艦砲リスト > 戦艦主砲 > 380mm四連装砲Mle1935
基本情報 †

380mm四連装砲Mle1935 T3 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 投射 |
所属陣営 | アイリス |
最大強化 | +13 |
装備性能 |
ダメージ | 48 × 4 → 120 × 4 |
基本攻速 | 32.26s/回 → 25.80s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% → 3% |
強化ダメージ補正 | 100% → 118% |
装備補正 | 火力+45 |
弾薬 | 榴弾 |
弾薬速度 | 10 |
対甲倍率 | 軽140 / 中110 / 重90 |
破壊範囲 | 15 |
投射範囲 | 21 * 21 |
照準範囲 | 50 - 200 |
照準角度 | 50 |
380mm四連装砲Mle1935 T2 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 投射 |
所属陣営 | アイリス |
最大強化 | +10 |
装備性能 |
ダメージ | 44 × 4 → 110 × 4 |
基本攻速 | 33.59s/回 → 26.87s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 100% |
装備補正 | 火力+25 |
弾薬 | 榴弾 |
弾薬速度 | 10 |
対甲倍率 | 軽140 / 中110 / 重90 |
破壊範囲 | 15 |
投射範囲 | 21 * 21 |
照準範囲 | 50 - 200 |
照準角度 | 50 |
380mm四連装砲Mle1935 T1 |
 | 種別 | 艦砲 |
特性 | 投射 |
所属陣営 | アイリス |
最大強化 | +6 |
装備性能 |
ダメージ | 40 × 4 → 76 × 4 |
基本攻速 | 34.92s/回 → 30.73s/回 |
セイレーン作戦用補正 | 0% |
強化ダメージ補正 | 100% |
装備補正 | 火力+12 |
弾薬 | 通常弾 |
弾薬速度 | 12 |
対甲倍率 | 軽70 / 中100 / 重90 |
破壊範囲 | 15 |
投射範囲 | 21 * 21 |
照準範囲 | 50 - 200 |
照準角度 | 50 |
装備可能艦種 |
駆逐 | | 軽巡 | | 重巡 | | 超巡 | | 巡戦 | ○ |
戦艦 | ○ | 軽母 | | 空母 | | 航戦 | ○ | 潜母 | |
砲艦 | ○ | 潜水 | | 工作 | | 運送 | | 風帆 | |
備考 |
無し |
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説明文 †

リシュリュー級戦艦に搭載された四連装380mm主砲。戦艦・巡洋戦艦が装備可能
特徴・運用法 †

2発2回を1セットの射撃とする四連装榴弾砲。
基本攻速は最大強化しても26秒弱と、三連装以下の砲と比較するとやや長いが、ようやく登場した実用的な四連装砲。
実質的にはスキルで本装備が指定されているジャン・バールの専用装備に近い立ち位置で、所有するスキル2の効果により爆発的にクリティカル率とダメージが伸びる。
ジャン・バール以外が装備する場合は、DPSで見ると410mm連装砲以上、406mm三連装砲MK6以下の中間の火力を持つ。
MK6の代用としてはもちろん、戦艦を複数編入する際、MK6や試製381mm三連装砲などと発射タイミングをずらすのに活用できる。
ジャン・バールと同じく開幕砲撃を持つダンケルクや、弱点である主砲の拡散を抑えられるウォースパイト・マサチューセッツにおいては採用の余地が比較的大きいか。
なお史実でこの砲を装備していたリシュリューは榴弾強化スキルを持っているためこの砲でもスキルを発動させる事ができる。
こちらもジャン・バールと同じく開幕砲撃を持つ代わりに主砲の発射数が少ないため、2回に分けて発射できるこの砲の方が他の砲に比べて面制圧力で勝る場合もあるので一考の余地はある。
過去には色々なイベント海域やイベント補給で設計図を入手する機会があり、現在も光と影のアイリスが作戦履歴に入っているため掘り作業を行う事もできる。
ただし、2020年7月からコアショップのラインナップに並んでいるため、余程コアデータが枯渇しているような場合を除いてそちらから入手した方が良いだろう。
ジャン・バールを手に入れたものの本装備を持っていない人は、必ず一本は入手しておこう。
歴史 †

- フランスのリシュリュー級戦艦に搭載され、後続のアルザス級(未成)に搭載されてる予定だったCanon de 380 mm/45 Modèle 1935 (1935年型正38cm45口径砲) がモデルだと思われる。
- その性能は初速830m/秒で884kgの砲弾を発射し、距離22,000mにおいて393mmの舷側装甲を貫通することが可能、最大仰角35度で41,700m先に砲弾を飛ばす、というもの。
- ちなみに距離20,000mは第2次世界大戦で発生した海戦でよく砲撃戦が行われた距離であり、その距離でこの大砲から放たれた砲弾を耐えうるのは枢軸国側には大和型だけであった、とも言われる。
- この4連装砲塔及びダンケルク級の330mm四連装砲Mle1931は中央部を隔壁で仕切られており、本質的には連装砲を2つ並べて砲塔に収めた形となっている。4連装砲塔の利点については356mm四連装砲の史実欄を参照されたし。
ここではフランス式の4連装砲の特徴を述べる。
- 中央部を隔壁で仕切ったフランス方式の利点として
- 連装砲を並べたということで技術的故障が少ない
- 砲塔に損傷があっても4門が全滅するリスクが減る
というものがある。
- ゲーム内でも砲座1つ分が4×1ではなく2×2のように飛んでいくのは、この史実を反映ささせたものなのかもしれない。
- ダンケルク級には初期故障こそあったものの、解決後には故障が頻発することは無かったようである。イギリスの4連装砲が設計のミスや複雑な構造により故障を頻繁に起こしていたのとは対照的である。
- ただしリシュリュー級戦艦に搭載された当主砲は初期不良の除去に至っておらず、1943年にアメリカでリシュリューが残存工事が完了するまで本来のカタログスペックを発揮できなかった。
- 2つ目の利点も実際に生かされている。リシュリューが主砲戦闘時に砲弾の製造不良からくる爆発事故を戦闘中に起こしたものの、無事であった残り2門は射撃を続けたという。
- 本砲の欠点は16〜25kmで発砲した場合、450mという劣悪な散布界*1であった。これは砲弾の相互干渉から来る問題だった。
各国の戦艦はこの距離では200m台であり、本砲の評価を落とす原因となっている。戦後、日米のように発砲遅延装置を付けて改修し、300mまで縮め実用的な範囲となった。
- ちなみに当主砲は徹甲弾しか無い。リシュリューに榴弾が搭載されるようになったのは戦争末期になってからであった。フランス製38cm徹甲弾には化学材を充填するスペースがあり
実際使用する機会は無かったのだが、前述のリシュリューの戦闘時の砲弾爆発事故はこの化学剤充填スペースが原因になった。
- リシュリューに用いられた砲のうち1門は、現在もブレスト港に展示されている*2。
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