ベアルン

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基本情報 †

プロフィール
	名前	ベアルン FFNF Béarn
	レアリティ	SR
	艦種	空母
	陣営	アイリス
	CV	高野麻美
	イラスト	股间少女老妹鹅
	耐久	B	火力	D
	雷装	D	回避	C
	対空	B	航空	A
	速力	21	運	42
	装甲	中装甲
	SD
自己紹介
超弩級戦艦ノルマンディー級5番艦――から改造された、アイリス初の空母・ベアルンと申します。 アイリスとヴィシアとの軋轢を最後まで見届けていましたが……そのような悲劇が繰り返されませんよう願っています

スキル名		効果
	秘蹟・聖装砲撃	自身の副兵装枠に主砲が装備されている場合、【副兵装枠の威力補正が25.0%(MAX45.0%)アップし、装備されている主砲の索敵範囲と射程が80になり、戦闘中24秒毎に特殊弾幕を展開する】を得る; 爆撃機が装備されている場合、自身の1回目の航空攻撃の準備時間を20.0%(MAX50.0%)短縮させる
	秘蹟・聖翼積装	自身の航空攻撃準備完了5秒後、一度だけ魚雷弾幕+特殊航空攻撃Lv.1(Lv.10)を行う(威力はスキルレベルによる)。この効果は一度の戦闘で3回までしか発動できない

大陸wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/贝亚恩

着せ替え †

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アイリス・ライフガード
	[添付]
ショップにてダイヤ780で購入可 (期間限定:2020年5月21日メンテ後 から 2020年6月17日 23:59まで)

着せ替え後(アイリス・ライフガード)ボイス †

ボイス †

ゲームにおいて †

2020年5月末開催のイベント「神穹を衝く聖歌」にて実装された、自由アイリス教国所属の航空母艦。
イベントポイント「聖座の旧印」を集めてイベント補給で交換するか、海域ドロップにて入手できた。

性能 †

ようやく登場したアイリス/ヴィシア陣営待望の(そして史実では唯一完成した)空母。
史実を反映して鳳翔、ツェッペリンちゃんと同じく、空母なのに軽巡砲が積める。
ステータスはほぼツェッペリンちゃんと同等だが、ベアルンは更に雷装値を持ち、ハード海域で指定される火力・航空・雷装を一人で補えるという珍しい特徴を持つ(他に同じ芸当ができるのはブリを除けば白上フブキのみ*2)。
しかし、空母としての性能は全体的に控えめで、特に装填値がLv100時でも100を下回る程(具体的には全空母中ワースト4位タイ)であり、航空値も正規空母中ワースト6位タイ(とはいえ流石にセントー以外の全軽空母よりは高い)となっている。
代わりに火力値は軽巡の上位陣に匹敵する程(能代と同値)あるので、自爆ボート等を迎撃する能力は充分にある。
装填値の低さは後述のスキルである程度補えるが、ダメージが不足していると感じた場合はリシュリューが持つバフスキルや「空襲先導」を持つ前衛等で補っていきたい。

スキル †

• 「秘蹟・聖装砲撃」
  副兵装枠に装備している装備の種類によって効果が変わるスキル。
  • 軽巡砲を装備している場合、威力補正が最大100%にまで上昇して、索敵範囲と射程が80に延長、24秒毎に特殊弾幕を発射するようになる。
    射程80は前衛が押し戻されるラインより少し左ぐらい*3なので、前進してくる敵量産型や自爆ボートを後方から迎撃するのは得意。
    しかし装填値が低いため、量産型に発砲してる隙に自爆ボートが突っ込んでくる場合等もあるので過信は禁物。
    特殊弾幕は重桜以外のBIGSEVEN等と似たような交差弾幕がメインであり、広範囲の雑魚を殲滅するのに適している。
    時間制で確定発動なのも装填値が低いベアルンの手数を補ってくれて嬉しいところ。
    多くの弾幕持ちと同じく、旗艦以外に置いた場合弾幕の何割かが画面外に飛んで行って無駄になってしまう悩みはあるが、空母でありながら自爆ボート処理が行えるベアルンは他の空母に比べてある程度安心して旗艦を任せる事は出来る。
  • 爆撃機を装備している場合、威力補正は上がらないため55%と非常に低くなってしまうが、代わりに最初の航空攻撃の準備時間が最大で半分となり対エリート戦等で速攻を仕掛けるのに向く。
    また、スキル2の発動条件を最速で満たせるようになるため、24秒の弾幕すらいらない短期戦では爆撃機、短縮しなくてもスキル2が発動するような長期戦では軽巡砲と使い分ける事ができる。
    他には広範囲に攻撃できる特殊弾幕+自爆ボート迎撃もできる軽巡砲に対して単体に火力を集中できる爆撃機といった使い分けもできるため、想定する敵によって装備を積み替える事で幅広く使う事が出来るだろう。
• 「秘蹟・聖翼積装」
  龍驤等が持つ、装填完了がトリガーの確定発動タイプの追加航空攻撃スキル。
  追加されるのは龍驤と同じく爆撃機のみ。(余談だが、この時発艦される爆撃機「V-156F」は現時点では装備としては存在しない珍しい物である)
  ベアルンは更に魚雷も発射してくれるため攻撃範囲が広いが、この魚雷は発射位置が後方かつ追尾性能もなく、ランダムで狙った敵*4一体に向かって直進するだけなので、まぐれで当たれば御の字といったおまけ程度と考えよう。
  爆撃機を積まないor積んでも威力補正が低いため航空攻撃のダメージが低くなりがちなベアルンにとってはありがたいスキルである。
  1戦闘で3回までの制限があるが、そもそも3回目の航空攻撃が溜まる状況は高難易度のボス戦くらいであり、それほど気になる事ではないだろう。

オススメ装備 †

戦闘機 †

ベアルンの航空攻撃は実質的に戦闘機と攻撃機でしかダメージを稼げないと思ってよいので、なるべく500lb爆弾搭載機を選ぼう。
また攻速の速さはスキル2の発動機会に直結するのでなるべく速い物を積みたい。

画像	装備名	備考
	シーホーネットT0	爆撃機並の1000lb爆弾を持つ戦闘機。攻速は若干遅めだが、DPSでは全戦闘機中トップとなる。 戦闘機枠でダメージを稼ぎたいベアルンにはうってつけの逸品だが、対空迎撃能力が烈風並のポンコツなので極一部の海域では不利となる。イベント限定の一点物であるのも惜しい
	F4U(VF-17中隊)T0	総合的に見て最良の戦闘機。爆弾の威力も他の500lb爆弾より高く、なおかつ攻速も良好。航空攻撃時に味方全体への対空バフまで付いてくる 問題点があるとすればコアショップ限定品であるため量産性は低い点であろう
	烈風T3	500lb爆弾搭載機の中では2番目に攻速が速い。機銃も良い物を搭載しているが、飛行速度の速さが災いして残念ながら対空迎撃能力は特に優れている訳でもない 基本的にはF4U(VF-17中隊)の次点だが、この装備もイベント海域のドロップか科学研究室でしか設計図を得る事が出来ないので量産性には難がある
	F6FヘルキャットT3 シーファングT3	その他の500lb爆弾搭載機。ヘルキャットは攻速が一番遅いものの設計図が通常海域でドロップするため量産性に優れる シーファングはヘルキャットより攻速で勝るが設計図が通常海域にはない。しかし、どちらも装備箱から装備自体を得られるので、入手機会自体は多い 他にシーフューリーもいるがコアショップ限定品なのであえて選ぶ利点が薄い。イベントで既入手の人は選択肢に入るだろう

攻撃機 †

画像	装備名	備考
	バラクーダT3	威力と攻速の両方を兼ね揃えている優秀な攻撃機。惜しむらくはこれも装備箱限定品であるという所であろうか
	ソードフィッシュ(818中隊)T0	威力と攻速の面ではバラクーダに後れを取るが、追加効果の鈍足化は非常に有効 最速で航空攻撃を発動させた場合、鈍足化中にスキル2を当てる事ができる　スキルの魚雷が全然違う敵を狙った？まったく、ベアルンのお茶目さん バラクーダと違いコアショップで確定入手できるのが利点でもあり、コアデータを使わなければいけない欠点でもある
	流星T3	重桜魚雷を持つ中では最良の攻撃機。総威力と攻速は上記に劣るが、動かないボスなどには無類の強さを誇る これも烈風と同じくイベント海域のドロップか科学研究室でしか設計図を得る事が出来ない

副兵装(軽巡砲) †

前述の通り短期戦では爆撃機、長期戦では軽巡砲の方が適しているが、特殊弾幕が中々の物な上スキル2は爆撃機を装備していなくても発動はできるので、軽巡砲を積んだ方が(単体に対する火力では劣るものの)総合的な火力は出せる。
ベアルンは火力値を上げる手段が乏しいので出来るだけ火力値補正の高い金装備を装備させたい所。

画像	装備名	備考
	155mm三連装砲T3	遠くから撃っても拡散範囲が広いため当たりやすく、自爆ボートに強い榴弾である点も高評価。更に数少ない火力45を盛れる軽巡砲である 残念ながら攻速は非常に遅いため、ひっきりなしにボートが飛んでくる海域には向かないが、量産性では他を凌駕している
	152mm三連装砲B-38 MK5T3	155mm三連装砲より攻速に優れるが、弾道がかなりブレる上拡散性もそれほどないため真正面以外から高速移動する敵を撃った時の命中率では劣る 何より問題なのはこの装備は常設されていないイベント海域限定品であるため入手性が非常に悪い事だろう
	試作型三連装152mm両用砲Mk17T0	榴弾砲の中で攻速は最速。弾道特性は152mm三連装砲B-38 MK5に近いが、更に拡散するためカスリ当たりしやすい 金軽巡砲の中では唯一火力30であり、ベアルンは基本的に他の装備で火力を盛れないため火力が足りない場合迎撃に失敗する恐れはある 設計図も科学研究室限定品であるため、入手性もあまりよくない
	試製152mm三連装砲T0	金軽巡砲の中で最速の攻速を持ち、撃ち切りも早いため連射性に優れる上、弾速も速く移動標的に対する命中率に優れる しかし、榴弾に比べて軽装甲へのダメージ倍率で劣っているので三連装152mm両用砲と似たような悩みを抱える 設計図が科学研究室限定品であるのも三連装152mm両用砲と同じ

副兵装(爆撃機) †

爆撃機は基本的に威力と攻速が反比例の関係にある。
爆撃機を積んだ場合最初の航空攻撃が最大半分の時間で発動できるが、補正で威力が半減するため威力が高い物を積んだ時と低い物を積んだ時のダメージの差は他の艦程露骨にはならない。
とは言え少しはダメージの足しになるため、航空攻撃1回で終わるような戦闘ならば威力重視でも良い。
2回目、3回目が発動するような戦闘ならば威力より攻速を重視してスキル2の発動機会を増やした方が良いだろう。
下記は爆撃機の攻速TOP5であるが、これ以降も威力は増える代わりに攻速が減っていく。

画像	装備名	備考
	フルマーT3	爆撃機カテゴリーにいる戦闘機。全爆撃機中最速の攻速を持つが、爆装はない物と思っていい スキル回しを最優先にする場合のネタ選択肢。紫装備のため航空25なのがネック
	バラクーダ(831中隊)T0	爆撃機カテゴリーにいる攻撃機(？)。攻速は優先したいけどフルマーじゃ弱すぎる…というワガママさんのための装備 金装備なので航空45なのも嬉しい。破甲効果なんてなかった。コアショップ限定品のため量産性は低い　そもそも一機あれば十分だけど
	彗星T3	まともな爆装を持つ爆撃機の中では攻速が最速であり、入手性にも優れる上、金装備なので航空45と至れり尽くせり バラクーダとの攻速の差はミリ秒単位でしかないので最速に拘らないのならこちらで良いだろう
	ファイアフライT0	攻速TOP4。彗星よりもDPSで僅かに勝り攻撃範囲も良好だが、コアショップ限定品のためわざわざベアルンのためだけに取るかと言うと… 一応回避上限が高いため演習や防空艦が出てくる13章等にも強い
	Ju-87C急降下爆撃機T3	攻速TOP5。攻速と総威力のバランスは優秀だが、搭載爆弾の影響でダメージのバラつくのと航空25がネック 航空値補正は戦闘機、攻撃機、特殊航空攻撃のダメージにも影響を与えるため、本末転倒感はある

設備 †

画像	装備名	備考
	油圧カタパルトT3	空母の鉄板装備。とりあえず1枠はこれにしよう
	空母燃料タンクT3	同レアリティの油圧カタパルトと同じ能力値を持つため、代替品として使える
	ホーミングビーコンT0	能力値こそ上記に劣るが、装填時間を直接短縮してくれる唯一無二の空母用設備 装填値の低いベアルンにとっては垂涎の品ではあるが、あまりに早くスキルを回してしまうと場合によってはいらない所で3回制限に引っかかってしまうかも知れないので注意 (とは言え極端な最速装備にバフ等を重ね掛けしない限り3回目のスキルが発動するまでに1分前後はかかるが) コアショップ限定品だが紫装備のため他の物に比べて少し安い
	情報レポート・北極要塞T0	なんと空母に積める火力装備。誰がこれを空母に積む事を予想しただろうか。ツェッペリンちゃんと違ってスキルで自身の火力を増やせないので、積む意義はある 軽巡砲装備にしてる場合はなるべく積みたいところだが、現状イベント限定一転物なので、引く手数多なのがネック

オススメ編成 †

主力 †

画像	キャラ名	備考
	リシュリュー	アイリス/ヴィシア陣営へのバフスキルを持つ戦艦。旗艦を譲る必要があるが、火力・雷装・命中・装填と空母用装備ではカバーが難しいステータスを上昇してくれる 更にアイリス陣営のキャラであるベアルンはダメージアップバフも貰えるため、攻撃力不足を解消できる
	バターン	空母・軽空母に対する装填・対空バフを持つ。発動条件が僚艦に配置した時なので、旗艦を他の艦に譲れる
	カサブランカ	空母・軽空母に対する航空・装填バフを持つ。カサブランカも最初の航空攻撃の準備時間を短縮するスキルを持つため、揃って速攻を仕掛ける事ができる なお、カサブランカは同艦隊でなくともバフを掛ける事ができる特殊性があるため、アイリス/ヴィシア艦隊にする場合は別艦隊として出撃させる手もある

前衛 †

画像	キャラ名	備考
	アーデント カーリュー ヘイゼルウッド ベンソン 夕暮	全員「空襲先導」スキル持ち。威力不足なベアルンの航空攻撃をフォローしてくれる アイリス/ヴィシア陣営のキャラがいないのが少し残念な所 そもそも史実じゃろくに空母運用してないから仕方ないけどね
	ル・マルス	前衛がアイリス/ヴィシア所属艦のみの場合20秒毎に50%の確率でダメージアップバフが発動する 上記の艦との併用はできないが、こちらの方が上昇率が高い上、航空攻撃以外のダメージもアップさせてくれる しかし、ベアルンのスキルの発動間隔を合わせ辛いのが難点

キャラクター †

元超弩級戦艦から改装されたアイリスの最初の空母。
几帳面な性格で言動が丁寧だが、ときには慇懃無礼と感じさせてしまうことも。
アイリスに似つかわしくない本の中身は…あまり深く考えないほうが良さそうだ。
(公式Twitter紹介)

元ネタ †

• フランス海軍が建造した航空母艦ベアルン。その名はかつてフランスに存在したベアルン州に由来する。
• 同じくワシントン海軍軍縮条約によって改装が決定した加賀やレキシントンと同様、巡洋艦並みの主砲を備えた(ベアルンは更に水中魚雷発射管まで残っていた)前時代的な部分はあったが、
  イギリスの空母イーグルを参考にした島型艦橋や全通式甲板等、先見性のある設計も取り入れていた。
  • とはいえ元々が第一次大戦前に設計された低速な戦艦で、尚且つ加賀のように目立った改造も無かった為に性能に限界があり、大型化を続ける艦載機には対応できなかった。
    フランスはベアルンの経験を生かして設計されたジョッフル級航空母艦の建造を開始していたが、フランスの早すぎる敗戦には間に合わず、結局ベアルンは大戦中フランス唯一の空母となった。
• 実は空母の歴史上「横索式アレスティングワイヤーを初めて標準装備した」艦として有名だったりする。
  • 空母である以上、航空機を着艦させなくてはいけないのだが、当時は艦の前後の方向に100本以上のワイヤーを張り、
    航空機につけた櫛のような装置とワイヤーの摩擦で減速、停止させるという英国開発の「縦索式」が中心であった。
    この方式はワイヤーと装置の摩擦にのみ頼っている為、減速に失敗したり、甲板から転落したりと着艦事故が頻発、英国海軍ではとうとう縦索式アレスティングワイヤーを撤廃、
    「失速寸前までスピードを落とした機体を整備員が手で捕まえて引き降ろす」「着艦してきた機体にとびかかって押さえつける」といったトンデモない方法を取るようになっていた。(それでも縦索式の頃に比べれば事故は減ったという)
  • 「横索式」は技術的に難しい*5反面、摩擦力ではなく、ワイヤーの弾力や作用・反作用を利用している為、縦索式のような問題は少なかった。
  • ベアルンで導入された横索式アレスティングワイヤーは各国に採用され、日本でも1930年に加賀でテストされたあと、萱場製作所(現在のKYB)によって国産化され、全ての空母に導入されていった。
• また、世界で初めて双発単葉機(ポテ56の艦載機仕様であるポテ565)を発艦させた記録も持っている。

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