U-81

• 潜水艦用九五式酸素魚雷改＋九三式酸素魚雷＋九三式酸素魚雷
  敷居はとんでもなく高い兵装作成費用：資金10000×2＆魚雷設計図UR9×2枚＆潜水艦用九五式酸素魚雷2本、設備購入費用：コアデータ1500×2、強化に必要なT3魚雷パーツ288×2個とT3汎用パーツ288×2個、強化に必要な資金etc上、2巡目を撃ち切った際の総ダメージは下記と大して変わらない可能性もある(基礎威力では負けており、上がった雷装分でどれだけ差を詰められるか)。浸水ダメージは魚雷威力や雷装値を参照するため、これの上がり幅次第では下記組み合わせと比べて差をつけられる。やるなら理由(短期決戦、愛、インスタ映えetc)が必要。
• 潜水艦用Mark16魚雷＋強化耐圧殻設計案+改良型シュノーケル
  上記よりは実現しやすい組み合わせ。2巡目撃ち切りには他艦のスキルやオフニャで装填の補強が必要になる。2巡目で9本以上撃てればMark20を上回る。
• 潜水艦用Mark20(S)魚雷 -Bidder-＋強化耐圧殻設計案+改良型シュノーケル
  誘導性が欲しいときに採用する。上記より2巡目を撃ち切れる可能性が高い。

• ドイツ海軍が建造したVIIC型Uボートの1隻。1939年1月25日にブレーメン造船所に発注され、ヤード番号009が与えられる。1940年5月11日に起工。1941年2月22日に進水し、1941年4月26日に竣工した。初代艦長にフリードリヒ・グッゲンベルガー大尉が着任し、第1潜水隊群に編入される。5月1日から13日までダンジグ湾でテストを行い、5月17日からはゴーテンハーフェンでテストを実施。5月21日、ダンジグ湾で機雷敷設艦と銃撃訓練。その後、キールに回航。5月23日から27日まで入渠して残工事を完遂させる。6月21日にキールを出港し、ホーテンに移動。6月23日より第25潜水隊群と協同で訓練を行い、6月29日にホーテンを出発。7月3日にトロンヘイムへ入港し、いよいよ魚雷発射と戦術訓練に従事。
  　
• 1941年7月17日、トロンヘイムを出港して最初の狩りを行う。キルケネスを経由してコラ半島沖で哨戒を行うも、獲物と出会う事は出来なかった。21日の航海を経て、8月7日にキルケネスへ入港した。2日後、U-652とともに出港し、8月13日にトロンヘイムへ入港する。8月27日、トロンヘイムを出撃して二度目の戦闘航海に出向く。狩り場を北大西洋とアイスランド南西に定め、敵船を求めて遊弋する。9月9日午前6時25分、U-81はSC-42船団を発見。9分後、2本の魚雷を発射し、英商船エンパイアスプリングボック(5591トン)の右舷側に命中。爆発の炎に包まれ、敵船はすぐに沈没していった。U-81は追跡を続け、翌10日午前7時28分に2本の魚雷を発射。4回の爆発音を聴音した。この雷撃でサリー・マースク(3252トン)を撃沈する。2隻の敵船を仕留め、9月19日にブレストへ入港した。
• 10月29日、ブレストを出港。狩り場へ向かう前にビスケー湾で潜航試験を行ったが、深刻な浸水が発生。急遽ブレストに戻らなければならなくなり、引き返す。その道中で空襲を受け、更に損傷する。10月31日にブレストへ到着し、修理を受ける。11月4日に再度出撃。地中海方面に進出するため、敵の牙城であるジブラルタル海峡の突破を試みる。11月12日に無事ジブラルタルを突破し、地中海に進入した。その先には大物が待ち構えていた。翌13日、U-81はジブラルタル沖で敵のH部隊と遭遇する。15時40分、敵駆逐艦レギオンの聴音手が謎の音を聴き取る。しかしその音は駆逐艦のスクリュー音だとして見過ごされた。1分後、敵空母アークロイヤル(2万2000トン)を右舷側から雷撃。被雷の衝撃で飛行甲板の雷撃機が宙に舞った。浸水により敵空母は電力を喪失し、12時間後に沈没。見事大物を仕留めた見せた。11月24日に同盟国イタリアの港メッシーナへ入港。ここで燃料、飲料水、食糧、魚雷を補給し、同日中に出港。12月10日、Uボート戦隊の本拠地がある北部のラ・スペツィア港へ到着した。
  　
• 1942年1月27日、ラ・スペツィアを出撃。地中海東部で狩りを行う。しかしこの戦闘航海でも敵船を発見できず、メッシーナを経由して4月3日にラ・スペツィアへ戻った。翌4日に再び出撃。病人が出たため4月6日にメッシーナへ立ち寄り、退艦させている。4月16日19時54分、護衛されたタンカーを発見し、20時28分に2本の魚雷で雷撃するも外れる。21時48分、英商船カスピア(6018トン)に魚雷1本を命中させて停止させる。22時10分に再度魚雷を撃ち込み、大破炎上へと追いやった。この攻撃を以ってU-81は離脱。その後、カスピアは沈没していった。22時58分、3隻の帆船を確認。銃撃でFatouh el Kher(97トン)とBAB EL FARAG(105トン)を撃沈した。4月19日21時、帆船Hefz el Rahman(90トン)を目撃したU-81は体当たりで沈めた。4月22日午前4時25分、2隻の帆船を発見。砲撃でEL SAADIAH(122トン)とAZIZA(100トン)を撃沈する。4月25日、地中海東部の拠点サラミス島に入港した。
• 5月6日、サラミス島を出撃。地中海東部を狩り場とする。6月2日午前2時30分頃、サルーム湾で敵機の爆撃を受けて致命傷を負ったU-652は緊急信号を発信。聞きつけたU-81が現場に到着する。U-652の浸水は激しく、既に艦尾が沈下しかけていた。もはや救う手立ては無いと判断したU-81は乗組員を収容し、艦尾魚雷発射管から魚雷を発射。U-652の中央部に命中し、船体を真っ二つにして沈んでいった。6月3日、サラミス島に入港して生存者を降ろすと狩りを再開。6月10日午前0時55分、AT-49船団を発見して追跡。午前2時18分、護衛艦艇に向けて魚雷を発射。これは外れるが、流れ弾となって英商船アーヴル(2073トン)に命中して沈没させた。6月22日にメッシーナへ寄港し、6月24日にラ・スペツィアに到着した。
• 10月5日、ラ・スペツィアを出港。地中海西部とアルジェ沖を狩り場とする。11月10日午前1時4分、小規模な輸送船団を発見。39分後、U-81は4本の魚雷を発射。英商船ガーリンジ(2012トン)に命中し、右舷へと傾斜。およそ4分以内に沈没していった。11月13日15時30分、再び小規模な輸送船団を発見。北アフリカへの上陸を企むトーチ作戦の船団であった。15時55分、2本の魚雷を発射し、英商船マーロン(6487トン)に命中。直後に護衛の駆逐艦がすっ飛んできて、爆雷を投射。U-81は深々度に潜航せざるを得ず、マーロンの最期は確認出来なかったが、撃沈には成功した。11月16日、ラ・スペツィアに帰港。
• 11月24日にラ・スペツィアを出撃。トーチ作戦でヴィシーフランス軍の大半が敵の自由フランスに吸収された事から、今回からはフランスの艦艇も攻撃対象に加えられた。12月19日にメッシーナに立ち寄り、地中海西部で狩りを実施するも、敵機の攻撃で損傷。狩りを中止しなければならなかった。帰港先はラ・スペツィアではなく、同盟国クロアチア独立国の港ポーラとなった。12月21日、ポーラに入港。
  　
• 1943年1月31日、ポーラを出撃。地中海西部へと向かう。2月9日15時40分、小型のモーターグライダーを発見。16時15分に8.8cm対空機銃で撃ち落とした。グライダーを牽引していた帆船AL KASBANAH(110トン)は既に放棄され、無人となっていた。2月10日22時50分、小型船団を捕捉。23時25分、2隻の敵船に対して4本の魚雷を発射。このうちの1本がオランダ船サロエナの船尾に命中し、損傷を与えた。翌11日午前10時6分、3隻の帆船を発見。午前11時25分、砲撃でHUSNY(107トン)、DOLPHIN(135トン)、SABAH EL KHEIR(36トン)をまとめて葬った。2月19日、サラミス島に帰投。
• 3月6日、サラミス島を出撃。キレナイカ沖で通商破壊を行う。3月20日午前6時40分、シリア船籍の帆船2隻を目撃して接近。U-81の姿を見るや、乗組員は船を放棄して脱出。午前7時50分より砲撃を始めるが、18分後に敵機が襲来し、潜航を強いられる。敵機をやり過ごした後、午前8時38分に砲撃再開。48発を発射したのち、午前9時46分にMAWAHAB ALLAH(77トン)とBOURGHIEH(244トン)を撃沈した。3月28日21時43分、帆船に向けて雷撃。しかし命中しなかったため、22時2分に2本の魚雷を発射。うち1本がROUSDI(133トン)の機関室に命中し、爆沈した。4月7日、ポーラに帰投。長い戦いの疲れを癒すため、オーバーホールを実施。機関を換装した。
• 6月6日、ポーラを出撃。地中海東部とシラキュース沖で活動する。6月17日午前7時20分、GTX-2船団を発見。午前7時33分、2本の魚雷を発射。このうちの1本が英商船ヨマ(8131トン)に直撃し、8時間後に沈没。6月25日午前9時35分、帆船を発見。午前10時10分、U-81は帆船の前を横切って威嚇射撃を実施。直ちに乗組員は下船し、8.8cm砲弾12発を撃ち込んでNISR(80トン)を撃沈した。翌26日午前9時19分、見張り員が帆船を発見。8.8cm砲弾48発を撃ち込んでTOUFIC ALLAH(75トン)を沈める。14時10分には帆船NELLY(80トン)を撃沈している。6月27日午前8時20分、汽船を発見して追跡を開始。14時57分、2本の魚雷を発射するも命中せず。続いて15時3分に再度2本を発射し、ギリシャ船MICHALIOS(3742トン)の船尾に命中。2分以内に沈没していった。7月4日、サラミス島に入港。
• 7月14日、サラミスを出撃。敵軍のシチリア島上陸を妨害するため、島の近海に進出する。7月22日17時、コルベット艦に護衛された敵船を捕捉。17時14分、3本の魚雷を発射し、このうち1本が英商船エンパイアムーン(7472トン)に命中。即座に敵の護衛艦が向かってきたため、U-81は潜航を強いられた。エンパイアムーンはしばらく海上に浮いていたが、ついに耐え切れなくなり翌23日にシチリア島の海岸へ座礁。全損となった。7月25日にポーラへ帰投した。8月1日に再び出撃し、キレナイカ方面に向かう。しかし獲物に恵まれず、8月10日にポーラへ戻った。造船所に入渠し、対空砲の増備を行った。9月20日、ポーラを出撃。敵軍のサレルノ上陸を妨害すべく同方面に向かったが、敵船を仕留める事は出来なかった。10月13日、ポーラに入港。11月4日に出撃するも、対空砲の故障により引き返す。新たなレーダーを装備し、11月10日に再度出撃。一週間後の13時、U-81はAH-9船団を発見。しかし上空には敵機が旋回しており、2発の至近弾を受ける。何とか敵機をやり過ごし、潜航して攻撃の機会を窺う。2隻の敵船から出るスクリュー音を聴音し、17時12分に2本の魚雷を発射。うち1本が英商船エンパイアドゥンスタン(2887トン)に直撃。敵船は真っ二つに叩き割られ、20分以内に沈没した。11月23日、ポーラに帰港。12月30日にまた出撃したが、艦長がインフルエンザに罹患したため、すぐに引き返さなければならなかった。
  　
• 1944年1月9日午前11時30分、ポーラが空襲を受ける。後部魚雷ハッチに500kg爆弾が貫通し、電気機関室と耐圧殻を突き抜けた。大きく穿たれた穴から大量の海水が入り込み、10mの水底に沈没。乗組員2名が死亡した。4月22日に残骸が引き揚げられ、解体された。

末尾の番号が若いほど、古いログになります。

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