[[艦砲リスト]] > [[駆逐艦主砲>艦砲リスト/駆逐艦主砲]] > ''134mm連装高角砲''

----
#contents

*基本情報 [#info]
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|>|>|~名前|>|>|~装備種|~特性|>|~所属陣営|~照準&br;角度|~拡散&br;角度|~砲補正|
|>|>|>|>|>|>|>|134mm連装高角砲|>|>|駆逐艦主砲|追尾|>|ロイヤル|360|0|1.10|
|~T|~アイコン|~★|>|~ダメージ|>|~基本速度|~火力|~対空|~弾薬|~弾薬&br;速度|>|>|~対甲倍率|~照準&br;範囲|~弾薬&br;射程|~設計図|
|~|~|~|~初期|~最大|~初期|~最大|~|~|~|~|~軽|~中|~重|~|~|~|
|~T1|&ref(艦砲リスト/134mm連装高角砲T1_icon.png,nolink,40x40);|2|4x2|6x2|1.76s/回|1.65s/回|2|3|通常弾|18|100|50|20|62|40-60|なし|
|~T2|&ref(艦砲リスト/134mm連装高角砲T2_icon.png,nolink,40x40);|3|4x2|8x2|1.68s/回|1.47s/回|5|7|&color(#d774ed){徹甲弾};|22|90|70|40|62|40-60|なし|
|~T3|&ref(艦砲リスト/134mm連装高角砲T3_icon.png,nolink,40x40);|4|4x2|11x2|1.60s/回|1.27s/回|10|15|&color(#d774ed){徹甲弾};|22|90|70|40|62|40-60|4-1、9-3|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~射撃イメージ|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&ref(134mm連装高角砲.gif,nolink);|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~入手方法|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|(入手方法)|

*兵装開発 [#i67383a2]

#region(兵装開発)
#includex(兵装開発/ロイヤル/駆逐主砲,titlestr=off)
#endregion

*特徴・運用法 [#feature]
ターゲットへ向けて二発平行に並んだ徹甲弾を発射する。オマケで対空値も上がるのでお得。
駆逐艦には魚雷があるため、駆逐主砲というよりは副砲型の軽巡、重巡用の砲。
他に徹甲弾を撃てる砲は青止まりの[[&color(#3366ff){127mm単装砲(鉄血)};>127mm単装砲(鉄血)]]しかないため、事実上これ一択……だった。
しかし徹甲弾砲であり同弾道・同威力で発射数がx4である[[&color(#cc00ff){128mmSKC41連装両用砲};>128mmSKC41連装両用砲]]が登場したため、繋ぎ装備へと転落した……かに思われた。

ところが実は表記上の射程は全く参考にならず、口径が大きい程射程が長い仕様であることが判明。
そのため、駆逐艦主砲で最大口径を誇るこの砲は、軽巡主砲の装備できない主力艦の副砲としてはかなり長射程の代物であることが明らかになった。
徹甲弾のため弾速が速く、威力の低さも副砲砲座+2と装備補正で補える戦艦・巡洋戦艦・砲艦なら充分なダメージを出せる。

現時点で実射程が最長なのは口径の一回り小さい[[130mm単装砲]]であるが、こちらはカタログ上の威力はともかく弾道のブレが非常に大きい。
そのため、副砲に軽巡砲を積めない主力艦の自爆艇対策なら、長射程で弾速が速く、弾道も素直な134mm連装高角砲が最も優れていると言える。
''2018/7/17のアップデートで全主力艦の副砲発射モーションが早くなり''、今までこの砲以外では自爆艇に攻撃が追い付かなかった艦でも他の砲で対応可能になった。
そのため、主力副砲もより威力が強い砲が優先される様になってきた。
ただし、長射程と弾速の速さの優位性は変わらないので、他の砲で自爆艇に攻撃が追い付かない場面が出てきた時に重宝するだろう。~
金徹甲弾砲である[[128mmSKC41連装両用砲改]]と比較した場合、砲威力・火力は128mmSKC41連装両用砲改の方が優れるが、照準範囲・装填時間は134mm連装高角砲の方が優れている。
完全な上位互換とはならないため、ユニオン戦艦の副砲選択時は敵の状況に合わせて考えると良いだろう。~
後に[[134mm連装高角砲T0>134mm連装高角砲(対空砲)]]という装備が実装されたが、こちらは対空砲に分類されているため注意。~

//強化での威力の伸びが低く、火力補正も微量なためDPSは低い部類に入るが、
//実戦だと複数体に当たるシチュエーションが意外と多いので、スペック以上に強く感じる。
//バルジT3収集ついでに集めておくと良いだろう。

*歴史 [#history]
モデルはイギリス海軍の5.25インチMk.1両用砲。
モデルはイギリス海軍の5.25インチMk.Ⅰ両用砲。

-[[キング・ジョージ5世]](KGV)級戦艦の副砲や、防空艦である[[ダイドー]]級軽巡洋艦の主砲などに搭載された。
軍縮条約の排水量制限に対処するために、戦艦の副砲と対空砲を統合する目的で開発された、いわゆる両用砲。
そのため、対空砲に必要な取り回しの良さを維持できるギリギリの範囲で、対艦用にできるだけ重い砲弾を用いている。
-両用砲としては、対水上を意識したおかげで弾道特性は極めて良好で、対水上・陸上目標での評価は非常に高かった。
しかしそのせいで砲弾は36.3kgと重く、初期型の砲塔ではスペースが不足している中で人力で装填していたので、実際に砲を扱う砲員たちからは極めて不評だった。
--計画では毎分10〜12発だった発射速度は、KGV級での実用では毎分7〜8発程度が普通だったと言われる。
巡洋艦での発射速度もこれに準じると考えられるが、毎分10発で2分間射撃したという回想がある。((軽巡洋艦ユーライアラスが10門で2分間に約200発を発射している))このため、射撃時間自体は短いことの多い対空戦闘では大きな影響はなかったという見方もある。
-KGV級のMark?砲架やダイドー級前期型のMark?砲架は旋回や俯仰の速度がやや遅く、航空機の発展と共に対処が難しくなる場面も増えていった。もっとも、[[10.5cm高角砲>105mmSKC連装高角砲]]など一部の軽対空砲よりも高速ではあった。
比較するとMark?は俯仰速度: 10度/s、旋回速度: 10度/秒で、[[10.5cm高角砲>105mmSKC連装高角砲]]は俯仰速度: 12度/s、旋回速度: 8度/秒である。
--これらの砲架は複雑で生産性が悪かったため戦時の需要に供給が追い付かず、ダイドー級では搭載数を減らしたり、代わりに[[4.5インチ砲>113mm連装高角砲]]を搭載したりしたものが多い。
-KGV級のMarkⅠ砲架やダイドー級前期型のMarkⅡ砲架は旋回や俯仰の速度がやや遅く、航空機の発展と共に対処が難しくなる場面も増えていった。もっとも、[[10.5cm高角砲>105mmSKC連装高角砲]]など一部の軽対空砲よりも高速ではあった。
比較するとMarkⅠ及びMarkⅡは俯仰速度: 10°/s、旋回速度: 10°/sで、[[10.5cm高角砲>105mmSKC連装高角砲]]は俯仰速度: 12°/s、旋回速度: 8°/sである。
--これらの砲架は複雑で生産性が悪かったため戦時の需要に供給が追い付かず、ダイドー級では搭載数を減らしたり、代わりに[[4.5インチ>114mm連装両用砲MarkIV]][[砲>113mm連装高角砲]]を搭載したりしたものが多い。
複雑さは整備性の悪さにも繋がっており、これも乗員からの悪評の原因になっている。
-[[ダイドー級後期型>ブラック・プリンス]]のRP10Mark?砲架では旋回・俯仰速度を従来の2倍とするなど大幅な増強などの改良が施されている。
--戦後に竣工した戦艦ヴァンガードのRP10Mark?*砲架では砲塔も拡大され、射撃速度も向上したようだ。
-[[ダイドー級後期型>ブラック・プリンス]]のRP10MarkⅡ砲架では旋回・俯仰速度を従来の2倍とするなど大幅な増強などの改良が施されている。
--戦後に竣工した戦艦ヴァンガードのRP10MarkⅠ*砲架では砲塔も拡大され、射撃速度も向上したようだ。

*コメントフォーム [#comment]
#pcomment(,reply,20)

TIME:"2024-03-17 (日) 16:56:17" REFERER:"https://azurlane.wikiru.jp/"

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS