艦砲リスト > 重巡主砲 > 潜水艦用203mm連装砲Mle1924
基本情報 †

潜水艦用203mm連装砲Mle1924 T0 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 追尾 |
所属陣営 | アイリス |
最大強化 | +7 |
装備性能 |
ダメージ | 22 × 4 → 34 × 4 |
基本攻速 | 3.46s/回 → 3.06s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 105% → 109% |
装備補正 | 火力+12 |
弾薬 | 通常弾 |
弾薬速度 | 18 |
対甲倍率 | 軽100 / 中90 / 重50 |
照準範囲 | 80 |
照準角度 | 40 |
弾薬射程 | 55 - 75 |
拡散角度 | 12 |
装備可能艦種 |
駆逐 | | 軽巡 | | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | |
戦艦 | | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | | 潜母 | ○ |
砲艦 | | 潜水 | ○ | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
備考 |
無し |
特徴・運用法 †

シュルクーフ以外は装備できず、かつシュルクーフも艦砲スロットにこれ以外を装備する事ができない実質専用装備となっている重巡主砲。
浮上後にすぐ後退してしまう潜水艦で使用することを考慮しているためか、通常の重巡主砲に比べると発射速度がかなり高く、射程も長い。
それでも実際の攻撃時間は「浮上戦闘」スキルをLv10にして3回射撃できるかどうかという程度なので、実質的な攻撃力はそこまで高くはない。
装甲補正は通常弾の重巡主砲と同等であり、重装甲に対しては威力が半減してしまう。
2022年12月アップデートにより実装された兵装開発にて、アイリスツリーに追加された。
重巡主砲ルートの分岐点となっており、強化していくと優秀な榴弾砲になるため余ったものを取っておいてもいいだろう。
余談として、以前は当人が持ってくるのみの1点物であったため、誤廃棄してしまい涙目になった指揮官もいたとかいないとか。
歴史 †

- 砲撃潜水艦シュルクーフに搭載された、「Model 1924 20.3cm(50口径)砲」が元ネタである。重量134kgの砲弾を最大仰角30度で、28000mまで飛ばす事が出来た。
これ自体は重巡洋艦用の主砲で、デュケーヌ級(未実装)とシュフラン級(フォッシュなど)にも連装4基8門搭載された。これも後に203mm連装砲Mle1924として実装されている。
- シュルクーフの場合、「Model1929」砲塔に収めたものをセイル前部に装着し、砲弾600発を搭載出来た。
- 肝心の実用性だが、実戦では1発も撃っていない時点でお察しである。潜水艦としては大型でも、元来は1万トンクラスの重巡に搭載する主砲であり、発砲した時の命中率はお世辞にも高いものではなかった。
また、浮上してから砲栓などの防水処置を解除しなければならない為、砲撃可能状態になるまで最短で2分半もの時間がかかってしまう即応性の無さが致命的であった。
- 更に砲撃の為に姿を見せなければならない為、潜水艦の強みである隠蔽性もゼロになるなど、シュルクーフの特徴であるこの砲は潜水艦の特性とは相反する装備だった。
では何故このような主砲……もとい大砲を潜水艦に乗せるかというと、第一次世界大戦時、魚雷がまだ新兵器故に故障を起こしがちで、しかも高価なので魚雷を節約し、安価な砲弾で敵船を始末できればそれで良いし、敵国ドイツの巡洋潜水艦が15cm砲4門という重武装で輸送船団の護衛艦相手に火力、射程で圧倒した戦訓などがある。これはイギリスのM級潜水艦の30.5cm砲などで頂点に達する。M級潜水艦は演習では奇襲で巡洋戦艦フッド相手に有効弾を与えるなど存在感を示した。口径が大きければそれだけ相手を素早く撃沈し潜水艦自身、その場から撤収できる。
しかし、戦間期を通じて潜水艦と魚雷の性能と信頼性が向上し、また第一次世界大戦には無かった対潜哨戒機やレーダーなどの存在から徐々に潜水艦搭載の大砲の存在意義が薄れていった。
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