艦砲リスト > 軽巡主砲 > 155mm三連装砲
基本情報 †

| 155mm三連装砲 T3 |
 | 種別 | 艦砲 |
| 特性 | 追尾 |
| 所属陣営 | 重桜 |
| 最大強化 | +13 |
| 装備性能 |
| ダメージ | 12 × 6 → 22 × 6 |
| 基本攻速 | 5.19s/回 → 4.12s/回 |
| セイレーン作戦用補正 | 0% → 3% |
| 強化ダメージ補正 | 105% → 124% |
| 装備補正 | 火力+45 |
| 弾薬 | 榴弾 |
| 弾薬速度 | 15 |
| 対甲倍率 | 軽145 / 中105 / 重70 |
| 照準範囲 | 65 |
| 照準角度 | 120 |
| 弾薬射程 | 45 - 65 |
| 拡散角度 | 18 |
| 155mm三連装砲 T2 |
 | 種別 | 艦砲 |
| 特性 | 追尾 |
| 所属陣営 | 重桜 |
| 最大強化 | +10 |
| 装備性能 |
| ダメージ | 11 × 6 → 21 × 6 |
| 基本攻速 | 5.32s/回 → 4.26s/回 |
| セイレーン作戦用補正 | 0% |
| 強化ダメージ補正 | 105% |
| 装備補正 | 火力+25 |
| 弾薬 | 榴弾 |
| 弾薬速度 | 18 |
| 対甲倍率 | 軽145 / 中105 / 重70 |
| 照準範囲 | 65 |
| 照準角度 | 120 |
| 弾薬射程 | 45 - 65 |
| 拡散角度 | 18 |
| 155mm三連装砲 T1 |
 | 種別 | 艦砲 |
| 特性 | 追尾 |
| 所属陣営 | 重桜 |
| 最大強化 | +6 |
| 装備性能 |
| ダメージ | 8 × 6 → 14 × 6 |
| 基本攻速 | 5.53s/回 → 4.89s/回 |
| セイレーン作戦用補正 | 0% |
| 強化ダメージ補正 | 105% |
| 装備補正 | 火力+12 |
| 弾薬 | 通常弾 |
| 弾薬速度 | 15 |
| 対甲倍率 | 軽100 / 中75 / 重40 |
| 照準範囲 | 65 |
| 照準角度 | 120 |
| 弾薬射程 | 45 - 65 |
| 拡散角度 | 18 |
| 装備可能艦種 |
| 駆逐 | | 軽巡 | ○ | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | |
| 戦艦 | ○ | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | | 潜母 | |
| 砲艦 | | 潜水 | | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
| 備考 |
| 無し |
特徴・運用法 †

扇型3発の榴弾を2セット連射する。高い装甲補正を持つ榴弾の軽巡主砲。
入手しやすい軽巡主砲としては、徹甲弾砲の150mmTbtsKC/36連装砲と並んで優秀。
比較すると総威力で勝り、単体への命中精度と基本攻速で劣る。
距離が離れていると単体に対しては全ヒットしないため、目的と状況に応じて上手く使い分けたいところ。
榴弾軽巡主砲の対抗馬としては研究二期で実装された試作型三連装152mm両用砲Mk17がある。
あちらはあまり拡散せず装填も速いため、前衛の対単体での取り回しが良いが量産性に難がある。
戦艦副砲としての性能が高く、副砲に軽巡砲を装備できる戦艦にとっては貴重な火力45を有する。
様々な金軽巡主砲の追加で唯一では無くなってはいるものの、装備箱から入手可能な金軽巡主砲は2024年現在でもこの装備だけ。
兵装開発の実装に伴い、強化版も追加されているので、長く使っていける。
歴史 †

- 「60口径三年式15.5cm3連装砲」が元ネタ。
- 軽巡洋艦時代の最上型に搭載され、後に軽巡大淀の主砲や大和型戦艦の副砲としても使用された艦砲である。
- 性能としては60口径という長砲身故に920m/sという高初速と27kmという最大射程、その割に悪く無い散布界(命中精度が高い)
従来の平射砲に比べて射撃機会が多く旋回、俯角速度も12.7cm高角砲とほぼ変わらず対空戦闘にも有用であり、現場の評判は上々であった。
欠点は重量で、この砲塔一基は20.3cm連装砲の160トンよりも重い約175トンである。
- あまりにも重かったために阿賀野型では当初主砲として本砲を載せることが検討されていたものの、最終的に重量が本砲の半分も無い152mm連装砲(78トン)が採用されている。
- ちなみに最上型は「軽巡の枠で重巡を作る」ためにこの主砲を積んでいた経緯がある。
当時はロンドン軍縮条約で重巡洋艦の保有量に制限があり、日本は既にこの枠を使い切っていたのだが、もっと重巡洋艦が欲しかった日本はこの方法で最上を「軽巡洋艦として」建造し、条約が切れた後で20cm砲に乗せ換えて重巡洋艦に作り替えた(書類上は最後まで軽巡であった)。
現場での評判は乗せ換え前のこちらの方が良かったらしい
- こんな裏技のような真似が通ってしまった理由は、当時の重巡洋艦と軽巡洋艦の基準にある。
重巡洋艦は「排水量1,850tより大きく10,000t以下、備砲は6.1インチより大きく8インチ以下」、軽巡洋艦は「排水量1,850tより大きく10,000t以下、備砲は5.1インチより大きく6.1インチ以下」となっている。
…そう、つまり重巡と軽巡の差はそもそも船体による制限の差はなく備砲の口径の差しかないのである。
このため「重巡並の船体でも軽巡の主砲乗っければ軽巡だよね!」という言い訳を立ててしまえたのである。
ちなみにアメリカもこれを利用してブルックリンやクリーブランドといった重巡サイズの軽巡洋艦を作りまくっていき、大戦末期にはウースター級とかいう全長200m以上の軽巡まで作り始めていた(ウースター級の頃にはもう条約失効してるけど)
というよりもともとこのような規定になったのはアメリカの主張による。
- 建造当初からこの砲を積んでいた軽巡洋艦として大淀がいる。
元々の計画では軽巡洋艦というより動く司令室とも言うべき、主砲や魚雷すら持たない船だったのだが、流石に丸腰では危険と判断されたのか最上型から降ろされたこの砲塔が再利用されたのである。
重巡に近いサイズの船として設計されていた(重武装のためではなく大型カタパルトを積んだりするため)ので出来た芸当である。
- 最上型の改装に伴い撤去されたこの砲は、後に大和型戦艦の副砲として搭載されることとなる。ただし再利用されたのは砲身だけと言われており、外殻は新造され新型測距儀やワイヤーアンテナ支柱など様々な改装が追加されている。
アズールレーンにおける155mm三連装砲のグラフィックは最上や大淀に装備されていた時の姿ではなく、この大和副砲仕様の姿が反映されているようだ。
- 陸上で対空砲として配備されたものが呉と佐世保、東京に僅かに配備されている。高高度を飛ぶB-29重爆撃機も撃墜可能であった。
- 重桜装備では珍しい3連装砲(計画艦の充実により最近はそうでも無いが)だが、それもそのはず戦中の3連装砲搭載艦は最上型を除けば大和・武蔵・大淀の3隻のみ(この艦砲と「45口径46cm3連装砲」のみ。特に大和型は3連装砲を主砲3基と副砲4基の合わせて7基も着けていた)。
ただしどの国の海軍も3連装砲を装備するのは新戦艦及び大型軽巡が主であり、日本海軍もこの例から外れてはいない。日本は他国と比べて大型軽巡洋艦の配備に力を入れていなかったが故に3連装砲搭載艦の数も少なくなったと言えよう。
旧式戦艦や重巡洋艦にまで3連装砲を装備していたアメリカ海軍やソ連海軍が異例ともいえる。
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