ビーバーズエムブレム

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基本情報 †

装備種		特性		所属陣営
設備		なし		ユニオン
	画像	★	強化	初期	+10	+13
T0		5	回避	14	35	44
			耐久	25	75	90

特徴・運用法 †

★5設備。図鑑報酬限定。使いやすいため第一目標として挙げられる事が多い。
回避が大幅に増加し、耐久も少し増える。
さらに、「前衛艦隊全員の速力が20%アップする」スキルを持つ。
強化によってスキルの効果量は変わらない。（消火装置の耐火や応急修理装置の自動回復などと同様）

このスキル効果は主力に装備させても発揮され、同じ艦隊にいる前衛の速力が増加する。
ただし、潜水艦隊は別艦隊扱いなので、同行時であっても水上艦隊側の前衛に影響は及ぼさない。

20%の速度アップは非常に強力。目に見えて移動が速くなり、被弾機会を抑えられる。
特に、速力の低い重巡やエルドリッジにはありがたい。
割合で増やすため、重巡*3などの極端な低速編成の場合は、速力を固定値で増やす改良型缶などと併用したい。

強化で伸びる回避値は、最大で回避+35と全装備中屈指の数値となる。
回避値は高いほど効果が出にくくなる（戦闘関連参考）ため、戦艦や重巡など素の回避が低い艦に装備させるとお得。
ただし、演習や高難易度海域など相手とのレベル差や相手の命中値によっては全く回避出来ず、無駄になることもある。
逆に、回避型駆逐艦に装備させた場合、上昇率は僅かでも演習などでは一人だけしぶとく生き残ったり、高い回避＋航速で敵の砲撃をかわしまくるなど意味はある。
より高い生存力が求められる演習やEXステージなどでは状況に応じて判断しよう。

セイレーン艦のいる海域における移動制限について †

イベント海域など、移動するセイレーン艦がいる海域では一度に移動できるマスに制限があり、ターン制で交互に行動することになる。
1ターンで移動可能な範囲は主力を含む艦隊速力の平均に比例する仕様となっているが、ビーバーズエムブレムの速力増加は「戦闘中のみ発揮するスキル効果」であるため、海域移動中の移動範囲には影響しない。

歴史 †

• 米海軍第23駆逐隊『リトル・ビーバーズ』編成は1943年5月11日。
  • 1943年に編成された米海軍の駆逐隊。メンバーは『サッチャー』『フート』『チャールズ・オースバーン』
    『スペンス』『オーリック』『クラックストン』『ダイソン』『コンバース』の8隻。
    編成後、南太平洋で対日作戦に従事。10月には指揮官にアーレイ・バーク大佐を迎え、ソロモン海での作戦に参加。
  • 1943年11月のセント・ジョージ岬沖海戦では、レーダー探査と巧みな水雷戦術で日本の駆逐艦3隻を撃沈している。
    また、当時において駆逐艦隊の巡航速度は30ノットが限度と見られていたが、アーレイ・バーク大佐は司令部に対し『31ノットで航行中』と打電したため、これ以降彼は『31ノット・バーク』と賞賛された。
    • …と、日本では言われているが、アメリカの資料では「本来駆逐艦隊は31ノット以上で航行出来たが、当時バーク艦隊の駆逐艦『スペンス』が機関に不調を来しており、航行速度が制限されていた。そのため、バーク大佐は『31ノットしか出ない』という意味で打電した」「その無電をもとに、ハルゼー提督がからかう意味で『31ノット・バーク』というあだ名を付けた」という説が主流となっている。
  • アーレイ・バーク大佐はソロモン海での功績が認められ、後に海軍代将、艦隊司令官、海軍作戦部長などを歴任し、最終的に海軍大将に就任した。また、終戦直後は敵国であった日本に嫌悪感を抱いていたが、旧日本海軍の将校と親交を結ぶうちに日本に対する印象が変化し親日家となり、戦後日本における海上自衛隊の設立にも協力した。1961年には日本政府から旭日大綬章も授与されている。
• 終戦後の1946年、一代目『リトル・ビーバーズ』は解散となった。
  その10年後、1956年にはフレッチャー級を中心に二代目『リトル・ビーバーズ』が再結成されている。
  現在では、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦を中心とした三代目『リトル・ビーバーズ』がカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を拠点に活動している。

余談 †

• 米海軍と日本海上自衛隊が協力してエイリアンと戦う映画「バトルシップ」で登場する中盤から後半にかけて主人公が乗艦するアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦『ジョン・ポール・ジョーンズ』及び主人公の兄が乗艦する『サンプソン』は、三代目「リトル・ビーバーズ」の一員であり。初代リトル・ビーバーズの後輩とも言える。
• 本作で未実装のビーバーズメンバーの『クラックストン』『ダイソン』『コンバース』は戦艦少女Rにて登場している。

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