アトランタ

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基本情報 †

プロフィール
	名前	アトランタ USS Atlanta
	レアリティ	R
	艦種	軽巡
	陣営	ユニオン
	CV	荒浪和沙
	イラスト	梦咲楓(かえで)
	耐久	C	火力	D
	雷装	D	回避	B
	対空	S	航空	E
	速力	33	運	12
	装甲	軽装甲
	SD
自己紹介
防空巡洋艦アトランタよ。 ……大西洋艦隊第10、第11巡洋艦戦隊の旗艦を務めただけでなく、 太平洋上の軍事行動もほとんど参加したの。 大統領にも褒められたことがあるのよ！

スキル名		効果
	対空指揮・巡洋艦	戦闘中、巡洋艦の対空値が5.0%(最大レベルで15.0%)アップ。同じ種類のスキルの効果は重複しない
	対空配置	対空射撃25%で発動、3秒間自身の対空値が20.0%(40.0%)アップし、火力値が40.0%(最大レベルで20.0%)ダウンする
	全弾発射-アトランタ級I/II	自身の主砲で12回(8回）攻撃するたびに、全弾発射-アトランタ級I(II)を行う

全弾発射スキル	特殊弾幕スキル
	-

大陸版wikiのページ:http://wiki.biligame.com/blhx/

ボイス †

ゲームにおいて †

性能 †

防空巡洋艦の名の通り対空の伸びが良い軽巡の中でも対空に特化した軽巡。
姉妹艦らしくSSRのサンディエゴと似ているがこちらは前衛+自機が影響範囲。　主力には掛からない点に違いがある。
「全弾発射」は拡散型。特定の大型艦を集中的に攻撃するには不向きだが、オート時や回避を優先している場合でも確実に有効弾を発射してくれたり、横に広く展開する量産型をまとめて撃てるという点で使い勝手がよい。

またアトランタ級共通の特徴として、史実上の主砲が127mm連装両用砲MK12だった事から、軽巡洋艦主砲か「駆逐艦主砲」どちらかを搭載することができる。
駆逐砲を搭載してしまうと砲戦火力は下がってしまうが、10秒以下のサイクルで全弾発射を回すという他の艦級にはできない芸当が可能になるので、自爆ボート対策を兼ねて 拡散ショット連発型軽巡 としてみるのも面白い。

レア度相応の燃費の良さと対空性能から、低レベル主力艦の育成や、主力艦を旗艦のみとする低燃費周回などでは単艦でも旗艦の防空をこなしてくれるので有用。お姉ちゃんを頼ろう。
敵の航空機を落とせず主力が損耗する場合や、イベント「努力、希望と計画」のような対空戦闘メインのマップなど、敵機襲来の激しいマップでは存在感を示すことができる。

なおアトランタ級に限らずオマハ級も同様だが、ユニオンの雷装巡洋艦はマスクデータの副砲として榴弾砲を装備しており、主砲装備とは別に小口径榴弾を発射する。
ダメージ自体が小さい為に炎上には期待できないが、自爆ボートの迎撃ではマスクデータの副砲に通常弾を採用しているロイヤル艦より僅かに有利。

オススメ装備/編成 †

持ち味を活かすのならば対空重視で積ませると良い。

• 主砲
  砲撃関係は通常の軽巡(スキル無し)なので特化役に譲るのも一考。
  特殊弾幕狙いで駆逐艦砲を積むのも手か。
  駆逐艦砲はなるべく対空の上がる物を選びたいが、競争率が高いのも多いのが難点か。
  • 150mmTbtsKC／36連装砲…入手性と利便性を兼ね備えた軽巡の鉄板装備。
  • 155mm三連装砲
  • 試製152mm三連装砲
    　
  • 127mm連装両用砲MK12…DPS重視、弾道が安定し射程も確保できるのでオート向き。
  • 100mm二連装九八式高角砲…特殊弾幕回転率重視、射程が短く通常弾である事は注意。
  • 120mm連装砲(ロイヤル)…通常弾で対空は上がらないがDPSでは駆逐砲上位に食い込む、上２つの繋ぎに。
  • 128mmSKC41連装両用砲…威力は落ちるが貫通効果が期待できる、対空も上がり入手が容易なのも嬉しい。

• 魚雷
  魚雷の倍率が110%と控えめなので、自爆ボート対策のサブウェポン的な位置付け。
  雷装重巡と同じ選び方で問題ないだろう。
  • 533mm五連装魚雷…最大強化でもバラマキで雑魚を確殺出来るのは６〜７章までが限界。
  • 533mm四連装磁気魚雷
  • 533mm三連装磁気魚雷

• 対空砲
  とにかく良い物を装備させるといい、射程には気を付ける事。
  • 113mm連装高角砲
  • 105mmSKC連装高角砲
  • 四連装ボフォース40mm機関砲

• 設備
  • 応急修理装置
  • 高性能対空レーダー
  • SGレーダー

なおサンディエゴ・クリーブランドか五十鈴と組ませると対空特化を更に伸ばせる。
意地になれば4桁ダメを飛行機に与えることも可能だが、そこまでの耐久を持つ敵機はイベントの高難度ステージくらいでしか出現しないので、普段はそこまで対空艦を揃えなくてもよい。　
…というよりも、ここまで対空を伸ばすと今度は船を沈められなくなる可能性も出てくる為、サジ加減を見極める必要がある。

また、無凸軽巡として、対空対策艦としても役に立てる。
無凸五十鈴と並んで対空対策としては優秀で、無凸駆逐に比べると100以上も対空で差が出る。

キャラクター †

アトランタ型の一番上のお姉さん。とても妹想いだが、姉という立場に気負いすぎることがある。
指揮官にも姉のように頼ってもらいたいと張り切るが、味方に誤射されたりと肝心なときに格好がつかない。

（公式Twitterより）

好きなもの・こと：フルコース
苦手なもの・こと：ジュノー（世話が焼ける意味で）、サンディエゴ（うるさい意味で）
趣味　　　　　　：天体観測
特技　　　　　　：お姉さん力（自称）

（クロスウェーブより）

アトランタ級の一番艦だけあって、お姉ちゃんキャラと化している。ジュノー、そしてあのサンディエゴの姉でもある。2019年になり4番艦サンフアンも実装され、直接の姉妹がそろい踏みとなる。
セリフでは妹思いな面が強調されているが、しっかり者のように見えて「しっかり者であろうと頑張っている感」もあってどこか愛らしい。
ただし妹たちに対する評価は辛辣ぎみで「バカと泣き虫」とまで言ってしまう (イベント「南洋に靡く硝煙」)。史実のアトランタ級は4隻なのだが、サンフアンに言及したセリフは今のところ見当たらない。
なお、5番艦以降は準同型艦とされることが多いが、アズレンではアトランタ級として一纏めにされているようだ(リノの自称はオークランド級となっているが)。

台詞の喋り方も「お姉さんが教えて、あ・げ（↑）・る（↑↑）！」と、変にイントネーションとアクセントがあるなど、無理に頑張ろうとしてる感がありありとあり、愛らしい。

対空兵装がてんこ盛りで、5基の連装砲が見えているが、これらも全て対空砲としての主砲。
片足ニーソという特徴的な格好をしている他、敵機を睨んでいるのか下への守りが薄く、ポーズのせいで見えている。多謝。

艦船通信 †

白鳥さんと楽しい時間を過ごしました〜

...

	Zerstörer28.かわいい動物たちと一緒に遊べるのは幸せですね〜
	Juneau.うん、エサをあげたり翼の手入れをしたりすると、なんだか癒されます
	Zerstörer28.次はわたしのお友達も紹介しましょうか？
	Juneau.いいですか？楽しみ！
	NO1Sandiego!.でもサンディエゴが白鳥さんに近づくといつも逃げられちゃう！なんで？
	Atlanta.急に「一緒に遊ぼー！」って大声で叫びながら走って近づいている子がいたら誰だって逃げるじゃない…
	Juneau.も、もっと優しく…ね？
指揮官	白鳥のお世話、お疲れ様
	Juneau.いえいえ、ジュノーは大丈夫ですよ…？むしろ白鳥さんのおかげで癒されました

元ネタ †

　アメリカ海軍のアトランタ級軽巡洋艦のネームシップ（1番艦）「アトランタ」(USS Atlanta,CL-51)。艦名はアメリカ合衆国のジョージア州の州都で、1996年には夏季オリンピックの開催地となったアトランタに由来する。
　本来軽巡洋艦は水雷戦隊の旗艦や、敵駆逐隊の攻撃から艦隊を守る用途で使用される。このアトランタ級も、本来はオマハ級の置き換えのために、水雷戦隊旗艦として行動出来る高速力と日本海軍の新型駆逐艦を撃破出来る砲力を要求されたが、一方で、急激に発達する航空機の脅威に対抗するため、計画当初から対空戦闘の能力を要求された巡洋艦でもあった。まずイギリス海軍がダイドー級防空巡洋艦(シリアス他)を造り、遅れてアメリカ海軍がアトランタ級を建造。ただしアメリカ海軍での艦種記号は、前級のブルックリン級・セントルイス級同様「軽巡洋艦(CL)」であり、「防空軽巡洋艦(CLAA)」という艦種記号が付与されたのは、第二次世界大戦後のことである。
　特徴としては前記の通り「対空」。新型を設計する際に対空を意識しており、弩級戦艦に使われていた127mm副砲を対艦/対空両用になるよう開発、それを主砲として連装している。それだけに限らず機銃を多めに、レーダー・射撃指揮装置も対空戦闘を意識して、優秀なものを積んでいた。

　アトランタはネームシップに相応しく、兵士の間では「LuckyA」と言われていた。

　アトランタ級は、まず1938年度計画で4隻 〜アトランタ、ジュノー、サンディエゴ、サンフアン〜 の建造が決定。1940年度計画の4隻は、近接対空火力の強化のため砲塔を2基減らし、代わりに40mm機関砲と機銃用射撃指揮装置を装備。更に1943年度計画で3隻が追加建造された。
　ニュージャージー州カーニーのフェデラル・シップビルティング社で1940年4月22日に起工、1941年9月6日に進水、12月24日にブルックリン海軍工廠で竣工する。竣工後、1942年3月13日まで訓練を行う。準備を整えた後、4月5日にニューヨークを出港。対日戦に投入され、太平洋を横断する。
その途上、クリッパートン諸島で索敵を実施するが、日本海軍の動きは掴めなかった。その後、真珠湾に入港した。
　5月10日、タンカーを護衛して真珠湾を出港。ニューカレドニアのヌーメアまで送り届けた後、ウィリアム・ハルゼー中将率いる第16任務部隊に編入される。ミッドウェー島に日本海軍の魔手が迫っていたため5月28日に、同島近海に進出。敵の出現を見越して北東を警備した。

　6月3日、日本海軍の猛攻を受けるミッドウェー島の防衛に参加。ホーネットの護衛についたが、敵機の襲来は無かった。翌4日、南西に日本艦隊発見の報を受けてホーネットから分離、攻撃に向かったが会敵しなかった。海戦後の6月11日、真珠湾に呼び戻される。13日、帰港。短期間の対空訓練を行った。
　7月1日から翌日にかけてボイラーの掃除が行われた。その後、第61任務部隊に転属し、ガダルカナル島方面に投入される。7月7日から8月8日にかけてガダルカナル島の日本軍を攻撃し、海兵隊の上陸を支援。飛行場の奪取に成功した後の8月9日、一旦退却する。
　8月24日、東ソロモン海戦(日本側呼称・第二次ソロモン海戦)が生起。アトランタはエンタープライズ（空母）の護衛として参戦し、向かってくる翔鶴攻撃隊を迎撃した。猛烈な対空砲火で5機撃墜を主張するも、エンタープライズは2発被弾し、中破。戦線を離脱してしまった。8月31日、伊26潜水艦に雷撃され中破したサラトガの護衛を行うい、9月6日、トンガタブ島到着まで守り通した。
　9月19日、ヌーメアに航空機と弾薬を輸送。21日に出港した。10月15日、エスピリトゥ・サント島に入港し燃料補給。
　10月26日、サンタクルーズ諸島海戦(日本側呼称・南太平洋海戦)に参加。ホーネットが撃沈され、エンタープライズも損傷したため、ノーマン・スコット司令官は将旗をアトランタに委譲。第64.2任務部隊の旗艦となる。
　10月30日、ガダルカナル島の沿岸を砲撃。11月12日にはルンガ岬で輸送船団の護衛を務め、自慢の対空砲火で二度の航空攻撃を防いだ。一式陸攻2機の撃墜を主張。その夜、ヘンダーソン飛行場に砲撃を加えようとする日本艦隊と干戈を交える事となる。

　11月13日、ガダルカナル沖海戦(日本側呼称・第三次ソロモン海戦第一夜戦)が生起し、夜戦となる。駆逐艦『暁』から探照灯が照射され、アトランタを照らす。対するアトランタも探照灯を照射、正確な砲撃で『暁』に致命傷を負わせ、その沈没は時間の問題となった。だが探照灯に照らされた事で格好の標的となり、戦艦『比叡』や軽巡『長良』からの砲弾を喰らう。更に、敵艦と誤認した重巡サンフランシスコから盛大な誤射を受ける。砲弾の殆どが爆発せず貫通しただけだったが、多くの乗員を殺傷。
比叡からの一斉射が艦橋に直撃し、三式弾が炸裂。ノーマン・スコット少将以下士官が全滅するという大打撃を受ける。ジェンキン艦長も負傷したが、どうにか指揮を続行。足を怪我していたが船体の損傷具合を把握した。傷だらけになりながらも、アトランタは戦闘を続ける。前に現れた2隻の敵駆逐艦に対し高角砲で反撃。そこへ今際の際の『暁』から放たれた魚雷が直撃し、大破。損傷により電気系統が破損し、一時的に全電力が失われる。それに伴って砲塔も沈黙し、戦闘及び操舵不能。海に浮かぶ廃墟と化した。
　海戦が続く中、アトランタは満身創痍の体を引きずってガダルカナル島まで辿り着き、負傷者を降ろした。ぼろぼろにされたせいでほぼ無力化された状態で、乗員も3分の1が死亡していた。生き残った乗員は艦内の瓦礫を撤去し、重量物を捨てて船体を軽くしようとした。同時に排水作業も行われている。
　ガダルカナル島東岸のエスペランス岬に流されたアトランタは投錨し、味方の重巡ポートランドに現状を伝える通信を送る。
　午前9時30分、掃海艇ボボリングが救難に現れ、曳航作業を始める。ルンガを目指して曳航され始めたが、道中で一式陸攻の襲撃を受ける。アトランタは死に体に鞭打って127mm砲を発砲し、敵機を追い払った。14時頃、ククムに到着。ここでジェンキン艦長は退艦し、後任と交代。だが最早救いようが無いと思っていたジェンキン艦長はアトランタを自沈させる事を決意。乗員を別の艦に避難させた後、船体を爆破。1942年11月13日、約11か月という短い艦歴に幕を下ろした。ルンガまで後5kmだった。
　沈没後、5つの従軍星章を獲得した。

　アトランタの名は、クリーブランド級軽巡洋艦の26番艦「アトランタ」(CL-104、のち非分類雑役艦IX-304)に、そしてロサンゼルス級原子力潜水艦の25番艦「アトランタ」(SSN-712)に引き継がれた。

　1992年のロバート・バラード博士率いる鉄底海峡の調査では発見されなかったが、後にオーストラリア人ダイバーの手によって水底に眠る艦体が発見された。

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