を率いて博多湾を出港。夕刻に岩国へ入港。11月14日から16日にかけて、陸海軍協定こと通称岩国協定の会議の場を提供した。佐世保へ回航され、フィリピン攻略部隊と合流。29日、寺島水道を出港。南方作戦に参加すべく、12月2日に馬公へ入港。12月7日午後8時、輸送船団や主力隊を率いて出港していった。
--他の姉妹艦は主力の第2艦隊に属していたが、足柄だけ第3艦隊第16戦隊に分派されていた。これは東南アジアの連合軍に米重巡洋艦[[ヒューストン]]がいるため、その対抗策であった。
 
-1941年12月8日、大東亜戦争が勃発。開戦を航行中に迎えた。12月10日未明、ビガン及びアパリ攻略支援を実施。午前8時、カタリナ飛行艇5機が足柄、球磨、朝風、[[松風]]を爆撃するも命中弾は出ず。13時4分、ルソン島の西方で再度カタリナ飛行艇5機が右舷より接近してきた。敵機の存在にいち早く気付いた足柄は対空砲火を放ち、異変に気付いた[[摩耶]]も射撃開始。艦尾約50m付近に至近弾を受けるも、損害は軽微だった。零戦の迎撃で1機の飛行艇が撃墜された。翌11日、華南石曷石湾に寄港し、軽巡洋艦と駆逐艦に燃料補給。ビガンへの上陸作戦を支援するが、B-17爆撃機5機から爆撃を受ける。幸い命中弾は出ず、12月14日に馬公へ入港。次なる作戦に備えた。12月19日、馬公を出港する第48師団の輸送船団を護衛。12月22日、リンガエン湾上陸を湾の北西から支援して第48師団の上陸を無事成功させた。フィリピン攻略作戦が順調に推移した事で足柄や[[那珂]]、第2及び第9駆逐隊は高雄に寄港。12月28日、フィリピン攻略部隊の大部分が蘭印作戦に転用された。
 
-1942年1月6日、ダバオへ入港。艦載機をマララグ湾の対潜警戒に当てた。1月10日と14日に朝日丸から物資や治療品の補給を受ける。現地で[[長良]]と合流し、蘭印作戦の支援に参加。2月13日17時、駆逐艦山風を率いて出港。翌14日、第2駆逐隊と合流し午後4時30分にホロ島へ入港。2月20日、[[大潮]]ら第8駆逐隊が連合軍艦隊の迎撃を受け、バリ島沖海戦が生起。この報告を受け、駆逐艦[[江風]]と山風を率いて出動したが、海戦の終結に伴って反転離脱。スターリング湾へ入港した。2月21日より駆逐艦[[雷]]が直衛についた。2月23日午前4時、ケンダリーを出港した主隊の駆逐艦[[雷]]は敵潜水艦を探知した。ところが足柄から「足柄に続け」との信号を受けたため攻撃を断念。翌24日午後8時30分、スンバワ島北方で[[雷]]が再び敵潜水艦を探知。爆雷攻撃で撃退した。その後、工藤艦長は足柄艦上で高橋中将から称賛を受けた。2月26日、修理を終えた[[妙高]]が[[電]]の護衛を伴ってマカッサルに入港。同日中に出港し、第二次バリ島攻略作戦支援のためカンゲアン島北東沖を遊弋。駆逐艦[[電]]に燃料補給を行った。敵潜水艦への警戒から、足柄は20ノット以上の高速で移動しており、燃費の悪い特型駆逐艦は追随と燃料補給に苦労した。

-3月1日午前8時50分、駆逐艦山風と[[江風]]に護衛された[[那智]]と羽黒が損傷した敵巡洋艦を発見して通報。午前11時40分、足柄と[[妙高]]も現場に到着し、エグゼター率いる連合軍艦隊を発見。スラバヤ沖海戦が生起。[[妙高]]と共同で連合軍艦隊の進路を阻み、[[那智]]、羽黒のグループと挟撃の姿勢を取る。敵は先日のスラバヤ沖海戦第1ラウンドで敗退し、インド洋への脱出を図る残存戦力だった。勝ち目が無いと悟ったエグゼターは煙幕を張って逃走を図る。10分後、北西側からは足柄と[[妙高]]が、南東側からは[[那智]]と羽黒が砲撃し、連合軍艦隊を攻撃。午後12時50分、距離が1万5000mに縮まったため敵艦エンカウンターが砲撃を開始。対する足柄と[[妙高]]は即座に反撃し、至近弾を与える。その至近弾で損傷したエンカウンターは自沈を決意し、13時35分に沈没した。駆逐艦[[電]]も砲撃に加わり、ついにエグゼターは機関室に命中弾を浴びて航行不能になる。旗艦足柄の高橋中将は敵兵救助への理解があったため、[[雷]]と[[電]]の救助活動を止めなかった。海の武士道は遺憾なく発揮され、多くの敵兵が救助されていった。スラバヤ沖海戦も勝敗が決し、掃討戦に移行。しかし米駆逐艦ポープが煙幕を張って逃走。スコールに紛れた事もあり、戦場から離脱した。午後1時30分、逃走した米駆逐艦ポープを追跡。オーストラリアへの脱出を図ったポープであったが、[[千歳]]の艦載機に発見された事が運の尽き。第11航空戦隊や[[龍驤]]の爆撃により大破・航行不能に陥ったポープは放棄された。午後3時40分、漂流するポープを発見。[[妙高]]とともに砲撃を以ってトドメを刺した。
-3月5日、マカッサルへ帰投。新編された第2南遣艦隊に転属となり、高橋伊望中将が座乗する旗艦となった。3月23日、マカッサルを出港。クリスマス島攻略作戦を支援したのち、3月28日にスラバヤへ回航された。4月6日にマカッサルへと回航され、南西方面艦隊の旗艦となる。4月28日から5月25日までスラバヤに留まった後、内地で修理を行うために出発。6月2日、佐世保へ到着し、6月10日から20日にかけて佐世保工廠に入渠した。このためミッドウェー海戦には参加していない。6月25日、佐世保を出港。マカッサルを経由し、7月8日にスラバヤへ入港した。ここで再び第2南遣艦隊旗艦となる。作戦範囲を東南アジアに定めた事で、のちに生起するソロモン戦線には参加しなかった。8月11日、スラバヤを出港。19時より水雷艇初雁が護衛についた。敵襲は無かったため、マカッサル上陸直前に初雁は引き上げていった。8月15日、バタビア在勤海軍武官府が開庁。南西方面艦隊旗艦の足柄の管轄下に置かれ、ジャワ島内における海軍施設の警備、出師に関する事務を執り行った。9月30日、陸軍部隊を乗せてスラバヤを出港。ダバオとラバウルを経由して、10月9日にショートランドへ揚陸。12月25日にシンガポールへ入港した。
 
-1943年1月2日、シンガポールで入渠。1月5日にシンガポールを出港し、2日後にスラバヤに入港。警備任務に従事する。3月9日、運送船白令丸から生獣肉と塩獣肉の補給を受ける。4月1日にスラバヤを出港し、4月9日に佐世保へ帰港。12日から佐世保工廠に入渠して艦橋前面に風避けを装着し、艦橋天蓋に風避け付きの防空指揮所を設置。21号対空電探を新たに装備し、艦橋側面の13mm連装機銃を25mm連装機銃に換装して対空能力を強化。5月9日に修理を終え、翌日出港。5月17日にタラカンへ寄港して燃料補給を行い、20日にスラバヤ到着。物資を揚陸後、警泊待機。足柄は旗艦だったため軍楽隊が乗り込んでいたという。9月10日、第16戦隊は南西方面艦隊へ転属。28日、シンガポールを出港してリンガ泊地へ回航。訓練に従事する。10月11日午前9時50分、戦艦デューク・オブ・ヨーク、リゾリューション、クイーン・エリザベス、ウォアスパイトからなる敵東洋艦隊がベンガル湾に進出したとの報告を受け、北上、球磨、第16駆逐隊を率いてペナンに入港。ところが誤報だった。10月14日からは球磨と第19駆逐隊とともにマレー北西部に進出。訓練とビルマ南岸のメルギー、ヘスティング両泊地の兵要調査を実施。11月1日、リンガ泊地で訓練。12月16日午前8時30分、スマトラ島南岸パダン沖に移動。第705航空隊の一式陸攻の雷撃訓練に協力する。
 
-1944年1月3日、[[青葉]]や球磨、浦波とともにシンガポールを出港。ペナンで兵員約2000名を搭載し、メルギーに送り届けた。その後、南西方面艦隊からの命令で、インド洋で通商破壊を行うサ号作戦の参加が決定する。ところが発令直前になって足柄は北方方面へ転用する事になり、急遽不参加に。足柄の代艦として利根と筑摩が派遣された。2月25日、北方海域を担当する第5艦隊に転属となり、27日にシンガポールを出港。3月1日、暗号解析により足柄の航路上に敵潜ジャックが潜んでいたが、待ち伏せ位置が誤っていたため、13時に25ノットで駆けていく足柄を見つめるだけしか出来なかった。3月3日に佐世保へ寄港し、整備がてら22号電探を装備した。4月2日から大湊で警泊。訓練中の艦載機の一号機が青森湾で不時着し、4月28日に駆逐艦若葉と二号機が捜索を行っている。5月2日と6月5日、帝洋丸の曳航補給訓練の相手となっている。6月19日に大湊を出港し、横須賀で修理を行ったのち再度大湊へ回航。7月1日、[[那智]]ともども搭載機を小樽に供出した。7月31日に大湊を出港し、8月2日に呉へ到着。訓練を行った。9月15日、呉工廠に入渠。マリアナ沖海戦の戦訓で対空兵装の増強を実施。
-10月15日午前0時、志摩長官率いる足柄、[[那智]]、[[阿武隈]]、駆逐艦7隻は岩国沖を出港。翌16日、奄美大島に進出し、10月18日に出港。台湾沖航空戦で大敗した(とされる)アメリカ艦隊の敗残兵狩りを行うべく、航空機とともに捜索を行った。午前10時30分、敵潜スターレットに発見され、位置情報を通報される。同日夜、沖縄南方にて敵潜トリガーから雷撃を受けるも、命中せず。味方の航空機や潜水艦によって追い払われた。10月20日、台湾海峡でジグザグ航行中に敵潜タングに発見され、夜明けまで追跡されたが無事振り切って馬公に入港した。ところが大打撃を与えたはずの敵艦隊は健在で、落伍した艦などあるはずがなかった。

-10月21日、大本営は捷一号作戦を発令。第5艦隊に転属した足柄は馬公を出港してコロン島に向かった。翌22日午前1時、ルソン海峡にて敵潜シードラゴンに捕捉される。敵は志摩艦隊の陣容を「空母1隻、軽巡洋艦2隻、駆逐艦6隻」と報告し、敵潜水艦が集まり始めた。ブラックフィッシュの艦尾から4本の魚雷が放たれ、シードラゴンも雷撃を行ったが、命中しなかった。午前8時55分、潜航中の敵潜アイスフィッシュを護衛の駆逐艦が発見。アイスフィッシュ側も3隻の駆逐艦に護衛された[[那智]]級重巡洋艦2隻を確認した。アイスフィッシュは雷撃を試みたが、日本側の航空機が駆けつけたため失敗。数多の敵潜を回避し、10月23日に目的地のコロン島に到着した。10月24日午前2時に出発し、西村艦隊と合流すべく、出撃した。25日未明の突入に備え、各部署は準備に追われた。19時過ぎ、豊田大将から「天佑ヲ確信シ全軍突撃セヨ」との激励電文が届いた。その日の夕食は大変豪華なものなり、料理の盛り合わせと山盛りの羊かんが出された。みんな大喜びして食べたという。艦隊は22ノットの速力でスリガオ海峡南口に差し掛かろうとしていた。時折スコールが降っており、視界は悪かった。すると突然、右側を航行する[[阿武隈]]に大きな水柱が築かれた。敵魚雷艇の襲撃だ。[[阿武隈]]は速力が落ちて艦隊から落伍。艦隊は[[那智]]を先頭に、足柄、潮、霞、曙、不知火の順に単縦陣となり、28ノットに増速。左右から敵魚雷艇が銃撃してきたため、機銃で応戦。1隻を撃沈した。
 
-10月25日午前0時、スリガオ海峡に突入。ここでは既に西村艦隊が敵襲を受けており、午前3時頃に戦闘の光芒を確認している。海峡を進むと、次第に状況が分かってきた。まず大破炎上している[[扶桑]]を確認。その先には炎上し停止している[[最上]]の姿が。乗組員はみな無言で、残骸を見ていた。[[那智]]のレーダーが前方に敵艦隊らしきものを探知。すかさず[[那智]]と足柄が右へ回頭しつつ、魚雷を発射。ところがこの目標は湾内に浮かぶヒブソン島であった。レーダーの精度の悪さに起因する誤認だった。護衛の駆逐隊は敵を発見できず、敵情の把握が出来ない。ここで志摩長官は全軍に反転を命じる。一度戦場から離脱し、栗田艦隊の突入と合わせて突撃しようと考えた。各艦が一斉に回頭するが、この時に炎上中の[[最上]]と[[那智]]が激突している。ところが栗田艦隊は突入せず。突入の機会を失った志摩艦隊は退却し、スリガオ海峡から脱した。午前8時頃、敵艦上機約40機が襲来。敵機は損傷している[[那智]]と遠方の[[最上]]に殺到し、無傷の足柄は後回しにされた。それでも機銃掃射や投弾を受けたが、照準が定まってないおかげで全く損傷を受けなかった。1機のアベンジャーが足柄を執拗に追いまわし、対空要員に緊張を強いたが、強力な弾幕に阻まれて雷撃を諦めた。午後にも空襲を受けたものの、足柄は無傷で乗り切ったばかりか数機を撃墜している。翌26日13時30分、ミンドロ島南西で栗田艦隊から分離して単独コロン島に向かっていた大破状態の[[熊野]]と遭遇。これを護衛して、16時30分に目的地のコロン島へと到着した。10月27日、タンカー日枝丸より燃料補給を受けて出港。[[那智]]は修理のためマニラへ、足柄はパラワン島バクダナン湾で仮泊したのち11月7日にブルネイへ到着。ここには戦艦大和率いる栗田艦隊の生き残りが燃料補給をしていた。ここでB-24爆撃機約50機から空襲を受けたが、大和の三式弾によって編隊を崩され、命中弾は出なかった。足柄は志摩清秀中将座乗の第5艦隊旗艦となった。11月17日午前4時、戦艦[[榛名]]や羽黒、大淀、駆逐艦2隻を率いてブルネイを出港。11月18日午後1時、新南諸島付近で[[伊勢]]や[[日向]]と合流。リンガ泊地まで回航した。12月7日、特設測量艦白沙が横付けし、単装機銃8丁の取り付け工事をした。

-12月15日、アメリカ軍はミンドロ島へ上陸を開始した。これを迎撃・奪回するため帝國海軍は礼号作戦を立案。軽快な水上艦を以って打撃を与えようと画策した。この作戦に足柄も参加する事になった。旗艦は唯一の重巡である足柄になるかのように見えたが、指揮官の木村少将は速力を重視して駆逐艦霞に司令部を置いた。12月23日、カムラン湾で日枝丸から補給を受けて戦備を整えた。12月24日、カムラン湾を出港。12月26日16時3分、予定通り足柄から水上偵察機2機が発進、前路哨戒に当たった。少し経った16時25分頃、道中で哨戒のB-24に発見されるが意に介さず。そのままミンドロ島へ突進。砲撃部隊の進撃はミンドロ島の敵軍にも伝わったが、この時足柄は大和型戦艦として報告されており、敵軍を恐怖のどん底に陥れた。たちまちパニックに陥り、敵機はまともな武装をしないまま次々に出撃。準備が終わった機から離陸したため編隊すら組んでいなかった。足柄の存在が、思わぬ副次効果を生んでいた訳である。ミンドロ島からは米軍機が続々と飛来したが、爆弾や魚雷を装備しておらず機銃掃射による妨害に留まった。日没を迎え、航空攻撃は止まった。月が明るく、天気も晴れていた。次に米軍機120機が襲来し、ミンドロ島沖海戦が生起する。爆弾や魚雷を搭載した機が混ざっていたものの、相変わらず機銃掃射が主体となった。しかも敵機は編隊を組んでいない弊害で味方識別灯を点けており、これが対空射撃の良い的となった。砲撃部隊は数十機の敵機を撃墜した。足柄は対空砲火でB-25((異説ではP-38とも))を撃墜する。ところが墜落してきたB-25が突入し火災が発生。49名が戦死した。まさかのアメリカ版特攻である。火災は艦内にも及び、魚雷を投棄している。この時、上半身だけになったアメリカ軍パイロットが艦上に飛び出してきた。敵ながら見事な攻撃を見せたこのパイロットにミスタージョンの仮名を与え、足柄の戦死者同様に丁重に弔ったという。
-被弾し、航行不能になった駆逐艦清霜をひとまず置いていき、艦隊はマンガリン湾に突入。攻撃位置につき、サンホセに向けて主砲塔を旋回させる。闇夜の中だったため陸地の形状が不明瞭だった。このため目標地点付近に主砲照明弾数発を撃ち込んだ。煌々と照らされたサンホセでは、敵の輸送船が我先に脱出しようとする様子が窺えた。まだ錨が抜けない船、物資揚陸中の船、南水道から退去する船等が見える。陸上のブグサンガ河口には物資が集積され、作業員が右往左往している。まずはこの物資群を標的に定め、全火力をぶつけた。駆逐隊も援護射撃を始め、陸地は大火に包まれた。逃げ遅れた輸送船が巻き添えを喰らい、数隻が撃沈。船陣を乱しながら慌てて逃げ出した。たちまち集積所は大火災に陥り、ドラム缶や弾薬に引火して更なる爆発を起こす。燃え上がる炎で、サンホセの夜空は赤く染まった。上空には数機の敵機がいたが、既に爆弾を使い果たしたのか旋回するだけで何もしてこない。この襲撃に、敵は全く反撃できなかった。物資集積所を破壊した後、次は輸送船団に矛先を向けた。再び照明弾が放たれ、逃げる輸送船は集中砲火を浴びた。大爆発により吹き飛ぶ上部構造物、天を焦がすほどの炎、火災によって照らされた戦場は差し詰め白昼のようだった。激しい砲撃により敵影はすっかり見なくなった。敵の護衛である巡洋艦3隻と駆逐隊が戦場に向かうとの報告を受け、これを迎撃するため未明に湾外へ移動。その時、先ほど航空攻撃を仕掛けてきたであろう飛行場が見えた。照明弾を発射すると格納庫を発見。これを砲火で破壊した。砲撃は20分間に渡って行われ、輸送艦ジェームズ・A・ブリーステットを撃沈。物資集積所を破壊し、目標は達せられた。
-12月27日午前0時4分、艦隊は退避行動を開始。撤退中、沈没した清霜の乗員を救助。午前2時15分、救助を終えて離脱した。追撃のアメリカ艦隊が索敵を行っていたが、捕捉される事なく退却に成功。礼号作戦は帝國海軍最後の成功した作戦となった。夜半過ぎになって、ようやく火災は鎮火。翌28日早朝、カムラン湾へ帰投しようとした時だった。艦の前方2000mに敵の潜望鏡を発見し、対潜戦闘が行われる。敵潜水艦に衝突して仕留めてやろうと足柄は増速。その両側では駆逐隊による爆雷投下が行われた。敵がいた場所に重油が浮いてきた事から、撃沈と判断した。
 
-1945年1月1日、シンガポールに回航。1月26日にセレター軍港のドックに入渠し、損傷箇所の修理を行った。2日後に完了し、出渠。2月1日、B-29爆撃機113機の接近により、[[日向]]等とともにリンガ南方へ避難。2月5日、足柄は新編された第10方面艦隊に編入された。これはアメリカ軍のフィリピン上陸によって孤立した二個艦隊と、蘭印方面の防空を担当していた第13航空艦隊を合体させたものだった。その後の2月10日、シンガポールに残っていた[[伊勢]]や[[日向]]が北号作戦のため出港。これによりセレター軍港に残されたのは足柄、羽黒、水上機母艦と若干の駆逐艦、大破して戦力にならない[[妙高]]と[[高雄]]だった。いずれも本土への道筋を断たれた、孤立無援の艦隊であった。2月22日、アメリカ軍に封鎖された海域を突破してきた駆逐艦[[神風]]がシンガポールへ入港。足柄は羽黒、[[神風]]とともに訓練を実施し、連携を強化した。4月1日、アメリカ軍の沖縄上陸により本土と南方軍は海空ともに遮断されてしまった。孤立した南方の陸海軍は、寺内元帥の下で指揮系統が一本化。拠点の防御を固めて持久戦の準備を始めた。ようやく陸海軍が協力し合える環境が整ったのだった。その頃、足柄は東南アジアの兵力や物資をベンガル湾方面に輸送する任務に従事していた。
-4月17日午後、[[神風]]の護衛でシンガポールからバタビアに向かっている時にオランダ潜水艦O-19に発見される。O-19は雷撃の準備に取り掛かったが、針路を変更して魚雷の射程外へと出たため難を逃れた。翌18日午前10時30分、再びO-19に捕捉され、5000mの距離から4本の魚雷を撃ってきた。幸いどれも命中せず、攻撃は失敗に終わった。その後、無事にバタビアへ入港。4月22日に出港してシンガポールへの帰路についた。O-19の追跡は続いており、14時15分に4本の魚雷を放ったが、これも失敗。2日後にシンガポールへ入港した。サンゴ礁か難破船かに接触して僅かながら損傷した。4月27日、セレターのドックに入渠して整備。水上機や魚雷発射管を下ろし、物資を積み込むための輸送スペースとした。5月13日、アンダマン・ニコバル諸島への輸送作戦に臨む[[神風]]に燃料補給を施し、自身はリンガ泊地に向かった。この輸送任務で羽黒を失い、東南アジアで戦える大型艦は足柄ただ1隻のみとなってしまった。6月4日、[[神風]]とともにシンガポールを出港。翌5日、暗号解析によって現れた敵潜ブルーバックとクラブが足柄と[[神風]]を発見するが、攻撃できずに見逃した。だがブルーバックは敵潜を呼び集め、バンカ海峡に罠を張った。そうとは知らずに足柄はバタビアに入港、陸軍兵を積載させ始めた。タイに向かって敗走を続けるビルマ方面軍を支援するため、東南アジアに散在する陸軍兵をかき集める必要があったのだ。足柄は陸兵1649名と物資480トンを搭載した。
 
-1945年6月7日午前10時に[[神風]]より先にバタビアを出発。さっそくブルーバックに発見され、北上していると報告されるが攻撃の隙は与えなかった。帰路にあたるバンカ海峡北口では敵潜水艦トレンチャントが待ち伏せており、それに気付いた[[神風]]が対潜掃討を開始。トレンチャントが反撃の魚雷を放つも、命中せず。午前11時48分、敵潜ヘズレットが足柄を捕捉(羽黒と見間違えられていた)。午後12時9分、5本の魚雷が伸びてきた。足柄の見張り員が雷跡を発見するも、この辺りは機雷原があって迂闊に回避運動が取れない。5本の魚雷全てが右舷に直撃し、炎上。25mm対空機銃に対潜弾を装填し、潜望鏡に向けて撃つ。視界を奪う目的で、わざと手前に着弾させた。だが右舷への傾斜は次第に深くなり、対空機銃の仰角も足りなくなってきた。左舷への注水も上手くいっていないらしい。やがて傾斜によって揚弾機が動かなくなった。艦内に黄色い煙が充満し始めた。黄色い煙は火薬が燃焼している証拠であり、弾薬庫への引火が懸念された。彼に引火すれば、艦は真っ二つに折れて轟沈してしまう。砲術長から退艦を促された艦長の三浦速雄少将は、注水関係者だけを残して総員後甲板と命じた。陸兵たちは既に海へと飛び込んでいる。やがて総員退艦命令が下り、乗組員も海に脱した。午後12時24分にトドメの2本が伸びてきたが、これは命中しなかった。午後12時39分、右舷側に転覆。足柄は艦尾から沈没した。生存者は木片やドラム缶、木箱などの浮遊物に掴まって助けを待った。間もなく駆逐艦[[神風]]から救助のカッターや内火艇が降ろされ、あちこちから救助を求める声が聞こえてくる。救助艇の数が足りない。奇跡的に1隻だけ残った足柄のカッターも救助作業に加わる。[[神風]]は潜水艦を警戒していたが、時折停止して舷側に縄梯子が降ろして生存者を収容している。周囲の海は、足柄から流れ出た重油で黒く染まる。救助は問題なく行われ、沈没から2時間が経過した頃には海上を漂う生存者も数が減っていた。三浦艦長以下853名と陸兵約400名が[[神風]]に救助された。
--敵の囮作戦に引っかかり、まんまと足柄を沈められた[[神風]]では乗員が激怒。爆雷を投下しようとしたが、艦長の春日少佐は制止している。人のいるところへの爆雷投下は、漂流者を殺害しかねないからだ。この春日少佐の英断により、多くの生存者が助かっている。
 
-足柄の沈没により、6月20日に第5戦隊は解隊。乗員の一部は第101警備隊に編入され、シンガポールの陸上防衛に当たった。1945年8月20日、除籍。

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