設備リスト > 圧縮酸素ボンベ
基本情報 †

装備種 | 特性 | 所属陣営 |
設備 | なし | その他 |
| 画像 | ★ | 強化 | 初期 | +10 | +11 |
T0 |  | 4 | 潜航力 | 18 | 45 | 45 |
命中 | 0 | 0 | 10 |
適用艦種 |
駆逐 | | 軽巡 | | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | |
戦艦 | | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | | 潜母 | ○ |
砲艦 | | 潜水 | ○ | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
特徴・運用法 †

潜水艦の潜航力を強化する設備。
最大強化時では潜航力+45、つまり潜航時間が4.5秒伸びる。
上位種として改良型シュノーケル(潜航力+85)が存在するが、内部上この装備と同種の装備という扱いらしく、「同一艦に複数装備不可」の仕様に引っかかって同時装備できない。
シュノーケルが実装されるまでは潜航力を強化する唯一の設備であった。2023/10/01よりコアショップで購入できるようになっている。
潜水艦の詳細仕様は「艦種ごとの特徴」ページの潜水艦の特徴に記載。
歴史 †

高圧の酸素を溜めておくタンク。「ボンベ」が高圧容器を意味するのは日本独特の用語である。
「bombe」はドイツ語で「爆弾」を意味し、これが語源という説もあるがはっきりしない。
日本ではボンベの色は取り違え防止のため法令により定められており、酸素ボンベは黒に塗装される。
ただし国や時代、メーカーによって配色は異なり、アメリカでは緑、EUでは肩部が白となっている。
第二次世界大戦時の潜水艦において、基本的には潜航時に酸素は使用されない(医療用・酸素魚雷用・非常用などの酸素が積まれている可能性はある)。
必ずあるのは空気タンクであり、潜水艦の浮力制御に使用される。空気は浮上あるいはシュノーケルにより補給できるが、酸素は容易には補給できない。
また、高圧の酸素は人体に有害であり、酸素中毒を起こす。
酸素分圧が1気圧程度ではさほど問題ないので、地上あるいは1気圧程度に保たれた潜水艦内では純粋酸素を吸っても特に影響ない(火災の危険はある)。
しかしスクーバダイビングの高圧環境では致命的になるので、通常ダイバーが背負うのは酸素ではなく空気タンクである。
深海では空気中の20%の酸素および80%の窒素が有害になる分圧に達するため、ヘリウムを入れて酸素や窒素濃度を下げた特殊な気体を使用することがある。
逆に浅海に限り、潜水時間を増やすために酸素濃度を上げる場合もある。
過酸化水素から発生させた酸素を使うヴァルター機関による潜水艦は大戦中にも少数が存在した。
現代には液体酸素とケロシンをタンクに持ち、それを燃焼させスターリングエンジンを回すそうりゅう型潜水艦などがある。
原子力潜水艦は、有り余るエネルギーにより海水を蒸留して真水を得て、さらに電気分解により酸素を得ることで長期間の潜航を可能にしている。
上述のように、潜水艦や人間が行動するためのボンベとしては、酸素よりも空気の方が自然である。
KAN-SENだから水中で酸素を吸っても平気な可能性はある。
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