SandBox/編成考察/鉄血艦隊

コンセプト †

鉄血艦隊とは？ †

鉄血の翼

戦闘中、鉄血陣営の艦が受けるダメージを5.0%(最大レベルで15.0%)軽減

鉄血艦への被ダメージ軽減、及びクラップ製艦載機の装備補正強化を併せ持つSSR空母グラーフ・ツェッペリンを主軸とし、主だった戦力に鉄血艦を採用した艦隊のことです。
また、特に主力艦が不足してる陣営ですので、非鉄血の艦が混ざる編成においても、その範疇に含むものとします。
そのため鉄血艦隊という看板を掲げてはいるものの、厳密な解釈は各人の裁量次第であることを留意して下さい。

本項では同艦隊を構築していくに差し当たり、中心的な役割を果たすことのできる艦、またその運用法について紹介を行います。
各艦の詳細な性能、スキルの仕様等につきましては、各キャラクターの個別ページを参照してください。

特徴・運用法など †

この編成に限ったことではないが、艦隊の中心軸となるグラーフ・ツェッペリンを始め、スキルの育成が十分でないうちはその強みを体感しづらい。
また運用の軸足となるグラーフ・ツェッペリンの「鉄血の翼」は、ロイヤル艦隊で同様の役割を果たすクイーン・エリザベスの「女王艦隊」とは異なり、被ダメージの軽減のみと効果が狭く感じるかもしれない。
しかし、鉄血籍ならば全員が対象なのでフォーチュン改や夕暮より範囲が広く、前衛まで対象な上に高耐久が揃う鉄血陣営の重巡が被ダメージ軽減されるメリットは計り知れない。

一方、主力は特に艦が少なく選択肢が限られる。
巡洋戦艦が2隻、空母と戦艦に至っては1隻ずつのみという少なさである。
更に全艦中屈指の性能を誇るティルピッツが他の巡洋戦艦と組むのを嫌う為、陣営統一すると強みが薄れてしまうジレンマを持つ。

よって、現時点ではグラーフ・ツェッペリンの「鉄血の翼」とティルピッツの「孤独なる北欧の女王」を活かす編成である、非鉄血陣営から戦艦以外の主力を1隻取り入れるのが最適とされるだろう。

以下はその性質を活用した編成コンセプトの一例である。

【前衛艦】

• アドミラル・ヒッパーやプリンツ・オイゲンなどの重巡を配置すれば、長所の高耐久を更に活かせる。
• Z1を軸としたZクラス駆逐艦達にとっては、「Zの系譜」と「鉄血の翼」の異なる強化を受けれる。
  • 基本はこれらを前衛の要とし、サポートにライプツィヒやケーニヒスベルクを入れる形となる。

【主力艦】

• グラーフ・ツェッペリン及びティルピッツを十全に活かせる鉄血籍の空母が存在しない為、非鉄血から採用する必要がある。
• 一方、戦艦と巡洋戦艦は「鉄血の翼」の恩恵を授かれるものの、鉄血籍筆頭戦艦であるティルピッツを活かそうとすると2隻並べられない。
  • 以上を踏まえると、グラーフ・ツェッペリンとティルピッツを組ませ、残り1隻を非鉄血であるエンタープライズなど強力な空母を採用する。
    または、ティルピッツのスキルを気にせずシャルンホルストやグナイゼナウの巡洋戦艦を採用する形となる。

以上、いくつかのコンセプトを列挙したが、最大の難点は鉄血籍の艦が他陣営に比べて特に少ないことである。
今後の実装に期待したい。

主軸艦 †

	名前	グラーフ・ツェッペリン	レア度	SSR
	スキル	鉄血の翼(鉄血籍被ダメージ軽減) 鉄血の鷹(クラップ製航空機強化)	艦種	空母
	鉄血艦隊の主軸となる鉄血籍唯一の空母。 第一スキルに関しては前述の通り有用なのだが、第二スキルを活かせる装備品に欠けるのが難点。 戦闘機は爆弾を持たず、爆撃機は小型の爆弾を複数持つタイプなのでダメージにムラが出やすいのが現状である。 よって、スキル上げは第一スキルが最優先となる。

前衛艦隊 †

駆逐枠 †

	名前	Z1	レア度	SR
	スキル	Zの系譜(Zクラス駆逐艦火力&回避強化)	艦種	駆逐
	鉄血艦隊で駆逐隊を組むなら必須となるZクラス第一号。 本人の火力は控えめでスキル前提でのステータスなので、あくまでもサポート役という立ち位置となる。 しかし回避はスキルLvMAX時はロイヤルや重桜の駆逐艦達に並び、雷撃も400を超えている。
	名前	Z23	レア度	SR
	スキル	鉄血先鋭(自己火力強化)	艦種	駆逐
	全駆逐艦中トップの火力値と高補正を併せ持ち、軽巡主砲まで装備可能な火力担当。 「Zの系譜」の火力バフを合わせて+100%もの補正を得られるが、スキルが主砲トリガーなので主砲選択が難しめ。 100mm二連装九八式高角砲T3が最もDPSが高いが通常弾、150mmTbtsKC／36連装砲T3は徹甲弾だが攻速に劣る分「鉄血精鋭」も発動しづらく、常に複数の敵を貫通させていないとDPSで下回ってしまう。 条件の厳しい図鑑報酬の為、入手も手間が掛かる。
	名前	Z46	レア度	SSR
	スキル	折れた鋼翼(自己対空強化) 徹甲弾専門(自己徹甲弾強化)	艦種	駆逐
	鉄血陣営では貴重な対空担当であり、かつ全てのステータスが総じて高い怪物駆逐艦。 全弾発射が屈指の性能で、徹甲弾属性なのでスキル補正を掛けれる。 装備は攻速の優れた76mm砲を繋ぎに100mm二連装九八式高角砲T3を目指す形で、Z23程主砲に迷わないのも利点。 「Zの系譜」対象だが単独でも充分に強いので、鉄血巡洋艦に混ぜても活躍出来るだろう。
	名前	Z19またはZ20またはZ21	レア度	N or R
	スキル	徹甲弾専門(自己徹甲弾強化)	艦種	駆逐
	レア度の低いZクラス駆逐艦達で、Z1と組めば低燃費編成としても活用出来る。 何れも「徹甲弾専門」を持つが全段発射は範囲の狭い通常弾なので、Z46と異なり128mmSKC41連装両用砲を装備する形となるだろう。 イベント先行実装の為、表記上のレア度に対して入手難易度は高い。

軽巡枠 †

	名前	ライプツィヒ	レア度	R
	スキル	戦術指揮・巡洋艦(巡洋艦火力&雷撃&装填強化)	艦種	軽巡
	範囲の広い戦術指揮を持ち、ケーニヒスベルクの装填指揮と併用可能。 本人はサポート役という立ち位置だが、鉄血籍の艦としては貴重な対空ステータスの高さも着眼したい。 Z23同様図鑑報酬だが、そちらより入手難易度が遙かに低い。
	名前	ケーニヒスベルク	レア度	N
	スキル	装填指揮・巡洋艦(巡洋艦装填強化)	艦種	軽巡
	装填指揮を持つノーマル軽巡で、リアンダーと共に低燃費編成において重宝されている。 軽巡らしい対空ステータスの高さに加え、耐久も高く全弾発射も使いやすい。 非常に器用な艦であるが、火力の低さを鉄血陣営内でフォローし辛いのが欠点。
	名前	カールスルーエ改	レア度	N⇒R
	スキル	火力全開(自己火力強化) 撹乱作戦(要改造)(輸送船&自爆ボート&PTボートダメージ増加)	艦種	軽巡
	前述のケーニヒスベルクで不足しがちな火力をフォローする担当。 しかし「火力全開」を持つものの砲火力は控えめで、寧ろ軽巡らしい対空値の高さを活かす形となる。 改造で「錯乱作戦」を覚え、細かい敵に対する火力が向上するので露払い能力に長ける。 改造の手間は掛かるものの、鉄血籍では貴重な改造艦なので手塩を掛ける価値はある。

重巡枠 †

	名前	プリンツ・オイゲン	レア度	SSR
	スキル	破られぬ盾(シールド3枚生成)	艦種	重巡
	先んじて実装されている鉄血陣営の重巡で、全前衛中最高の耐久値を持つ。 スキルも防御寄りで、「鉄血の翼」で更にダメージカット、正に鉄壁とも言える要塞と化す。 SSR艦だが、建造と支援対象と更にログインボーナスでも入手可能。
	名前	アドミラル・ヒッパー	レア度	SR
	スキル	守護の盾(シールド2枚生成) All or Nothing(確率被ダメージ半減)	艦種	重巡
	鉄血版インディアナポリスと言ったスキル構成で、陣営以外にも副砲から魚雷に装備が変わってる等の差異がある。 上記プリンツ・オイゲンと合わせて計5枚ものシールドを生成、「鉄血の翼」を含めれば前衛防御力は全編成中最高を誇るだろう。 しかし姉妹揃って火力面では控えめなので、攻撃面を上手く他の艦で工面する必要が出てくる。
	名前	ドイッチュラント	レア度	SR
	スキル	ポケット戦艦(対駆逐&軽巡ダメージ増加)	艦種	重巡
	鉄血陣営では貴重な火力担当で、重巡中上位クラスの火力値を誇りながら中装甲という硬さをも併せ持つ。 スキルの範囲が広く、単純に扱いやすく強いこの艦を「鉄血の翼」でフォローする。 ダメージカットの掛かった鉄血重巡は堅牢そのものだが、2隻以上採用する場合は速力を補う装備を揃えたい。

主力艦隊 †

鉄血枠 †

	名前	ティルピッツ	レア度	SSR
	スキル	孤独なる北欧の女王(自身以外の戦艦、巡戦が存在しない時与ダメージ強化) 磁気魚雷(時間毎誘導魚雷発射)	艦種	戦艦
	全艦中トップクラスの性能を誇る怪物戦艦で、グラーフ・ツェッペリンの「鉄血の翼」を含めれば不沈艦と化す。 条件付きだが自己強化を持ち、「磁気魚雷」含め単艦性能も屈指。 しかし「孤独なる北欧の女王」を活かすとなると鉄血陣営の戦艦、巡戦と組めないのが編成を組む上でネックとなる。
	名前	シャルンホルスト	レア度	SR
	スキル	狙撃手(時間毎特殊弾幕) 魚雷発射(時間毎魚雷発射)	艦種	巡洋戦艦
	ウォースパイトと似たスキルを持っているが、こちらは完全ランダムだが3射となっており、更に魚雷まで放てる。 非常に攻撃性能が高いが、前述のティルピッツが持つスキルの片方を活かせないのが難点。 気にせず組んで陣営統一を目指すのも適解ではないものの、少ない鉄血主力なので止むを得ない面も。
	名前	グナイゼナウ	レア度	SR
	スキル	通商破壊(自己火力強化) 魚雷発射(時間毎魚雷発射)	艦種	巡洋戦艦
	シャルンホルストとスキル構成が異なるが、こちらも攻撃性能が高い巡洋戦艦。 同様の効果を持つ「砲火制圧」より自己強化幅が高く、単純に強い。 いっそティルピッツを抜いてシャルンホルストと組むのも悪くないか。

非鉄血枠(必然的に戦艦、巡洋戦艦以外となる) †

	名前	エンタープライズ	レア度	SSR
	スキル	LuckyE(自己無敵･航空攻撃強化)	艦種	空母
	高い航空ステータスに加え発動率の良い航空攻撃強化スキルを持つ怪物空母。 単独でも充分に強い使い勝手の良さもあり、ダメージ倍化もさることながら無敵化を持つので「鉄血の翼」抜きでも硬い。 非鉄血ながらグラーフ・ツェッペリンとティルピッツの両方とも活かせる良候補である。 SSR艦だが、建造と支援対象などで入手はしやすい部類に入る。
	名前	翔鶴	レア度	SSR
	スキル	守護の鶴(航空後ダメージ強化&被ダメージ軽減) 五航戦(条件自己航空強化&被ダメージアップ)	艦種	空母
	「五航戦」の白くて黒い姉の方。 確実に効果を発揮する艦隊全体にかかるダメージブースト＆カットは強力無比で「鉄血の翼」とも噛み合っている。 瑞鶴とセット運用で航空性能を高め合えるが、被ダメージが上がるので単独運用も視野に入れよう。 瑞鶴との同時運用が好ましいが、単独運用も可能なのでティルピッツの脇を埋めるにも良い。
	名前	イラストリアス	レア度	SSR
	スキル	装甲空母(前衛艦隊にバリア付与)	艦種	空母
	2枠の戦闘機による制空確保とバリアスキルによる前衛艦隊の援護役。 バリアは対象の被ダメージを参照する為、「鉄血の翼」との相性も上々。 空母唯一の重装甲と制空権の確保により、粘り強い艦隊に仕上がってくれるだろう。 SSRだが建造と支援対象なので入手しやすい部類。
	名前	ユニコーン	レア度	SR
	スキル	支援空母(前衛回復) 装填指揮・前衛(前衛装填力強化)	艦種	軽空母
	どの編成でも組み込みやすい支援担当。 鉄血陣営の前衛は総じて高耐久の為、「支援空母」の回復量が多いのが利点。 「装填指揮・前衛」も魚雷持ちのみとなる為、有り難い支援である。 同じく「支援空母」持ちの祥鳳改もグラーフ・ツェッペリン含め航空強化出来るので悪くない候補。
	名前	山城改	レア度	R⇒SR
	スキル	砲火制圧(自己火力強化) 予備攻撃隊(要改造)(初回航空攻撃強化)	艦種	戦艦⇒航戦
	改造において近代化改修を行うと艦種が航空戦艦へと変更、主砲砲座-1に副砲も失うが、航空攻撃が可能な器用艦。 現在の仕様だと三笠の「丁字戦法」は対象外だがティルピッツの「孤独なる北欧の女王」も対象外の為、彼女と相方になれる唯一の戦艦でもある。 航空攻撃はダメージこそ低いが海域では弾消しとして重宝し、演習においても先行させて敢えて対空させるという使い道もある。 今後の仕様変更次第だが、改まで進めたなら候補に挙げても良いだろう。

編成例 †

編成画面の2×3の配置に対応させています。

例1 駆逐&空母型 †

• 鉄血陣営を活かした所謂グッドスタッフ編成。
  エンタープライズのみ非鉄血であるが、グラーフ・ツェッペリンとティルピッツを活かすなら最良の形である。
  前衛は「Zの系譜」の回避バフと「鉄血の翼」の被ダメージカットの両方が掛かる為、駆逐艦らしかぬ生存性を誇る。
  砲火力もZ46の徹甲弾強化込みの全弾発射やZ23の主砲に期待出来るが、海域と鏡面においては陣形を単操陣ではなく副操陣を採用したい。

例2 重巡&巡戦型 †

• 前衛を鉄血陣営の重巡で固めた編成。
  エンタープライズを抜き陣営統一を目指すならこの形で、ティルピッツの片スキルが活かせないならばいっそ巡洋戦艦コンビで脇を固めるスタンス。
  防御に寄り過ぎてるのでアドミラル・ヒッパーを単独でも強いZ46と入れ替えても良いし、ライプツィヒのサポートを入れても良し。
  例1と組み合わせて、編成を上手く練っていきたい。

例3 低燃費周回型その1 †

• 鉄血版フレッチャーズと言った趣の低燃費編成で、総燃費9〜38となり凸や人数次第で変動。
  燃費が重いティルピッツだが単機性能は全主力中でもトップクラスで、自衛能力が非常に高い。
  一方、前衛は安定したダメージを叩き出せるが、主砲を用意した上でスキル強化する必要があり、その点においてフレッチャーズより取り回しに劣る。

例3 低燃費周回型その2 †

• その1と比較して多少燃費は嵩むが前衛の砲火力と対空に優れるので、オートでも安定しやすい。
  自爆ボートを前衛で処理しやすい為、ティルピッツでなくともグラーフ・ツェッペリン単独で主力を担ってくれるだろう。
  しかし、指揮スキルが多い分、スキルLvが低い内は実感し辛いかもしれない。

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