バラクーダ

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基本情報 †

名前									装備種	特性	所属陣営	艦載機速度		到達ダメージ係数
バラクーダ									攻撃機	雷撃	ロイヤル	52		480
T	アイコン	★	基本速度			航空	艦載機 最大回避		艦載機 基本耐久		設計図
			初期		最大				初期	最大
T1		3	13.30s/回		11.90s/回	12	5		152	288	なし
T2		4	12.97s/回		10.64s/回	25	5.5		167	418	7-2、別次元からの来訪者(SP2) 凛冽なりし冬の王冠(B2,D2)、仮想繋げし共時性(SP2) 黒鉄の楽章、誓いの海(A3,C3)、凍絶の北海(B2,D2)
T3		5	12.64s/回		10.31s/回	45	6		182	456	科学研究室、栄光なる最終戦(SP2) 黒鉄の楽章、誓いの海(C3)、悲歎せし焔海の詩(C3)
T	名前		ダメージ		基本速度		機銃 射程	機銃 射角	名前			ダメージ		魚雷 速度	対甲倍率
			初期	最大	初期	最大						初期	最大		軽	中	重
T1	2 x 7.7mm機銃		8	16	0.53s/回	0.47s/回	24	80	3 x 航空魚雷-汎用			90	174	3	80	110	130
T2	2 x 7.7mm機銃		9	22	0.50s/回	0.40s/回	24	80	3 x 航空魚雷-汎用			96	256	3	80	110	130
T3	2 x 7.7mm機銃		10	26	0.48s/回	0.38s/回	24	80	3 x 航空魚雷-汎用			108	288	3	80	110	130
入手方法
装備箱、通常海域での設計図ドロップなど SSR選択装備箱(T3) 科学研究室(T3設計図) 兵装開発 作戦履歴 / 凛冽なりし冬の王冠 B2,D2海域(T2設計図) イベント / 別次元からの来訪者 SP2海域、仮想繋げし共時性 SP2海域、凍絶の北海 B2,D2海域(T2設計図) 黒鉄の楽章、誓いの海 A3海域(T2設計図)、C3海域(T2/T3設計図)、栄光なる最終戦 SP2海域、悲歎せし焔海の詩 C3海域(T3設計図)

兵装開発 †

特徴・運用法 †

優れた攻撃速度が特徴の攻撃機。
雷撃方法は「汎用型」で、投下された魚雷が水平に並列で直進するタイプ。
フェアリーアルバコアが実装されるまでは攻撃機の中で攻撃速度でトップだった。
あちらは魚雷の発射本数が少なく攻撃力で明確に劣るので、競合はしない。
また、TBMアベンジャー(VT-18中隊)が実装されるまでは威力でも汎用攻撃機トップだった*1。
現在では火力が高い「VT-18」に対して、威力もそこそこありながら攻撃速度に優れる「バラクーダ」、という立ち位置になっている。

T3の常設海域での設計図が無く、闇鍋なヴィスカー装備箱からしか出ないため、初期実装の装備の中ではやや入手が難しい部類になる。
とはいえ、相互互換の「ソードフィッシュ(818中隊)」(攻撃力で少し劣る代わりに減速効果持ち)をコアショップで入手できるため、そこまでバラクーダにこだわる必要は現状では薄いかもしれない。

後に「バラクーダ(831中隊)」という装備が実装されたが、装備種が違うため直接の関係はない。（史実的には同機種）

歴史 †

• イギリス、フェアリー・アビエーションの開発した艦上雷撃機。
  旧式のフェアリー・ソードフィッシュ、フェアリー・アルバコアの後継として開発された。
  戦闘機が担う任務以外をバラクーダで全て出来る事を目標とされた。開発開始が1937年という事を考えると野心的な機体である。

• 最大の特徴は高翼式の機体。胴体の上部に背負うような形で主翼が付いている。特に主脚展開時は日米の艦載機に見慣れていると非常に奇抜。
  主翼が上にあるため、コクピットから下方向を見やすいというメリットがあった。翼の折り畳みも使い慣れたソードフィッシュと同じく後ろに水平に折り畳む事が可能である。
  また、(装備画像では見えないが)主翼後縁にダイブブレーキを兼ねた大型フラップが付いている。このフラップが優秀で、着艦自体はやりやすかった。
  • エンジンには傑作と名高いロールス・ロイス マーリンエンジン30(1260馬力)を採用。スピットファイア等に搭載された物と同じシリーズである。
    Mk.IIでは1640馬力に強化され後期型のMk.Vでは、より強力な2000馬力のロールス・ロイス グリフォンエンジンを搭載している、大戦中では主にMk.IIが主力を占めている。

• 一方で欠点として、馬力に対して機体重量は4,445 kgと非常に重く、操縦性や離着艦性能に悪影響が出たとされている。
  また機体形状が空力的に洗練されておらず、翼の上にレーダーをポン付けしていたりする。
  カタログスペック上、最高速度は九七式艦攻より僅かに遅い367km/h、航続距離もTBDをやや上回る約1200kmである。
  また当機の問題ではないが、ロールスロイス製エンジンは東南アジアの熱帯地域とは相性が悪いのか、さらに3割ほど航続距離が落ちてしまった。
  これは非常に問題で対日戦ではアメリカ製のTBFアベンジャーとの置き換えられる一因となった。
  • 最大の問題は油圧系統にあり、この液漏れは計器板を通してパイロットの顔面に直撃し、油に混入しているエーテルの影響で失神し操縦不能となって墜落の原因となる問題が発生した。
    この油圧問題は1945年に改善命令が出された。

• 運用開始は1943年7月、航空母艦イラストリアスに搭載され、ノルウェー沖で作戦を行った。
  性能試験が遅れたことや、当時のイギリスでは戦闘機・爆撃機の生産が優先された事から、参戦は大戦中期からとなった。
  • 1944年4月のタングステン作戦では、爆装型のバラクーダ42機がコルセア、ヘルキャット等と戦爆連合を編成し、
    ノルウェー・アルタフィヨルドに停泊するドイツの戦艦ティルピッツを爆撃している。
• 戦後、バラクーダはアメリカ製のTBFアベンジャーと置き換わる形で順次退役し、1950年頃まで運用された。
  また、一部の機体はフランスに引き渡され、空軍基地で利用されたとも言われている。

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