ウェストバージニア

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基本情報 †

プロフィール
	名前	ウェストバージニア USS West Virginia
	レアリティ	SR→SSR
	艦種	戦艦
	陣営	ユニオン
	CV	森永千才
	イラスト	_Chuzenji_
	耐久	A→A	火力	A→A
	雷装	E→E	回避	D→D
	対空	D→B	航空	E→E
	速力	21	運	61
	装甲	重装甲
	SD
自己紹介
あの「海軍休日」といわれていた日々の中で、 私と姉たちは世界最強の戦艦として「ビッグセブン」という輝かしい称号を授けられた。 しかし時代が移り変わったとはいえ、私たち三姉妹が艦隊を支えるだけの実力を持っていることに変わりはない。 これだけは、どうか忘れないでほしい

スキル名		効果
	BIG SEVEN	主砲発射時20.0%(MAX40.0%)で特殊弾幕を発動する(威力はスキルレベルによる)
	BIG SEVEN ウェストバージニア	自身の主砲攻撃時40.0%(MAX70.0%)で発動し、前方一直線に向けて特殊弾幕Lv.1-10を展開する（威力はスキルレベルによる）。戦闘中自身がダメージを受けて耐久が上限の35%を下回った場合に一度だけ、このスキルの特殊弾幕を展開する
	レイテを見届けた者	戦闘開始時、自身の火力が4.5%(MAX12.0%)アップ； 戦闘開始時、味方に自身以外の戦艦・巡洋戦艦がいる場合、自身の命中・対空が4.5%(MAX12.0%)アップし、【BIG SEVEN ウェストバージニア】の特殊弾幕を強化する、さらに下記の効果を適用する： ①特殊弾幕の砲弾が命中した敵に5秒間、速力30%ダウンさせる； ②このスキルで速力をダウンさせた敵に対して味方戦艦・巡洋戦艦が与えるダメージが8%アップ

大陸版wikiのページ:http://wiki.biligame.com/blhx/

改造 †

改造後のキャラ絵 †

改造後のキャラ絵を開く

[添付]

改造後ボイス †

着せ替え †

着せ替え画像を開く

シーニック・ラプソディ
	[添付]

着せ替え後(シーニック・ラプソディ)ボイス †

ボイス †

ゲームにおいて †

2018年10月末開催のイベント｢闇に堕ちた青き翼｣にて実装されたユニオン所属の戦艦。
B3,D3海域のどちらかを☆3にする限定任務か、海域ドロップにて入手する事が出来た。
現在は同イベントの作戦履歴追加に伴い、作戦履歴での海域ドロップかコアショップから入手する事が出来る。

性能 †

改造前は同時に実装されたコロラドと差はなく、癖の強い「BIG SEVEN」についてもロドニーと同様。
改造後は「BIG SEVEN」の強化に加えて新スキルが一つ追加されるため、これらの艦よりも更にポテンシャルが高まる。

スキル †

• 「BIG SEVEN」
  主砲発射時20.0%(MAX40.0%)で特殊弾幕を発動する(威力はスキルレベルによる)
  重桜を除くビッグセブン共通スキル。
  面での制圧力が高く雑魚艦隊を纏めて倒せる。

オススメ装備/編成 †

主砲 †

徹甲弾	試作型457mm連装砲MKA	入手	兵装開発　　　科学研究2期　　　プロトショップ
	中・重装甲に強い徹甲弾砲。 比較的装填が速く威力は十分、さらに着弾収束も優れている。
榴弾	406mm三連装砲MK7	入手	兵装開発
	戦艦榴弾砲の最上位品。軽装甲の敵と主に戦う場合に。
徹甲弾	試作型406mm／50三連装砲	入手	科学研究3期　　　プロトショップ　　　兵装開発
	中・重装甲に強い。攻撃速度調整用。 406mm三連装砲B-37 MK-1(T3)や試作型380mm三連装砲Mle1935も性能が近い。
徹甲弾	試作型406mm連装砲Mk4	入手	兵装開発
	装填が速く、中・重装甲に対する威力もまずまず。弾速が高く着弾収束にも優れる。 但し5回目以降の装填時間にペナルティがあり、短期決戦用。
榴弾	試作型406mmSKC連装砲	入手	兵装開発　　　科学研究2期　　　プロトショップ
	比較的装填が速く、軽装甲に対する威力が高め。 弾がばらけにくく、対単体向きの榴弾砲。
榴弾	試作型380mmSKC三連装砲	入手	兵装開発
	攻撃範囲に優れた砲。榴弾砲最速の弾薬速度も持ち味で小型艦狩りに向く。
榴弾	試作型305mmSKC39三連装砲	入手	兵装開発　 　　科学研究3期
	攻速と攻撃範囲に優れた砲。量産型処理に特化するなら。

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副砲 †

徹甲弾	138.6mm連装砲Mle1934	入手	イベント 赫輝のマルティリウム
	弾速の高い徹甲弾砲。高い火力値で主砲の攻撃力にも貢献できる。 火力+55
徹甲弾	試作型137mm連装両用砲Mk1	入手	兵装開発
	弾速の高い徹甲弾砲、長射程。戦艦・巡戦・砲艦の副砲枠専用装備。 火力+35 対空+10
通常弾	試作型130mm連装砲Model 1936	入手''	科学研究5期　　　プロトショップ
	通常弾の長射程砲。弾速は平均的。副砲で撃つ機会はあまりないが、対重装甲ダメージ倍率が低い点に注意。 火力+35 対空+10
榴弾	127mm連装副砲	入手	兵装開発
	弾速は低いが軽装甲艦に効果が高い榴弾砲。 扇状に4発の砲弾を放ち、広い範囲を攻撃できる。火力+25
榴弾	127mm連装両用砲MK12	入手	クロキッド箱　　　通常海域 5-1他　　　兵装開発
	2発×2連射タイプの榴弾砲。比較的入手しやすい。 高めの対空値補正で航空機の左端突破ダメージを少し軽減できる。火力+20 対空+25。

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対空 †

射程30	連装ボフォース40mm機関砲STAAG	入手	科学研究1・4〜7期　　　兵装開発
	命中を補える対空砲。 威力と射程はまずまず、装填は速い部類で対空砲本来の能力も悪くない。
射程35	134mm連装高角砲(対空砲)	入手	兵装開発
	対空砲枠で火力を増強できる。 対空砲本来の能力としては長射程かつ高威力だが装填が遅く、やや癖のある部類。
射程35	113mm連装高角砲	入手	ヴィスカー箱　　　兵装開発　　　通常海域 7-2他
	対空砲本来の機能しかないが、長射程かつ高威力。入手性も比較的良い部類。

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設備 †

	アドミラルティ射撃統制システム	入手	誠閃の剣　搖光の城
	命中を大きく引き上げ、火力を増し、主砲の初回装填時間を15%減少、さらに主砲の着弾収束を改善する神設備。 下位装備にあたる高性能火器管制レーダーとは同時装備不可。
	高性能火器管制レーダー	入手	科学研究3/4/5/6期
	命中と火力を増し、主砲の初回装填時間を15%減ずる。火力よりも命中寄り。
	一式徹甲弾	入手	コアショップ
	命中と火力を増す設備は複数あるが、一式徹甲弾は火力寄り。 加えて主砲のクリティカルダメージを上昇させることができる。
	SHS	入手	コアショップ
	火力を大きく増す設備。 加えて主砲のクリティカル発生率を上昇させることができる。

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編成 †

キャラクター †

ユニオン所属のビッグセブン、コロラド級戦艦の4番艦。
ビッグセブン以外の艦に対しては少し冷たい、という雰囲気を発しているが、
本当は心のどこかでかの大戦での自分のカンレキに負い目を感じている。
(公式Twitter紹介)

三姉妹でありながらも4番艦なのは、ワシントン海軍軍縮条約によって3番艦のワシントン（ワシントンとは別の艦）が建造されなかったため。

大戦の運命に翻弄されたユニオン戦艦。コロラド級の末妹。
左目の下に泣きぼくろ、耳には小さなピアス。髪は時雨のように内側が違う色の黒髪。この髪は太股まであるが、後頭部で結んでいる部分だけは短い。

• 奇しくも時雨とは、夜のスリガオ海峡で対戦した。

口調は軍人らしく男のようで、未熟な指揮官を叱咤しながらも、良く出来たときには褒めてくれる。
一見冷たい雰囲気を醸し出しているものの、実際は『かの大戦』で敵であった重桜のKAN-SEN達にも敬意を払っており、仲間を守りたいという思いを内に秘めている。
「ビックセブン」である自分の力に誇りを持ってはいるが、かの大戦で航空機により大規模な被害を被った経験から、自分たち戦艦が戦場の主役でなくなったことを理解している節がある。

• 彼女が『屈辱』と言っている真珠湾攻撃は、空母艦載機による新たな戦略の幕開けでもあった。
  後に戦いを挑むはずだった戦艦大和も、航空攻撃の前に沈んでいる。

知り合い時の台詞は、真珠湾攻撃において日本海軍機の奇襲に合い大破着底して、その後魔改造と呼べる大規模な近代化改造を行ったことによるもの。
満を持して再起したウェストバージニアだったが、すでに戦況は傾きかけていた時期。
山城をレイテ沖海戦(スリガオ海峡海戦)で討ち取った際には相手のトラブルや、こちらの待ち伏せが上手くいったこともあり、連合国軍艦隊およそ80隻vs西村部隊7隻という一方的な物量差。
しかも西村部隊は前日の昼間の空襲で損傷した艦がいた状態。ほとんどが前哨戦の雷撃で沈み、それを振り切って主力艦隊の前に姿を現したのは、山城と最上、そして時雨だけだった。

• このとき、精いっぱい戦って散った西村部隊に、ウェストバージニアは尊敬の念を抱いている。
• 大和との対戦も叶わず、かつてビッグセブンと呼ばれた戦艦としては消化不良のまま終戦。そして戦艦の時代は本当に終わり、他の戦地へ向かうこともなく退役、解体される。

「スポケーントロフィー」とは、艦船の戦闘能力を認める賞であり、かつてウェストバージニアも受賞している。

中国版では2017年末のイベント「堕落之翼」で実装されていたが、当時とは大幅に異なるデザインで実装される (参考：中国版wikiの旧立ち絵)*2。

ウェストバージニアといえば、1970年代にアメリカ出身のカントリー・フォーク歌手のジョン・デンバー（1943-1997）が作曲し、大ヒットしたウェストバージニアが舞台の歌「Take Me Home, Country Roads(カントリーロード、故郷へ帰りたい)」がとても有名。
現在でもこの曲をカバーしているミュージシャンは非常に多く、アメリカのポピュラーソングとなっている他、2014年に公式にウェストバージニア州の州歌となった。
このためかアズールレーン英語版の公式ツイッターにイラストが掲載されるやいなや、リプライで歌詞が書き連ねられた。
日本でもスタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」のOPにポピュラー歌手のオリビア・ニュートン＝ジョンのカバーが、挿入歌及びEDテーマ曲には同映画の主人公の声優を務めた本名陽子の歌う日本語バージョンが使用された。コンクリート・ロードはやめといた方がいいよ

• 更にはその日のうちにギターを弾きつつ歌っているファンアートまで作成された。仕事はえーよ。
• また、公式絵師のツイッター上でも同様にギターを持って弾き語るイラストが投稿されている。なお同アカウントではウェストバージニアの設定画なども公開されている。
• 余談だが、この曲の作詞者であるジョン・デンバーと二人の共作者らはそもそもウェストバージニア州へ行ったことは無く、歌詞に登場するブルーリッジ山脈やシェナンドー川は実際には隣のバージニア州にかかっていることを知らずに曲を売り出してしまった。
  しかし、後に彼らのファンにウェストバージニア州にはブルーリッジ山脈とシェナンドー川の両方を一望できる場所があることを伝えられ、デンバーらは驚いたという逸話が存在する。

バレンタインメッセージ †

元ネタ †

• アメリカ海軍のコロラド級戦艦の4番艦ウェストバージニア(USS West Virginia, BB-48)。姉艦のメリーランドと同じ、バージニア州ニューポート・ニューズのニューポート・ニューズ造船所にて1920年4月12日起工、1921年11月17日進水、1923年12月1日就役した。
  名前の由来は、アメリカの35番目の州であるウェストバージニア州にちなむ。
  • 本来は4姉妹として予定されていたコロラド級だが、3番艦であるワシントン(BB-47)は軍縮条約によって建造中止となり、その名は次世代の戦艦ワシントン(BB-56)へと引き継がれた。
• 船体の基本設計はやや古いものの、当時世界最強となる16インチ(40.6cm)砲を装備したビッグセブンの一角として姉妹艦のコロラド、メリーランドと共に太平洋方面に配備される。
  1940年には根拠地をハワイの真珠湾へと移し、もしも日本との戦争が勃発すれば太平洋の向かい側に位置する日本海軍の戦艦部隊と決戦を行い、その雌雄を決する…はずであった。
• しかし1941年12月8日、突如として来襲した日本海軍の空母6隻の艦載機による真珠湾攻撃によって、太平洋に配備されていた戦艦部隊はほぼ壊滅状態に陥ってしまう。
  ウェストバージニアにも魚雷6本と爆弾2発が命中し、深刻な浸水と大火災に見舞われた。迅速なダメージコントロールによって転覆は免れたものの船体は着底し、30時間もの間炎上し続ける事となる。
  • 炎上するウェストバージニアの写真は真珠湾攻撃の象徴として扱われる事が多く、日本の教科書などにもこの写真がたびたび掲載されている。なおこの火災の消火活動においては、比較的被害の少なかった戦艦テネシーも協力していた。

• 甚大な損傷を受けたウェストバージニアであるが、アメリカ海軍はこの艦を修復し再び戦力化させる事を決定する。着底から約半年後の42年5月17日に浮揚され、乾ドックに移送されて詳細な被害検査と応急処置が行われた。
  更に１年後の43年5月、何とか航行が可能なまでに回復したウェストバージニアはアメリカ本土まで回航され、ワシントン州のピュージェット・サウンド海軍工廠において本格的な修理と大規模な近代化改装を行う事となる。
  ウェストバージニアに施された魔改造

  • この近代化改装であるが、熾烈化する航空攻撃と雷撃に対応するため船体のあらゆる箇所に手を入れ、ほぼ原形を留めないまでの大改装となった。具体例を挙げると
    • 上部構造物を丸ごと撤去し、新型戦艦に準じた構造の艦橋や煙突を新造。
    • ノースカロライナ級と同等となる最新式の射撃管制装置、及び射撃レーダーMk.8を装備。また捜索レーダーとして対水上SGレーダーおよび対空SCレーダーを設置。
    • 水平装甲は大幅に強化され、装甲厚は合計で140mm〜165mmまで向上。対16インチ砲防御を備えた新型戦艦と同等のレベルまで引き上げられる。
    • 対空火器も大幅に増設され、127mm連装両用砲MK12を8基、四連装ボフォース40mm機関砲を10基、20mmエリコン機関砲を50基搭載。全身の至る所に対空砲を満載しハリネズミのような重武装となる。
    • 対水雷防御の強化と重量化した船体の浮力を確保するため舷側に大型のバルジを装着。
  • と、正に魔改造と呼ぶに相応しい内容である。改装前後のウェストバージニアを見比べるととても同一の艦とは思えないシルエットとなっている事が確認できるだろう。
    なお、改装の代償として就役時は33,590tだった満載排水量は40,396tまで増加。また装着したバルジによってパナマ運河の通過が不可能となり、速力も0.5ノット低下している。

• 1944年に改装を終えたウェストバージニアは、同年9月23日を以て真珠湾への帰還を果たす。太平洋艦隊に復帰した彼女はすぐさま最前線へと送られ、ジェシー・バートレット・オルデンドルフ少将率いるTF77.2（第77任務部隊・第2群)の一員としてフィリピン進攻へと参加する。
  この艦隊はウェストバージニアと同じく真珠湾で損傷して修復された戦艦を中心として編成された部隊であり、テネシー、カリフォルニア、ペンシルベニア、メリーランドなどもこの艦隊に参加していた。
  • 日米海軍の決戦となるレイテ沖海戦において、オルデンドルフ艦隊はスリガオ海峡に突入してきた日本の西村部隊(第一遊撃部隊第三部隊)を迎え撃つ役割を担った。
    艦隊の最後列に配置されたウェストバージニアもレーダーで西村部隊を捕捉し、突入してくる戦艦山城に対して16回の斉射を行い、これの撃沈に貢献している。この山城と米戦艦群の砲撃戦が、世界最後の「戦艦同士の砲撃戦」となった。
• レイテ沖海戦での勝利後もフィリピン周辺やジャワ島の戦い、そして沖縄戦においてもウェストバージニアは上陸支援のための砲撃に従事することとなる。
  1945年の4月上旬には、戦艦大和の沖縄特攻に際して姉妹艦のコロラド、メリーランドと共に大和迎撃部隊として選出されるが、結局大和は空母艦載機によって撃沈されてしまい、大和との対決を心待ちにしていた戦艦部隊は大きく落胆したという。

• 1945年8月に日本はポツダム宣言の受諾を発表し、ウェストバージニアは9月2日の降伏文書調印式に臨席、ここに太平洋戦争が終結した。この式典ではウェストバージニアから5人の軍楽隊がミズーリへと移譲し演奏を行っていた。
  占領任務に従事したウェストバージニアは帰還する兵士たちを乗せ、10月にはカリフォルニア州サンディエゴへと到着する。この年の海軍記念日には、約25,000人もの訪問者が彼女の元へと訪れたという。
  戦後は1947年1月9日に退役し、その後1959年8月29日にユニオン・ミネラルズ・アンド・アロイ社にスクラップとして売却された。
  解体時に取り外されたメインマストはウェストバージニア大学に贈呈され、現在も展示されている。また艦内の時鐘はウェストバージニア州立博物館へ贈呈された。

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