艦種別リスト > シャルンホルスト
基本情報 †
プロフィール |
 | 名前 | シャルンホルスト KMS Scharnhorst |
レアリティ | SR |
艦種 | 巡洋戦艦 |
陣営 | 鉄血 |
建造時間 | 建造不可 |
CV | 福原綾香 |
イラスト | デフォルト:NS 着せ替え「パンツァープフラオメ」:侑了个侑 |
耐久 | A | 火力 | A |
雷装 | D | 回避 | D |
対空 | C | 航空 | E |
航速 | 31 |
SD |  |
自己紹介 |
私はシャルンホルスト、どんな戦闘でも最後の一瞬まで持ちこたえてみせる。 これこそ私の拘りとプライドだ。戦闘のことなら私に任せろ! |
ステータス(MIN/MAX) |
耐久 | 1241 | 6415 | 装甲 | 中装甲 | 装填 | 58 | 137 |
火力 | 69 | 326 | 雷装 | 0 | 131 | 回避 | 9 | 22 |
対空 | 46 | 216 | 航空 | 0 | 0 | 消費 | 4 | 13 |
対潜 | 0 | 0 | |
運 | 43 | |
装備枠 | 初期装備 | 補正(MIN/MAX) | 最大数*1 |
戦艦主砲 | 283mmSKC34三連装砲T1 | 105%/135% | 3 |
駆逐副砲 軽巡副砲 | | 150%/150% | 1 |
対空 | | 70%/70% | 1 |
設備 | - | - | - |
設備 | - | - | - |
スキル名 | 効果 |
 | 狙撃手 | 35秒(最短15秒)毎、ランダムで敵一体に特殊通常弾(Lv6で徹甲弾に変化)砲撃を発動する (威力はスキルレベルによる)。この弾幕は必ずクリティカルする。 |
 | 魚雷発射 | 35秒(最短20秒)毎に発動。前方に3発魚雷を発射する(威力はスキルレベルによる)。 |
上限突破 |
初段 | 主砲砲座+1/主砲補正+5% |
二段 | 「魚雷発射」習得/主砲補正+10% |
三段 | 主砲砲座+1/主砲補正+15% |
主砲攻撃 | 魚雷発射スキル |
 |  |
大陸版wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/%E6%B2%99%E6%81%A9%E9%9C%8D%E6%96%AF%E7%89%B9
MAXステータス †
LV120好感度200 |
耐久 | 装甲 | 装填 |
7877 | 中装甲 | 166 |
火力 | 雷装 | 回避 |
387 | 162 | 41 |
対空 | 航空 | 消費 |
262 | 0 | 13 |
+
パンツァープフラオメ |
 | |
|
ボイス †
+
入手時 | このシャルンホルストの辞書に逃げはない!お前が指揮官か?その力、見せてもらうわ! |
ログイン | 今戻った?ちょうどいい、今試し撃ちをしているところだ |
詳細確認 | 人の傷痕をあざ笑うのは傷を負ったことのない人間だけよ |
メイン1 | 空母のようなふわっとするやつらが私達と同等以上の戦闘力を持っているなど、私は認めないわ! |
メイン2 | 私の前に29ノットで航行しないよう、同僚たちに伝えてくれ、思わず撃ってしまうからな…… |
メイン3 | 「醜い姉妹」?ふん、いい名前だな、戦争そのものと同じよ…… |
メイン4 | |
メイン5 | |
タッチ | 私は引かない! |
タッチ2 | そこから動くなよ指揮官、この一発耐えたら許してあげよう…… |
タッチ3 | |
任務 | 任務?んなもん一気にやっちゃえってんだ! |
任務完了 | 報酬?ふふん、こういう時が一番うれしいものだ |
メール | お前宛だ。人気者だな |
母港帰還 | いい感じじゃない、お前も戦闘に慣れてきたな |
委託完了 | 軍事委託が完了された!ったく、こんなことは私と妹に任せればいいものを…… |
強化成功 | 次の戦闘に期待だな! |
戦闘開始 | 敵の残骸を引き砕いていけ! |
勝利 | 信頼できるものといえば、私の砲塔たちよ! |
失敗 | 次は負けない! |
スキル | アントーン、ブルーノ、ツェーザル、全門発射用意! |
損傷大 | 最後の一瞬まで戦い抜いてみせる! |
▼好感度系 |
失望 | 勇気のない人間に戦場に立つ資格がない |
知り合い | いつもどんどん強くなって、敵を※やつけるだけを考えていればいいものの、現実はそううまく行かないものよ…… |
友好 | お前の艦隊はいいところだ……ここなら、頑張れる気がする |
好き | おや?指揮官!みんな(と)演習してきたが…ふふん、みん(な)元気いっぱいだったわ。指揮官が頼りになるからこそこうなるものだ。ここはますます気に入った! |
ラブ | 引かないのは何も畏れないのではなく、引けない理由があるのだ……過去は鉄血のため、そして今は指揮官……指揮官の艦隊のためだ! |
ケッコン | 安心しろ、艦隊と指揮官のために、もう昔のように猪突猛進はしないのさ。もちろん、戦闘は変わらず私にまかせてちょうだい |
※「やつける」は恐らく誤字と思われる('17/12/28確認)
ゲームにおいて †
性能 †
2017/12/26に新たに追加された巡洋戦艦。ウォースパイトとティルピッツを掛け合わせたようなスキル構成で、鉄血艦だけあってロイヤル巡戦と比べると火力・対空が劣る分、耐久で大きな差を付けている。
本艦とグナイゼナウの特徴として、限界突破で副砲砲座が増えない代わりに、後述の魚雷発射スキルが追加される。
時間経過で確定発動する攻撃スキルを二つ持っているため、主力艦の中では手数が非常に多い。
- 「狙撃手」
ウォースパイトの「絶対命中のオールドレディ」と同様に、一定時間で砲撃を行う。ただし彼女のスキルと違って3連装砲なので弾が1発多い。
また、狙う艦はランダムであるため演習でも配置上の気遣いは無用である。対象の艦種でダメージが変動し、あちらと同じくLv6で徹甲弾仕様に切り替わるので、まずはLv6を目指そう。
ウォースパイト同様にLv8〜10での短縮が3秒と大きい。
砲座が+1されているのに近くなるため、必要なスキル経験値は多いが上げておく価値は高い。
- 「魚雷発射」
名前の通り、20秒毎に射程が異様に長い3発の魚雷を発射する。演習であれば主力艦隊にまで到達するほど。
しかし拡散角度は小さいものの、旗艦へ置かないと上、もしくは下の魚雷が画面外へ消えてしまう。
倍率はスキルLvに対応して上昇するが、雷撃値が低すぎるためダメージソースとしては期待できない。
自爆ボート迎撃用と割り切った方がいいだろう。
なお、速度は遅めだがティルピッツの物とは異なり磁気タイプではない。
シャルンホルスト、グナイゼナウ、ティルピッツの3人の雷撃値が頻繁にバグる現象が発生する。
アプリ自体の再起動やLvアップや強化、突破等で戻るため表示だけバグっていると思われる。
表示バグ自体は他でも起こることがあるが、何故かこの三人で起こる頻度が妙に高い。
オススメ装備/編成 †
主砲 †
砲撃をトリガーとするスキルは何もないため、基本的には威力重視でいいだろう。「狙撃手」で徹甲弾を撃てるため、主砲は榴弾がオススメか。
- 406mm三連装砲MK6…★4榴弾砲。戦艦系の鉄板砲。迷ったらこれ、といえるほどの汎用性を誇る逸品。
- 試製410mm三連装砲…★5徹甲弾砲。火力補正が高くスキルのダメージも上がる。徹甲弾なので厄介な空母・戦艦系の敵が多数出現する海域で活躍できるが、駆逐などの軽装甲相手には滅法弱いという欠点もある。
- 試製381mm三連装砲…★5榴弾砲。上述のMK6の威力を落として装填速度、および火力補正を上げたもの。
副砲 †
ロイヤルの巡洋戦艦とは異なり軽巡の主砲を装備可能。「狙撃手」の威力を上げたい場合は火力補正の高い★5の装備を持たせてあげよう。
- 152mm三連装砲T3A…★4榴弾砲。榴弾のショットガン砲。対軽装甲への補正も高いため当たれば大体落とせる。ドロップ場所の4-2は良質な砲設計図の産地なので周回する価値も高い。
- 155mm三連装砲…★5榴弾砲。火力補正+45でスキルを強化。2回撃つため自爆ボートも単体なら撃ち漏らし難い。入手難度はかなり高いうえに軽巡や戦艦等の副砲にも需要が非常に高い為割り振りが難しい。
対空砲 †
鉄血陣営の例に漏れず数値、補正共に低い。あまり強力な装備を優先的に回す意味は少ない。
編成 †
- 前衛
- Z25…魚雷発射スキルの関係上旗艦に置きがちな本艦を「旗艦随伴」により守る鉄血の駆逐艦。グラーフ・ツェッペリンのスキルを合わせればより強固に。
- 主力
キャラクター †
好きなもの・こと:オフニャ、鉄血ビール
苦手なもの・こと:机上演習、おみくじ
一人称 :私
趣味 :猫と遊ぶ
特技 :気配殺し
(アズールレーン びそくぜんしんっ! 1巻)より
「醜い姉妹」と呼ばれていることを匂わせる台詞があるが、シャルンホルスト級は均整の取れた優美な艦影で当時から有名な存在だった。
姉妹揃って出撃ししばしばイギリス海軍・海運に打撃を与えた2隻を、戦中のイギリスでは裏返してこのように呼ぶこともあったという話がある。
空母への言及や「29ノット」云々は北欧侵攻作戦での戦歴に由来すると思われる。詳細は元ネタの項目とレナウンのページを参照のこと。
スキル発動時の「アントーン・ブルーノ・ツェーザル」は三基ある主砲塔のドイツ海軍での識別名称(英語で「アルファ・ブラボー・チャーリー」と言うのと同じ)。各語の頭文字はそれぞれ「A・B・C」である。
余談ながら、第四砲塔以降を持つ艦では「ドーラ・エミール・フリードリヒ(D・E・F)」とつづく。
「最後の一瞬まで〜」は戦没した北岬沖海戦での戦いぶり、あるいはそこで発した電文に由来するのだろう。詳細は後述の通り。
眼帯をしているのはこの時早々にレーダー(=目)を破壊されていることにちなむものか。
期間限定イベント『凛冽なりし冬の王冠』では、この史実が再現されてベルファストとの対話と激戦が行われている。
寮舎等のSDキャラは、ナチス式敬礼のようなポーズをとる (グナイゼナウはしない、独自のモーション)。
『びそくぜんしんっ!』では獣のような厳つい顔の艤装には「びーる」という名前が付けられていた(第007話・2)。他の鉄血艦と同じく、セイレーンの技術が取り入れられているらしい(本人は「稚魚として放流したものが成長して帰ってきた」と言っていたがグナイゼナウに即座に否定された)。ゲーム本編のオフニャの1体に同じ名前がついているが関連は不明。
元ネタ †
ドイツ海軍シャルンホルスト級戦艦「シャルンホルスト (Scharnhorst)」。アズールレーン等のゲームでは巡洋戦艦として扱われることが多い艦級になる。1939年1月7日就役。
+
ドイツ海軍が建造したシャルンホルスト級戦艦1番艦「シャルンホルスト」。ただし起工・竣工は妹のグナイゼナウが先であり、媒体によってはグナイゼナウ級と呼ぶこともある。
- 艦名の元になったのは、プロイセン軍参謀本部の初代参謀長(兵站総監)であり、軍制改革に大ナタを振るってプロイセン軍の近代化に努め軍事史に名を残したゲルハルト・フォン・シャルンホルスト将軍。
彼の後任がアウグスト・フォン・グナイゼナウ将軍であり、艦名の順序もこれに由来する。第一次大戦を戦ったシャルンホルスト級装甲巡洋艦も同様だった。
余談だがシャルンホルストとグナイゼナウ両将軍の弟子とも言える人物には、後に近代軍事理論の集大成ともいえる『戦争論』の著者、カール・フォン・クラウゼヴィッツ将軍がいる。
フランスの高速戦艦であるダンケルク級に対抗して計画・建造されたが……
- 公試の時点で、高速航行時に艦橋に波をかぶったり砲塔の防水が不十分で前部砲塔が度々故障したりという不具合が露呈。先に竣工していたグナイゼナウともどもドックにて改修されることになった。ただし改修後も不具合が完全に解消したわけではなかったという。
- また、艦尾の構造にも問題があり、しばしば波に洗われたほか舵の効きも非常に悪かったと言われる。
- 竣工時の彼女は主機に問題を抱えており、妹と違っていわゆる機関の“ハズレ”を引かされた艦だった。元々高出力ながら信頼性に欠けるヴァーグナー式ボイラーを採用している上に当時のシャルンホルストは20ノット以上を出すと、たびたび機関停止や故障を起こす有様で、この不調はフランスのブレストで本格的に整備するまで続いたと言われる。
- 主砲は戦艦としては小さな28cm砲。本命の38cm砲が完成するまでのつなぎであり、いずれ換装される予定だったが実現することはなかった。
- 口径の割に貫通力は高かったが、小口径ゆえの弾丸重量の軽さはいかんともしがたいものがあった。
中距離以遠では貫通力が大きく落ち、一発あたりの打撃力でも一般的な戦艦には大きく劣っていた。
- 装甲はなかなかの厚さを誇り、前後方向の範囲も広かった。しかし上下の幅は幾分狭く、水平防御の薄さも合わせて特に中距離以遠での防御力には不安が強かったとされる。
- 全体的には攻防ともに決して強力とは言えない艦だったが、ドイツ海軍が第一次大戦以降初めて設計した大型軍艦として技術史上の意味は大きいと言える。
- 紆余曲折あれどシャルンホルストは当時のドイツ主力艦では珍しく妹のグナイゼナウと共に数々の作戦に参加し、たびたび戦果を挙げたのであった。
1939年1月7日に就役。その後間もなく上述の改修に入り、出渠したのは開戦後の10月であった。
- 最初の出撃は11月、グナイゼナウらとともにアイスランド南方へ出撃した。イギリスの補助巡洋艦を撃沈したものの連合国軍の主力艦を呼び寄せられ、荒天に紛れ撤退。戦闘と荒天で損傷し、修理のため再びドック入りすることとなった。
- つづいて翌年春の北欧侵攻作戦に姉妹そろって参加。レナウンや悪天候と戦いながら上陸支援を成功させた。さらにイギリス海軍の空母グロリアスを砲撃で撃沈している。これが戦艦による砲撃で空母を撃沈した史上唯一の事例である。
- また、この時は24kmもの遠距離から砲弾を命中させている。これはウォースパイトと並ぶ艦砲射撃の最長命中記録の一つであり、スキル「狙撃手」として作中でも再現されている。
- その後イギリス海軍の追撃を振り切って帰国し、半年にわたって修理を受けた。
- 同年冬にも姉妹揃って大西洋で通商破壊を行う「ベルリン作戦」に参加。重厚な護衛のついた護送船団が多く苦労しながらも、非護送の船団などを襲撃し、姉妹で大きな戦果を挙げて41年春にブレストに入港した。夏にはブレストで空襲を受け、年末までを修理に費やした。
- ブレストは水上艦にとって安全な港ではなくなりつつあり、42年2月にはドーバー海峡を突破してドイツ本国へ帰還する「ツェルベルス作戦」が発動される。
珍しく空軍の支援もあって姉妹とプリンツ・オイゲンは全艦ドイツに到達しイギリスの面子をつぶした。しかしドイツ海軍水上艦はこれ以後ノルウェー以東に封じ込められることとなり、活発な活動は終焉を迎えたのだった。
- この時シャルンホルストは二度触雷し、再び半年ほどを修理に費やした。その後も衝突事故や機関の故障により、復帰したのは43年が明けてからであった。
- 43年3月には悪天候をついてイギリス空軍の哨戒をすり抜けてノルウェーに進出、ティルピッツならびにリュッツォウと合流した。その後は爆発事故や燃料不足により、しばらくは短期間の訓練を除いて活動することができなかった。
- 9月にはノルウェー沖合のスピッツベルゲン諸島にある連合国の気象観測所を破壊する「シチリア作戦」にティルピッツとともに参加。艦砲射撃で上陸を支援し、作戦はつつがなく完了した。
- 一方で2隻の戦艦の投入は鶏を割くのに牛刀を用いるようなものであり、水上艦の存在意義をヒトラーにアピールするという政治色の濃いものだったと評されることもある。
- 12月下旬、ノルウェー方面で稼働する唯一の大型艦となっていたシャルンホルストに、北極海をゆく船団襲撃の命令が下る。駆逐艦5隻を率いて出撃したが偵察情報が不足しており、実際敵がいる方角とは反対側に駆逐艦を索敵に出してしまう。
- 26日、極夜と吹雪の中、シャルンホルストはベルファストのレーダーに発見され、同艦やノーフォークから先制攻撃を受ける。
シャルンホルストはノーフォークを損傷させたもののレーダーを破壊され、撤退を決意。しかしその先には戦艦デューク・オブ・ヨーク(DoY)が待ち構えていた。
- 南北から挟まれる形になったシャルンホルストは東へ向けて退避を図り、優速を活かしてじりじりとDoYとの距離を広げていった。しかしまもなくDoYのレーダー射撃により第一砲塔が停止。第二砲塔も機能不全に陥ってしまう。
- それでも応射によりDoYの射撃管制レーダーを断線させた*2が、やがて復旧すると前部副砲塔を破壊されてしまう。そしてついにDoYの主砲弾が機関部を直撃。シャルンホルストの速力は急激に低下した。
- 応急修理は迅速に行われたものの速力を本復させることはできず、魚雷を抱えた連合国軍駆逐艦が急速に肉薄しつつあった。シャルンホルストに座乗して部隊の指揮を取っていたバイ提督は、この頃海軍最高司令部に対して「最後の一発を撃つまで戦い続ける」と別れを告げる電文を打ったとも言われる。
- イギリス・ノルウェーの駆逐艦から魚雷を受けて再び速度を低下させ、DoYやベルファスト・駆逐艦からさらに命中弾を受けついに沈没した。連合国軍はただちに救助活動に移ったが、真冬の悪天候という悪条件のため、2000名近い乗員のうち生存者はわずか36名であった。
- 連合国側を率いていたフレーザー提督はシャルンホルストの最期に感銘を受け、DoY艦上で将校たちに次のように訓示したと伝わる。
「もし諸君らが艦長として幾倍も優勢な敵と戦うことを求められたとしたら、今日のシャルンホルスト艦長のごとく勇敢に艦を指揮してほしい」
シャルンホルストには多くの呪いとも言われる逸話があるが、大元は戦後のアメリカのオカルト雑誌による創作であるので注意。また、もとのバージョンでは嘘と分かるよう明らかな間違いが仕込んであったが流布する過程で欠落したり、日本で独自のエピソードが付け足されたりしている。
実際のところシャルンホルストは幾度もイギリスの哨戒網をかいくぐっており、乗員の間では幸運艦として評判だったそうである。
- かといって周囲に呪いをまき散らしたわけでもなく、僚艦を一度も失ったことがないという戦歴の持ち主である。
特に無謀ともいえるツェルベルス作戦においても、大小の損傷は出しながらも支援に当たった小艦艇まで含めて戦没艦を出さずに乗り切っている。
もっとも上述のように損傷や故障のため幾度も長期修理を強いられたほか最終的に乗員の大半が戦死しており、幸運というのを強調しすぎるのも語弊があると言えるだろう。
+
同世代の客船にも「シャルンホルスト」という名前の船があった (1934年就役)。1939年の第二次世界大戦勃発時に日本に寄航していたが抑留され、1942年、ミッドウェー海戦の結果空母戦力拡充に迫られた日本海軍により買収。航空母艦へと改装され、空母「神鷹」として就役している。1944年11月17日に黄海にて撃沈。
ちなみに客船の姉妹艦にも「グナイゼナウ」という船があった。
戦後、1959年にイギリス海軍の改ブラックスワン級スループ「HMSマーメイド」が西ドイツへと譲渡され、練習艦「シャルンホルスト」として就役している。1980年退役。
コメントフォーム †
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末尾の番号が若いほど、古いログになります。
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