設備リスト > 100/150航空燃料
基本情報 †
装備種 | 特性 | 所属陣営 |
設備 | なし | ユニオン |
| 画像 | ★ | 強化 | 初期 | +10 | +11 |
T0 |  | 4 | 航空 | 28 | 70 | 75 |
| - | - | - |
オクタン価100/150の航空燃料。 イソオクタンと比べて耐ノック性が1.5倍になっており、エンジン出力を大幅に引き上げることが可能 |
スキル 【ハイオクタン燃料】 |
艦載機の移動速度を上昇させる。艦載機のHPが140アップ。 同じ種類の効果は最大値のみ適用 |
入手方法 |
コアショップでコアデータ500と交換 |
適用艦種 |
駆逐 | | 軽巡 | | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | |
戦艦 | | 軽母 | ○ | 空母 | ○ | 航戦 | ○ | 潜母 | |
砲艦 | | 潜水 | | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
特徴・運用法 †
艦載機のHPと飛行速度が上昇する(+140/+5)。
空母燃料タンクの上位版に近い。通称ハイオク。
ただし海域では艦載機のHPを上げてもあまり意味は無いため金カタパルトまたはホーミングビーコンの方が良い。
13章から登場する防空艦対策用にHPを上げるのは必要となってきた
演習ではHPと飛行速度の効果により対空砲の被害を軽減出来るため大いに役立つ装備。
空母2隻運用なら発艦2番目の空母に搭載すれば艦載機がまとまって飛ぶため落とされにくくなる。
以前はこれを装備することにより、「魚雷の投下位置が前にズレることで魚雷の挙動が変化する」「演習で相手の前衛が生き残っているのを無視して主力へ直接攻撃を行う」
という現象が発生していたが、現在は既に修正されているため上記のような挙動の変化は発生しない。
飛行速度の上昇により発艦を行ってから目標に対する攻撃地点へ到達するまでの時間が短くなるため、動き回る敵に対する物理的な命中率が向上する。
このため重桜魚雷や鉄血魚雷のような単一対象に攻撃を集中させる魚雷と相性が良い。
また、スキルで発艦する艦載機にも効果が得られるため、大鳳やアーク・ロイヤル、ペーター・シュトラッサーなどのスキルで重桜及び鉄血魚雷が使える艦との相性も良い。
なお艦載機を装備できる艦種には基本的に装備できるが、潜水空母のみ装備する事が出来ない(これは他の空母用設備も同様)。
歴史 †
- 耐ノック性とは、ノッキング*1に対する耐性のことで、オクタン価とはその指標のこと。現行のガソリンだと自動車用無鉛ハイオクが100である。
自動車用と航空機用は成分が違い、一般的な自動車が最大でも標高4000m*2程度の運用だが、航空機はさらに高高度まで上昇する為、現在自動車用では禁止されている*3鉛を混合した有鉛ガソリンである。ちなみに耐ノック性はどちらかというと成分依存である。*4
- 高出力を出すには、高圧縮比に加え、濃い混合気が必要だったが*5、いずれもこの高オクタン価でこそ実現できる。しかし、高オクタン価ガソリンを入手できなかった枢軸国側は、
水メタノール噴射など低オクタン価でも圧縮比を上げられる技術に頼らざるを得なかった。この水メタノール噴射は重量や寿命などで難があり、エンジン性能差は更に開いてしまった。
ただでさえ工作精度に難があり、信頼性やパワーが米軍に遅れていた旧日本軍製エンジンはさらに突き放されることになった。
- 主に100/150オクタン価の航空燃料は主に精油技術力の高いアメリカが生産し連合国で流通していた。アメリカ以外の連合国では供給が限られ指定された飛行隊でしか使えず、それなりに貴重品であった。
枢軸側では戦前アメリカから輸入したストック分(+占領地で鹵獲した分)しかなく、さらに貴重品であった。
- 枢軸側のガソリンのオクタン価はどこも似たり寄ったりで87〜96程度であり、戦争前半は92〜96程度の燃料が第一線の戦闘機に使われており、87の燃料は練習機などに使われていた。
戦争後期には油田占領地などの一部例外を除き、額面上はオクタン価を維持していたが、現場から額面割れを疑われる程度に低下しており、それを使用した航空機の性能低下を起こしている*6。
87という数値は、現代のレギュラーガソリン以下のオクタン価である。ハイオクの技術開発も行われたが技術的な目処が立った頃、戦略爆撃でプラントが尽く灰燼となりハイオクの自給の望みは絶たれた。
- 戦後、枢軸側の機体をアメリカでテスト飛行したらカタログスペック以上の性能値を出しているのは理由は幾つかあるが大体ハイオクを入れた為である。
コメントフォーム
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照