魚雷リスト > 潜水艦用G7e音響追跡魚雷
基本情報 †
潜水艦用G7e音響追跡魚雷 T3 |
| 種別 | 魚雷 |
特性 | 雷撃 |
所属陣営 | 鉄血 |
最大強化 | +13 |
装備性能 |
ダメージ | 64 × 2 → 160 × 2 |
基本攻速 | 18.29s/回 → 13.30s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% → 3% |
強化ダメージ補正 | 100% → 118% |
装備補正 | 雷装+45 |
弾薬 | 磁気 |
魚雷速度 | 2 |
対甲倍率 | 軽80 / 中100 / 重130 |
破壊範囲 | 3 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 80 |
弾薬射程 | 70 - 110 |
拡散角度 | 0 |
潜水艦用G7e音響追跡魚雷 T2 |
| 種別 | 魚雷 |
特性 | 雷撃 |
所属陣営 | 鉄血 |
最大強化 | +10 |
装備性能 |
ダメージ | 58 × 2 → 144 × 2 |
基本攻速 | 19.29s/回 → 14.63s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 100% |
装備補正 | 雷装+25 |
弾薬 | 磁気 |
魚雷速度 | 2 |
対甲倍率 | 軽80 / 中100 / 重130 |
破壊範囲 | 3 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 80 |
弾薬射程 | 70 - 110 |
拡散角度 | 0 |
潜水艦用G7e音響追跡魚雷 T1 |
| 種別 | 魚雷 |
特性 | 雷撃 |
所属陣営 | 鉄血 |
最大強化 | +6 |
装備性能 |
ダメージ | 52 × 2 → 98 × 2 |
基本攻速 | 20.28s/回 → 17.69s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 100% |
装備補正 | 雷装+12 |
弾薬 | 磁気 |
魚雷速度 | 2 |
対甲倍率 | 軽80 / 中100 / 重130 |
破壊範囲 | 3 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 80 |
弾薬射程 | 70 - 110 |
拡散角度 | 0 |
装備可能艦種 |
駆逐 | | 軽巡 | | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | |
戦艦 | | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | | 潜母 | ○ |
砲艦 | | 潜水 | ○ | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
備考 |
無し |
鉄血・潜水艦用魚雷
開発元装備 |
潜水艦用G7a魚雷 |
必要素材 |
開発用魚雷設計図SSR | 3 |
超電導金属材 | 18 |
HBX混合爆薬 | 21 |
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特徴・運用法 †
水上艦の磁気魚雷と同じように、弾速が遅く追尾機能をもった潜水艦用魚雷。
威力はやや低めなものの、発射速度が早いうえに低速&追跡によって命中が期待しやすく汎用性が高い。
T1でも+6にすると伊58の装填値と潜航力で2回撃てる。
潜水艦の特性上、前衛艦より後方から発射される事が多く、右奥に引き籠るような一部の敵に誘導機能が通用しないという弱点がある。
また、場合によっては索敵範囲(射程)が足らず、魚雷の発射すらしてくれないこともある。
その場合は射程が長い潜水艦用九五式酸素魚雷を使ったり、強化耐圧殻設計案で発射位置を前進させるといいだろう。
普通の潜水艦よりも前進して魚雷を撃つことができるU-101や湊あくあならば、射程をある程度ごまかせるが、その場合も射角の狭さにひっかかることが出てくる点にも注意。
有力な誘導魚雷としては兵装開発で新たにユニオン製の潜水艦用Mark28魚雷とロイヤル製の潜水艦用Mark20(S)魚雷"Bidder"が実装された。
性能は差別化されているため突き詰める指揮官はよく吟味したい。
歴史 †
- ドイツで開発された世界初の音響追尾型(ホーミング)魚雷である。形式番号から、実装されているのは1943年8月頃に配備されたT5音響追尾魚雷「Zaunkönig(ツァンケーニッヒ=ミソサザイ)」だと思われる。
- これより1世代前のT4音響追尾魚雷「Falke(ファルケ=鷹)」の可能性もある。G7esという型式番号は末尾のsは誘導魚雷である事を示し、これはT4音響追尾魚雷も含むのだが、ドイツ軍はT4にはG7eの番号しか振っていない。
- T5の音響追尾装置は文字通り目標の放つスクリュー音の周波数を探知し、魚雷自体を自動的に誘導し敵艦に命中させる優れたものだったが
当時の技術力の限界から魚雷自身が航走する音に影響される事から魚雷の最高速度は25ノットに制限された。
- また目標が12ノット以上の速度を出していないと音源を探知出来ず、自身が25ノット以上出せない関係上、目標が18〜19ノット以上を出すと命中が困難*1など開発と改良は困難を極めた。
- 1943年2月頃、T4音響追尾魚雷「Falke(ファルケ=鷹)」が限定配備されたが、このファルケは最大速度が20ノットしか出せず、
音響追尾装置の感度も悪く、目標を必ず艦尾方向から狙う必要があるなど有効性は限られていた。しかも魚雷発射管内部で信管の安全装置が解除される危険性があり
使用は艦尾魚雷発射管に限定された。生産数も100本程度で、実戦に使われた本数は30本程度と多くない。
- 1943年に進化型のT5音響追尾魚雷、型式番号G7es「Zaunkönig(ツァンケーニッヒI=ミソサザイ)」が開発されると、「ファルケ」の出番はあっという間に無くなってしまう。
- なお、連合軍は比較的早い段階からホーミング魚雷の存在を察知しており、被害が出始めると「フォクサー」と呼ばれる曳航式の雑音発生装置でホーミング魚雷の無効化を図る。
ただ「フォクサー」の使用中は曳航している護衛艦の位置がUボート側から察知され、護衛艦自身の聴音装置も使用不能、フォクサーの回収も速力を落としてゆっくり回収する必要があるなど手間が掛かり
対潜護衛部隊側も好んでこの装置を使ったわけではなかった。
- 「フォクサー」の存在に気が付いたドイツ軍は直ちに改良型のG7es II(T11音響追尾魚雷ツァンケーニッヒII)の開発に乗り出すなど、大西洋では10年以上も先取りしたような魚雷戦を展開していく。
- T11はフォクサーとスクリュー音を正確に区別することが出来、また目標の速力が10〜18ノットの間が襲撃可能、
発射深度も従来のT5は潜水艦の潜望鏡深度である深度10m程度しか発射出来なかったものを深度50mから発射可能など高性能化していた。ただし実戦配備は終戦間際であった為、実戦では一回しか使われていない。
- またこれらの後継としてドイツでは有線誘導型「レルヒェ」、アクティブソナー誘導型「ガイアー」、ウェーキ(航跡)追尾型「アイビス」などの試作が行われたが、流石にこれらの魚雷は大戦には間に合わなかった。
- この内、「ガイアー」のみ1945年5月に配備される予定と配備目前であり、この魚雷はT5やT11の音響追尾装置に加え、アクティブソナーにより目標探知、ウェーキ追尾装置なども組み込まれた高性能なものであった。
- これらの試作魚雷の誘導装置の技術は戦後、イギリスのMk20対潜魚雷、ソ連のSET-53対潜魚雷などに生かされた。
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