F8Fベアキャット

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基本情報 †

名前										装備種	特性	所属陣営	艦載機速度		到達ダメージ係数
F8Fベアキャット										戦闘機	航空	ユニオン	50		162
T	アイコン	★	基本速度			航空	艦載機 最大回避		艦載機 基本耐久		設計図
			初期		最大				初期	最大
T0		5	11.97s/回		9.64s/回	45	12		181	452	なし
搭載兵装(機銃)									搭載兵装(爆弾)
T	名前		ダメージ		基本速度		機銃 射程	機銃 射角	名前			ダメージ		破壊 範囲	投射 範囲	対甲倍率
			初期	最大	初期	最大						初期	最大			軽	中	重
T0	4 x 20mm機関砲		36	86	1.06s/回	0.85s/回	36	80	1 x 1000lb 爆弾			170	440	22	40	80	95	115
入手方法
兵装開発

兵装開発 †

特徴・運用法 †

F6Fヘルキャット[T3]から開発可能な戦闘機の片割れ。もう片方はF7Fタイガーキャット[T0]。
機銃・爆弾総数が減っているので対空・対艦性能は低下しているが、耐久値・攻撃速度が大きく強化されており、到達ダメージもややアップ。
搭載爆弾の威力が従来の1000lb爆弾よりも高く設定されている為、DPS比も3割程度のダウンで済んでいる。

既存の高速型の戦闘機と比べると、最速に近いにも関わらず並以上の対艦火力を持つ為、攻撃速度を大幅に上げながら攻撃力を保つ事が出来る優れた装備。
F4U(VF-17中隊)[T0]よりも攻撃速度が速い事から、競合相手は同じ攻撃速度重視型である零戦五二型[T3]だろうか。
誤差程度(0.12秒程)の攻撃速度、飛行速度が遅い代わりに総合力で大きく上回るので、発艦速度がとにかく求められる発艦時発動タイプの回復スキルを持つ正規・軽空母には是非とも搭載したい。
兵装開発装備である事から量産性の問題があるが、上記の通り用途と需要がハッキリしている為、量産する必要性は低い。
派生元が同じであるF7Fタイガーキャット[T0]が高い対艦攻撃力を持ち汎用的に使える高性能戦闘機な為、F7Fタイガーキャット[T0]と間違えて作ってしまったという不注意な指揮官も散見される。確定前にアイコンをよく確認すべし！

余談として、米国wikiでは爆弾が「1000lb BC」と表記されているので、何か特別な性能を有しているのかと思われていたが
なんてことはなく、単純に英語表記Bear Catを略してBCとしただけである。

歴史 †

F6Fヘルキャットの後継機として開発されたグラマン社製の艦上戦闘機。その内の搭載機銃を12.7mmから20mmに変更したF8F-1B以降の型式だと思われる。愛称のベアキャットとはジャコウネコの一種ビントロングの別名であるが、勇敢な闘士という意味もある。
迎撃任務を主任務として計画された本機は、「小型の航空母艦で運用可能である」こと、「あらゆる面で日本軍機を圧倒する（平たく言えばゼロ戦に『必ず』勝てる）」ことを設計目標としており、小型軽量化された高い防弾性を持つ機体に大出力のエンジンを搭載している。
多くの戦訓やFw190等の鹵獲機から得られたデータが反映された本機は空力構造も非常に洗練されており、従来の米軍機が優れていたパワーや火力だけでなく良好な低高度性能や卓越した運動性をも持つ傑作機となった。
また、迎撃任務に最適化された事で上昇力に非常に秀でており、1946年11月に「ブレーキを放してから94秒で高度１万フィートに到達する」という米軍機における当時の最高記録を樹立した。

レシプロ戦闘機としてひとつの到達点ともいえるF8Fであるが、実戦においては残念ながら活躍の場は少ない。
ダウンフォール作戦を見据えて開発と生産が急ピッチで進められたものの、最初の実戦部隊を搭載した空母ラングレーが日本近海に移動中に第二次世界大戦が終結。
その後は新世代の戦闘機であるジェット戦闘機が台頭したため、対戦闘機性能に特化していた本機は急速に陳腐化してしまったのである。
当初は8,000機ほどが発注予定であったが総生産数は1,265機に留まる。米軍においては主に夜間戦闘機や偵察機として運用され、1955年に退役。
また中古の機体がフランス、タイ、南ベトナムの各国空軍に譲渡されており、インドシナ紛争やベトナム戦争で運用された。
このように高性能を誇りながらも時代に恵まれなかった悲運の名機であるが、その素性の良さは確かであったためエアレース機やアクロバット機として活躍しており、現在でも現役で飛んでいる機体が存在する。
中でもレース仕様の改修機である"Rare Bear"は、850km/hというレシプロ機の最高速度記録を保持している。

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