艦砲リスト > 軽巡主砲 > 180mm三連装砲B-1-P Model1932




基本情報 Edit Edit

名前装備種特性所属陣営照準
角度
拡散
角度
砲補正
180mm三連装砲B-1-P Model1932軽巡主砲追尾北方連合11018105
Tアイコンダメージ基本速度火力弾薬弾薬
速度
対甲倍率照準
範囲
弾薬
射程
設計図
初期最大初期最大
T1180mm三連装砲B-1-P Model1932T1_icon.png321x326x34.18s/回3.94s/回12徹甲弾2211585657060-80なし
T2180mm三連装砲B-1-P Model1932T2_icon.png423x333x34.10s/回3.46s/回25徹甲弾2211585657060-80なし
射撃イメージ
[添付]
入手方法
キーロフ初期装備(T1)
星霜海嵐累計Pt報酬(T2)

説明文 Edit Edit

優秀な射程を持つ北方連合開発の三連装主砲。

特徴・運用法 Edit Edit

キーロフの初期装備として実装された軽巡砲。軽巡砲とは?

何よりもまず目を引くのが180mmという「軍縮条約?なにそれ知らない」と言わんばかりの大口径である。
詳しい説明は歴史欄を参照して貰うとして、当然の如く火力は軽巡砲随一となっている。
なにせ、かの悪名高き最高火力の軽巡砲152mm単装砲(北方連合)と同じ威力を誇っているのである(ちなみに奇しくもどちらも北連製である)。
その上152mm単装砲(北方連合)とは違いちゃんと追尾特性であり、射程は研究産並み、対甲倍率も他の徹甲弾より優遇されていると全く非の打ちどころがない。
強いて挙げれば弾道が安定しないため遠距離での命中精度に難があるが、それは現状最強の軽巡徹甲弾砲である試製152mm三連装砲とて同じなのでこの砲だけの欠点とは言えないだろう。
標準的な軽巡砲と比べると照準角度が10度狭まっているので迫ってくる敵の迎撃が多少苦手というのも弱点と言えるか。

と、この砲の有用性については上記の通りで、非常に強力なのは確かなのだが、一番の大きな問題として現状はT2までしか実装されていないのである。
北連装備は406mm三連装砲B-37 MK-1100mm連装対空砲SM-5-1sのようにT3待ちの優秀な装備が多いだけに、今後に期待しよう。

歴史 Edit Edit

  • ソ連海軍が製作した180mm/57 B-1-P Pattern 1932の三連装砲塔仕様。
    軽巡洋艦キーロフ級およびその改良型のマクシム・ゴーリキー級の主砲として開発した物。
    • 97.5kgの徹甲砲弾を仰角45度で37,800mまで届かせる事が出来、発射速度は設計では毎分6発とされたが実践では毎分2発程だとされた。
       
  • 戦間期に入り、革命の嵐も落ち着いたソ連では軍備拡充のための計画が進められていた。
    しかし、革命の混乱や粛清によって優秀な技術者を失っていたソ連では、日々発展していく他国の造船技術に独自で追いつく事は不可能であった。
  • そこで他国の技術援助を取り付ける事に成功し、イタリアから技術者と最新軽巡洋艦の設計図を得たのだが、またも大きな問題に直面した。
    イタリアは軍縮条約に調印しているため主砲は当然152mm砲であったが、ソ連(当時ロシア帝国)が第一次大戦期に主に使用していた巡洋艦の主砲は130mm砲であり、152mm砲はそれ以前の骨董品レベルの代物しかなかったのである。
    • そこでソ連は逆転の発想にたどり着いた。「ソ連は軍縮条約に調印してないんだから口径の制限とか気にしないでよくね?」と。
      丁度第一次大戦時に建造中断されていた軽巡洋艦クラースヌイ・カフカースを大型巡洋艦に改装するために開発した180mm/60 B-1-K Pattern 1931があり、これを少し改良する事にしたのだ。
  • そうして開発された本砲塔であるのだが、何を血迷ったのか軽巡洋艦の船体にこの大きさの砲身を三連装砲塔にして積むという相当窮屈な設計にしたため、色々な所にしわ寄せが来てしまっている。
    まず砲身を独立する事が出来なかったので3つの砲身がそれぞれ連動して動くようになってしまい、発射も1発ずつという事は出来ず3発同時に撃たなければいけない。
    そして砲口同士が近いため発射時の衝撃波が干渉して散布角が広がり、命中率の低下を招いている。
     
  • ちなみにキーロフ級のページでも解説されているが、ソ連はキーロフ建造中の1937年に英ソ海軍協定を結び、条件付きではあるものの第二次ロンドン軍縮条約に参加している。
    この協定の中でイギリスから180mm砲を搭載した軽巡の建造を認可されたという経緯があり、ソ連以外の国でもキーロフ級は軽巡洋艦として扱われる場合がある。
     
  • 余談だが180mm/57 B-1-P Pattern 1932はその後も少し改良が加えられ、180mm/56 Pattern 1933として列車砲や沿岸砲に使用された。

コメントフォーム Edit Edit


最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • 他のキーロフ級やマクシム・ゴーリキー級が実装される時にでも上位版が欲しいな。 -- [2D3wm2GdxgY] 2021-03-02 (火) 22:35:13
  • 強化が+6止まりという不具合? -- [hZki6sApm62] 2021-03-07 (日) 11:31:14
    • T2以下の青装備は+6が上限みたい。 -- [2D3wm2GdxgY] 2021-03-07 (日) 11:40:07
      • 消火器やシュルク砲なんかは7までいけるのにね。 -- [Jm7BZtDkU7o] 2021-03-18 (木) 08:38:10
      • それは消火器がT3装備で潜水艦用203mm連装砲Mle1924がT0装備だからではないでしょうか。シュルク砲がこれであってるかは分からないですが -- [qMl3MQ5093U] 2021-03-18 (木) 09:23:29
  • ああそういう仕様なのね、?クス -- [hZki6sApm62] 2021-03-07 (日) 11:48:22
    • 枝付け忘れぇ… -- [hZki6sApm62] 2021-03-07 (日) 11:48:54
  • 重巡砲より遠くまで届くとかやべーな -- [PqMFzioZyDc] 2021-06-23 (水) 16:41:42
  • 多分T3だけど実装来たぞ -- [tgTtlah8yKw] 2023-03-21 (火) 21:06:36
    • 標準70組+徹甲弾だから迎撃いけそう -- [nvTTgCEBpUg] 2023-03-21 (火) 21:43:12
    • T2でしたね 金装備まであるっぽいです -- [qafWuSrPuBM] 2023-03-23 (木) 22:59:22
  • 照準70の戦艦副砲としてみると、駆逐砲の137mmのほうが強い気はする

    こっち 27×3、3.46秒、火力25、115・85・65、1.05
    あっち 18×6、3.20秒、火力35対空10、110・75・40、1.20

    アズレン装備のTier間性能差は階差数列が多いからいずれもしこれの金装備が実装されたら虹152mmくらいの性能になりかねないが、
    さすがにそこまで露骨なことはしないと思われる(北連装備の兵装開発入りあくしろよ) -- [nuo6wx6Na9g] 2023-03-24 (金) 05:45:32
お名前: Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


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Last-modified: 2023-09-07 (木) 19:34:14