マスケティーア

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基本情報 †

プロフィール
	名前	マスケティーア HMS Musketeer
	レアリティ	SR
	艦種	駆逐
	陣営	ロイヤル
	CV	花守ゆみり
	イラスト	Alisa
	耐久	D	火力	D
	雷装	B	回避	A
	対空	D	航空	E
	速力	43	運	67
	装甲	軽装甲
	SD
自己紹介
ロイヤルネイビーM級駆逐艦マスケティーア！北岬沖海戦参加歴あり！ 指揮官、このマスケティーアがパーン……パーンっとあなたの暗いココロ撃ち抜いちゃうぞ！

スキル名		効果
	偏差修正射撃	20秒毎に、自身の与える魚雷ダメージを4.5(12.0)%アップさせる(最大8回)
	全弾発射-M級I/II	自身の主砲で15回(10回)攻撃する度に、全弾発射-M級I(II)を行う

全弾発射スキル	特殊弾幕スキル
	-

大陸wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/

ボイス †

ゲームにおいて †

イベント「凛冽なりし冬の王冠の」の任務報酬及びイベント海域ドロップとして実装されたロイヤルの駆逐艦。
2019/06/13アップデートの同イベントの作戦履歴入りに伴いコアショップに追加された。

性能 †

• 概要
  SRらしく高水準な性能と独特なスキルを持ち合わせたロイヤル駆逐艦。
  ジャベリン改の存在で霞みがちだが、雷撃値にかけては他のロイヤル駆逐艦（改造艦含む）の追随を許さない高さを誇っている。
  また対潜値が高く、全艦中マッチレスと同率2位。どんな状況でも一定以上の活躍をしてくれるポテンシャルを秘めている。

• スキル
  • 偏差修正射撃
    20秒経過毎に自身の魚雷の与ダメージが最大12%上がっていき、8回の最大96%まで重複する。永続効果なので発動後の魚雷発射でも解除されない。
    このスキルの注目すべき点は雷撃値ではなく与ダメージ上昇なので、他艦船のスキル等で伸びた分のダメージも上昇する点である。
    フル活用するのであれば単発威力の低い磁気魚雷では役不足なので、是非とも強力な通常魚雷を持たせよう。
    Sランク条件の2分以内だと5回発動するので最大60%分の効果を得られる。速攻で終わる露払いよりも長期戦が想定されるボス用艦隊向きなスキル。
    最大効果の8回目まで発動出来る機会はデイリー強襲作戦のLv90以降が実装されるか、EXステージのような長時間ステージでないとほぼ無いだろう。
    難点として、スキルが発動してからの発射でなければ効果が発揮・重複されない。スキル発動前に発射した魚雷は据え置きとなる。

• 全弾発射-M級
  1凸13発、3凸で26発程発射する。ジャベリンの全弾発射とほぼ同じ軌道となり、接近すれば集中攻撃になるのも同じ。
  唯一の難点は通常弾であることだが、弾数が多いので複数命中時の威力はなかなかのもの。総じて扱いやすい全弾発射と言える。

• 総評
  定番のオート編成だと、磁気魚雷は1〜2回のスキル発動程度では大した威力増加が見込めない。
  加えて磁気魚雷は533mm五連装磁気魚雷以外は装填が速い特徴があるので、Lvが高くなるとスキル発動前に装填完了・発射してしまうという難点がある。
  ロイヤル駆逐艦の中では高いとはいえ、総合的には脆いマスケティーアを生存させつつ、通常魚雷の複数命中を見込める手動向けの駆逐艦と言える。
  改造が来た日にはジャベリン改を超えるロイヤル屈指の駆逐艦に化ける可能性を持っている。育てておいて損はない。
  対潜水艦ボス相手ならば、相方となる駆逐艦と共に最大強化した改良型爆雷投射機を装備させれば、10章の伊58もパーン……パーンっとあっという間に沈める事が出来る。

オススメ装備/編成 †

主砲 †

魚雷より優先順位は落ちるが、全弾発射が優秀なのでなるべくいい装備を持たせてやりたい。

画像 弾薬	武器名	備考
通常弾	100mm二連装九八式高角砲[T3]	通常弾だが、速度・威力に優れておりDPSも高いので砲火力を持たせつつ全弾発射を回す事が出来る。 難点は入手性であり、研究以外では蔵王重桜の金箱か燃料消費の激しくなる海域しか手段がない。気長に挑もう。
通常弾	114mm連装両用砲MarkIV[T0]	100mm二連装九八式高角砲[T3]の上位互換となる研究?期駆逐主砲。難点もほとんど同じ。 科学研究室はどの期でも強力な専用装備が揃っている為、あくまで理想と捉えておきたい。
榴弾	127mm連装両用砲MK12[T3]	バランス型としては最高クラスの駆逐主砲。発射速度に難があるのでマスケティーアの最適装備とは言い難いが、それでも優秀。 こちらは最速で5-1で設計図を入手できるので、上記の100mm二連装九八式高角砲入手前に手に入ったら装備させておいて損はない。
通常弾	120mm連装砲(ロイヤル)[T3]	こちらも通常弾だが強化による伸び幅が高く、最終的なDPSはバカにならない優秀な紫装備。 紫装備ゆえの良好な入手性も相まって、繋ぎ装備に良い。弾がブレるのは嫌だという指揮官はこちらで繋いでいこう。
榴弾	127mm単装砲[T3]	単発の3バーストタイプの榴弾主砲。入手性が良く、榴弾なので相手を選ばず使っていける。 難点は弾が非常にブレやすい上、撃ち切るまで0.3秒掛かるので攻撃速度も上記装備と大きな差はない。

魚雷 †

マスケティーアの本命とも言える装備。威力は勿論のこと、スキル発動前に発射しないように攻撃速度もしっかりと確認しておきたい。
鉄板装備とされる533mm四連装磁気魚雷[T3]は攻撃速度の都合上、非推奨となる点に注意。

画像 弾薬	武器名	威力	最高攻撃速度 （Lv120/好感度200）	女王号令込み	備考
通常弾	533mm五連装魚雷MarkIX[T0]	172x5	22.38s/回	21.32s/回	直線状に5発の魚雷を素早く撃ち切る、手動操作における対ボスの最適解魚雷。 基本速度も遅めで、相当盛らないと20秒を切るのが難しいとマスケティーアにはうってつけ。 最大の難点は入手の為にセイレーン作戦をやらないといけないことであり、正に愛が試される装備である。
通常弾	610mm四連装魚雷[T3]	206x4	22.81s/回	21.73s/回	恒常装備における手動操作の最適解となる魚雷。基本的にはこの装備を使い倒していく形で問題ない。 兵装開発でより上位となる610mm四連装魚雷改[T0]もあるが、誤差程度の違いしかないので開発の必要性は薄い。 どうせ作るなら上記533mm五連装魚雷MarkIX[T0]の方が遥かに使い勝手が良い。
磁気	533mm五連装磁気魚雷[T3]	145x5	23.50s/回	22.39s/回	磁気魚雷の中ではマスケティーアの最適品であり、相当盛らない限りは20秒を切らないので安心。 例えどんな理由があろうと手動操作は嫌だ、という指揮官はなるべくこの魚雷を装備させたい。
磁気	533mm五連装磁気魚雷[T2]	145x5	24.73s/回	23.55s/回	虹魚雷を持っていない指揮官向け。入手性が非常に悪いので、狙わずクラップ金箱で出たらラッキー程度に思っておきたい。

対空 †

特に対空が優れているわけでもないので、他のロイヤル駆逐艦と大体同じ。

設備 †

マスケティーアはロイヤル駆逐艦の中では高めと言えど、総合的な耐久は低めなので生存性を高めるかあくまで火力一辺倒で行くかの二択となる。
救難信号の場合も同じなので、用途によって柔軟に使い分けていきたい。

画像	武器名	備考
	九三式酸素魚雷[T3]	魚雷重視の駆逐艦ならばまずこの設備と言える定番モノ。コアデータ1500に加え消費パーツ数は尋常ではないが、支払う価値は大いにある。 マスケティーアは装填を盛りすぎないようにする必要がある為、自動装填機構[T3]との同時装備は編成も踏まえてよくよく考えよう。
	自動装填機構[T3]	攻撃速度の遅い魚雷使用時、少しでも回転率を高めたい時に重宝する。ただし上述の通り、20秒を切らない範囲で活用したい。 533mm五連装磁気魚雷[T2]とは非常に相性が良い。
	応急修理装置[T3]	耐久補強の定番装備その1。これ1つで鉄血駆逐艦並の耐久力になるが、元が低いので過信は禁物。
	消火装置[T3]	耐久補強の定番装備その2。オート主体、または回避に自信がない指揮官向け。 当然ながら、敵戦艦の主砲に当たることなどない熟練の指揮官にとっては必須でもない。
	改良型爆雷投射機[T3]	元々高い対潜のダメージを数倍に伸ばす設備。使う場面は限定されるが、対潜が得意な艦には載せておきたい。
	改良型ソナー[T3]	救難信号の必須装備。マスケティーアでなくてもいいが、極限まで対潜を高めたい指揮官は是非どうぞ。重桜の潜水艦は死ぬ。

編成 †

• マッチレス、谷風改
  魚雷ダメージをアップさせる「目標指示・魚雷」の所持者。
  手動なら彼女等よりも後ろに配置すればデバフ付きで偏差修正射撃込みの魚雷を叩き込める。

• クイーン・エリザベス
  お馴染みロイヤル艦隊の女王様。強力なバフ効果を得られる。

• イラストリアス
  魚雷のために接近する場合、被弾をせざるを得ない場面が多いため、バリアによる保護が役立つ。

• ユニコーン・明石
  装填バフ、及び回復スキル所持。

キャラクター †

• 「『マスケット銃士（Musketeer）』の意味を持つMクラス駆逐艦。どんなことがあっても前向き・陽気・ポジティブに振る舞う、超・楽天的な性格。シンボルのマスケット銃はいつも肌身離さずに持っている。」（twitter 2018年2月21日19:55 @azurlane_staff）
• 手に持っているのは、ピストル(短銃)タイプのマスケット銃。名前の元にもなったマスケットとは前装式の滑腔歩兵銃全般の事を指す。
  海賊映画等で海賊が所持している銃がマスケット。マスケット銃士がモデルの物語「三銃士」のタイトルともなっている(原題: Les Trois Mousquetaires)。
  日本では火縄銃が広く知られているが、着火方式は火縄(マッチロック式)に始まり、ゼンマイ(ホイールロック式)を経て火打石(フリントロック式)へと推移していった。
  弾丸の直進性能に優れた銃身への加工である「旋条(ライフリング)」が発明される前であり、発射機構の未熟さ（大きなパーツが動くため銃身がブレる）や閉鎖性の低さ（爆発エネルギーが弾丸の推力に集約できていない）もあって遠距離での命中率は低く、物によっては60m程度が限界であったという。
  ピストルは有効射程がさらに短くなる反面、取り回しが良く複数携帯でき、騎兵の補助装備や日常の護身用として用いられた。
  また、帆船時代の海軍でも接舷戦闘を行う海兵隊の装備として重要な地位を占めていた。
  ちなみに、過渡期の銃としてフリントロック式マスケット銃にライフリングを施したミニエー銃(ライフルドマスケット)というものも存在している。こちらはどこぞの魔法少女のあれである。

元ネタ †

2代目M級駆逐艦、2代目マスケティーア(HMS Musketeer, G86)。初代のマスケティーアも初代M級駆逐艦である。
ジャベリン達J級よりも一回り大きな設計のL級駆逐艦の、準同型艦である2代目M級駆逐艦のうちの1隻。
世界大戦開戦後に建造されたため、L型に施されていた改修要項を最初から盛り込んで建造された。イギリスではまとめて1つのクラスとして扱われることが多い。
同時に計画された同型艦のマッチレスより起工は早かったが、就役はかなり遅れている。

マスケティーアは42年9月に就役し、ノルウェー海やバレンツ海で哨戒や船団護衛にあたった。
整備をはさんだ43年9月には、ノルウェーのフィヨルドに潜むティルピッツへの偵察飛行を行う航空機を支援する空軍の要員を、ソ連の基地まで輸送している。
これが終わると再び船団護衛に戻り、北岬沖海戦ではベルファストやマッチレスとともに行動し、彼女らとともにシャルンホルストにとどめの魚雷を撃ち込んだ。
その後も衝突事故による修理をはさみながら、44年9月まで北極海で活動した。

11月からは地中海に移り、マッチレスやオーロラなどとともに東地中海ならびにエーゲ海、イタリア戦線での対地支援に従事した。
ヨーロッパ戦線の終結後も地中海に残り、警備や太平洋へ向かう艦艇の訓練相手などを務めている。
戦後まもなく本国へ戻り予備艦となったが、幾度か改修を重ねて有事の際の復帰に備えた。55年に除籍・解体された。

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