爆撃機リスト > 試作型天雷(特別計画艦仕様)
基本情報 †
名前 | 装備種 | 特性 | 所属陣営 | 艦載機速度 | 到達ダメージ係数 |
試作型天雷(特別計画艦仕様) | 爆撃機 | 爆撃 | 重桜 | 52 | 208 |
T | アイコン | ★ | 基本速度 | 航空 | 艦載機 最大回避 | 艦載機 基本耐久 | 設計図 |
初期 | 最大 | 初期 | 最大 |
T0 | | 6 | 14.39s/回 | 12.00s/回 | 65 | 1.1 | ? | 430 | 科学研究室(4期) |
搭載兵装(機銃) | 搭載兵装(爆弾) |
T | 名前 | ダメージ | 基本速度 | 機銃 射程 | 機銃 射角 | 名前 | ダメージ | 破壊 範囲 | 投射 範囲 | 対甲倍率 |
初期 | 最大 | 初期 | 最大 | 初期 | 最大 | 軽 | 中 | 重 |
T0 | 2 x 20mm九九式機関砲 | 23 | 43 | 1.12s/回 | 0.90s/回 | 36 | 80 | 3 x 800kg 徹甲爆弾 | 232 | 432 | 25 | 40*40 | 80 | 110 | 130 |
2 x 30mm機関砲 | 38 | 70 | 1.19s/回 | 0.96s/回 | 36 | 80 | - |
スキル |
【徹甲航空爆弾】この艦載機の爆弾が敵艦に命中したとき、24%で徹甲弾同様の装甲破壊効果を与える。 同じ種類の効果は最大値のみ適用される |
入手方法 |
科学研究室(4期) プロトショップ(設計図50枚きり) |
特徴・運用法 †
実験型XSB3C-1より攻撃速度が低いものの、バラクーダ(831中隊)T0と似た性能の徹甲爆弾を3倍も投下する強力な爆撃機。
研究産の為量所持するまでかなり時間を要する
バラクーダ(831中隊)T0同様飛行速度が52と速いが、あちらと違い回避が並なので撃墜されてしまいやすい。
戦闘機枠に飛行速度60の烈風、紫電改二、シーホーネットを装備するか、他の空母を先行させる等して対策をしよう。
歴史 †
元ネタは大日本帝国海軍が試作した局地双発戦闘機。
最初期は戦闘爆撃機として開発されていたが、下記の経緯により重武装・重装甲の双発単座戦闘機に計画変更されている。
その頃の日本軍は強固な防御力を有した米爆撃機B-17の迎撃に苦慮していた。
太平洋戦争緒戦でB-17を完全な形で鹵獲することに成功し、弱点解析こそされていたが、それでも「空飛ぶ要塞」には梃子摺った。
しかもその後、後に日本を終戦まで苦しめ続ける新型爆撃機B-29が開発されているという情報が入る。
この脅威に対抗すべく、1943年1月に元「十七試戦闘機兼爆撃機」は「十八試局地戦闘機試製天雷」として再出発することとなった。
開発命令を受けた中島飛行機は開発主任に中村勝治技師を起用した。
中村技師は夜間戦闘機「月光」の開発も手掛けていたが、月光(の原型機)の開発時に帝国海軍のお約束である過剰要求により、戦闘機としてはあまりよろしくない出来栄えとなった。
その教訓を活かし、天雷はあれもこれもと取り入れることはせず、迎撃特化として設計されることになる。後で結局あれこれ注文されたけど。
迫る新型爆撃機に対抗すべく固定武装として十七試(五式)30㎜機銃2艇、九九式20㎜機銃2艇を装備。その後、試作3,5,6号機では「月光」の戦果から20㎜斜銃が追加されている。
また、帝国海軍機にしては珍しく重装甲を備えていた。背面装甲はないが、これは天雷が「追い回す側」として開発されていたことが理由となる。
他にも、背面装甲による跳弾で搭乗員が返って傷付いてしまうという事例が結構な数で確認されていたらしい。
そして1944年6月20日、晴れて試作一号機が完成。同年7月8日に初飛行が行われたが、その結果は散々なものだった。
この天雷が搭載しているエンジンは、あの「誉二一型」…そう、烈風や流星も搭載していた曰く付きである。
天雷も例外なくこの誉の不安定さに苦しめられ、操縦性以外では海軍の要求性能を大きく下回る結果となってしまった。
その後、同年秋に行われた帝国海軍試作機の開発対象絞込みを通過することなく、開発計画中止となる。
B-29迎撃の役目は紫電改へと引き継がれていった。
最後に開発された試作六号機がメリーランド州のポール・E・ガーバー維持・復元・保管施設にて保管されている。何故か左翼と後部胴体だけになっているが
World of Warshipsに登場する艦上型天雷
World of WarshipsではTier10空母「白龍」、Tier☆空母「赤龍」の雷撃機及び爆撃機を担当する。
白龍の天雷(爆撃機)は小隊3機、中隊12機、待機18機構成となる。つまり一度に12機を連れて飛ばし、3機ずつ攻撃を行う形である。
Tier8の翔鶴から中隊機数の増加、威力の増加、速度向上、耐久増加と諸々向上しており、孤立しているという条件下ではあるが、マイノーターやウースター等の超対空艦に攻撃を通すことも可能なのだとか。
そして使用する爆弾はTier10戦艦の分厚い装甲甲板を容易に貫通し、上手くやれば弱点である防郭すらぶち抜くことも出来る。その代わり装甲が薄い奴や艦上構造物が複雑な相手は苦手ではあるが。
爆弾は1機につき1発分なので1度に3発落とす。アズレンの天雷は1機につき3発で1小隊分を1機で賄っている。これをアズレンの白龍は2枠目の爆撃機固定枠に4機=中隊12機分載せられるのでなかなか上手く落とし込んでいる。総数9機に収めるためか戦闘機と攻撃機の数は小隊の数に合わせてるけど。
雷撃機の天雷は彩雲との択一で装備する方式を取り、昔は一度の攻撃で魚雷2本を投下する九一式魚雷Mod.7と一度に4本投下する九一式魚雷Mod.8の二種類を選択出来たらしいが、後者は長射程高隠蔽により隠蔽雷撃で1本1万弱のダメージ*1を誇る魚雷を叩き込むことが可能でかなり暴れまわったらしく、後に削除されたという歴史を持つ*2。虹版流星が来るとしたらこいつか景雲だな。
ちなみに赤龍の天雷は白龍のと性能は変わらない。
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