スマホ版表示に切り替える
現在、758人が閲覧中です ランダムリンク
ランダムページ
|
開催中イベント
アズールレーン×装甲騎兵ボトムズ コラボイベント
|
STEP | 任務内容 | 報酬 | 開放日 |
---|---|---|---|
1 | 敵中枢艦隊を3回撃破する | 資金 × 100 | 2021/04/08 |
装備を5回強化する | 燃料 × 100 | ||
2 | 艦艇を5回強化する | ランダム改造図T2 × 2 | 2021/04/09 |
装備箱を3個開ける | 資金 × 100 | ||
3 | 艦艇を3隻退役する | ランダムパーツT2 × 5 | 2021/04/10 |
デイリーチャレンジを3回クリアする | 資金 × 100 | ||
4 | 艦隊を出撃させ、10回S評価で勝利せよ! | 燃料 × 100 | 2021/04/11 |
戦術教室で戦術教練を2回行う | ランダム装備箱T2 × 2 | ||
5 | 寮舎で食糧を5回補充する | 魚雷天ぷら × 5 | 2021/04/12 |
任意の敵艦を20隻撃破する | 資金 × 100 | ||
6 | ハードステージを2回クリアする *1 | メンタルキューブ × 2 | 2021/04/13 |
軍事委託を2回行う | 高速建造材 × 1 | ||
7 | 建造を3回行う | 燃料 × 100 | 2021/04/14 |
任意の敵を250隻撃破する | 家具「マーシィドッグ」 × 1 |
*1 ノーマルステージや救援任務でも回数にカウントされる。
1、邂逅
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第一話 邂逅 | |
――生命体には、ほかに比べ群を抜いて生存率が高い個体が存在する。 | |
――始めは特殊な菌類だった。いかなる致命的な損傷を与えても死なない、「生命の法則」に反するもの。 | |
――人間でも、信じられないほどの肉体的な損傷を受けても、あるべき姿に復元する存在がいる。 | |
――遺伝確率250億分の1。「殺すことのできない」個体…… | |
……それが「異能生存体」だ。 | |
??? | なるほど、そのデータを「観測」する必要があるようね。 |
??? | この世界の量子情報を「夢」として「あの宇宙」に融合・投影できれば…… |
母港・倉庫 | |
明石 | ふんふんふ〜ん。たっなおろし・棚卸し〜。 |
明石 | お、指揮官だにゃ。明石のすぺしゃる倉庫に来るなんて珍しいにゃ。 |
明石 | ここは何かって?この母港の一番古い倉庫に珍しい物や高価な売り物を置かせてもらってるんだにゃ。頑丈な建物だから探検好きな悪戯っ子たちに入られる心配がないんだにゃ。 |
明石 | しかもここ数日は母港のほとんどの子たちが遠洋委託に行っているから、お店に居ても暇だしにゃ。 |
明石曰く、母港ができてからいままで、この古びた倉庫はほとんど誰も入れたことがなかったらしい。一体どんな物があるのだろうか? | |
明石 | 中を見てみたいのかにゃ?うーん。仕方ないにゃあ〜。本当は誰も入れたくないんにゃけど、今回は特別だにゃ。 |
明石 | 扉を明けるから少し退いていてにゃ〜。 |
明石 | さてさてご開帳だにゃ〜。この倉庫、広すぎて明石も入り口付近しか入らないにゃ。 |
明石 | ケホッ、ケホッ。中はホコリっぽいにゃ〜。さて明石は今から棚卸しするにゃ。指揮官、探索してもいいけどあんまり奥まで入らない方がいいにゃ。 |
指揮官 | よし、何があるのか確かめてみよう(選択肢1) |
指揮官 | ……… |
明石 | あれ?しーきーかーんー、どこ行ったにゃ? |
(暗転) | |
指揮官 | ……… |
エンタープライズ | ………やはり指揮官か……どうしてここにいる? |
エンタープライズ | なるほど…指揮官もこれに惹かれたのか…。 |
エンタープライズ | これか?これは映像の再生装置だ。きっと面白いものが見られる筈だ。持ち帰って自室で見るといい……。 |
エンタープライズ | ……何を怪訝そうな顔をしている?必ずこれを見るのだぞ。 |
エンタープライズ | 私は他に用があるからこれで失礼する。 |
指揮官 | ……… |
エンタープライズ | なに?出口がわからないのか…?仕方のない指揮官だ…。 |
(暗転) | |
明石 | おお!指揮官発見だにゃ〜。まったくどこに行っていたんだにゃ。 |
プリンツ・オイゲン | なんだ居るじゃない。明石ったらまったく人騒がせね。 |
青葉 | 明石が倉庫の前で『指揮官が行方不明だにゃ〜大変だにゃ〜』なんて泣いてるから特ダネと思ってきてみたら、チッ空振りかぁ〜。 |
明石 | べ、別に泣いてなんかいなかったにゃ……。 |
瑞鶴 | なるほど。迷っていたところをエンタープライズに助けて貰ったんですね。 |
明石 | で、そのエンタープライズはどこに居るにゃ? |
エンタープライズ | 私のことか? |
プリンツ・オイゲン | わっ、ビックリした…いきなり後ろから声掛けないでよ。 |
エンタープライズ | すまない。指揮官が困っていると聞いたのでな…。 |
明石 | ともかく指揮官が見つかってひと安心にゃ。 |
雪風 | おーい、そろそろ暗くなるのだ。指揮官は見つかったのか? |
プリンツ・オイゲン | で、その手に持っているものはなに?何かの再生装置のようだけど…。どれどれ……。 |
全員 | 『装甲騎兵ボトムズ』! |
…その夜… | |
プリンツ・オイゲン | 珍しいわね。あなたがみんなを誘うなんて。 |
エンタープライズ | この再生装置には様々な戦闘が記録されているようなのだ。だから皆にも見て欲しくてな。 |
エンタープライズ | アストラギウス銀河…という世界の二大勢力の戦いに参加した、ひとりの兵士の物語――もとい、劇画みたいなものだな。 |
エンタープライズ | 兵科こそ違うものの、その戦い方は意外と私たちにとっても参考になる。なにより興味深いのは私たちの知っている「素体」という言葉も出てくるんだ。 |
青葉 | へー……委託でみんな居ないし、いま居るメンツと指揮官だけでお泊まり会というのも面白そうなのだ! |
エンタープライズ | さぁ、鑑賞のお供にお茶とお菓子を用意したから、みんなやってくれ。 |
瑞鶴 | あんたがそこまでするなんて、珍しいこともあるのね。 |
明石 | 飲み物は明石のお店でも売ってるにゃ〜。 |
青葉 | エンタープライズさんの調達力、恐れ入ったわ〜。 |
緊急事態発生、緊急事態発生。全員第一級戦闘配備。繰り返す。全員第一級戦闘配備。 | |
瑞鶴 | う〜ん……ムにゃ…ムにゃ…・…ハッ…一体何が起きたんですか! |
プリンツ・オイゲン | ……グゥ…う〜ん…もう飲めないわよ……。 |
プリンツ・オイゲン | うん?あれっ?嘘……?もしかして、母港が攻撃を受けているの? |
急襲される母港。ドス黒い思惑が彼女らを悪辣な罠へと誘い出す。その先にあるのは生か死か、彼女らの死闘が始まる。次回「急襲」。因縁の敵がやってくる。 |
2、急襲
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第二話 急襲 | |
瑞鶴 | なんてこと…周りが炎の海になってる…。翔鶴姉は…!? |
プリンツ・オイゲン | ゲホッ、ゲホッ、この臭いたまらないわね…瑞鶴、落ち着きなさい。翔鶴は委託任務中でしょ!今の状況確認が先よ。 |
青葉 | 現状から察するに、長距離からの榴弾射撃を喰らってる。今は止んでいるけど、敵が本気なら接近して重要施設に致命打を加えるか、占拠のための上陸部隊がやってくるんじゃないすかね。 |
エンタープライズ | この状況では基地航空隊が発進できない…!くっ!こうなったら海に出て直接敵を叩くのみ! |
瑞鶴 | 指揮官、こっちから打って出て、敵の行動を阻止することを具申するわ! |
指揮官 | 全艦、緊急発進し洋上の敵を迎撃せよ!(選択肢1) |
全員 | 了解! |
(暗転) | |
エンタープライズ | 指揮官、全員発進準備完了した。 |
雪風 | ここにいる6隻だけで出撃するのか! |
プリンツ・オイゲン | ガタガタ言わないの!早く敵の所在をつかまないと、この母港もろともヴァルハラ行きよ! |
青葉 | 取材…とまでには行かないか、あははは……。 |
瑞鶴 | 洋上に出たらいったん散開して、敵の砲撃をやり過ごしてから再集結した方がいいかも。 |
明石 | なんで明石まで出撃しないといけないんだにゃ〜。 |
エンタープライズ | 母港に残って砲撃に晒されたいのか? |
明石 | よし!出撃して名誉ある転進をするんだにゃ。 |
指揮官 | みんな、くれぐれも気をつけて!(選択肢1) |
全員 | はい! |
(暗転) | |
??? | あらあら、やっぱり、慌てて出てくるのね。 |
??? | ナビゲーター、砲撃準備…あの子たちが出てきた瞬間を狙いなさい。 |
エンタープライズ | 沖に出た瞬間を狙われるぞ!全員散開準備! |
瑞鶴 | 言われなくてもっ! |
??? | 砲撃開始、さぁ追い散らしてあげなさい。 |
青葉 | 地平線の向こうから撃ってきた!? |
雪風 | のわっっと、危ない。でもこんな弾には当たらないのだ。 |
エンタープライズ | クッ、断続的に砲撃して集結させないつもりか。 |
プリンツ・オイゲン | ダメ!このままだと各個撃破されるわ…。 |
明石 | にゃ?あれは誰の艦載機だにゃ? |
??? | 来たわね。エサたち……。 |
エンタープライズ | あの機影はセイレーンの艦載機!? |
瑞鶴 | 一斉急降下で海面を爆撃して、前面にウォーターカーテンを作った! |
エンタープライズ | いい腕だ。しかも爆弾に時限信管を使うとは、始めからこうするつもりで発艦させたのか! |
プリンツ・オイゲン | とにかく再集結の好機よ。 |
瑞鶴 | 波立っている間に空母を中心に輪陣形を組むわよ!グレイゴースト!いいわね! |
明石 | セイレーン反応!凄まじい数の敵が接近してくるにゃ! |
青葉 | ヤバい…。包囲された…。 |
エンタープライズ | やっぱりお前らか…。 |
テスターβ | そうよ。半年ぐらいかしら?この時を待っていたわ。 |
抗えない過去。悪辣な罠を携えた使者たちが彼女たちの心をえぐり出す。ワルツを踊るのは絶望か希望か?次回「自責」。彼女らを包む夜風は冷たい。 |
3、自責
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第三話 自責 | |
エンタープライズ | この反応…お前は私たちに倒されたはず……! |
テスターβ | そうよ?でも、あなたたちが戦士ならば自覚はありますよね?“そんなことをしている場合ではない”ということが。 |
瑞鶴 | え?どういうことなの? |
テスターβ | さ、お喋りはここまで。今のあなた方はアレをいぶり出すための囮。しっかり踊ってくださいね。 |
テスターβ | 今回のため特別にあなた方に縁のある量産型を用意いたしましたよ。こんな気の利く私を遠慮無く賞賛しなさい。 |
明石 | な、なんかヤバそうな連中が出てきたにゃ。 |
瑞鶴 | 翔鶴姉!?…くっ、卑怯な! |
翔鶴 | ……。 |
エンタープライズ | ヨークタウン姉さん……やはりそう来たか。 |
ヨークタウン | ……。 |
青葉 | 衣笠…最上…熊野…… |
最上 | ……。 |
プリンツ・オイゲン | 今の長距離砲撃はあなただったのね。ティルピッツ…。 |
ティルピッツ | ……。 |
雪風 | 時雨、やっぱりお前が出てきたのか!いつもいつもいつも、この雪風様の邪魔ばかりして! |
時雨 | ……。 |
明石 | いや、明石は不知火を出されても、なんとも思わないにゃ。 |
不知火 | ……。 |
明石 | ちょうどいいにゃ!日頃のストレスを発散するにゃ! |
テスターβ | さ、皆さん、私を倒してからどこまで成長したかを見せてちょうだい。 |
(暗転) | |
明石 | み、みんな!呆けている場合じゃないにゃ!敵が攻撃してくるにゃ! |
明石 | とりあえず、あの不知火だけでもぶっ飛ばしてほしいにゃ。 |
瑞鶴 | くっ…飛行甲板が…。流石に臨時の混成艦隊じゃ無理だというのか…。 |
青葉 | 最上、熊野…ごめん…わたし……。 |
プリンツ・オイゲン | ティルピッツ、こっちのあなたも鏡に映されたものなのね。いいわ、かかってきなさい。 |
エンタープライズ | まだ赤城でも来ればやる気も出るんだがな…。 |
雪風 | ふん、この雪風様と決着をつけるときが来たようだな。 |
エンタープライズ | しかし多勢に無勢か。次々と艦載機が落とされていく…。 |
瑞鶴 | 敵の攻撃を防ぐだけで手一杯よ…。目の前の翔鶴姉が違うと分かっていても…。 |
瑞鶴 | 隙をついて離脱しようにも無理ね。離脱しようにもティルピッツの砲撃に捕まるわ…。 |
明石 | いやだから明石としては不知火をぶっ飛ばしたいのに、対空砲だけだと勝てないにゃ。 |
雪風 | ふん!雪風様は未だに無傷なのだ!さあさあ、この雪風様を拝み倒してくれたら……。 |
青葉 | 雪風ひとりならどうにかなるかもしれないけど、他の子は無理っすね…。 |
テスターβ | フフフ、アハハハ。もう終わりね。さぁ、沈みなさい。 |
(ドカーン) | |
明石 | おおお……4時方向に砲撃と爆発音が聞こえるにゃ。誰かが包囲の外から攻撃してきているにゃ。 |
瑞鶴 | もしかして、みんなが委託から戻ってきた? |
プリンツ・オイゲン | それはありえないわね。いま誰かが連絡したとしても、委託の子たちが戻ってくるのは最短でも1時間半後…。海軍部の援軍なんてさらに時間が掛かるわ。 |
青葉 | それまでには私ら終わっているね…。 |
雪風 | あ、あれは……!! |
疲労する仲間たち。苦闘の果てにやってきた援軍は思いも寄らぬ珍客だった。それは夢か真か幻か?次回「反抗」。漆黒の海に緑の閃光が疾駆する。 |
4、反抗
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第四話 反抗 | |
青葉 | あれは…再生装置の映像に登場してたロボット――AT(アーマードトルーパー)! |
プリンツ・オイゲン | 凄い…あんな機動性で量産艦をどんどん撃破している……。 |
青葉 | 小回りを利かせて肉薄しながら敵を倒してる…これは…「スコープドッグ」じゃなくて、湿地戦用の「マーシィドッグ」だよね! |
エンタープライズ | 陸上用の兵器ベースにエアバージを装着して浮かせるぐらいしかできないというのに――水上戦をやってのけてる……このATのパイロット…只者ではない! |
瑞鶴 | それだけじゃない…あんな激しい弾幕なのに、ほぼすり抜けている!操縦は確かにとんでもない凄腕だけど、何かが違う…! |
プリンツ・オイゲン | そんなことを考えるのはあとよ。今は包囲から脱出することに集中しなさい! |
エンタープライズ | そうだな。みんな、目の前の面倒な連中は無視して、全員で4時方向に攻撃を集中して攻撃の主と合流するぞ! |
瑞鶴 | 今はそうするしかないわね! |
雪風 | ぐぬぬ、この雪風様が活躍する大チャンスを奪ったとは……負けないのだ! |
雪風 | さあ!幸運艦たる雪風様がみんなの活路を開くのだ!突撃ィ! |
明石 | 雪風はこういう時だけは頼りになるにゃ〜。雪風を盾にして…。 |
明石 | …ぐふっ、イタイにゃ…。なんで雪風には当たらずに明石に弾が当たるんだにゃ〜。 |
瑞鶴 | これこそが幸運艦…ううん、「異能生存体」の力…。 |
テスターβ | フフフ。バカな子たち…。そんなに頑張らなくても包囲を解いてあげるのに。 |
青葉 | おお、包囲が薄くなってきたよ。 |
プリンツ・オイゲン | 私たちを見逃す、というより…。 |
瑞鶴 | 周りの敵がどんどんあの方向に集中している…?まさかそんな…。 |
雪風 | 「テスター」の狙いは私たちじゃなくてあのATだというのか!? |
プリンツ・オイゲン | そもそもなんでロボットが出てきているのよ!あの兵器が実在したというの? |
明石 | ありえないにゃ!そんな兵器を作れるのはセイレーンしかいないにゃ! |
青葉 | でもATってことは誰かが乗っているってことかな? |
翔鶴 | ……。 |
瑞鶴 | しまった。追いつかれた。しょ…翔鶴姉ぇ…。 |
???(通信) | 「爆撃機を放ったら3時方向に避けろ。こちらで攻撃隊を落とす。」 |
瑞鶴 | 通信が…!? |
(暗転) | |
テスターβ | なん…だと!? |
瑞鶴 | あの大編隊をマシンガン連射だけで壊滅させた…!? |
プリンツ・オイゲン | あの映像資料で見たように、私たちの理解できない方法で火器制御をやっているのは本当のようね。 |
青葉 | 早すぎて写真も撮れなかった……。 |
瑞鶴 | あ、ありがとう……。 |
???(通信) | 「今のうちに敵の前衛を蹴散らせ。こっちの残弾数はいつまでも保たない。」 |
エンタープライズ | 助力に感謝する。 |
プリンツ・オイゲン | ふん、まずはニセモノ退治ってことね。 |
明石 | うんうん。まずはあの不知火からやっつけて欲しいにゃ! |
雪風 | ふん、時雨のニセモノなんかに負ける気はしないのだ。魚雷、撃つのだ! |
(暗転) | |
雪風 | 所詮ニセモノ、この雪風様と戦うには百年早いのだ! |
明石 | やっぱり、雪風ハ沈マズ…だったにゃ。 |
プリンツ・オイゲン | これで前衛は片付けたわ。残るは後衛のみ! |
エンタープライズ | あのATのパイロット、そして戦い方、どこかで……いや、今はあのATを援護して敵を殲滅するのが先だ!みんな、力を合わせるぞ! |
敵の罠。死線に堕とされた彼女たち。新たな敵の出現は全ての希望を消し去ってゆく。次回「絶望」。彼の放つ一撃は重い。 |
5、絶望
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第五話 絶望 | |
プリンツ・オイゲン | これ本当にマーシィドッグね…。嘘みたいな話だわ。 |
瑞鶴 | マーシィドッグのかた!乗っているのはどなたですか? |
明石 | お、通信がつなが……うにゃ! |
??? | ようやくだね。この時を待っていたわよ! |
明石 | おおおっ、凄まじい数の水柱だにゃ! |
エンタープライズ | 新手の敵か! |
雪風 | のわわわ、せっかく開いた包囲網が塞がれたのだ。 |
プリンツ・オイゲン | この状況を見越して包囲を薄くしたんでしょうね。 |
エンタープライズ | 私たちとあのATを一網打尽にするつもりか。 |
ピュリファイアー | そうだよ!いやあ流石に人間の司令塔がいると頭も回るね! |
青葉 | 人間って……指揮官のこと!? |
エンタープライズ | お前まで復活したのか、ピュリファイアー! |
ピュリファイアー | やだなぁ。再生怪人みたいなこと言って。というより、ここにいるテスターも私も、夢に「投影」されたものに過ぎないのね〜。夢が覚めたらみな元通り、だけど情報はいただくーって感じで! |
ピュリファイアー | にしてもよく捕まえてくれたねー!「彼」をまた見失ったときはどうしようかと思ったけどね。でも大きな戦闘を起こせば、きっと自然に巻き込まれると思ってた! |
ピュリファイアー | ねえ、あなたもいい加減この旅するのに飽きてない?私たちに従ってくれたらあの「素体」のコピーだろうが何だって作ってあげるよ? |
???(通信) | 「……。」 |
瑞鶴 | 「彼」…?まさかあのATのパイロットのこと? |
テスターβ | お喋りが過ぎるようよ。ピュリファイアー。 |
ピュリファイアー | おっと、確かに言いすぎちゃったね。おーい、テスター、そろそろコイツらを片づけて、じっくり調べあげてみない? |
テスターβ | ふん、あなたに言われなくてもそうするわ。 |
青葉 | ヤバい。量産型が一気に襲ってくる…!数は数百隻!? |
明石 | こ、今度こそもうダメにゃ〜。 |
???(通信) | 「数はこれぐらいか。大口叩いた割に大したことないんだな。」 |
瑞鶴 | あれは…ATが敵の大群に突撃していく! |
指揮官 | マーシィドッグを援護する(選択肢1) |
エンタープライズ | ティルピッツに重桜の重巡か……邪魔はさせん! |
雪風 | ええい、あの雪風様より幸運なやつに近づけさせないのだ! |
指揮官 | マーシィドッグに任せる(選択肢1) |
青葉 | いーよ。こっちはこっちで露払いに集中する。 |
エンタープライズ | あの2人を排除して、マーシィドッグの突破口を作るんだ! |
(暗転) | |
雪風 | おお、あの緑のやつがテスターβにたどり着いたのだ。 |
テスターβ | あなた、この私に刃向かうというの?大人しく捕まりなさい! |
???(通信) | 「動きは単調だな。」 |
テスターβ | くっ、ちょこまかと、きゃっ…。 |
瑞鶴 | 懐に入り込んで肉薄しながら小刻みにダメージを与えてる…。セイレーン相手にあんな戦い方ができるなんて…。 |
テスターβ | そんな…この私がこんなのに傷を負わされるなんて…あり得ない。 |
テスターβ | この、このっ…人間のくせに! |
指揮官 | セイレーンを攻撃するように指示する(選択肢1) |
明石 | どういうことにゃ?いま撃ったらマーシィドッグも巻き込むにゃ。 |
プリンツ・オイゲン | 違うわ。指揮官、あなたも読めているのね。あのATの中にいるヒトの考えを。 |
瑞鶴 | ああっ、マーシィドッグが何発か喰らった。 |
青葉 | ん?コックピットの中から手が……あれは――ゴーサイン!? |
エンタープライズ | ふん、そういうことか。 |
指揮官 | 撃て!(選択肢1) |
全員 | 了解! |
テスターβ | あああ、私の身体が崩れてゆく。こんなのにまた負けるなんて…。 |
雪風 | やった!テスターβをやっつけたのだ! |
プリンツ・オイゲン | マーシィドッグの装備だけだとセイレーンに致命打を与えられない。だから指揮官、あなたセイレーンが満身創痍になるのを待っていたのね。 |
ピュリファイアー | ハハハ!いやいや、まさかこんな凄いだなんて!私も戦う!戦いたい!ねえねえ戦ってくれるよなぁ!!! |
エンタープライズ | ピュリファイアー…!くっ、さっきの攻撃で弾薬も艦載機も尽きている…。 |
青葉 | マーシィドッグもボロボロね…まだ浮いてはいるけど……。 |
プリンツ・オイゲン | これはもう本当に無理かも…。 |
光と影、絶望と希望は交互に訪れる。彼女らの放つ光は闇を打ち砕くことができるのか?次回「交錯」。人には変えられないものがある。 |
6、交錯
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 第六話 交錯 | |
ピュリファイアー | もう戦わないの?じゃあ全員死刑ー!まとめて死ぬがいいわ!! |
プリンツ・オイゲン | 雪風、指揮官を連れて逃げなさい。あなただけならまだ…。 |
瑞鶴 | そうね。たとえ撃てなくても私たちが最後まで盾になる。指揮官だけはやらせない。 |
雪風 | 待つのだ。雪風様だけ逃げるなんて出来ないのだ。 |
青葉 | お願い雪風様!あの大戦でも生き残れた連合艦隊で随一の幸運艦なんだし、どこかで「異能生存艦」とか言われてたでしょ?。雪風様しか頼れないの! |
明石 | 最後の緊急補修パーツを雪風に使うにゃ…。 |
???(通信) | 「待て。殿なら俺ひとりでいい。やつの足を止める。」 |
エンタープライズ | ……門外漢の意見かもしれないが、その機体はこれ以上……。 |
指揮官 | まだ勝機はある。(選択肢1) |
???(通信) | 「お前もそう思うか。」 |
???(通信) | 「俺がやつの隙きをつくり、その間にお前たちが集中砲火で仕留める。」 |
???(通信) | 「心配は不要だ。俺は簡単には死なない。」 |
青葉 | マーシィドッグが今度はピュリファイアーに向けて突撃していく!チャンスは今よ! |
ピュリファイアー | いいねぇ!やっぱりこんな人間見たことない! |
ピュリファイアー | ただ、テスターβすらギリギリでしか倒せないのに、この私の相手が務まるかな??? |
??? | 連合艦隊全艦、全砲門開け!一斉攻撃せよ! |
??? | 我が王家の栄光にかけて、眼前の敵は残らず叩きのめすわよ!全艦突撃、行きなさい! |
??? | 鉄血の兵士たちよ!敵を引き裂く狩りの時間だ! |
??? | まったくビッグEも頼りないんだから〜。みんな!戦闘を始めるよ〜残らずやっつけちゃおう! |
明石 | 助かったにゃ!委託組が帰ってきたにゃ。 |
プリンツ・オイゲン | まさか!どうやって…。 |
ピュリファイアー | うーん。参ったなぁ。予想よりだいぶ早いじゃない…って、危なっ。それだけボロボロなのに、ATがなんでそんなに戦えるんだ!? |
クイーン・エリザベス | やはり指揮官にはこの私がいないとダメのようね。 |
グラーフ・ツェッペリン | これだけの敵が居るとは壮観だな。こいつら全てを葬れると思うと楽しくて仕方ない。 |
長門 | 余も加勢に……。 |
瑞鶴 | みんな!来てくれたんだ! |
サラトガ | もお〜。こういうのはビッグEにやって欲しいんだけど〜。 |
長門 | ……うっ……/// |
エンタープライズ | これで戦力は互角以上!…よし!みんな行こう! |
青葉 | あのATはもう流石に限界っぽい。急がないと…! |
ピュリファイアー | おお!騒がしくなったわ!! |
ピュリファイアー | たかだか少し数が増えたところで、私に勝てると思わないでね!! |
雪風 | あれは…。 |
プリンツ・オイゲン | 高出力レーザーを撃つつもりよ! |
青葉 | 損傷している私らがいまアレを喰らったらひとたまりもないよ! |
エンタープライズ | しまった!間に合わない! |
ピュリファイアー | あはははは!!全員まとめて塵に戻っちゃえ―――!! |
ピュリファイアー | ……!?あなた…………生身の人間なのに、どうやってレーザーを…!!? |
声 | 「俺の戦争はもう終わった。お前たちの戦争に興味はない。」 |
声 | 「この力のことが知りたいなら勝手に探せ。俺を――巻き込むな。」 |
声 | 「お前たちがどんなに大きい力を持っていようが、俺はお前たちには従わない。」 |
絶体絶命に戦慄する彼女たち。その先にあるのは勝利か死か?決戦の行方はいかに?最終回「方舟」。戦士は次の戦場へ向かう。 |
7、方舟
会話内容を開く
『装甲騎兵ボトムズ』コラボシナリオ 最終話 方舟 | |
プリンツ・オイゲン | 高出力レーザーを撃つつもりよ! |
エンタープライズ | しまった!間に合わない! |
瑞鶴 | あれは…!マーシィドッグがレーザーの砲身に取り付いた! |
青葉 | 何をするつもりなの? |
ピュリファイアー | あはははは!!全員まとめて塵に戻っちゃえ―――!!! |
ピュリファイアー | そんな……なんで、この私が……!! |
雪風 | ピュリファイアーが爆発した? |
エンタープライズ | いったい何が起こったんだ? |
プリンツ・オイゲン | ATで砲身の基部を壊して暴発させたのね…。 |
青葉 | そんな捨て身の戦法を…。 |
瑞鶴 | あのパイロットはどうなったの? |
雪風 | 消えてしまったのだ。恐らくあの爆発で…。 |
プリンツ・オイゲン | そう…どこの誰だか分からない人だったけど、最後まで私たちを助けてくれたのね。 |
青葉 | とんでもない技量の人だった。きっと様々な戦場を渡り歩いてきたんだろう…。 |
エンタープライズ | 全員、勇敢な戦士に対し敬礼! |
(暗転) | |
瑞鶴 | ハッ…。 |
青葉 | あれ? |
プリンツ・オイゲン | なんで…?私らここにいるの? |
エンタープライズ | さっきまで海で…、疲れすぎて帰路の記憶がないのか? |
青葉 | でも、ここって昨日、エンタープライズが見つけた資料を見て酒盛りしたそのままになってる…。 |
雪風 | うぅ……何も思い出せないのだ…なぜかセイレーンと戦って、なぞのロボットが助けてくれて……そんな気がしてるのだ。 |
プリンツ・オイゲン | えっ…私もよ…。まさかそんな…。 |
エンタープライズ | これは一体どういうことだ…? |
瑞鶴 | みんなで同じ夢見るなんてあるわけ…。 |
青葉 | そういえば、明石はどこいった? |
明石 | おーい。みんな起きたかにゃ? |
プリンツ・オイゲン | 明石、どこ行ってたの? |
明石 | 明石はいつも早起きだからにゃ。みんなより先に起きて、お店の朝の仕込をしていたんだにゃ。 |
明石 | そうそう。みんなに見せたいものがあるんだにゃ。外に出てくるにゃ。 |
(暗転) | |
エンタープライズ | こっ…これは! |
プリンツ・オイゲン | 嘘でしょう…。これはあの資料の…! |
明石 | 起きて外に出たら置いてあったにゃ。 |
青葉 | 中に人は居たの? |
明石 | んん?これは見た目はマーシィドッグそっくりだけど、ただのハリボテだにゃ。 |
雪風 | 嘘ついたらダメなのだ。雪風たちはさっきまで一緒に戦っていたのだ。 |
明石 | 明石もそう思ったけど、調べてみたら人は乗れるけど、やっぱり単なる家具らしいにゃ。 |
瑞鶴 | えっ、ちょっと中を見せてちょうだい。 |
雪風 | 雪風様にも見せるのだ! |
プリンツ・オイゲン | もう、ワケが分からない…。ふたりともバタバタしないで!ケホッケホッ…むせるわよ…。 |
(暗転) | |
ピュリファイアー | あんなことしてまで観測したけど、データはまあまあ取れたんじゃない? |
オブザーバー | どうでしょう?あの存在はあまりにも特殊すぎるわ。「ソウゾウシュ」すらもそれを解明出来なかったのよ? |
オブザーバー | こうしてあの次元を観測するだけでも大変だし、計画は一時凍結するしかないじゃない? |
テスターβ | 例の「彼」はどうなったの? |
ピュリフィアー | アハハ。情けないことに爆破させられたのは私だけ。彼はあの衝撃で去って行ったよ。 |
テスターβ | 行動パターンを特定するのにあの流星?の軌道まで計算してたなんて、人間って本当に理解できない……。 |
オブザーバー | 愚痴言わないの。次の作戦準備に入ってもらうわよ。 |
オブザーバー | (体質や道具に頼らなくても、あの力を発揮できる精神力と覚悟……。) |
オブザーバー | (こっちの小動物たちがそれを得たとき、いったいどういう変化を引き起こすのでしょうね…うふふ。) |
(暗転) | |
(目が覚めた時、俺はかがり火の側にいた。) | |
(追う者、追われし者、そして巻き込まれる者。あの青き星での幻覚は一瞬にして終わった。) | |
(あの少女たちの目に写っていたのは、絶望ではなく希望だった。互いの名前さえ分からずとも、共に戦っていた。) | |
(俺の旅はこれからも永遠に続く。) | |
(それが夢だろうと、現実だろうと……。) |
PukiWiki 1.5.2 © 2001-2024 . Powered by PHP 7.4.33. HTML convert time: 0.107 sec.
wikiru.jp コメントあぼーん Copyright © 2017 Shikikan. License is Apache License 2.0
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照