[[艦砲リスト]] > [[戦艦主砲>艦砲リスト/戦艦主砲]] > ''試作型457mm連装砲MKA''

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*基本情報 [#info]
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|>|>|~名前|>|>|~装備種|~特性|>|~所属陣営|~照準&br;範囲|~照準&br;角度|~砲補正|
|>|>|>|>|>|>|>|試作型457mm連装砲MKA|>|>|戦艦主砲|投射|>|ユニオン|50-200|50|105|
|~T|~アイコン|~★|>|~ダメージ|>|~基本速度|~火力|>|~弾薬|~弾薬&br;速度|>|>|~対甲倍率|~破壊&br;範囲|~投射&br;範囲|~設計図|
|~|~|~|~初期|~最大|~初期|~最大|~|~|~|~|~軽|~中|~重|~|~|~|
|~T0|&ref(./試作型457mm連装砲MKA.png,nolink,40x40);|6|78x2|207x2|25.65/回|20.65/回|65|>|&color(#d774ed){徹甲弾};|12|55|145|125|16|17|[[科学研究室]]|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~射撃イメージ|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|&attachref;|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~入手方法|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|[[科学研究室]]で入手可能な設計図50枚で製作。|

*特徴・運用法 [#feature]

''非常に入手は難しいが、絶大な性能を誇る徹甲弾戦艦砲の最高峰。''
[[科学研究>科学研究室]]における「特別計画II」研究で設計図を入手可能な戦艦主砲。
完成には50枚もの設計図を必要とする。研究自体ランダム要素が強い上に、他の設計図より出にくいらしく、完成までの道のりは非常に長い。
艤装解析などの装備設計図が良く出る研究を中心にしても、1年で1個完成するかどうか、というのもザラ。~
戦艦主砲として初めての★6装備で、火力補正は全主砲中最大の+65。
また装甲補正が通常の徹甲弾より高くなっており、補正込みの総威力は[[試製410mm三連装砲]]すら凌駕する。
攻撃速度も[[410mm連装砲]]よりやや遅い程度の優秀な数値を持ち、単純DPS的にも最高クラスの性能を有する。

ただし、他の連装砲が投射範囲16のところ、この装備は投射範囲17と、やや弾がバラけやすく設定されている。
代わりに破壊範囲が通常の15より1大きい16になっているが、弾のブレは前後左右両軸に発生するため実際の投射面積は投射範囲の二乗に比例し、破壊範囲の増分よりも投射範囲による弾のブレの方が大きい計算になる。
つまり若干命中精度が悪い主砲と言える。
//内部データを覗き見ると他の連装砲の散布が 16 なのに対しこの装備は 17 と大きな差があるようには見えない。しかし、この散布はX軸Z軸の二軸にかかるためブレも二乗され、おおむね表記上の拡散範囲の差と同じ程度の面積内で弾がばらける結果となる
//ただ、もう一つ内部データを出すと、他の戦艦砲より着弾地点のAoE範囲が大きめに設定されている(15→16)ため、散布の数値よりは当たりやすいと言える。

逆に言えば[[ジョージア]]や[[ウォースパイト]]の様な拡散を収束できる戦艦と相性がいい。
特にジョージアはスキルの関係上中装甲以上がメインターゲットとなる為尚更である。

歴史欄の通りこの砲を搭載した戦艦は史実では存在しなかった。が、本作…というかWoWsにおいては[[ジョージア]]が搭載している。そのため、この装備は彼女に合わせて実装されたものと考えられる。

***通常の徹甲弾と本装備の装甲補正の比較 [#t7f42a12]
|~弾種|対軽装甲|対中装甲|対重装甲|h
|COLOR(#880077):''徹甲弾''|'''45%'''|''130%''|''110%''|
|''&color(#880077){試作型457mm連装砲MKA};''|'''55%'''|''145%''|''125%''|
|倍率|1.22|1.16|1.14|

*歴史 [#history]
-モデルは1942年にアメリカで試作された18inch砲。歴史を振り返るとMk.Aより&size(13){20年以上前から};この種の主砲を研究しておりこの砲はアメリカ海軍が開発した最後の大口径砲となる。
-&size(13){18inch砲の開発の最初期である1917年1月8日};時点では「18"/45 cal・砲弾重量3,000lbs (1,361kg)・砲口初速2,600fps (792.48m/s)」の開発仕様が提案されており、1917年4月19日付では「18"/48 cal・砲弾重量2,900lbs (1,315kg)・砲口初速2,700fps (822.96m/s)」へと変更されている。その後のライナー製造の段階になって出された1920年1月10日付の提案書には「この砲に適した最も重い砲弾を使用した場合、砲弾重量3,300lbs (1,497kg)・砲口初速は2,600fps (762m/s)・射程距離43,700yd (39,959m) 程度となる」と記載されており、同仕様で設計した場合の砲塔重量は連装砲塔で3,559,000lbs (1,614.34t)、3連装砲塔で4,850,000lbs (2,199.92t) と見積もられている。それを受けてか18"/48 cal用の砲弾として3,330lbs (1,510kg) のType.B砲弾及び2,900lbs (1,315kg) のType.C砲弾の2種類が試作された。
-最初の18inch砲であるMk.1はワシントン海軍軍縮条約が1922年に調印された時には約50%の完成度であったため設計通りに仕上げるか、または条約内の16inch砲として設計変更を行うかで迫られた結果後者を選択し'' ''、''16"/56 Mk.IV'' (正式名称''16"/56 Mk.IV No.201'') として完成させた。この砲は最初の試射において砲弾重量2,101lbs (953kg)・装薬810lbs (367kg)・砲口初速3,105ps (946.4m/s) を記録し、標準的な仕様で砲弾&size(13){AP Mk.3・};砲弾重量2,100lbs (953kg) ・装薬775lbs (352kg) ・砲口初速2,994fps (912.57m/s) ・射程距離49,383±184yd (45,156±168m) となっており、ダールグレンで記録した最長到達距離である約52,000yd (約47,549m) もこの砲である。
-モデルは1942年にアメリカで試作された18inch砲。歴史を振り返ると本装備のモデルであると考えられる''18"/47 Mk.A''より20年以上前からこの種の主砲を研究しておりこの砲はアメリカ海軍が開発した最後の大口径砲となる。
-18inch砲の開発の最初期である1917年1月8日時点では「18"/45 cal・砲弾重量3,000lbs (1,361kg)・砲口初速2,600fps (792.48m/s)」の開発仕様が提案されており、1917年4月19日付では「18"/48 cal・砲弾重量2,900lbs (1,315kg)・砲口初速2,700fps (822.96m/s)」へと変更されている。その後のライナー製造の段階になって出された1920年1月10日付の提案書には「この砲に適した最も重い砲弾を使用した場合、砲弾重量3,300lbs (1,497kg)・砲口初速は2,600fps (762m/s)・射程距離43,700yd (39,959m) 程度となる」と記載されており、同仕様で設計した場合の砲塔重量は連装砲塔で3,559,000lbs (1,614.34t)、3連装砲塔で4,850,000lbs (2,199.92t) と見積もられている。それを受けてか18"/48 cal用の砲弾として3,330lbs (1,510kg) のType.B砲弾及び2,900lbs (1,315kg) のType.C砲弾の2種類が試作された。
-最初の18inch砲である''18"/48 Mk.1''はワシントン海軍軍縮条約が1922年に調印された時には約50%の完成度であったため設計通りに仕上げるか、または条約内の16inch砲として設計変更を行うかで迫られた結果後者を選択し、''16"/56 Mk.IV'' (正式名称''16"/56 Mk.IV No.201'') として完成させた。
この砲は最初の試射において「砲弾重量2,101lbs (953kg)・装薬810lbs (367kg)・砲口初速3,105ps (946.4m/s)」を記録。標準的な仕様で「砲弾AP Mk.3・砲弾重量2,100lbs (953kg) ・装薬775lbs (352kg) ・砲口初速2,994fps (912.57m/s) ・射程距離49,383±184yd (45,156±168m)」となっており、ダールグレン試験場での最長到達距離記録である約52,000yd (約47,549m) を達成したのもこの砲である。
-Mk.Aは上記の''16"/56 Mk.IV No.201''をさらに''18"/47 Mk.A No.1''として再構成したものである。その為、正式に採用されたのであれば再構成時に妥協した18"/47 calではなく18"/48 calとして製造されたものと思われる。
最初の発射試験は1942年2月4日。いくつかの修正を行い1942年3月20日に行われた試験では砲弾&size(13){Type.E-1・};砲弾重量3,848bs (1,745kg)・装薬910lbs (413kg) ・砲口初速2,508ps (764.44m/s) を記録している。
標準的な仕様で砲弾&size(13){Type B-1・};砲弾重量3,850bs (1,746kg) ・装薬810lbs (337kg) ・砲口初速2,400fps (731.52m/s) ・射程距離43,453yd (39,733m) とされており、この砲に対して舷側装甲406mm・水平装甲159mmまでの装甲を持つ敵艦は安全距離など存在しないと推測された((この数値はあくまで一つのデータであり日本製46cm砲弾の貫通力と比べると控え目な数値の為、実戦ではこの数値より高い貫通力を示す可能性が高い))
最初の発射試験は1942年2月4日。いくつかの修正を行い1942年3月20日に行われた試験では「砲弾Type.E-1・砲弾重量3,848bs (1,745kg)・装薬910lbs (413kg) ・砲口初速2,508ps (764.44m/s)」を記録している。
標準的な仕様で「砲弾Type B-1・砲弾重量3,850bs (1,746kg) ・装薬810lbs (337kg) ・砲口初速2,400fps (731.52m/s) ・射程距離43,453yd (39,733m)」とされており、この砲に対して舷側装甲406mm・水平装甲159mmまでの装甲を持つ敵艦は安全距離など存在しないと推測された((この数値はあくまで一つのデータであり日本製46cm砲弾の貫通力と比べると控え目な数値の為、実戦ではこの数値より高い貫通力を示す可能性が高い))
--ともあれ、Mk.Aは十分な性能を誇っていたが1942年に最初の試射をはじめ、1945年に最後の試射を行ったがこの砲を主砲として載せた戦艦は無かった。
--「戦艦の主砲」としての試射は1945年に終わったが、別の役割として航空爆弾の発射実験を1957年まで行ってた。
--役割を終えたMk.Aは現在、バージニア州のダールグレン海軍弾道試験場に展示されている。

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