エイジャックス

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基本情報 †

プロフィール
	名前	エイジャックス HMS Ajax
	レアリティ	R→SR
	艦種	軽巡
	陣営	ロイヤル
	CV	中条智世
	イラスト	梦咲楓(かえで)
	耐久	C→C	火力	B→B
	雷装	B→A	回避	B→B
	対空	C→C	航空	E→E
	速力	32	運	74
	装甲	軽装甲
	SD
自己紹介
リアンダー級軽巡洋艦のエイジャックスです。 指揮官、ラプラタ川に行ったことありますか？あそこには私の素晴らしい記憶がありますの。ふふふ……

スキル名		効果
	火力全開	20秒毎30.0%(最大レベルで60.0%)で発動。10秒間自身の火力が20.0%(最大レベルで40.0%)アップ
	大物狩り（要改造）	自身の回避・雷装が5.0%（15.0%）アップし、自身が中装甲の敵に与えるダメージが15.0%（25.0%）アップ。 自身が重巡洋艦である場合、自身の主砲攻撃が同じ敵に4回命中した場合、その敵の速力を5秒間15.0%（30.0%）ダウンさせる（この効果は敵の速力ダウンしている間再度適用されない）
	全弾発射-リアンダー級I/II	自身の主砲で12回(8回)攻撃する度に、全弾発射-リアンダー級I(II)を行う

全弾発射スキル	特殊弾幕スキル
	-

大陸wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/

改造 †

改造後のキャラ絵 †

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改造後ボイス †

着せ替え †

着せ替え画像を開く

パーティークイーン
ショップにてダイヤ780で購入可
バレンタインのご褒美？
	[添付]

着せ替え後(パーティークイーン)ボイス †

着せ替え後(バレンタインのご褒美？)ボイス †

ボイス †

ゲームにおいて †

性能 †

火力・雷装がやや高めの標準的な軽巡洋艦。
これと言った特徴はないが、最初から主砲と魚雷の補正が高めなので中々の火力を出せる。
　
しかし、エイジャックスが本領を発揮するのは改造後。
なんと火力213、雷装359、主砲・魚雷補正160%（Lv120、好感度100）というトチ狂った数値に進化する。
その火力は軽巡1位を誇り、雷装も神通改・川内改・スウィフトシュアに次ぐ4位*2。
主砲砲座+1を持つ砲撃重視の軽巡には砲撃によるDPSで負けることもあるが、こちらは雷撃があるため総合火力ではまったく譲らない。

全弾発射は9wayを2連射とクセのない扱いやすいもの。その挙動上道中の雑魚散らしに向いている。オートでも安定した効果を期待できる。
恵まれたステータスにトップクラスの主砲・雷装補正、スキル効果、加えてロイヤル艦としてクイーン・エリザベスのバフが乗り、軽巡どころか全前衛の中でもトップクラスの高火力を発揮できる。
ここまで盛りまくった性能でありながらコスト9という低燃費も見逃せず、低レアの改造艦故に必要な改造図の少なさから初心者にも優しい。

総じて攻撃面に関しては非常に強力な艦船であり、砲撃、雷撃が高レベルでまとまってるためどんな敵にも十分対応できるポテンシャルを持つ。
しかし弱点として、改造後でも耐久力はほとんど伸びず、対空も平凡なので守りに弱い。
良くも悪くも火力全振りな性能なので、他の前衛によるケア、主力の支援が望ましい。

2020/12/22のアップデートで「大物狩り」に雷装値を上昇させる効果が追加されて雷撃能力に磨きがかかり、駆逐艦を差し置いてロイヤルの前衛としては雷撃能力トップの座に就く。
同日のアップデートでSSR駆逐のジャベリン改も雷撃補正が10%上乗せされており、中装甲以外を相手にする場合にはほぼ同程度の雷撃能力になる。

• スキル
  • 「火力全開」
    多くの巡洋艦が持つスキルの1つ。
    元々高い火力値を持つエイジャックスには鬼に金棒。
    発動時は目に見えてダメージが上昇するが、期待値でみるとそこまで強力なスキルではない。

• 「大物狩り」
  2020/12/22のアップデートで効果が変更され、効果量は据え置きで効果対象が重巡洋艦から中装甲全般に変更された。
  サフォークやシカゴといった軽装甲の重巡が効果対象外となったものの、一部の軽巡（アヴローラなど）や巡洋戦艦、装甲空母以外の空母が新たな対象に含まれるようになった。
  軽装甲の重巡が敵として出てくる機会が皆無に近いので純粋に強化されたとみてよい。
  また、回避と雷装が上昇する効果も追加されたため、耐久が低く雷撃能力が異様に高いエイジャックスには非常にありがたい。
  一方で相手の速力をダウンさせる効果はエクセターの同名スキルとの共通効果であり、エイジャックスには無関係なので注意。

オススメ装備/編成 †

火力・雷装ともに装備補正値まで含めて凄まじい高さを誇る。高性能の装備を持たせれば確実に活躍してくださる。

主砲 †

画像	装備名	備考
	試作型三連装152mm両用砲Mk17	迷ったらとりあえずつけておけば間違いない榴弾主砲。 設計図が科学研究限定なので入手難易度がネック。
	155mm三連装砲T3	扇形に3発の榴弾を発射する軽巡砲。お手軽に入手できるので試作型三連装152mm両用砲Mk17が用意できなければコレを付けておけばいい。
	試製152mm三連装砲	迷ったらとりあえずつけておけば間違いない徹甲弾主砲。 設計図が科学研究限定なので入手難易度がネック。
	150mmTbtsKC／36連装砲T3	弾道が素直で入手も楽。お手軽に入手できるので試製152mm三連装砲が用意できなければコレを付けておけばいい。

魚雷 †

重桜勢ほどではないが雷装値も補正も高いのでなるべく良いものを乗せたい。

画像	装備名	備考
	533mm五連装磁気魚雷T3	通称、虹魚雷。磁気魚雷のためオート適正が高い。 過去のイベント産で現在では必要素材が重いが兵装開発で入手可能。
	533mm四連装磁気魚雷T3	虹魚雷に比べて装填が速く、オート向き。 クラップ装備箱から手に入るので入手は比較的容易。
	610mm四連装魚雷T3	総ダメージが魚雷中トップ。しかし拡散範囲や航速の観点から手動向き。
	533mm五連装魚雷T3	図鑑報酬や全陣営の装備箱から手に入る入手性のいいバランス型魚雷。 反面、拡散範囲が広く全弾命中させるには密着して撃つ必要がある。

対空 †

画像	装備名	備考
	113mm連装高角砲T3	高威力長射程の対空砲。ドロップ場所がLv上げに向いているため、ついでに集まるのが嬉しい。 対空値が低めかつ補正値も100%しかないのでそこまでこだわる必要はない。

設備 †

設備は基本的に防御力を底上げして脆さをカバーするのが主眼となる。

画像	装備名	備考
	応急修理装置	低目の耐久を補う設備。 バルジや消火器と合わせることで盤石となる。
	強化油圧舵	こちらも耐久を間接的に補う設備。 QEと同時編成するのであれば回避率上昇バフも貰えるのでより効果が高まる。
	九三式酸素魚雷	雷撃の補正値が高めなので雷装値を上げる恩恵は大きい。仮想敵の重巡を狩る際にも雷撃は有効。
	消火装置T3	10章以降や高難易度海域での炎上対策に。

編成 †

エイジャックス自身は「自己完結型の火力偏重艦」のため、相手や艦隊を選ばずアタッカーを務めることが可能。
艦隊全体の編成でバランスを取る場合はその脆さをカバーする存在が必要になるだろう。

• クイーン・エリザベス
  我らが女王様。ただでさえ高い火力と雷装を割合で上昇させるため強力。

• イラストリアス
  装甲空母によるシールドと対空のカバーが好相性。

• リアンダー
  「砲術指揮・巡洋艦」による火力上昇と煙幕散布による回避支援をしてくれる頼れるお姉さん。防空面も補ってくれる。
  ここにベルファストを加えるとリアンダーとは発動タイミングの違う煙幕が追加されるため更に安心感が増す。

• ニューカッスル改、ロンドン
  「砲術指揮・前衛」で火力アップ。
  ニューカッスルはロイヤル軽巡にしては珍しく対空値・対空補正が高い上に「対空配置」を持つためリアンダー同様防空面で頼りになる。

キャラクター †

好きなもの・こと：ムキになってくれる先輩、ちょっとした嘘を信じてしまう友人
苦手なもの・こと：からかっても面白くない相手、優しく接してくれる人
趣味　　　　　　：子豚ちゃんをからかうこと
特技　　　　　　：洞察力

（クロスウェーブより）

多種多様なキャラクターが並ぶ本作でも特にドSっぷりが極まった女王……いや、お嬢様。通称『ロイヤルのやべーやつ』。
おしとやかな性格のリアンダーや、活発なアキリーズとは全く違う性格の妹である。

真っ赤な目で見下し、指揮官や敵艦を「子豚ちゃん」と呼び、改造後にはストッキングに包まれた足を見せつけるなど徹底したSっぷり。
このことから、一部の指揮官の間では大変人気があるらしい。
アズレン一周年を記念して実装されたスキン『パーティークイーン』では、床に垂らしたワインを舐めさせるがごとく盛大にぶちまけている。

艦隊の同性に対しても「運動したあとの子豚ちゃんたち、見ていて美味しそう」と、かなりやばい発言が飛び出す始末。
しかし、彼女なりの節度はわきまえているらしく、キャラストーリーを見る限りでは因縁のあったシュペーと仲良くやっているようだ。
出演こそしていないものの、オクラホマとも親交がある様子が描かれている。

指揮官に対しても愛情が芽生えるようだが、表現が彼女なりのやり方になるため、やっぱり"そっち方面"のプレイが行われるらしい。
うかつにタッチ2でもしようものなら、生殺しにされるとか何とか……
むろん、我々の業界ではご褒美である。また、台詞の端々は意外に愛らしい。

エイジャックス(Ajax)の艦名の由来となった大アイアース（Aias,アヤックス;Ajaxともいう）はアキレウスのいとこで、大柄・豪放磊落・巨大な盾で有名なギリシャ神話屈指の大英雄にして、トロイア戦後神に欺かれて死んだ悲劇の主人公である
（ちなみに、ギリシャ神話には同名の同僚もいて、そちらは小柄で性格も小物なので小アイアースという）。
サディスティックさを含んだお嬢様系の性格は、「戦闘中に神の助力を拒んだ高慢さにより神の怒りに触れた」という大アイアースの設定に由来しているのかもしれない。

なお、艦の紋章につけられたモットーは”Nec quisquam nisi Ajax”。
直訳すると「エイジャックスを除いて誰もいない」であるが、アイアースの物語ゆえに、これは「エイジャックスの他にエイジャックスに打ち勝つ者無し」を意味する。
乗員にとっても思い出深い言葉であるそうで、そういった自信が言動に表れているとも考えられる。

7代目（元ネタ節参照）エイジャックスは本人曰く「3番艦」だが、予算要求から竣工まで全て5番目であり、普通は5番艦として扱われる。
ニュージーランドへ養子に出された（同王立海軍に移籍した）リアンダーとアキリーズを除いて、3番艦のオライオン（未実装）と4番艦のネプチューン（同名の計画艦とは異なる）のみ数えているのかもしれない。
もう一つの可能性として考えられるのが、1963年に就役したリアンダー級フリゲート艦の8代目エイジャックス（HMS Ajax, F114）との混同である。
フリゲートの8代目エイジャックスは軽巡洋艦の7代目と異なり名実共に「3番艦」であるが、他の同型艦（幅広改良型含む）もネームシップのリアンダーを始め第二次世界大戦期の艦名を襲名したものが多い。
例えば、アリシューザ級軽巡洋艦4隻やJ級駆逐艦（ジュノー、ジュピター）、またリアンダー級軽巡洋艦からはアキリーズも襲名の対象となっている。

艦船通信 †

ふぅ、ようやく片付きました～。これで少し楽になったかも？

...

	Clemenceau.あら、仕事を前倒しでこなしたの？
	San Jacinto.はい～。指揮官さんに苦労させたくありませんから
	Clemenceau.なるほど？締め切りが大変なら、今度はもう少し効率を上げたほうが良さそうね
	San Jacinto.ゆっくりでもいいですよ？時間が長くても急に焦り出しちゃうヒトもいますから～
	PirateKnight.含みのある言い方だな…
	Ajax.なるほど、そうなんですね…ふふん、確かに良い発想です
	San Jacinto.あら、手伝っていただけですよ？
指揮官	お疲れ様。この後出かける？
	San Jacinto.ふふん、デートのお誘いですか？なんてね♪
指揮官	全部やってくれたのか…？
	San Jacinto.これで指揮官さんは休みが取れますね♪

キャラストーリー「私の素晴らしい記憶」 †

エイジャックスを秘書官に設定し、エイジャックスをタップするとキャラストーリー開始。

元ネタ †

イギリス海軍のリアンダー級軽巡洋艦5番艦、エイジャックス（HMS Ajax, 22）。
艦名の由来はキャラクター節で解説の通りにつき割愛するが、イギリス海軍でこの名を冠した艦船は1767年就役の三等戦列艦を初代として7代目に当たる。

1935年4月に竣工し、11月までアビシニア危機への対処のため地中海で活動している。
その後は数か月間の改装を除いて、当初から配属予定だった北米・西インド駐留艦隊に所属していた。
39年1月には、エクセターとともにチリで発生した大地震の救援に向かった。内陸地震で津波こそなかったものの、3万人近い死者を出す大惨事だった。
同年3月、エイジャックスは南米戦隊に配置換えとなった。同戦隊はエクセターとエイジャックスを中核とする小ぢんまりとした部隊で、エクセターのハーウッド艦長が二等代将として司令官を兼ねていた。

第二次大戦がはじまると間もなく、南米戦隊は大きく増強された。
部隊にはあらたにアキリーズと重巡カンバーランドが加わり、G部隊とその名を改めた。また、エクセターに新艦長が着任したことで、ハーウッド代将は司令官としての業務に専念できるようになった。
旗艦に選定されたエイジャックスは、南大西洋で通商破壊を始めた装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペーの捜索を開始する。この間、ドイツ商船を1隻撃沈し、2隻を自沈に追い込んでいる。

ハーウッド代将は襲撃された商船の発した信号からシュペーの大まかな位置や行動を予測し、12月12日、フォークランドで整備中のカンバーランドを除く3隻の巡洋艦をラプラタ川河口沖に集結させた。
翌日早朝、予想通りG部隊はシュペーを発見、交戦を開始する。
エクセターがシュペーと戦っている間にエイジャックスはアキリーズとともに全力機動で反対側に回り込み、主砲身が焼けて塗装が剥げ落ちるほどの猛射を加えた。
この戦いでエイジャックスはシュペーの28cm主砲弾を2発受けて第三砲塔が大破、第四砲塔も旋回不能となるが全体的な損傷や人的被害は比較的軽微だった。
深く傷ついたシュペーはウルグアイのモンテビデオ港に逃げ込むが、同国はイギリスに対する好意的中立国であり、修理に十分な時間を取ることが許されず最終的に自沈に追い込まれたのだった。
エイジャックスはフォークランドで整備を受け、翌年1月末からはイギリスにもどってレーダー増設などの改装を受けた。

8月に工事の完了したエイジャックスは、地中海でイタリア海軍を相手に戦うこととなり、船団護衛や陸上部隊の支援、自ら物資を積んでの強行輸送などに従事した。
この間の10月にはほぼ単独でパッセロ岬沖の夜戦を戦い、レーダーなどを破壊されながらも水雷艇2隻を撃沈、駆逐艦1隻を戦闘不能に追い込んだ。
また、翌11月には同じ戦隊に所属する姉妹艦オライオン・準同型艦シドニーとともにオトラント海峡でイタリアの船団を壊滅させている。
1942年2月には地中海を離れ、船団を護衛しながら6月にイギリスに戻り、年末までレーダー増設などの改装を受けた。
42年の大晦日に前線に復帰したエイジャックスだが、翌日500kg爆弾を受けて航行不能となってしまう。ジブラルタルまで曳航されて応急修理を受けたのち、アメリカへ回航されて修理を受けることになった。
アメリカでの修理中にはボフォース40mm四連装対空機銃を、イギリスのレーダーと連動させる形で装備した。
さらにイギリスに戻って改装を完了させ、再び地中海艦隊に復帰したときには44年2月になっていた。エイジャックスはほぼ丸2年の間、前線から離れていたことになる。

戦線復帰後はノルマンディー・南仏・ギリシア方面などで艦砲射撃を行い、上陸作戦を支援した。戦後は偶然にも、アドミラル・グラーフ・シュペー元乗員の送還に当たっている。
その後エイジャックスは再び地中海艦隊に編入され、1948年2月に除籍された。チリへの売却話もあったが、国内でその記憶を保存すべきという反対論が出て立ち消えとなった。1949年11月、解体。

カナダにはラプラタ沖海戦での活躍を記念して名づけられたエイジャックスという町があり、彼女の主錨が保存されている。同町の通りの名の多くは当時の乗員から取られているそうである。
また、戦前には彼女の乗員だった作家がその体験をもとに小説を出版している。作中に登場する架空のリアンダー級「アンティゴニー」のモデルはエイジャックスだと言われている。

7代目エイジャックスの除籍から15年後の1963年、リアンダー級フリゲートの3番艦が8代目エイジャックスを襲名する。フリゲートの8代目エイジャックスは1985年に除籍、1988年に解体された。

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