艦砲リスト > 戦艦主砲 > 試作型457mm連装砲MKA
基本情報 †
試作型457mm連装砲MKA T0
種別 艦砲
特性 投射
所属陣営 ユニオン
最大強化 +13
装備性能
ダメージ 78 × 2 → 207 × 2
基本攻速 25.65s/回 → 20.65s/回
セイレーン作戦用補正 0% → 3%
強化ダメージ補正 105% → 124%
装備補正 火力+65
弾薬 徹甲弾
弾薬速度 12
対甲倍率 軽55 / 中145 / 重125
破壊範囲 16
投射範囲 17 * 17
照準範囲 50 - 200
照準角度 50
装備可能艦種
駆逐 軽巡 重巡 超巡 巡戦 ○
戦艦 ○ 軽母 空母 航戦 ○ 潜母
砲艦 ○ 潜水 工作 運送 風帆
備考
無し
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特徴・運用法 †
科学研究2期にて実装された、強力な徹甲弾主砲。
戦艦主砲の虹装備としては初登場。
非常に高威力の砲弾を放つ連装砲。
それでいて対甲倍率も標準的な徹甲弾より上昇しており、拍車をかけている。
中・重装甲相手への強力な切り札となるだろう。
2021/07/09より、1個作成分の50枚まで限定で、プロトショップ にて設計図を入手することが可能となった。
研究よりもまずはプロトショップでの入手を目指すといいだろう。
2022/12/08より、兵装開発 での作成が可能に。
ただし、相応の要求素材を強いられる。他の虹装備とよく見比べてから決めよう。
歴史 †
モデルは1942年にアメリカで試作された18inch砲。歴史を振り返ると本装備のモデルであると考えられる18"/47 Mk.A より20年以上前からこの種の主砲を研究しておりこの砲はアメリカ海軍が開発した最後の大口径砲となる。
18inch砲の開発の最初期である1917年1月8日時点では「18"/45 cal・砲弾重量3,000lbs (1,361kg)・砲口初速2,600fps (792.48m/s)」の開発仕様が提案されており、1917年4月19日付では「18"/48 cal・砲弾重量2,900lbs (1,315kg)・砲口初速2,700fps (822.96m/s)」へと変更されている。その後のライナー製造の段階になって出された1920年1月10日付の提案書には「この砲に適した最も重い砲弾を使用した場合、砲弾重量3,300lbs (1,497kg)・砲口初速は2,600fps (762m/s)・射程距離43,700yd (39,959m) 程度となる」と記載されており、同仕様で設計した場合の砲塔重量は連装砲塔で3,559,000lbs (1,614.34t)、3連装砲塔で4,850,000lbs (2,199.92t) と見積もられている。それを受けてか18"/48 cal用の砲弾として3,330lbs (1,510kg) のType.B砲弾及び2,900lbs (1,315kg) のType.C砲弾の2種類が試作された。
最初の18inch砲である18"/48 Mk.1 はワシントン海軍軍縮条約が1922年に調印された時には約50%の完成度であったため設計通りに仕上げるか、または条約内の16inch砲として設計変更を行うかで迫られた結果後者を選択し、16"/56 Mk.IV (正式名称16"/56 Mk.IV No.201 ) として完成させた。
この砲は最初の試射において「砲弾重量2,101lbs (953kg)・装薬810lbs (367kg)・砲口初速3,105ps (946.4m/s)」を記録。標準的な仕様で「砲弾AP Mk.3・砲弾重量2,100lbs (953kg) ・装薬775lbs (352kg) ・砲口初速2,994fps (912.57m/s) ・射程距離49,383±184yd (45,156±168m)」となっており、ダールグレン試験場での最長到達距離記録である約52,000yd (約47,549m) を達成したのもこの砲である。
Mk.Aは上記の16"/56 Mk.IV No.201 をさらに18"/47 Mk.A No.1 として再構成したものである。その為、正式に採用されたのであれば再構成時に妥協した18"/47 calではなく18"/48 calとして製造されたものと思われる。
最初の発射試験は1942年2月4日。いくつかの修正を行い1942年3月20日に行われた試験では「砲弾Type.E-1・砲弾重量3,848bs (1,745kg)・装薬910lbs (413kg) ・砲口初速2,508ps (764.44m/s)」を記録している。
標準的な仕様で「砲弾Type B-1・砲弾重量3,850bs (1,746kg) ・装薬810lbs (337kg) ・砲口初速2,400fps (731.52m/s) ・射程距離43,453yd (39,733m)」とされており、この砲に対して舷側装甲406mm・水平装甲159mmまでの装甲を持つ敵艦は安全距離など存在しないと推測された*1
ともあれ、Mk.Aは十分な性能を誇っていたが1942年に最初の試射をはじめ、1945年に最後の試射を行ったがこの砲を主砲として載せた戦艦は無かった。
「戦艦の主砲」としての試射は1945年に終わったが、別の役割として航空爆弾の発射実験を1957年まで行ってた。
役割を終えたMk.Aは現在、バージニア州のダールグレン海軍弾道試験場に展示されている。
ちなみに、ジョージアと共に二期研究に追加された装備なのだが、World of Warshipsでは実はジョージアの主砲はMk.Aでは無く48口径のMk.1の方を装備している。Tier10特別艦艇「オハイオ」の457mm連装砲もMk.1である。一応米戦艦第二ツリーのTier10艦艇「ヴァマント」の主砲がMk.Aなのだが、三連装砲塔かつ45口径と史実のMk.Aと同一主砲なのかは不明。
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