※太字は沈没艦
※日本の頭の★印は海戦に参加した兵力
●作戦前の各陣営の状況
<日本軍>
1942年4月、アメリカ軍によって行われたドゥーリットル空襲は上層部の肝を冷やした。この脅威を受け、山本五十六長官はミッドウェー作戦を強行に主張。MI作戦は実行に移されることとなり、時間的余裕はないものの各部署で準備が行われた。図上演習が行われ、日本空母に大被害・攻略作戦続行困難となったが、命中率等を恣意的に操作して問題なしとされ(今の9発命中は多すぎ3発に減らす、あと空母1隻復活、というような初期の快進撃を過信した慢心そのもの)、高リスクの作戦にも関わらず問題点が放置されたまま作戦が決行されることとなる。また、軍の情報管理も甘く、国民ですら次の作戦はミッドウェーであると知っている有様であった。
また、当初翔鶴・瑞鶴を含む空母6隻の計画だったが、珊瑚海海戦で翔鶴は大破。修理に三ヶ月を要し時期的に間に合わず、無事な瑞鶴も艦載機搭乗員の損耗が激しく両艦とも不参加となった。
ミッドウェー作戦成功の暁には同島を占領。水無月島に改名し、郵便局員を配置する予定だったという。また、この勝利を以ってアメリカを講和の席に着かせる狙いもあった。実際世論は相次ぐ敗退により厭戦気分が広がっていた。ところが日本が参戦してすぐ、連合軍は単独講和しないという取り決めを行っており、正直なところ講和は難しかった。
<米軍>
米軍は日本軍来襲に備え情報分析・準備を行っていたが、どこが攻撃目標となるか判断するのに苦心していた。暗号解読と検討を繰り返し「AF」というのが主要目標である事まで判明したのだが依然として「AF」がどこなのか不明であった。ハワイ、西海岸、アラスカであるという意見がある中、チェスター・ニミッツ大将は各種情報や戦略的観点からミッドウェーであると予想し、「AF」がどこなのか確定させるため一計が案じられた。
ミッドウェーからハワイ宛に「海水ろ過装置の故障で飲料水不足」という旨の緊急電文を平文(暗号化されていない文)で送信した。この後、ウェーク島守備隊から発せられた暗号文に「AFは真水不足、攻撃計画はこれを考慮すべし」という内容が現れた事で「AF」がミッドウェーであることが確定、さらに情報収集を行い、参加兵力・時期等を判明させていった。(ただし、このエピソードは実際の暗号解読状況や手法を秘匿するための粉飾であるとの説もある。)
また、珊瑚海海戦で自力航行不能にまで陥り日本軍が参加を考慮していなかった空母ヨークタウンであるが、驚異的な応急修理により戦闘艦としての機能を取り戻し、航行中も修理が続けられるような状況ではあったが海戦に参加、経過に大きな状況を与えることとなる。
●ミッドウェーへ
1942年5月28日米軍太平洋艦隊司令長官発作戦計画に従いエンタープライズ、ホーネットを基幹とする第16任務部隊(Task Force 16,TF-16)が真珠湾を出発、続いて5月30日ヨークタウンを基幹とする第17任務部隊(TF-17)もヨークタウンの緊急修理が完了し次第真珠湾を出撃、来襲する日本軍に対し哨戒を強化した。
一方、1942年5月27日南雲忠一海軍中将率いる第一航空戦隊(赤城、加賀)・第二航空戦隊(蒼龍・飛龍)を中心とする第一航空艦隊(通称南雲機動艦隊)が厳重な無線封止を実施しつつ出撃、5月28日にミッドウェー占領部隊輸送船団がサイパンを出撃、5月29日連合艦隊司令長官山本五十六海軍大将率いる大和を基幹とする主力部隊が出撃、ミッドウェーを目指した。前衛に機動部隊、後衛に主力部隊という陣容であった。この大規模な戦力を見て乗組員は「太平洋のど真ん中で観艦式をやる」と比喩した。また、潜水艦も派遣しハワイから出撃してくる米空母艦隊を監視しようとしたが、到着が遅れ発見に失敗している。
途中、日本輸送部隊付近の米潜水艦がミッドウェーに長文の緊急電報を発信、日本はこれを傍受するも何も対応しなかった。また、南雲機動艦隊に続く主力部隊旗艦大和の通信班がミッドウェー付近でアメリカ空母らしき呼び出し符号を傍受するも無線封止を破りアメリカ側に場所を知られるわけにはいかず、よりミッドウェーに近い南雲機動艦隊も傍受しているであろうという判断から機動艦隊には知らせなかった。しかし、機動艦隊旗艦赤城のアンテナは低く傍受しておらず、アメリカ空母部隊襲来を知る機会を逃してしまう。
●攻撃開始
(以下、日本時間、現地時間は-21時間)
6月5日午前1時30分、南雲機動艦隊はミッドウェー空襲隊を発進させる。付近にアメリカ空母部隊は存在しないという前提の元、攻撃を開始した。付近にアメリカ空母はいないと存在しないしながらも念のため偵察機を放つ。ただ、この時の偵察はかなり杜撰なものになっており、本来ならアメリカ空母艦隊を発見できたにも関わらず発見できずに終わっている。偵察機の1機が雲の上を飛んでおり、しかもちょうどその雲の下にアメリカ空母艦隊がいたのである。
2時30分ごろ、米軍のPBYカタリナ飛行艇は南雲艦隊を発見、位置を報告した。3時ごろ南雲艦隊への攻撃隊がミッドウェーから発進。ミッドウェー基地経由で南雲部隊の位置を知った米空母艦隊は攻撃隊発進を4時とした。
ミッドウェーに向かった日本の攻撃隊は3時30分頃空襲を開始、攻撃を開始した。海兵隊の迎撃機が上がったが、戦力差は大きかった。海兵隊の戦闘機の背後には1〜5機の零戦が追跡し、とても爆撃を防げるような状態ではなかった。まず水平爆撃隊が4270mの高度から爆弾を投下。続いて九九式艦上爆撃機隊が対空砲火をかいくぐり、次々に投弾。イースタン島とサンド島は炎に包まれた。発電所、油槽所、水上機格納庫、病院、倉庫、ガソリン補給施設が破壊された。しかし、日本の戦闘機隊も多数が撃墜され、少なくない被害をこうむった。飛行場の破壊には失敗し、事前に退避していた爆撃機の発進を許す事になる。予想よりもはるかに強化された基地に阻まれ、攻撃の成果は不十分なものとなった。
ミッドウェー基地から発進した攻撃隊は4時ごろ南雲艦隊へ到達、攻撃を加えたが直掩の零戦等により撃墜され大半が未帰還、帰還できても損傷が大きく放棄されたものか多かった。この時の攻撃は不発に終わり、日本空母は攻撃を回避した。
5時少し前、ドーントレス急降下爆撃機16機が攻撃を開始した。しかしこの隊は錬度未熟だったため隊長のロフトン・ヘンダーソン少佐は急降下爆撃ではなく、滑空爆撃を仕掛けた。だが、護衛の零戦隊に襲われ、ヘンダーソン機を含む数機が撃墜される。グライデン大尉が指揮を引き継ぎ、飛龍に対し10発ほどの爆弾を投下したが命中せず。結局16機中、8機のみが帰還。そのうちの6機は損傷で使用に耐えないものだった。
続いて南雲機動艦隊に、SB2Uヴィンディゲーター爆撃機11機が襲い掛かる。しかしヴィンディゲーターに護衛は無く、しかも空母は多数の零戦に守られていたため、隊長のベンジャミン・ノーリス少佐は榛名に目標を変更。10機が榛名に急降下爆撃を仕掛けたが、命中しなかった。だが零戦から離れていたおかげで撃墜は2機のみで留まった。水面下からは米潜水艦ノーチラスが接近、南雲機動部隊に急激な回避を強要する。護衛の戦艦や巡洋艦が潜望鏡に集中砲火を浴びせ、艦長のフロッグマン少佐を驚かせている。やがてノーチラスは戦艦(艦名不明)に向けて魚雷1本を放ったが回避されている。
●2度の兵装転換と雷撃隊襲来、迫る爆撃隊の影
日本空母部隊やその艦載機はミッドウェーから来襲する航空機による攻撃をうまく対処できていたが、作戦目標の一つであるミッドウェー基地への攻撃は不十分と判断され、攻撃隊は4時頃南雲艦隊司令部に第2時攻撃の要ありと報告した。これを受け、万が一空母艦隊発見に備えて魚雷を装備していた攻撃隊の兵装を陸上攻撃用の爆弾に交換せよという命令が発せられる。
この頃、アメリカ空母から発艦した攻撃隊が南雲艦隊に向けて尚も飛行中であった。
爆弾への兵装転換が終わろうとしていたその頃、遅れて飛び立っていた偵察機からアメリカ空母発見の報が入った。司令部は騒然とした。空母飛龍に乗艦していた山口多聞少将は、たとえ爆装であったとしても直ちに攻撃隊を発艦させることを進言したが司令部はこれを却下。再度爆弾から魚雷への兵装転換が指示される。2度の兵装転換により艦内はパニック、格納庫は未整理の魚雷や爆弾で溢れてしまう。
6時過ぎ、ホーネットから発進した、ウォルドロン少佐率いるデバステーター雷撃機15機が南雲艦隊上空に到達。ところがこの隊は雲に阻まれ、護衛の戦闘機隊と合流できなかった。そこへ零戦隊に襲われ、散々に打ちのめされる。それでも果敢に突撃したが対空砲火で次々に叩き落とされ、全滅してしまった。生き残ったのは通信士のジョージ・H・ゲイ少尉だけだった。だが息つく間もなく、エンタープライズから発進したリンゼー中佐率いるデバステーター中隊が到達。この隊も戦闘機隊との合流に失敗していたが、雷撃機は航続距離が短いため攻撃を強行。しかし決死の雷撃は巧みな回避運動でかわされ、接近の代償に零戦隊が群がる。14機中、リンゼー中佐機を含む10機が撃墜され、遁走した。今度はヨークタウンから発進したマッシー少佐率いる雷撃隊が攻撃を開始した。この隊はワイルドキャット6機に護衛されていたが、零戦によってあっという間に壊滅させられてしまった。マッシー隊は突出していた飛龍への雷撃を目指したが、マッシー少佐機を含む7機が撃墜された。残った5機が雷撃に成功したが、そのうち3機も撃墜される。そして魚雷は全て回避された。3隻の空母から合計41機が出撃したが、帰還できたのは僅か6機という有様だった。
以上のようにアメリカ空母雷撃隊は次々と日本空母を攻撃するも、日本空母は直掩機に迎撃を任せつつ回避行動を繰り返して攻撃は回避されてしまっていた。初期の日本軍の快進撃を支えた艦載機パイロットの技量や空母乗員の操艦技術は健在であった。上層部も安堵した。ただ、空母を守る戦闘機隊はこれを攻撃するため、低空を飛行、空母上空の守りが手薄となってしまっていた。
ところで、エンタープライズから発艦したマクラスキー少佐率いる爆撃隊SBDドーントレス32機はというと南雲艦隊を見つけられず、もうまもなく飛行範囲限界を迎えるところであった。上空から南雲艦隊の捜索を継続していた7時頃、マクラスキー隊はアメリカの潜水艦ノーチラスを攻撃後南雲艦隊に戻ろうとしている駆逐艦嵐を発見。隊は艦が空母部隊に戻ろうとしているものと判断して進行方向上を捜索、7時半頃南雲艦隊を発見。ヨークタウン爆撃隊も同じ頃合流し、急降下爆撃を開始した。
●日本空母、爆発・炎上
「敵、急降下!」と加賀の見張り員が叫んだ時、対処するにはもうすでに手遅れで、上空から現れた急降下爆撃機が爆弾を投下。まず加賀が最初に攻撃を受けた。マクラスキー隊は至近弾をあたえ、続く攻撃隊が次々と命中弾を与える。次は蒼龍と赤城。格納庫に爆弾や魚雷が未整理の状態で置かれていたため次々と誘爆・延焼、被害が拡大してしまった。アメリカ爆撃隊の攻撃成功の要因としては、日本の偵察機を察知したスプルーアンス少将が艦載機を全機甲板に並べてから一気に発艦させるのではなく準備ができた隊から順次発艦させることにより航空攻撃が波状攻撃となり、低空から攻撃する必要のある雷撃隊が先に到着することで、直掩機の注意が低空に向けられ、後から到着した爆撃隊が安全に上空から急降下爆撃を加えることができたということが考えられる。
加賀・蒼龍、沈没。赤城、大破・炎上。約6分間という短時間のうちに開戦以来虎の子と言われた日本空母が一度に3隻も撃破されてしまった。戦後、参謀だった草鹿龍之介少将は「おそるべき猛烈な火災が艦上に起こり、それはまるで地獄のようであった」と述懐している。司令官の南雲中将は長良に将旗を移し、一時的な旗艦として運用。護衛の駆逐艦が炎上する空母に集まり、消火や救助活動を行った。しかし空母の舷側は高く、思うように消火ができず、また、爆発のたびに降り注ぐ破片により消化・応急処置作業が妨害されてしまっていた。赤城は鎮火さえ出来れば曳航できるのではないか、という希望的観測が出ており、各艦は決死の覚悟で復旧と消火に務めた。戦艦大和に座乗する山本長官も曳航を熱望していたが、機関長が「復旧の見込み無し」と報告したため遂に駆逐艦4隻(萩風・舞風・野分・嵐)により雷撃処分された。これにより海戦に参加した日本空母は飛龍のみが残されることとなった。
●飛龍、最後の反撃
飛龍は潜水艦による雷撃、ヨークタウン雷撃隊の攻撃を回避するために偶然本隊から離れており、雲下にあったため急降下爆撃の難を逃れたのである。飛龍は南雲艦隊最後の希望であった。赤城から退去した南雲中将は艦隊の指揮を阿部弘毅少将に委ねた。護衛の艦艇や長良が飛龍の周囲を取り囲んだ。各艦から声援を寄せられた飛龍は発光信号で「我、今より単独敵空母を攻撃す。攻撃兵力、艦爆18機、戦闘機6機。」と返信。攻撃隊を発進させた。
索敵機からの電波を頼りに飛龍の第一波攻撃隊は8時半過ぎ、ついにヨークタウンを発見、攻撃を開始した。爆弾3発が命中し、ヨークタウンは動力を失い航行不能、フレッチャー少将は重巡洋艦アストリアに移乗した。日本側はヨークタウンは大破、あるいは大火災、撃沈と判断した。ヨークタウンはその後11時過ぎに火災鎮火、速力も20ノットまで復帰させることができていた。
飛龍第二波攻撃隊発進、これが最後の攻撃となった。11時半、米空母発見。この時の空母は懸命な消化活動により鎮火され復旧作業中のヨークタウンであったが、攻撃隊は別の損傷を受けていない空母と判断、攻撃を開始した。ヨークタウン護衛の艦艇は熾烈な対空砲火を放ち、待機していたF4Fワイルドキャットがこれを迎撃。4機の艦攻がこれを掻い潜り、雷撃に成功した。4本のうち2本は回避されたが、残りの2本が命中。左舷の燃料タンクが損傷し、さらに舵も故障してしまう。さらに艦内のあらゆる動力系統が断たれ、左舷に傾斜。動力が断たれているため注水作業ができず、ヨークタウンは窮地に立たされる。総員退艦が命じられ艦長含む乗組員全員が脱出した。
飛龍の攻撃隊が帰還、大きく損耗しながらも第三波攻撃の検討・準備がなされていた。「米空母2隻撃沈によりこれで1対1。これで勝てる。悪くても相討ちだ。」と安堵していた2時頃、米急降下爆撃機隊が飛龍の上空に到達、攻撃を開始。飛龍の操艦と直掩の零戦により6機の攻撃は失敗したものの、別の機が太陽を背にするようにして攻撃。護衛の利根と筑摩が対空砲火で迎撃するも阻止できず、爆弾が投下される。4発が命中し、大破、炎上。しばらくは洋上を漂流したが消火不能。山口多聞少将は南雲司令部に総員退艦と報告、雷撃処分、艦長と共に沈む飛龍と運命を共にした。
ところで、第二波攻撃により再び航行不能となっていたヨークタウンでは尚も必死の復旧作業が続けられ駆逐艦ハムマンに護衛され真珠湾へ向けて曳航中であった。その頃ミッドウェー海域にとどまっていた伊168潜水艦が4本の95式魚雷を発射。2本がヨークタウンの左舷に命中。さらに1本がハムマンの命中し、両艦は沈没した。
●結果
ミッドウェーの結果は航空母艦1・駆逐艦1撃沈の戦果に対し航空母艦4・重巡洋艦1沈没、重巡洋艦1大破、駆逐艦1中破の損害。無茶な作戦立案、杜撰な作戦研究、甘い情報管理、荒い索敵などが作戦失敗の原因とされている。初期の快進撃を支えた4空母を失ったことで二度と戦局を好転させられず、日本は圧倒的な質と物量の連合軍におされ敗戦への道を突き進むのである。また一度に大量の艦を動かした事で貴重な重油を浪費、今後の作戦行動にも悪影響を与える結果となった。
一方、米軍は海戦には勝利したものの多数の航空機と航空兵を失ってしまうという決して軽くない損害を受け、また、ヨークタウンも失ってしまった。ただ、この海戦で日本軍の快進撃を食い止め、その立役者も葬ったということは米軍にとってとても喜ばしいことであった。一時は太平洋における稼働空母が0になるという事態も起きたが、戦前より建造されてきたエセックス級航空母艦が順次就役、空母を中心とした大艦隊で日本軍を圧倒していくこととなる。また、事前に情報を入手することで戦力において上回る相手に勝利することができた経験から暗号解読にも力を入れていくようになった。
- 3-1
最初に急降下爆撃を受けた加賀がボス。海域名のAFは前述の通りミッドウェーを指し示すに日本軍の暗号。上空から急降下爆撃機が襲い掛かった時、真っ先にそしてもっとも多くの爆弾が投下されたのが加賀であった。そのため、三章最初のボスとなったのであろう。格納庫内の兵装転換による未整理の魚雷や爆弾、燃料満載の航空機に次々と誘爆、引火し、さらに甲板上の第二次攻撃隊の武装や航空機燃料にまで引火。手がつけられない状況となった。また、潜水艦も現れ、対潜哨戒も行わねばならず救助は困難を極めた。
- 3-2
南雲機動艦隊旗艦赤城がボス。攻撃を受けたのは蒼龍の方が先であるが、ゲームの都合上三章2番目の海域のボスとなっている。海域名「運命の5分間」というのは、「あと5分急降下爆撃が遅ければ全機発艦が終わり、ここまでの被害にはならなかっただろう。」という旧来の定説が由来である。しかし、あと5分ではとても全機発艦できるような状況ではなかったというのが現在の説であり、これはハワイにおけるあと数分で全機発艦でき勝敗は変わっていたミッドウェー海戦の報道が元とも、また、あと5分という一瞬で負け戦に転じたとした方がより胸にくるものがあることから生まれたとも言われている。
- 3-3
2番目に攻撃を受けた蒼龍がボス。蒼龍では基地航空隊の波状攻撃を受け回避行動と直衛戦闘機の発進に専念しており米艦隊への攻撃準備が進まず、やはり格納庫は準備中の魚雷や爆弾が多数存在していた。また、米空母艦載機の雷撃隊に対する対処として直衛戦闘機は低空に降りてきてしまっており、急降下爆撃機への対処ができず格納庫内で誘爆・炎上。蒼龍は赤城や加賀よりも艦自体が小型であったため容易に沈没してしまった。
- 3-4
最後まで生き残った飛龍がボス。ゲーム内では飛龍艦載機が直接ヨークタウンを撃沈したかのようであるが、前述の通り飛龍が大破させ復旧が行われていたところを伊168が雷撃で撃沈したというのが正しい。飛龍でも曳航が検討されたがやはり損傷が激しく、雷撃処分となった。
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