艦種別リスト > Z24
基本情報 †
プロフィール |
 | 名前 | Z24 KMS Z24 |
レアリティ | SR |
艦種 | 駆逐 |
陣営 | 鉄血 |
CV | 首藤志奈 |
イラスト | Vilor |
耐久 | D | 火力 | A |
雷装 | C | 回避 | B |
対空 | D | 航空 | E |
速力 | 43 | 運 | 56 |
装甲 | 軽装甲 |
SD |  |
自己紹介 |
1936型の駆逐艦、ニーミから呼ばれ方がちゃんとした名前でなくて番号のみになっていたわね…どうしてだ! レーベとかティーレとか、カッコよくて覚えられやすい名前が我にもあれば… |
ステータス |
LV | 好感度 | 耐久 | 火力 | 雷装 | 航空 | 対空 | 対潜 | 装填 | 回避 | 命中 | 消費 |
125 | 200 | 2300 | 129 | 350 | 0 | 162 | 216 | 214 | 215 | 208 | 9 |
100 | 2177 | 122 | 331 | 0 | 153 | 204 | 202 | 203 | 197 |
120 | 200 | 2245 | 127 | 346 | 0 | 159 | 213 | 211 | 209 | 203 |
100 | 2125 | 120 | 327 | 0 | 150 | 201 | 200 | 198 | 192 |
100 | 100 | 1919 | 114 | 310 | 0 | 137 | 189 | 189 | 175 | 171 |
1 | 50 | 345 | 22 | 61 | 0 | 28 | 49 | 73 | 58 | 64 | 2 |
装備枠 | 初期装備 | 補正(MIN/MAX) | 最大数*1 |
駆逐主砲 軽巡主砲 | 150mmTbtsKC/36連装砲 | 140%/160% | 1 |
魚雷 | - | 115%/120% | 2 |
対空 | - | 70%/75% | 1 |
設備 | - | - | - |
設備 | - | - | - |
艦船技術 |
艦級 | T6 1936A型 |
解放条件 | 効果 | 技術Pt |
入手 | 【駆逐】耐久+1 | +24Pt | +62Pt |
突破MAX | - | +28Pt |
Lv.120 | 【駆逐】火力+1 | +20Pt |
スキル名 | 効果 |
 | グレートデーモンの庇護 | 自身が駆逐・軽巡に与えるダメージが5.0%(15.0%)アップ 戦闘中、他のZクラス駆逐艦の耐久が上限の30%を下回った場合に一度だけ発動し、戦闘終了時までその艦が受けるダメージを30%軽減、自身(Z24)の火力・雷装・装填が5.0%(15.0%)アップ |
 | デビルロードの憤怒 | 戦闘開始時・戦闘開始後20秒毎に特殊弾幕Lv.1(Lv.10)展開する(威力はスキルレベルによる) 戦闘中、自身が敵艦を撃破した場合、自身の火力・雷装が1.0%(4.0%)アップ(最大5回まで加算可能) |
 | 全弾発射-1936A型I/II | 自身の主砲で15回(10回)攻撃する度に、全弾発射-1936A型I(II)を行う |
上限突破 |
初段 | 全弾発射スキル習得/主砲補正+5% |
二段 | 魚雷装填数+1/開始時魚雷+1/主砲補正+10% |
三段 | 全弾発射弾幕強化/武器補正+5%/全弾発射/特殊弾幕発動に必要な主砲攻撃回数半減 |
大陸版wikiのページ:http://wiki.biligame.com/blhx/
着せ替え後(デモニックde正月)ボイス †
+
入手時 | さあ、カーニバルの時間だヒューマン!近う寄れ!我とともに異邦の祝日を楽しむのだ! |
ログイン | 英気を養ったか?今日は我を楽しませる権利をくれてやろう!モータル、光栄に思うのだ! |
詳細確認 | 非番でも、我が威厳の象徴であるこのクローを外すわけにはいかん!………何かを摘みたいときはどうするのかって?お、お前が代わりにやるのだ!このポンコツ! |
メイン1 | この黒き果実を褒美にくれてやろう!あーんしなさい、このポンコツ! |
メイン2 | きゅ、休日だし今日一日は我をそう敬わなくてもいいぞ!その代わり、我を十分に楽しませるのだ! |
メイン3 | 「おもち」…美味しいけど、黒いのは無いのだろうか…… |
タッチ | 我のそばに控えたいのか?フフフ |
タッチ2 | や、やっていいことと悪いことがある!お仕置きされる準備はできてるかこのポンコツ! |
着せ替え後(コート上のトイフェル)ボイス †
+
入手時 | ふっふっふー…やはりひとたまりもなかった!楽勝もここまで続くと面白味がないというもの…そこのモータル、次はお前に我が相手をする名誉を授けてやろう! |
ログイン | 今日の予定を話すがいいモータルよ。決まっているだろ、我が競技場に君臨する姿を目に焼き付けるのだ! |
詳細確認 | 人相手にはクローを包帯に変えるぐらいのハンデがないと話にならんからな…断じてラケットを沢山壊しちゃったからとか、そういうのじゃないぞっ |
メイン1 | ヒューマンのくせによくやるわね。どうやらこの封じ込めた力を解き放つ時が来たようね |
メイン2 | ボール拾いは高貴なる我に相応しくない!…あいた!ニーミ分かったから説教だけは! |
メイン3 | わ、我に勝ったご褒美に今日一日は指図を受けてやってもいいぞ!光栄に思え、このポンコツ! |
タッチ | フフフ…重畳! |
タッチ2 | こ、こういうご褒美だとは一言も…! |
勝利 | 我が力を前に、ひれ伏すがよい! |
母港帰還 | 競技場も戦場も、勝利の果実は甘美なるものだ!それはポンコツ、お前もよーく知ってることだろ?♪ |
失敗 | |
▼好感度系 |
ラブ | |
着せ替え後(闇夜に浮かぶ紅の舞踏)ボイス †
+
入手時 | くっ、この呪縛には深淵に沈みし我が眷属たちのフォースが宿って…違った。『フォース』は使わないほうがいいか…? |
ログイン | |
詳細確認 | |
メイン1 | |
メイン2 | |
メイン3 | |
タッチ | |
タッチ2 | |
任務 | |
母港帰還 | |
失敗 | |
▼好感度系 |
ラブ | |
ボイス †
+
入手時 | 震えろモータル!お前の前にいるのは赤き灰色の悪魔、鉄血駆逐艦「フィーアツヴァイ」なのだ!我が足元にひざまずき恐れおののくがいい! |
ログイン | 今が何時かわかっているかこのポンコツ!これだから怠惰なモータルは…早く仕事に戻るのだ! |
詳細確認 | モータルのくせに我を恐れぬだと?おっかしいわね…このダイナミックな格好は結構頑張ったのに……なんでだ…… |
メイン1 | 高貴なる我が「シュヴァルツ」の印――そう、ブラックコーヒー、ブラックチョコ、ブラックフォレストケーキ…全て通ずるのだ!そう思わないかこのポンコツ♪ |
メイン2 | はぁぁぁああ…退屈だあああ…次の執務室に入る人に我が恐怖を教えて…ダメなの?ちぇ… |
メイン3 | 我を貫くのが人生よ!故にニーミ、我に宿題など不要だ!あいた!わ、分かったから説教するな! |
メイン4 | 差し入れを忘れた…だと?……どうやらお前には命の儚さを教え込まないといけないようね |
タッチ | このクローは見た目の迫力も攻撃力も、グレートデビルである我に相応しいのだ!ははは! |
タッチ2 | 我に不敬を働いたのは、どうされるか分かっていてなのか?モータル… |
タッチ3 | 我の頭に触るとか…ず、図に乗るんじゃないぞこの凡愚……も、もっとおねがい〜 |
任務 | 任務?目障りな細々したものは早く片付けなさい、この凡愚 |
任務完了 | なんと言っても収穫の季節は喜ばしいぞ。そうだろ、ヒューマン〜 |
メール | 深淵からの情報だ…むふふふふ…… |
母港帰還 | ようやく戻ってきたかヒューマン。我は疲れた、故に休む。急用かダークチョコがないなら呼ぶな |
委託完了 | 委託の報酬?別に興味ないけど……そうだ!ブラックチョコかブラックフォレストケーキがあったら我に捧げるのだ!モータル! |
強化成功 | やるじゃないこのポンコツ!我が力がまた増したわ! |
戦闘開始 | 始めよう、血と鋼の祭りを――! |
勝利 | あははははは!鮮血と鋼を、炎の花を咲かせよう! |
失敗 | はぁ…はぁ…もう我慢しなくていいよね?全て全て壊せばいいよね……!!! |
スキル | 我に跪け!あはははは! |
損傷大 | もう暴れていいでしょ…!? |
▼好感度系 |
失望 | どこまでも落ちる凡愚が迎える末路、知っているか? |
知り合い | むぅ…飛び回る航空機のハエども…煩わしくてたまったもんじゃないわ…お前もそう思わないか? |
友好 | どんなやつでもこの我の威厳の前では怖気付き逃げ惑う…(小声)はず。なぜお前は怖がらないのだ! |
好き | ブラックチョコのケーキを捧げるつもりか?ふ、ふふふふふふ…良かろうヒューマン、さあ――あーん。…何を迷っている?早く我に食べさせるのだ! |
ラブ | 我を恐れ、我を敬うモータルには我と触れ合える褒美をくれてやろう!さあ!…………ハグだ!ハグ!なんでここまで言わせるのだこのポンコツ! |
ケッコン | モータルがこの我に誓いの約束を交わせ、だと?フフフフ…よかろう!その勇気、褒めて遣わす!これからも我に捧げものをするのだぞ! |
▼特定編成時台詞 |
アドミラル・グラーフ・シュペーと出撃 | 引き裂け!バラバラに! |
Z23と出撃 | せ、説教は嫌だ! |
Z25と出撃 | アンカーさん?フフフ、いい使い魔だ |
Z26と出撃 | 嵐の中に置き去りにしない! |
Z36と出撃 | デビルよ、我に従い敵を殲滅せよ! |
+
ログインEx | 我を待たせるとはいい度胸だなこのポンコツ!秘書艦として頑張ってやっているのだぞ! |
詳細確認Ex | …ふん!(決めポーズ)あはははは!これでどうだ!怖いか?跪きたくなったのか?……そ、その反応だとまだ改善する必要がありそうね… |
メイン5Ex | 早く仕事するのだこのポンコツ!……サ・ボ・る・な!引っ掻くぞ! |
メイン6Ex | 勉強…?ど、どうして我がニコたちみたいなことを…嫌だ!宿題を押しつけるな! |
母港帰還Ex | よく戻ってきたなヒューマン。我は疲れた。……って逃げるな!もみもみ券を使わせてもらう! |
勝利Ex | ふふふふ…フフフフフフあーははははははは! |
ゲームにおいて †
『虚畳なりし限象』にて実装された鉄血のSR駆逐艦。
現在は演習ショップで入手できる。
性能 †
Z23型駆逐艦(1936A型駆逐艦)の一隻で、改造前のZ23と同じステータスを持つ。
多彩なスキルを持ち独自の戦術を組めるだろう。
スキル †
攻防に渡り合計4つの効果を持つ。
- 「グレートデーモンの庇護」
- 駆逐・軽巡特攻。条件もなく扱いやすい。主に道中に役立つだろう。
- 他のZ級駆逐艦が窮地のときダメージを軽減し自身のステータスを上げる。
数値自体は大きいがこのスキル単体では総ダメージの軽減は13%程に留まり、発動条件を鑑みると防御としてはやや心もとない。
主に苦戦時の切り返しとしての運用になるだろう。あるいは龍鳳と組めば軽減を大いに活かせるか。
- 「デビルロードの憤怒」
- 戦闘開始時・戦闘開始後20秒毎の特殊弾幕。こちらも無条件で扱いやすい。
威力20×9の顎のような弾を3回正面に発射する。駆逐艦の速力を活かせば3弾全てを別の相手に当てることも可能。
- 敵艦を撃破するごとに火力・雷装が4%アップし最大20%に達する。駆逐・軽巡特攻とシナジーがある。
僚艦より射程・魚雷速度の高い兵装を装備し撃破数を稼ぐなどの工夫もいいだろう。
オススメ装備 †
主砲 †
軽巡砲を乗せることも可能だが基本的にDPSは駆逐砲の方が高く、全弾発射の回転率も上がるので駆逐砲を乗せたほうが良い場合が多い。
魚雷 †
対空 †
対空砲補正が低いので射程重視のものを乗せるのが良い。
設備 †
 | 応急修理装置 | 入手 | 装備箱共通 その他海域等 |
耐久+500。耐久の低い駆逐艦の定番装備。 スキル 応急修理T3 15秒ごと耐久が最大値の1.0%回復 |
 | 消火装置 | 入手 | 装備箱共通 その他海域等 |
耐久+266。高難度海域の炎上対策に。 スキル 火災対策T3 火災被害を20%、発生率を30%下げ、時間を6秒短縮 |
オススメ編成 †
主力 †
画像 | キャラ名 | 備考 |
 戦艦 | ビスマルクZwei | 蘇りし鉄血の指導者。圧倒的な性能と陣営バフを持ち照準をもサポートする。 |
 空母 | グラーフ・ツェッペリン | 鉄血の鷹。鉄血艦の被ダメージを軽減し、Me-155Aによる迎撃性能で対空をサポートするなど相性がいい。 |
 軽母 | 龍鳳 | 重桜の回複軽母。実質的な固定値で回復するため駆逐艦との相性は抜群。 特にZ24とは軽減と回復で大きな相乗効果を発揮できる。 |
前衛 †
画像 | キャラ名 | 備考 |
 駆逐 | Z1改 | Z級駆逐艦の長姉。Z級駆逐艦の火力と回避を大幅に強化する。 |
 駆逐 | Z46 | Z級駆逐艦の末妹。攻防共に高性能かつ鉄血陣営が苦手な対空を一手に担う。 |
キャラクター †
赤き灰色の魔王(デビルロード)「フィーアツヴァイ」として、
モータルの前に華麗に君臨する鉄血所属1936A型駆逐艦の一隻。
好きなものは黒いもの全般、苦手なものは姉妹艦の説教である。
「ニーシェと呼ぶな!…コホン」
他の駆逐艦とは一線を画す存在感を放つ人。
アドミラル・グラーフ・シュペー同様に両手がクロー状になっており、駆逐艦とは思えない力強さを感じさせる。
言動はミニドイッチュラントくんと呼んでも差し支えない。動揺すると割とすぐ口調がぶれる
ちなみに、ドイツ語で24はVierundzwanzig(フィーアウントツヴァンツィヒ)であり、彼女が言う「フィーアツヴァイ」だと接続詞のundがないので「4、2」と言っているだけである。
あまり頭がよろしくないっぽいキャラゆえにわざと間違えさせたのか、マジボケかは開発のみぞ知る……。
仲間からの呼び名はニーシェ。外客の前ではデビルロードと呼ばれたいらしい。
- 『虚畳なりし限象』にてプリンツ・オイゲン率いる鉄血浮遊要塞視察隊の一員として登場。
他のメンバーが真面目なのもあって大仰な言動でムードメーカーになっていた。
セイレーンの同士討ち作戦に乗ったふりをしたプリンツ・ハインリヒと一時交戦するも周りに止められるまで本物と気づかずヒートアップしていた。
その闘志は口だけではないようだ。
- オイゲンには敵わないらしく、知ったかぶりを指摘されて動揺していた。
その割に事態が飲み込めないと「おーい、おいげーん!」と真っ先に助言を求めていた。かわいい
- Z23にも頭が上がらずやんちゃを説教されているようだ。1コマ#113は必見。
また庇護のスキルの通り妹思いでもあり特に史実で共闘し散ったZ26を気にかけている。
元ネタ †
ドイツ海軍が建造した1936A型駆逐艦の1隻。ドイツの駆逐艦には人名が付けられているが、ネタ切れを起こしたのかZ23からは付けられていない。
1939年1月2日に起工し、1940年3月7日に進水、同年10月23日に竣工した。
共同でパナマ貨物船バトーやソ連貨物船ツィオルフスキーを撃沈した他、雷撃でエディンバラを自沈へ追いやった戦果を持つ。
リュッツォウ(元ドイッチュラント)やアドミラル・ヒッパー等、船団の護衛にも従事した。
中でも敵の猛攻からイタリアの封鎖突破船ピエトロ・オルセオロを守り切った武功は特筆に値する。
1944年8月25日、ロアイアン沖で爆撃を受け撃沈される。力尽きるまで猛然と反撃し、17機を道連れにするという艤装の格好良さに相応しい最期を遂げている。
+
- ドイツ海軍が建造した1936年A型駆逐艦の1隻。Z23級とも。重武装だった前級の1936年型より更に強力な兵装を持ち、船体も僅かに巨大化。乗組員は11名の士官と321名の水兵で構成される。全長127m、全幅12m、排水量2603トン、出力7万馬力、最大速力36ノット、19ノットで2500海里の航続距離を誇るなど巡洋艦に匹敵するスペックを持つ。武装として15cm口径の防盾付きTbtsK C/36砲4門、対空用に3.7cmC/30砲4門と2cmC/30砲5門、8本の53.3cm魚雷、60個の爆雷と4基の投射機を装備。対潜用のパッシブハイドロフォンやFuMO21レーダーをも搭載している。
- 1938年4月23日、デシマーク社に発注。1939年1月2日にW958の仮称を与えられ、ブレーメン造船所で起工。開戦後の1940年3月7日に進水し、10月23日に竣工した。慣熟訓練を行った後の1941年3月、バルト海とノルウェーの間で船団護衛に従事した。3月21日、Z23とともにベルゲンへ回航。現地で重巡洋艦アドミラル・ヒッパーと合流し、スカゲラクまで護衛する。3月30日から4月1日にかけて重巡アドミラル・シェーアを護衛し、ドイツ本国に送り届けた。
- 6月11日、重巡洋艦リュッツォウを護衛して駆逐艦4隻とともにキールを出港。前方哨戒はU-79とU-559が担当した。リュッツォウは大西洋で通商破壊を行うソムレアーズ作戦に参加予定であり、まず前進拠点のノルウェーに向かった。しかしノルウェー沖で敵の沿岸航空隊に発見され、リュッツォウ隊の動きが読まれてしまう。6月12日深夜、20機のブリストル・ボーフォート雷撃機が襲撃。艦中部に魚雷を受けたリュッツォウは左推進軸を破壊され、大破航行不能に陥ってしまう。敵機の脅威が去った後は応急修理に追われ、翌13日午前11時にどうにか第二発電機が復旧。駆逐艦に曳航されながらスタヴァンゲルを目指す。だが敵の攻撃は執拗で、ボーフォートによる空襲を2回受ける。16時頃にリュッツォウの右舷ディーゼルが復旧したが、それと同時に敵の雷撃機が出現。トドメを刺そうとリュッツォウに迫るも、リュッツォウや護衛の駆逐艦から熾烈な対空砲火を浴びて失敗。更にドイツ空軍機が援護に駆けつけ、生き残った敵雷撃機も撃ち落とされた。士気は上がったものの作戦の続行は不可能と判断され、キールへ反転。帰路についた。12時間後、敵軍は再びリュッツォウを捕捉したが、既に雷撃機が届かないスコー岬に入っていたため攻撃を断念した。6月14日午後、満身創痍のリュッツォウとともにキールへ入港した。Z24はフランスの軍港ブレストへ向かう事になり、Z23ともども6月16日に出発。何事もなく6月18日に入港し、活躍の場をビスケー湾方面に移す。7月24日夕刻、イギリス軍の爆撃を受けラ・パリスからブレストへ避難する巡洋戦艦シャルンホルストと合流し、ブレストまでエスコートした。8月21日、Z23とともに仮装巡洋艦オリオンと合流。8月28日まで、イギリス軍が待ち構えるビスケー湾の突破を手助けした。
- 10月23日、Z24とZ23はノルウェー北部への回航を命じられてフランスを出発。道中でドイツ本国に立ち寄り、Z23と別れてZ26が新たに加わる。11月9日、ドイツ国内を出発。11月24日にトロムソに到着し、第8駆逐隊に編入される。北極海やコラ海でソ連を支援する敵船団を攻撃する任務が与えられた。12月16日、姉妹艦のZ23、Z25、Z27とともにバレンツ海へ出撃。コラ半島沖で連合軍の艦船を探した。翌日、イギリスの掃海艇ハザードとスピーディを捕捉し4回砲撃したが、濃い霧と低温による着氷が原因で正確な砲撃が行えず、逃げられてしまっている。12月26日、第8駆逐隊はオフォトフィヨルドを出発。翌27日にロフォーテン諸島沖へと到着し、警戒行動を取った。
- 1942年1月13日、Z25の護衛を受けながらZ23とともに白海の西側航路へ機雷を敷設。ところが1月20日、濃霧の影響でZ23がZ24に衝突してしまい、揃って座礁。修理のためヴェーザーミュンデに戻らなければならなくなった。3月18日、ノルウェーに向かうアドミラル・ヒッパーを護衛。トロンヘイムに入港した後、ヴァランガーフィヨルドへ回航された。
- 3月28日、味方の航空機がソ連に向かうPQ13船団を発見して通報。これを受けてZ25やZ26とともにヴァランガーフィヨルドを出撃した。翌29日午前1時43分、3隻はパナマ貨物船バトー(4687トン)を発見・撃沈し、生存者7名を救助した。またドイツ空軍機の攻撃で撃沈された英貨物船エンパイア・レンジャーの漂流者61名も救助している。しかし吹雪に紛れて英海軍が迫っていた。午前8時49分、PQ13船団を護衛する敵艦隊(巡洋艦1隻、駆逐艦5隻)はレーダーでドイツ駆逐隊を捕捉。吹雪の中から敵巡洋艦トリニダードが出現し、僚艦Z26が襲われてしまう。Z26の異変に気付き、Z24とZ25は19本の魚雷を放ってトリニダードを攻撃したが、トリニダートが背を向けたことで全て回避される。主砲でも攻撃を行い、2発命中させたがごくわずかな損害しか与えることが出来なかった。トリニダードと駆逐艦フューリーはZ26を追撃するも、放った魚雷が一周回ってトリニダード自身に当たるという幸運に恵まれる。フューリーはトリニダートを支援する為、後続の駆逐艦に追撃を任せることとなった。今度はE級駆逐艦エクリプスが出現し、Z26に襲い掛かる。Z24とZ25は煙幕を展開してZ26を守ろうとしたが、6発の命中弾を受けてZ26は無念の放棄となった。Z26の仇を討つため、視界が開けた隙を突いて2隻は突撃。エクリプスに2発の命中弾を与え、大破。午前10時35分に吹雪の中へと逃げていった。死にゆくZ26から88名の生存者を救い、ヴァランガーフィヨルドへ帰投しようとした時、高々と水柱が築き上げられた。英駆逐艦オリビとソ連駆逐艦ソクルシテルニー、グレムジャシーが殴り込んできたのである。短い戦闘を経て、2隻は虎口から脱出した。帰投後、2隻に減ってしまった第8駆逐隊であったが、新たにZ7が補充され三隻体制は維持された。
- 4月11日、PQ14船団とQP10船団の捜索に出撃したが、発見できず。4月30日、QP11船団の巡洋艦エディンバラはU-456の雷撃で損傷し航行不能に。好機と見たドイツ空軍が続々と殺到したが、トドメを刺せずにいた。同日深夜、第8駆逐隊に「手負いのエディンバラを討ち取れ」との命令が下った。5月1日午後、Z24、Z25、Z7はQP11船団の護衛部隊と図らずも遭遇。相変わらず吹雪で視界が悪く、4時間の間に5回接近を試みたが、そのたびに4隻の英駆逐艦に阻まれ、思うように攻撃する事が出来ない。それでも雷撃で貨物船ツィオルコフスキー(2847トン)を沈め、英駆逐艦アマゾンを砲撃で大破させる戦果を挙げたが、本命は見つけられずにいた。5月2日早朝、英駆逐艦2隻、英掃海艇4隻、露小型ダグボート1隻に護衛された目標エディンバラを発見。午前6時27分にZ7が敵掃海艇ハリアーと交戦し始めた事で、戦端が開かれた。エディンバラは曳航索を取り、わざと弧を描いて不調である事をアピール。Z7が引っかかってしまい、肉薄したところをエディンバラの一斉射撃を食らい、大破航行不能にされてしまう。Z24はZ25とともに英駆逐艦フォレスター、フォアサイトと交戦。2隻を砲撃で損傷させて行動不能に陥らせ、未だ健在のエディンバラに向けて突撃。午前7時2分にエディンバラの左舷に魚雷(実は流れ弾)を命中させ、船体を切断する寸前にまで追い込む。ちょうどU-456は右舷側に魚雷を当てていて、両舷を破壊されたエディンバラは竜骨と僅かな装甲のみで繋がっている状態に成り果てた。エディンバラは放棄され、最後はフォアサイトの雷撃で撃沈された。見事、Z24はZ7の仇を討ったのだった。その後、Z24とZ25は敵の砲撃下にあったにも関わらず献身的な救助を行い、Z7の乗員210名を救助。Z7の船体は爆雷を使って沈められた。
- 6月27日、スパイからの情報でアイスランドからPQ17船団が出港した事が判明。これを攻撃するため、ドイツ海軍はレッセルシュプルンク作戦を発動。7月3日、重巡洋艦リュッツォウを護衛してナルヴィクを出撃。ところが午前2時45分、濃霧と潮流が早いストルボーエン灯台沖でリュッツォウが座礁事故を起こし、中破。作戦に参加できなくなり、そのまま引き返している。7月12日、ノルウェーを出発。道中で軽巡洋艦ケルン率いる小艦隊と合流し、北海に機雷を敷設。7月15日、損傷した味方駆逐艦フリードリッヒ・インを伴って小艦隊と別れ、キールに入港。1943年1月までヴェーザーミュンデで長期の修理を受けた。
- 1943年3月5日、第8駆逐隊(Z23、Z24、Z32、Z37)はフランス西岸に向かうため出港。イギリス海峡の突破を試みた。ここは敵国イギリスの眼前であり、沿岸砲の砲撃や高速魚雷艇の襲撃が相次いだ。だが幸運に恵まれ、全くの無傷で難所ドーバー海峡を突破(Z37だけル・アーブルで座礁した)。3月28日、極東方面に向かうイタリアの封鎖突破船ヒマラヤを遠方から護衛する間接支援を実施。しかしヒマラヤはイギリス軍の偵察機に発見され、ボルドーに引き返している。ビスケー湾では連合軍が跳梁跋扈しており、封鎖突破船の被害が激増していた。12隻中10隻が道中で討ち取られ、わずか2隻のみが生き延びて大西洋に入った。ちょうど同盟国日本の神戸港からボルドーに向かっているイタリアの封鎖突破船ピエトロ・オルセオロがフランスの沿岸に近づいていたため、ドイツ海軍は援護として第8駆逐隊を出撃させた。3月30日、ピエトロ・オルセオロは見慣れぬ艦艇を発見した。ビスケー湾にドイツ軍の艦艇が現れた例は無く、ピエトロ・オルセオロはイギリス艦艇と断定。全速で逃走を図った。すると艦艇から繰り返し信号が送られ、いぶかしんだピエトロ・オルセオロが近づいて見るとドイツ海軍のZ23、Z24、Z32、Z37の4隻だった。ピエトロ・オルセオロは4隻の駆逐艦に守られ、更に運良く発生した濃霧に隠れながらボルドーを目指した。独伊の潜水艦が守る海域まで到達し、ホッと一息つけるかに見えたが…。目的地を目前にして敵軍の哨戒機に発見され、沿岸航空隊のブリストル・ボーフォート雷撃機やブリストル・ボーファイター戦闘機が殺到。猛攻を受けたが、第8駆逐隊とピエトロ・オルセオロは勇猛に反撃。5機を撃墜し、放たれた魚雷を全て回避して敵に勝利した。だが航空隊の通報を受けた米潜シャードが密かに追跡を開始。第8駆逐隊は高速で航行していたため距離こそ縮まらなかったが、追跡を受け続けた。
- 4月1日早朝、ボルドーの手前であるジロンド河口付近でシャードの襲撃を受ける。1550mの距離から6本の魚雷が伸びてきた。ピエトロ・オルセオロは2本の魚雷を回避したが、3本目が2番船倉に直撃。破孔から積み荷の天然ゴム梱包1万1000個が流出してしまった。ここでZ24ら駆逐艦は危険な賭けに出る。シャードに攻撃される危険を承知で天然ゴムを回収。その間にピエトロ・オルセオロは応急修理を行った。この賭けは見事成功、聴音から2隻撃沈と勘違いしたシャードはチャンスを自ら放り捨てて退避していった。午前11時45分、ジロンド河口のル・ヴェルドン港に到着。第8駆逐隊は敵の爪牙からピエトロ・オルセオロを守りきったのだった。
- 4月9日、再出発する封鎖突破船ヒマラヤの護衛に参加。しかし敵が敷いた厳重な哨戒網に引っかかり、ビスケー湾を抜ける前にサンダーランド飛行艇に捕捉されてしまう。今やビスケー湾は敵の水上艦艇、潜水艦、哨戒機で埋め尽くされており、仕方なくヒマラヤはボルドーに反転する事に。間もなくヴィッカース・ウェリントン爆撃機とハンドレページ・ハンプデン爆撃機の群れに襲撃される。第8駆逐隊は対空砲火で敢闘し、5機を撃墜してヒマラヤを守った。6月14日、Z24とZ32はビスケー湾を出撃。U-185が収容したU-564の生存者を回収し、陸地まで連れ帰った。その後、第8駆逐隊はビスケー湾を通過するUボートの支援に従事し続けた。
- 12月24日、第8駆逐隊と6隻の魚雷艇からなる第4水雷戦隊は、日本の勢力圏からフランスに向かっている封鎖突破船オゾルノのビスケー湾突破を支援するため出撃。しかし連合軍はウルスラ暗号解読でオゾルノの存在を把握し、これを撃沈すべくストーンウォール作戦を発動。大量の巡洋艦と航空機を差し向けてきた。翌25日朝、オゾルノがサンダーランド飛行艇に発見される不運に見舞われたが、正午頃に合流成功。12月26日にジロンド河口へと送り届け、護衛任務は達成された。ところがオゾルノは沈没船の残骸に触れて12mの破孔が生じてしまい、日本から託された大切な資源を守るためやむなく座礁。積荷を回収したのち、ボルドーに回航された。
- 12月27日、二番目の封鎖突破船アルステルウーファーがフランスに近づいていた。これを支援するため同日中に第8駆逐隊と魚雷艇6隻が出撃。しかしアルステルウーファーは合流する前に撃沈されてしまい、ドイツ艦隊の出撃を察した敵軍が巡洋艦グラスゴーとエンタープライズ(英国エメラルド級巡洋艦の方)を派遣した。翌日の12月28日13時、味方のFw200コンドルが敵艦隊を発見して攻撃。対空砲火で追い払われたものの、北東方向に退避しながら位置情報を伝達した。海上は荒れ、30ノット以上の風が吹き荒れて駆逐艦と魚雷艇の航行を困難なものにしていた。13時32分、ビスケー湾にて三列で航行していたドイツ艦隊は敵艦グラスゴーに捕捉され、ビスケー湾海戦(Battle of the Bay of Biscay)勃発となる。地の利は敵軍側にあり、荒波によって魚雷が発射できないなど、駆逐艦の優位性を悉く潰されていた。敵艦から先制攻撃を受けたが、荒天によって砲弾が飛散。100〜150m離れた所に着弾したため、命中弾はゼロだった。ドイツ側も反撃に転じ、Z23が距離1万7000mから6本の魚雷を発射。しかし全て外れてしまった。Z24はZ32、Z37とともに砲撃を行い、敵巡洋艦の200m先に着弾させる。13時56分、グラスゴーに命中弾を与え、ボイラー室を爆発させた。第4水雷戦隊の魚雷艇6隻もまた雷撃を試みたが、荒天に阻まれて不成功に終わる。そんな中、Z32とZ37が勇敢にも敵艦隊に肉薄。距離1万2800mからそれぞれ魚雷6本と4本を射出。命中はしなかったものの、回避運動を強いた事で敵に隙が出来た。14時19分、ドイツ艦隊は煙幕を展開。北北西に針路を変えて退却を始めた。16分後、敵巡洋艦2隻が追跡を開始。恐怖の逃避行が幕を開けた。追いつかれたZ27と魚雷艇T25は腹筋ボコボコにパンチを喰らって撃沈され、遅れてT27もやられてしまった。Z24はエンジンに不調を抱えていたため離脱に参加できなかったが、不幸中の幸いか敵艦から離れた位置にいたのでZ24はラ・パリスへ逃げ込む事が出来た。この戦いでZ27、魚雷艇T25、T27が撃沈される。1944年1月14日、ラ・パリスで修理。5月上旬に出渠した。
- 1944年6月6日、連合軍がノルマンディーに上陸した事で、フランス方面の戦況は一変。Z24、Z32、ZH1(元オランダ海軍ティエルク・ヒッデス級駆逐艦)、魚雷艇T24は敵艦隊迎撃のためブレストへ向かうよう命じられる。道中でZ32がブリストル ボーファイター戦闘機に襲われて損傷するも、何とかブレストに入港。現地でZ24とZ32は対空兵装の強化を行った。6月8日深夜、Z24は僚艦3隻と水雷艇T24とともにブレストを出港。シェルブールに向かっていたが、連合軍はウルスラ暗号解読でドイツ駆逐隊の動きを把握。ウェサン島沖で連合軍の駆逐艦8隻に捕捉されてしまう。これがブルターニュ沖海戦(英名:Battle of Ushant)である。ドイツ軍側が先に発見され、砲撃を受ける。Z24は味方駆逐艦と共に4発の魚雷で応戦するも全て回避されてしまい、一斉射撃を受けて大損害を被る。15cm主砲の装填室に直撃弾を受け、砲塔との通信が全て断たれる。無線室からは出火し、前部構造物にいた13名の乗員が死亡した。劣勢に立たされてもなおZ24は果敢に反撃したが、至近距離から機銃弾を撃たれたため機械室や対空砲を次々に破壊され、窮地に陥る。英軍の攻撃は5回に及んだが、Z24は煙幕を張って敵の目から逃れた。T24に護衛され、何とか戦場から離脱しようとするZ24だったが、カナダの駆逐艦2隻から追跡を受ける。絶体絶命の窮地の中、どうにか通信機能が回復。旗艦Z32にブレストへの帰投許可を取り、生を求めて走り続けた。地雷原を突破してブレストの味方勢力圏に入った事で、辛くも追跡から逃れられた。夕刻、ブレストに入港。このブルターニュ沖海戦で、Z32ととZH1が失われている。
- 命からがら生き延びたZ24は、7月13日から8月5日にかけてボルドーで修理。しかし敵軍はボルドーにまで迫っており、在泊中の艦艇やUボートは次々に脱出。8月12日にドイツ軍の大部分が撤退し、ジロンド河口に閉塞船としてヒマラヤとフジヤマが自沈する。Z24もまたボルドーからの脱出を試みたが、8月14日に外洋への出口であるロアイアン沖で第236飛行隊と第404飛行隊の襲撃を受け、5発のロケット弾と90発の20mm機銃弾を喰らって大破。修理のためボルドーへと引き返した。8月22日には最後のUボート2隻が脱出し、港内はZ24やオゾルノ等数隻しか残っていなかった。修理は完了していなかったが敵軍の足音が聞こえてきたため、8月24日に無理を押して出港(ボルドーは翌日失陥した)。護衛にはT24がついた。しかしルドンシュルメール沖でロケット弾装備のブリストル・ボーファイター戦闘機に三度襲撃され、重傷を負う。T24は撃沈されてしまった。Z24もタダでやられた訳ではなく、強化された対空兵装で17機の敵機を叩き落としていた。だがこれが最期の輝きだった。瀕死に陥ったZ24に助かる道はなく、最期の力を振り絞って翌25日に岸壁へ接岸したが、間もなく転覆した。1944年8月25日死没。
- 生き残った乗組員は上陸し、ジロンド要塞の守備隊に参加。ドイツが降伏するその時まで戦い続けた。
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