艦砲リスト > 駆逐艦主砲 > 100mm二連装九八式高角砲
基本情報 †

100mm二連装九八式高角砲 T3 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 追尾 |
所属陣営 | 重桜 |
最大強化 | +13 |
装備性能 |
ダメージ | 4 × 4 → 12 × 4 |
基本攻速 | 1.20s/回 → 0.96s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% → 3% |
強化ダメージ補正 | 110% → 130% |
装備補正 | 火力+15 対空+30 |
弾薬 | 通常弾 |
弾薬速度 | 18 |
対甲倍率 | 軽100 / 中50 / 重20 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 360 |
弾薬射程 | 40 - 60 |
拡散角度 | 0 |
100mm二連装九八式高角砲 T2 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 追尾 |
所属陣営 | 重桜 |
最大強化 | +10 |
装備性能 |
ダメージ | 4 × 4 → 11 × 4 |
基本攻速 | 1.27s/回 → 1.02/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 110% |
装備補正 | 火力+9 対空+16 |
弾薬 | 通常弾 |
弾薬速度 | 18 |
対甲倍率 | 軽100 / 中50 / 重20 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 360 |
弾薬射程 | 40 - 60 |
拡散角度 | 0 |
100mm二連装九八式高角砲 T1 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 追尾 |
所属陣営 | 重桜 |
最大強化 | +6 |
装備性能 |
ダメージ | 4 × 4 → 7 × 4 |
基本攻速 | 1.33s/回 → 1.17/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 110% |
装備補正 | 火力+4 対空+8 |
弾薬 | 通常弾 |
弾薬速度 | 18 |
対甲倍率 | 軽100 / 中50 / 重20 |
照準範囲 | 50 |
照準角度 | 360 |
弾薬射程 | 40 - 60 |
拡散角度 | 0 |
装備可能艦種 |
駆逐 | ○ | 軽巡 | ○ | 重巡 | ○ | 超巡 | ○ | 巡戦 | ○ |
戦艦 | ○ | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | | 潜母 | |
砲艦 | ○ | 潜水 | ○ | 工作 | | 運送 | ○ | 風帆 | |
備考 |
無し |
完成品 | 設計図 |
T3 |
蔵王装備箱 兵装開発 | 9-4、12-4 科学研究室 |
T2 |
蔵王装備箱
| 6-1、7-3、8-2、12-4 |
T1 |
蔵王装備箱
| 無し |
重桜・駆逐主砲
開発元装備 |
100mm八八式砲 |
必要素材 |
開発用艦砲設計図SSR | 3 |
HBX混合爆薬 | 21 |
高耐久性弾性素材 | 21 |
特徴・運用法 †

- 対空も上がる駆逐艦主砲。10cm砲(または搭載された駆逐艦から秋月砲)などと呼ばれることもある。
- 初期は対空値のみだったが、2017/10/12のアップデートで火力値が追加された。
- 本来なら対空射撃も担う火器なのだが、本作中では主砲と対空砲は明確に区別されており、計算式中の対空値に影響を与えるのみである。
- なかなかの威力とリロードを併せ持つ強力な装備。
- 76mm砲ほどではないが速く、同砲より威力があるため、全弾発射メインでも採用される。
- 対空補正+30もかなり優秀。防空火力を重視する場合は軽巡に積む選択肢もある。
- 欠点は入手難度と照準範囲の狭さ。また、T3ながら通常弾である点も挙げられる。
- T3設計図のドロップは9-4と遅く、非常に高難度の海域であるため、蔵王重工装備箱を開けるほうが堅実な入手方法といえるかもしれない。
- 現在では科学研究室の汎用候補として手に入る可能性がある。候補が多く確実性は無いが、忘れた頃に結構な量が溜まっていることもありえる。
- 弾薬射程は標準的だが、照準範囲は76mm砲と並び駆逐砲の中ではもっとも狭い部類に入る。
- 「装甲と弾種の補正値」も参考に。
- 2019年の制空値実装によって、高難度の一部海域では潜水艦用の副砲として選択肢に入るようになった。
- 潜水艦1隻につき対空を30盛るための装備になる。伊13のような潜水空母を制空に参加させたい編成では特に有用。
潜水艦をあまり育成していない指揮官でも、一緒に出撃し立っているだけで対空30×3を盛ることができる。
また、潜水艦の漸減作戦(マップ上で最大20%のダメージを敵に与える行動)の威力は潜水艦隊の戦力値に依存するので、金装備で戦力値をかさ増しできる。
- 戦艦巡戦の副砲に装備して対空を底上げするのもアリ。
- T2でも127mm連装砲T3や127mm連装両用砲MK12T2に匹敵するDPSを有する。
- 軽装甲・中装甲艦に対しては、駆逐砲通常弾のダメージ補正の不利を高い発射速度でカバーできる。
ただし、ダメージ補正が榴弾比1/3と圧倒的に不利な対重装甲艦ではまったくかなわない。
- 兵装開発の実装のタイミングでアイコンが変更された。

本来なら砲身の開口部から見て右側にある展望塔構造物(四角いでっぱり)が、砲の左側に描かれている。
□|| が正しいところ、イラストでは ||□ になってしまっていた。
歴史 †

- 元ネタは大東亜戦争中の1942年に開発された、日本海軍の傑作高角砲「65口径九八式10cm高角砲」と思われる。通称、「長10cm高角砲」。
大鳳や大淀(未実装)に対空砲として搭載された他、秋月型防空駆逐艦の主砲としても採用されている。また丹陽時代の雪風が台湾の高雄市の防空砲台に配備されていた2基を2、3番砲塔として使用していた。
- 計画では改秋月型7隻(16隻)、815型軽巡洋艦4隻の主砲として、信濃、仁淀、大和型の111号艦、改大和型、超大和型戦艦2隻、超甲巡2隻、改大鳳型5隻の高角砲として搭載が予定されていた。その他、球磨型、長良型等の旧型軽巡の防空艦改装や、大淀並の船体に12基24門載せる防空艦建造等の計画があったが実現には至らなかった。
- 12.7cm高角砲と比較しても射程・射高・連射速度・旋回速度全てにおいて上回っており、砲弾初速も1000m/sと跳ね上がったため
高速で飛来する航空機への対応力は上がっている。八九式高角砲よりもリーチが長く、発射速度が速い強みがある。
- 総重量20.5トン、弾丸重量13kg、最大射程1万8700m、発射速度毎分19発、俯仰角は-10度から+90度、俯仰速度毎秒16度、旋回速度毎秒10.6度。
終戦までに169門が量産された。
- 難点としてはその整備性と継戦能力の悪さ。
揚弾設備の能力不足で射撃速度に給弾が追いつかず、砲塔内の即応弾を使い切ると途端に継続力が落ちる上、砲身の命数が
350発程度*1と非常に短命に見積もられていた。予備砲身を常備して簡単に交換が出来るよう工夫はされていたが、
交換という手も艦内工作でどうにか出来るレベルのものではなく、実戦での継戦可能時間は12.7cm連装砲の半分から三分の一以下まで落ちた。
- また対空能力は確かに格段に上がったのだが、代わりに口径縮小により砲弾重量が軽くなったことで対水上艦への攻撃力と命中率も落ちた。
運用していたのも基本的に通常弾であったために、高初速による貫通力向上の恩恵は発揮し得なかった。そんなとこまでゲームで再現しなくても……
- とはいえ、この砲を主砲として運用していた秋月型は、防空艦としての役目のために4基8門と大量に搭載していたため、対水上艦の場合も数の暴力で何とでもなっていたようだが。
- また、この砲自体とは別の問題として、射撃管制のための「高射装置」とよばれるものが旧式のままであったため、砲の性能に比してスペック不足となっていたこともある。
この「九四式高射装置」だが、たびたびマイナーチェンジは加えられて最新鋭機にもカタログスペック上は対応可能であったのだが
如何せん部品の精度が悪く、命中率を著しく落としてしまっていた。また生産性も悪く必要な数を揃えられなかった。
- 流石に海軍もミッドウェー海戦あたりでこの精度の悪さには気づいて次世代機の開発を始めてはいたのだが、とうとう終戦まで完成には至らなかった。
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