艦砲リスト > 駆逐艦主砲 > 138.6mm単装砲Mle1927
基本情報 †
138.6mm単装砲Mle1927 T3
種別 艦砲
特性 追尾
所属陣営 アイリス
最大強化 +11
装備性能
ダメージ 6 × 4 → 19 × 4
基本攻速 1.92s/回 → 1.52s/回
セイレーン作戦用補正 0% → 1%
強化ダメージ補正 110% → 114%
装備補正 火力+25
弾薬 通常弾
弾薬速度 18
対甲倍率 軽100 / 中50 / 重20
照準範囲 60
照準角度 360
弾薬射程 40 - 60
拡散角度 15
138.6mm単装砲Mle1927 T2
種別 艦砲
特性 追尾
所属陣営 アイリス
最大強化 +6
装備性能
ダメージ 6 × 4 → 14 × 4
基本攻速 2.07s/回 → 1.83s/回
セイレーン作戦用補正 0%
強化ダメージ補正 110%
装備補正 火力+12
弾薬 通常弾
弾薬速度 18
対甲倍率 軽100 / 中50 / 重20
照準範囲 60
照準角度 360
弾薬射程 40 - 60
拡散角度 15
138.6mm単装砲Mle1927 T1
種別 艦砲
特性 追尾
所属陣営 アイリス
最大強化 +3
装備性能
ダメージ 4 × 4 → 6 × 4
基本攻速 2.26s/回 → 2.14s/回
セイレーン作戦用補正 0%
強化ダメージ補正 110%
装備補正 火力+5
弾薬 通常弾
弾薬速度 18
対甲倍率 軽100 / 中50 / 重20
照準範囲 60
照準角度 360
弾薬射程 40 - 60
拡散角度 15
装備可能艦種
駆逐 ○ 軽巡 ○ 重巡 ○ 超巡 ○ 巡戦 ○
戦艦 ○ 軽母 空母 航戦 潜母
砲艦 ○ 潜水 ○ 工作 運送 ○ 風帆
備考
無し
&ref(): File not found: "装備名.gif" at page "138.6mm単装砲Mle1927";
特徴・運用法 †
タルテュ の初期装備として実装された駆逐主砲。
史実上の後継装備であるMle1929 (当Wikiでアイリス砲 と言えばこちら)と比較すると、発射数が少ないものの単発当たりの威力が非常に高く、カタログ上総計威力ではこちらが上になる(最大強化したMle1929T3でも15x5なので僅差でこちらが勝っている)。
また、発射速度もT3比でこちらが上回っている……とカタログスペックだけ見れば完全なるレアリティ詐欺なのだが、T3でも通常弾である事がネックとなる。
レアリティによる火力補正の差と通常弾と榴弾の装甲補正の差に阻まれるため残念ながら流石にMle1929T3に勝つ事はできない。
だが、同レアリティのMle1929T2と比較した場合、対重装甲以外では装甲補正を考慮した上でもDPSではこちらが上回る事になる。
また、上記の通り単発当たりの威力は非常に高く、各種補正を加味したMle1929T3と比較しても対重装甲以外ではその差は0.5前後に収まる。
このため、数発当たれば十分な自爆ボート処理が主な任務の戦艦の副砲や、徹甲弾を主砲に装備した巡洋艦の副砲等であれば、充分に活躍できるスペックを持つ。
もしマサチューセッツ やガスコーニュ(μ兵装) のような弾種書き換えスキルを持つ駆逐艦が出た場合、B-13 130mm連装砲B-2LM の次に輝くのは、この砲であろう。
(この砲は現在装甲補正を抜きにしたDPSランキングでは2位に位置する。ちなみに補正込だと対軽・中装甲で4位になる)
(研究3期にて実装された114mm連装両用砲MarkIV がDPSランキング2位に入ったため、繰り下がりで補正抜き3位、補正込み5位に後退した*1 )
なお、同条件に該当する北風 に関しては元々性能が高い114mm連装両用砲MarkIV と、保有スキルにより装備補正が向上する100mm二連装九八式高角砲 にDPSでは僅差で勝つ事ができない。
(しかし、あちらには射程が短いという弱点もあるので取り回しという点ではこちらに分があるか)
ただし、一番のネックはこの装備が現状イベント海域限定ドロップ品であるという事である。
2023年3月のアップデートにより神穹を衝く聖歌 の常設版が作戦履歴 に追加され、恒常入手が可能となった。
D1海域では汎用装備として需要が高いMle1929 のT2,T3設計図がドロップするが*2 、副産物として本装備T3の設計図も落ちる。溜まったら試しに使ってみてはいかがだろうか。
前後するが、2022年12月のアップデートで兵装開発 にアイリスツリーが実装され、本装備T3を基にしてMle1929のT3(金装備)が破格の低コスト*3 で作成可能となった。本装備の強化素材が返却されるので、本装備が不要となっても有効活用できる。
同時に、アイリス兵装開発支援箱 が支援要請(勲章交換 )などで入手可能となっており、中身のひとつ、Mle1923 から本装備を作成することも可能であることを付け加える。
余談 †
この装備の実装と同時に138.6mm単装砲Mle1929 のイラスト変更が行われており、本装備のアイコンにはその旧イラストが流用されている。
というのもそもそも「Mle1929」の旧アイコンには「Mle1927」用砲塔に見られる特徴(切り立った砲塔前面、比較的短い砲身長)が反映されており、どうやら形を取り違えていたらしい。
アズレンにおいて装備のアイコンが史実とそぐわないケースはままある(そもそも大戦期の正確な資料を探す事は非常に苦労する)のだが、その殆どは実装直後に修正されるパターンが多い(直近だと北連の対空砲 のアイコンが修正されていた)。
実装から1年以上経ってから修正された上に本来の持ち主が実装されるというのは非常に稀なケースである。
歴史 †
フランス海軍のエーグル級およびヴォークラン 級大型駆逐艦に装備されていたCanon de 138 mm Modèle 1927(直訳すると1927年式138mm砲といったところ)。
弾丸重量は前級の138.6mm単装砲と同じく40.6kg、俯仰角は-10〜+28°で最大射程は16,600m、発射速度は毎分8〜10発とされる。
前級のゲパール級大型駆逐艦が装備していた1923年式の138.6mm単装砲は発射速度が遅く、砲塔が高かったため装填に不自由するなど用兵面での不満が多かった。
そのため、フランス海軍が第一次大戦の賠償艦として得ていたアミラル・セネ(元ドイツ駆逐艦S113)が装備していた15cm SK L/45を参考にして新しく設計したのがこの砲塔である。
砲塔が低くなったため結果として射程は短くなったが、装填面の問題はほぼ解決され発射レートも約2倍になるなど設計は成功裏に終わった。
この結果にフランス海軍は一応満足したものの、後に短くなってしまった射程を補うために砲身長を伸ばすなどの小さな改良を加えたCanon de 138 mm Modèle 1929 を開発している。
コメントフォーム
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照