ロドニー

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基本情報 †

プロフィール
	名前	ロドニー HMS Rodney
	レアリティ	SR
	艦種	戦艦
	陣営	ロイヤル
	CV	大地葉
	イラスト	梦咲楓(かえで)&MD
	耐久	A	火力	A
	雷装	E	回避	D
	対空	C	航空	E
	速力	23	運	81
	装甲	重装甲
	SD
自己紹介
ネルソンの妹、ロドニーです。はい！……私たち姉妹もそこそこ有名ですね。 えっと、戦い方が見た目とイメージが違う、ですか？まあまあ指揮官、こういう噂はもちろんウソですよ〜

スキル名		効果
	BIG SEVEN	主砲発射時20.0%(40.0%)で特殊弾幕を発動する(威力はスキルレベルによる)

主砲攻撃	特殊弾幕スキル

大陸wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/

ケッコン †

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ケッコン衣装の絵を開く

パレス・ブライトネス
	[添付]

ケッコン後(パレス・ブライトネス)ボイス †

着せ替え †

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着せ替え画像を開く

未来の海浜大将
ショップにてダイヤ800で購入可
完璧な佳人
	[添付]

着せ替え後(未来の海浜大将)ボイス †

着せ替え後(完璧な佳人)ボイス †

ボイス †

イベント等のテキスト †

ゲームにおいて †

ロイヤル所属の戦艦。レア度はSRで建造と一部海域で入手が可能。
通常海域での入手は2-4が最速。

性能 †

SRでありながらそこは戦艦。比較的高い素ステータスを誇っており、火力、耐久値においてはSSRに次いでSRでも最上位に位置している。
姉よりすぐれた妹なぞ存在しねぇ!!
7/17のメンテナンスで一部主力艦の副砲発射モーションが短縮され、ロドニーの副砲発射も早くなっている。これにより姉妹間での差はほぼなくなった。

スキル †

BIG SEVEN

• 効果は「主砲発射時20％（最大40％）で特殊弾幕を発動する」というもの。
• 弾幕は独特な形状をしており威力、範囲共に優れた強力なものになっている。
  • スキルレベル7から弾幕の形状が変化し、弾幕が2層になりより多くのダメージを期待することができる。
• Lv10では威力156で軽装甲100%、中装甲80%、重装甲70%の弾を44発発射しているらしい。
  駆逐艦・軽巡洋艦など軽装甲の敵を一掃するのが得意で1Hitでも戦艦の主砲並、当たり方によってはその倍以上のダメージを見込める。
  • よく動き回る対駆逐艦であっても発動してしまえばほぼ確実に耐久を削る事ができる(むしろ動いてくれたほうが当たる数が増えるのでよりダメージが与えられる)。
  • また例としてロドニー自身が撃つ場合で、主砲補正130%込みで
    • 威力88x3、通常弾（軽70%中100%重90%）艦砲補正110%の283mmSKC34三連装砲よりBIG SEVENの方が1ヒットの威力が高い
    • 威力154x2(軽140%中110%重90%)で榴弾（軽140%中110%重90%）艦砲補正110%の410mm連装砲には1ヒットの威力で負ける、となる。
  • また与えるダメージはスキル発動者本人の火力値を参照している。
• やはりこのスキル最大のウリは中央に置くと44発の弾で画面を制圧できる点。
  • 主力上下どちらかに配置した場合弾幕の1/4近くが消失してしまう。また配置した上下反対位置に出現する敵には当たらないことがあるので、効率よく運用するなら旗艦への配置が推奨される。
  • 弾幕も速すぎず遅すぎず、判定も持続しやすいので発動すれば敵が複数回出現する場合でも一掃してそのまま戦闘が終了するというケースも稀に起こる。このページのgifでも1回画面上の敵を全て倒した後、次に出現した敵にダメージが入っている事が確認できる。
• スキルの弱点としては発動率が最大（スキルLv10）でも40％と低いこと。安定性に欠けてはいるが、破壊力を考えるとこの確率は妥当とも言える。が、確実性がないのは少し心許ない
• シールド持ちの敵に弱く、このスキルの弱点と言える。シールドは弾が触れるとその弾を消滅させる為、ちょうど正面に判定があるとほとんどダメージが与えられなくなってしまう（敵が移動していると稀に当たる）。弾幕は均等に散らばるので、シールドに集中して当てて消すという用途も難しい。
  • 可能であれば、ロドニー／ネルソンの攻撃前にあらかじめ前衛で敵のシールドを割っておきたい。

オススメ装備/編成 †

主砲 †

強力な弾幕を展開できるスキルの発動条件が「主砲発射時」のため、基本的には主砲は攻撃速度が速いものが推奨される。

画像 弾薬	武器名	威力	攻撃速度 （基礎装備スペック）	備考
通常弾	283mmSKC34三連装砲[T3]	88x3	16.63s/回	通常弾で戦艦主砲としては威力が低いが攻撃速度は最速。スキル回転を最優先する場合に。
榴弾	381mm連装砲改[T0]	133x2	17.96s/回	榴弾の金主砲で最も早い攻撃速度を持つ、最終装備候補。戦艦主砲の中では威力は低めだが、火力補正も高いためスキル威力と回転を両立する。 現在の入手方法が研究での設計図のみなので希少性が高いのが難点。
徹甲弾	380mmSKC連装砲[T3]	132x2	18.38s/回	徹甲弾の金主砲で最も早い攻撃速度を持つ、最終装備候補。徹甲弾の特性上、軽装甲の相手に対してダメージが伸びにくいが優れた攻撃速度を持つ。 戦う相手を選ぶがスキルとの相性が非常にいい。火災耐性があり重装甲の相手（一部セイレーンなど）には重宝される。
榴弾	410mm連装砲[T3]	154x2	20.02s/回	381mm連装砲改よりも1発の威力が高く、それなりに攻撃速度が早い榴弾主砲。箱もしくは通常海域の設計図で手に入るため入手しやすい。 381mm連装砲改と似た使い勝手で使いやすいわりに入手が容易なので、最終装備が手に入るまでの繋ぎ装備としても優秀。
榴弾	試製381mm三連装砲[T3]	142x3	23.14s/回	研究限定の榴弾の金主砲。他と比べると攻撃速度は遅いが基礎威力が高い。 スキル連打には向かないが、スキルが発動しなかった時など通常砲撃にも火力を期待したい場合にも安定した火力を期待できる。
榴弾	試作型406mmSKC連装砲T0	154x2	19.42s/回	410mm連装砲T3の上位互換。 装填速度と威力を両立した優れた高バランスを有する主砲。しかし、入手方法が限定的であるため需要が高い。

副砲 †

主に自爆ボートの迎撃のためにショットガンタイプの軽巡主砲を採用する。金装備は火力補正が高く、スキル火力にも影響がある点を考慮したい。

画像 弾薬	武器名	射程	備考
榴弾	152mm三連装砲(ユニオン)[T3]	60	射程が長く広範囲に攻撃可能なショットガンタイプの榴弾の軽巡砲。複数が縦に並んで突撃してくるボート対策に有効。 入手が容易なので、とりあえずボートを迎撃したいときはコレ。
徹甲弾	152mm連装砲(ロイヤル)[T3]	50	ショットガンタイプの徹甲弾の軽巡砲。使用用途は上記の三連装砲とほぼ一緒。弾速が速いのでボートが1隻ならこちらの方が迎撃しやすい。
榴弾	155mm三連装砲[T3]	50	3発を2連射する榴弾の軽巡砲。金装備であるため火力上昇が高く「BIG SEVEN」の威力強化にも有効。 軽巡の主砲としても競争率が高く採用は難しいが、自爆ボードの迎撃をしつつスキル火力を高めたい場合に。
徹甲弾	試製152mm三連装砲[T0]	60	研究限定の徹甲弾の軽巡砲。弾速が速く、射程も長く、自爆ボート迎撃に非常に優秀で火力補正も高い。 ただし弾道がブレるため稀に迎撃に失敗することがある。また、金の軽巡主砲なので競争率も高く、入手難度が高い。

対空砲 †

対空はあまり高くないため、基本的には鉄板構成でよい。

画像	武器名	射程	備考
	四連装ボフォース40mm機関砲[T3]	28	射程は短めだが速度、火力は高い。
	105mmSKC連装高角砲[T3]	32	113mm連装高角砲と比べ射程、火力は落ちるが装填速度は速め。
	113mm連装高角砲[T3]	35	射程、火力申し分無い対空砲の至宝。それゆえ他にも需要が高い。
	連装ボフォース40mm機関砲STAAG[T0]	30	研究限定の対空砲。高い攻撃速度に加えて命中が+10される。 後半海域では敵の回避が高く主砲のミスも増えるため、対空砲の枠で命中をブーストできる本装備は非常に有用。

設備 †

主にスキル威力と発動回数を伸ばすための火力・装填ステータスの補助、および戦艦の命中を補う設備が有用。
一方、弾幕の形状の関係から旗艦になりやすく、後半海域の苛烈な砲撃に晒されやすいため、状況次第では耐久や回避を補う設備も候補に入る。

画像	武器名	効果	備考
	自動装填機構[T3]	火力+7, 装填+35	強力な弾幕スキル「BIG SEVEN」の発動回数を重視する場合の鉄板装備。 装備箱などからも入手可能であり、耐久面などでの心配がなければ優先して装備していきたい。
	一式徹甲弾[T0]	火力+55, 命中+15 主砲のクリティカルダメージが25%アップ	コアショップ限定品。火力値の伸びはSHSに劣るものの、命中ステータスも伸ばすことができる。 ただし特殊効果のクリティカル威力アップの効果はスキル弾幕には乗らない。
	SHS[T0]	火力+70 主砲のクリティカル率が8%アップ	コアショップ限定品。最大で火力70も上昇する。クリティカル率上昇効果はスキルには乗らないが、火力補正により弾幕によるダメージを大幅に上げることが可能。
	高性能火器管制レーダー[T0]	火力+30, 命中+36 主砲攻撃1回目の準備時間が15%短縮	イベント補給限定品。そこそこの火力上昇と大幅な命中上昇に加えて「主砲攻撃1回目の準備時間が15%短縮」の効果が得られる。 およそ3発目以降の主砲発動は自動装填機構の方が早くなるため演習などの短時間の戦闘向きだが、ステータス補正だけでも非常に強力。
	消火装置[T3]	耐久+266 火災被害を20%, 発生率を30%下げ, 時間を6秒短縮	演習や後半海域で苛烈になる敵戦艦からの榴弾の延焼ダメージを実質半分以下にしてくれる。 弾幕スキルの関係から旗艦になりやすいロドニーには後半海域では必須品。
	SGレーダー[T3]	命中+35, 回避+15 待ち伏せ率12%低減, 回避成功率12%上昇	後半海域の駆逐艦や演習などの回避が高い相手に対する命中ブーストとして有効。 前衛にSGレーダーを付けない分、耐久を盛れる点も良い。オマケ程度だが回避も平均的な重巡くらいになる。
	ビーバーズエムブレム	耐久+75, 回避+35 艦隊速力が20%アップ	後半海域の旗艦狙いの砲撃がとにかく痛い場合、消火装置と共にこれを付けてもよい。

編成 †

弾幕のため主砲の回転数を上げられる艦と、耐久面が高い艦や回復補助のできる連戦適正の高い艦がおすすめ。

• 主力
  • クイーン・エリザベス
    ロイヤル艦に様々なステータス上昇バフを付与してくれる女王様。装填と火力も上昇するため主砲攻撃の回転速度を上げつつスキルの弾幕のダメージも上げてくれる。
  • フッド
    スキルの高速回転に向いている。お互い発動条件が同じスキルで装備が競合することが多くなる。持っている装備と相談して編成したい。
  • ヴェスタル・明石
    回復役として欠かせない存在。ロドニー自身装備の設備枠候補が多いため応急修理装置を装備できないことが多いので長期戦や複数回戦闘する際にはとても重宝する。

• 前衛
  • アリシューザ・ペンサコーラ
    スキル「装填司令」 を持つ2人。20秒毎に25％の確率で全艦の装填値を最大25％上昇させることができ、ロドニーを含む全体の攻撃サイクルを上げることができる。また2人とも入手が容易で序盤からでも運用しやすい。
  • ニューカッスル
    上記と同じく「装填指令」を持つ巡洋艦。スキル「対空配置」も持ち合わせているのであまり高いとは言えないロドニーの対空値を補うことが可能。入手はイベント限定なので注意。
  • フェニックス
    ユニオンの副砲型軽巡洋艦。全艦最高クラスの連戦適正を持つ。装填バフこそないが道中の連戦に強いロドニーの良パートナー。燃費の安さも魅力。
  • ジャベリン改・綾波改・フォーチュン改・シグニット改
    フェニックスと同じく道中適正が高い高回避の改造済み駆逐。

キャラクター †

好きなもの・こと：ネルソン姉様、頼られること
苦手なもの・こと：なし
趣味　　　　　　：日光浴
特技　　　　　　：酒に強い

（クロスウェーブより）

• 「ちょうど概要を整理しました。ご確認ください」
  ネルソン級戦艦の次女。
  面倒見が良く見捨てないとはいえ、ツンデレが祟っていちいち言動が苛烈な姉とは対照的で、優しい口調で話してくれるお姉さんなキャラ。
  余程バカなことをやらない限りは怒りも失望もせず、指揮官のセクハラにも全く動じない上、他者の策略にも全く引っかからないなど、強キャラ演出が多い。
  極めつけは、アズールレーン全体でも珍しい「苦手なもの・こと：なし」である。終いには酒にも強いと、ある意味でフッドやイラストリアスを超えるロイヤルレディーである。

• 「敵に情けをかける必要がありませんね」
  ただし、この手のキャラにありがちで敵に回すと怖い。
  いざ戦闘となれば敵に一切容赦をせず、被弾が重なれば腹いせに火力を上げようとするなど、攻撃的な様子が見られる。
  そうでなくても、MVP獲得時は常に「弾薬を使いすぎました」と言うほどであり、狂戦士というのが相応しいかもしれない。
  一応、姉と同時編成時に「相手をあまり侮らないでくださいね」と忠告しているので、彼女はそれだけ本気なのだとフォローはしておく。
  • これはビスマルク追撃戦で活躍したロドニーの武闘派な一面が出てしまっているのかもしれない。
    詳しくは元ネタを参照してほしいが、攻撃中止命令が出ているのに無視してビスマルクを攻撃し続けたという説もあるほど。
    ちなみに、海域攻略時に必要となる弾薬量の減数に変化はないので思う存分撃ってもらおう。
  • 逆に好感度を上げれば指揮官の大好物を毎日作ってくれるので、肥えること間違いなしだ。
    執務室でのセクハラは流石に止められるが、水着衣装「未来の海浜大将」のセリフから場を弁えれば全く問題ない模様。
    むしろ主導権を終始握られ続けるので、彼女を出し抜こうとは思わない方がいいだろう。
  • ドイッチュラントのキャラストーリーでは「トップ20」と発表されるほど大規模な演習で13位の陛下を抑え5位に入賞している。
    その際ドイッチュラントは「まあビッグセブンほどじゃなくてもこのわたしが」と非常に珍しく格上と認めていた。

• 「いかかですか？ビッグセブン級のこの感触♪」
  姉妹揃って非常にグラマラス。通常衣装でもその存在感は大きいが、水着衣装「未来の海浜大将」へ着せ替えるとやはりさらに強調されるものとなっている。
  この衣装では実装当時、水着衣装があるキャラクター同士の掛け合いを聞くことができるのだが、なんと赤城が見ているのにガンガン指揮官に攻めていったようだ。
  その他でも強かな一面を見せるセリフがあり、彼女からすれば大鳳どころかローンや隼鷹でさえどうということはない相手なのかもしれない……。
  • この強者っぷりは『Queen's Orders』や『びそくぜんしんっ！』でも遺憾なく発揮されている。
    アバークロンビーの悪戯に全く惑わされる事なく、ビッグセブンのあまりの破壊力にラフィーとジャベリンが戦慄するほど。
    前者にてネルソンはあっさりと引っかかっていましたとさ。
  • ちなみに抱えているビーチボールをよく見てみると、ネルソン級の象徴ともいえる主砲三基の前方集中配備が再現されている。
    戦闘時には何とこのビーチボールに乗っかって航行する上、ビーチボールの主砲を発射するのだが、ロドニーは落ちたりしないしポロリもしない。完全無欠である。

• 中文版限定のLAWSONコラボ着せ替えが存在する。日本語ボイスも存在するが、大人の事情で日本未実装。制服がはちきれんばかり
  +

  画像など

  一日見習い店員
  限定任務「一日见习店员」 2018年09月06日～12日 同復刻 2019年01月10日～16日
  大陸版Wikiにて音声を聞くことができる。（中ほどにあるボイス集で一日见习店员を選択）
  ここ↓

  なお、夕立にもLAWSONコラボ着せ替えがある。碧蓝航线Wiki - 夕立

• 余談だが、初期実装艦でありながら、立ち絵が高解像度で描かれている数少ない艦である。レビューで拡大表示したものをレナウンなどと比較するとわかりやすい。

元ネタ †

名前の由来は英海軍提督のジョージ・ブリッジス・ロドニー男爵。
ネルソン提督ほど海外での知名度はないものの、英海軍の歴戦の提督であり現場からのいわゆる叩き上げで爵位持ちかつ提督かつ総督にまで昇り詰めた人物で英国ではかなり有名な人物。
現在もロドニー男爵家は続いており、現在は11代目の人物が当主となっている。
日本においては「ロドネー」「ロドネイ」という表記も広く通用しているため、「ロドニー」という名前にあまりピンと来ない人もいるかもしれない。
戦艦ロドニーのモットーは、ロドニー男爵家のモットーと同じ"Non Generant Aquilae Columbas"「鷹は鳩を産まない」。

ネルソン級戦艦2番艦。姉(1番艦)であるネルソンと共にBigSeven(後記)の1艦。
ネルソン級戦艦の特徴は「条約内でできるかぎり攻撃と防御に振った戦艦」と言っても過言ではなく
砲力と装甲は随一だった反面、走力が犠牲となっている。
また実際の評価は「条約による妥協が多すぎ」てあまり良いとは言い難いものであった。
火力と防御に全振りしたメリット以上にデメリットが目立ちすぎた、そんな艦級である。
ちなみに格上戦艦との戦闘を考慮して艦首に魚雷発射管も標準装備していた。

欠陥を抱えつつも、ネルソン同様貴重な16インチ砲艦として船団護衛などに活躍した本艦だが、
主な功績はやはり「ビスマルク追撃戦」。
実はかなりの武闘派で　ビスマルクに2.7kmまで接近し、魚雷を撃ち込み(大戦中唯一戦艦が戦艦に命中させた魚雷)
前方集中された9門の砲を十分活かせるポジションを取り、マイナス射角での砲撃を見舞い
「砲塔の装甲がバターのように溶けた」と評されるほどの火力を発揮している。その数、主砲だけでも340発。
いくらフッドが沈められてブチ切れしていたとはいえド派手にやりすぎな感じも否めない。

Big Seven †

主力艦の保有を制限するワシントン海軍軍縮条約下において、16インチ(約410mm)砲を積んだ戦艦7隻の事を指す。
その内訳は日本海軍の長門と陸奥、アメリカ海軍のコロラド、メリーランドおよびウェストバージニア、そしてイギリス海軍のネルソンとロドニーの7隻である。

なおこの7隻になった理由として「日本が当時未完成だった陸奥を完成と主張した」というものがある。
これが通っていなければ「長門」「メリーランド」以外は作られなかったり、解体されたりしたかもしれない。

ちなみにこのビッグセブンという呼び方を用いているのは日本のみであり、しかも海外書籍と海軍が公文書で使用した事は一度も無い。
当時の新聞が長門型の優越を喧伝するために呼び始めたというのが良く語られる説であるが、詳細は不明である。古参ミリオタの情報求む。

• 1934年の国防科学研究会編「平易に説いた陸海軍の知識」には「世界の七大戦艦」なる表現が存在した。
• 昭和46年発刊の「日本の軍艦１００選」の戦艦「長門」の項目に、「世界の七大戦艦（ビッグ・セブン）」という名がついた、との記載がある。
  • この本は監修や指導に、福井静雄氏（帝国海軍造船技官）をはじめとした、軍艦に関わる当事者が関わっている。

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