樫野

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基本情報 †

プロフィール
	名前	樫野(カシノ) IJN Kashino
	レアリティ	SR
	艦種	運送
	陣営	重桜
	CV	近藤玲奈
	イラスト	全班最菜嘤嘤嘤(YYY_( ´･ᴗ･` ))
	耐久	B	火力	D
	雷装	E	回避	D
	対空	D	航空	E
	速力	14	運	58
	装甲	軽装甲
	SD
自己紹介
名前は樫野で、趣味は温泉に入ること、あと身長と体重は…… あっ、そういう自己紹介じゃないですよね！すみません… ええと、大和型の主砲――「九四式四〇糎砲」を運搬するために生まれた船で、 ほかには輸送任務にもちょっと参加して、最後は潜水艦に沈められました。 んーこんなところで大丈夫でしょうか…？

スキル名		効果
	堅牢な運び手	自身が所属している艦隊の海域における3回目の戦闘まで、自身が受ける砲撃ダメージを1.0%(MAX10.0%)軽減する; 戦闘開始時、味方艦隊に所属している重桜艦船が2隻以上いる場合、自身の速力が10アップ
	積載消防対策	積載を装備している場合、自身が受ける炎上ダメージを5.0%(MAX15.0%)軽減し、炎上持続時間を3(MAX6)秒短縮させる
	全弾発射-樫野I/II	自身の主砲で15回(10回)攻撃する度に、全弾発射-樫野I(II)を行う

大陸版wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/

着せ替え †

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湯上がりプレシュアタイム
	[添付]
ショップにてダイヤ1080で購入可 (期間限定:2020年9月17日メンテ後 から 2020年10月11日 23:59まで)
つまずきトラブルメイド
	[添付]
花咲くラブリーストレイン
	[添付]
・胸をドラッグで動かせる ・膝付近を上にドラッグで音符が舞う　音符をタップでそれぞれ特殊モーション　下にドラッグで消える ・4分音符（𝅘𝅥）：三味線召喚 ・8分音符（♪）：三味線を召喚→弦で緊縛 ・連桁8分音符（♫）：脚を開く ・連桁16分音符（♬）：蜂が現れる→屏風を突き破る ・8分音符3つ（♪♪♪）：それぞれのモーションを解除

着せ替え後(湯上がりプレシュアタイム)ボイス †

着せ替え後(つまずきトラブルメイド)ボイス †

着せ替え後(花咲くラブリーストレイン)ボイス †

ボイス †

ゲームにおいて †

2020年9月中旬開催のイベント「刹那觀る胡蝶の夢」にて実装された重桜所属の運送艦。
アズレンにおいて初となる運送艦という艦種のキャラである。運送艦の詳細についてはコチラから
期間限定建造から入手する事が出来た。

性能 †

元々の耐久が重巡の上位陣並みに高く、加えてスキルで砲撃・炎上ダメージを軽減できるが、火力は駆逐艦と同程度しかない。
樫野本人のダメージは期待できないため、積載による支援をするだけと割り切る必要がある。

スキルで軽減できない魚雷・航空攻撃には滅法弱く、特に航空攻撃に関しては対空が低いことも重なり大ダメージ必至となってしまうので注意しよう。

スキル †

• 「堅牢な運び手」
  二つの効果を持つ複合スキル。
  • 一つ目は3戦目まで限定で自身が受ける砲撃ダメージが無条件で最大10%軽減される効果。
    効果量はあまり多くなく砲撃ダメージ限定とはなるが、耐久の高さも相まって量産型程度の攻撃ならばかなり耐えてくれるだろう。
    前述の通り効果が適用されない魚雷・航空攻撃には注意。
  • 二つ目は重桜所属艦が2隻以上編成されている場合、速力が10上昇する効果。
    自身の他にもう1隻いれば効果が発動する。
    素の速力が潜水艦と下位争いをするレベルしかないので、発動はほぼ必須と言える。
    前衛の中でも九四式四十糎砲(積載)の効果を受けられる吾妻が好相性と言えるだろうか。

• 「積載消防対策」
  積載を装備している場合、自身が受ける炎上ダメージが最大15%軽減され、炎上時間が最大6秒短縮されるスキル。
  樫野を使っていて積載を装備しないという事はあり得ないので、実質的に無条件で炎上に対する耐性を得る事が出来る。
  高難易度でのお守り代わりになっている消火装置を内蔵しているようなものであり、設備枠を一つ割かなくても良くなるというのは利点と言えるだろう。
  しかし、炎上発生率低下の効果がないため実質的な炎上耐性はそれなりに見劣りしてしまう。
  あまりにもよく燃えていると感じた場合、消火装置との併用も視野に入る。
  効果は加算されて計算されるため、ダメージは35%軽減、時間は12秒短縮とほぼ完全に無効化する事が出来る。

• 「全弾発射-樫野」
  割とよく見る散弾形状だが、合計27発と弾数がそれなりに多い(9発を3連射)。
  見た目は通常弾に見えるが榴弾のようで、対甲倍率は駆逐艦の榴弾と同じになっている模様*2。
  単発威力10とこちらも駆逐艦相応だが、弾数が多く広範囲に攻撃できるため自爆ボートの迎撃等には効果を発揮するかもしれない。

• 「主砲、届けに来ました！」(隠しスキル)
  同じ艦隊の主力に武蔵 か信濃が居ると発動する隠しスキル。
  戦闘開始10秒後に一度だけ、基本威力52、弾数3発、威力補正105%、対甲倍率が戦艦の通常弾と同じ*3投射弾を放つ。
  基本威力は戦艦砲に匹敵するが、樫野の火力値では決定打とする事は難しい。
  そもそも1戦闘に1回しか発動できないため実用性を考えるのは無駄で、あくまでイースターエッグ(お遊び要素)の一種として捉えるのが良いだろう。

オススメ装備 †

主砲 †

戦闘能力は最低限だが、一応平均的な駆逐艦と同程度の火力値とそこそこの装填値・主砲補正もあるため、戦えない事はない。
そもそも他に攻撃手段も持たないため、良い主砲を持たせてあげよう。
先陣切って戦う運送艦はどうなのかとか気にしてはいけないぞ

画像	装備名	備考
	B-13 130mm連装砲B-2LM	DPS的には最強の駆逐艦砲。重装甲に弱く樫野は魚雷を持っていないのがネックとなるか 一点物に付き引く手数多ではあるが、樫野を本気で戦力にしたいならば筆頭候補に挙がる
	138.6mm単装砲Mle1929	恒常的に手に入る中では最良の駆逐艦砲 上記と違って重装甲相手でも安定してダメージが出るため普段はこちらでも良いと思われる
	127mm連装両用砲MK12	性能のバランスが良い駆逐艦砲。若干対空値が上がるため、防空の手助けにならなくもない 火力面では上記二つに一歩譲るが、非常に入手性が良いので間に合わせとしては悪くない選択肢

対空 †

対空値も低く補正も壊滅的であるため、樫野自身の対空能力に期待してはいけない。
装填値の高さを活かして味方のフォローに回る形にしよう。

画像	装備名	備考
	134mm連装高角砲(対空砲)	射程が長く、対空砲の中では唯一火力値補正を持っているため、樫野の低い火力値を補ってくれる
	113mm連装高角砲	上記から火力補正を取り去った純粋な対空砲。最長射程なのでサポートにもぴったり
	25mm九六式三連装機銃（爆風避盾装備）	樫野でも対空に貢献できる対空砲

設備 †

基本的には主力艦を強化する積載のどちらかを装備する事になる。
艦隊が戦艦寄りの編成なのか空母寄りの編成なのかで装備を使い分けよう。

画像	装備名	備考
	九四式四十糎砲(積載)	現状樫野しか装備する事が出来ず、樫野が装備する事によってのみスキルが発動する完全なる専用装備 主力艦隊と超巡の火力を10%上昇する。重桜には強力な戦艦編成が組める人材が揃っているため、非常に強力な効果である 耐久上昇値が現状最も高い750もあるのも嬉しいところ。
	航空戦資材(積載)	こちらは艦隊の航空値を8%上昇させる効果なので、空母編成向き 耐久上昇値は幾分か下がってしまうが、それでも修理装置等よりも高い物となっている なお、この効果は前衛にも及んでいるが、それを受けて意味があるのは白上フブキのみである。
	小口径主砲砲戦資材(積載)	超巡を除く前衛艦の火力を8%上昇させるため、積載の中では唯一樫野自身に影響がある装備 前述の通り樫野がいる時点で前衛艦の総火力は下がってしまうので、樫野を強化して前線で戦わせたいというニッチな需要以外では選ぶ事はまずないだろう。 もしそうしたいならFuMO 25も装備させて少しでも樫野の火力を上げてあげよう。
	雷撃戦資材(積載)	艦隊の雷装値を8%上昇させるが、樫野は魚雷を装備できないのでこれを装備するくらいなら魚雷が強いキャラとチェンジした方が余程ダメージが出せてしまう ただし、この効果は主力艦にも及んでいるため、実は意外といる雷装値を持つ戦艦等を強化する事が出来る珍しい装備となっている。　需要？知りません
	強化油圧舵	科学研究限定品。重巡等と同じく元々の回避値が低いため、これで補強すれば大幅に回避率をアップできる。
	応急修理装置	耐久力が高いと言っても連続で被弾し続けてはいつか沈んでしまうため、高難易度等では付けておくと良い。
	高性能対空レーダー	最大で対空値を100も上げてくれる 補正値が低いため迎撃能力はそこまで上がる訳ではないが、航空攻撃による被ダメを抑える効果と制空値へ貢献する事は出来る。
	バルジ	魚雷に対する耐性が付く装備。上記のレーダーと併せて全ての攻撃に対して盤石に備える事もできる。
	真珠の涙	戦闘不能になった時、他の艦の耐久が最大値の10%回復する装備。セイレーン作戦で航空艦隊の盾として使う時に･･･。

オススメ編成 †

本人の戦闘能力は最低限しか持ち合わせていないため主力の攻撃で一気に攻め落とすような編成が望ましい。
積載の中では九四式四十糎砲(積載)が一番優秀なため、基本的にはそれを活かした戦艦主体の編成を心掛けたい。

今では、敵ボスが非常に高耐久&落伍リスクが比較的低い(報酬が戦闘評価とは無関係で、落伍するとデバフこそ付くが戦闘敗北後に戦闘不能にはならず整備やアイテムで回復できる)という特性を持つセイレーン作戦が追加された。そのため、真珠の涙と航空戦資材(積載)を積んで、落伍後も航空バフを継続して付与できる落伍前提の前衛艦、としての運用方法が出てきた。これはひどい。

主力 †

前述の通り重桜には強力な戦艦が多くいるので、編成に困る事はないだろう。
ちなみにバフの対象は重桜陣営に指定されている訳ではないので、クイーン・エリザベスを中心としたロイヤル編成やビスマルクを中心とした鉄血編成、リシュリューを中心としたアイリス/ヴィシア編成等に出張する事もできる。
各キャラと相性の良いキャラは各キャラのページを参照して頂きたい。

画像	キャラ名	備考
	長門	重桜艦隊の鉄板その1。樫野の火力も補ってくれる上、元より強力な自身の砲撃もより強力な物となる
	三笠	重桜艦隊の鉄板その2。戦艦染めにする場合、こちらの方が火力が出る可能性がある。三笠の高くはない火力を補う事もできる
	信濃	セイレーン作戦で航空艦隊を組む時の要員その1。重桜艦のスキル条件も満たせる。また、同時に編成すると隠しスキルが発動する。
	アーク・ロイヤル	セイレーン作戦で航空艦隊を組む時の要員その2。航空バフで強化された流星で圧倒的ダメージを叩き出す
	セントー	セイレーン作戦で航空艦隊を組む時の要員その3。航空バフで強化された流星で圧倒的ダメージを叩き出す

前衛 †

画像	キャラ名	備考
	吾妻	前衛で九四式四十糎砲(積載)の効果を受けられる超巡。元より高い火力が更に上がるため強力。 重桜所属なので長門、三笠のバフも受けられる。

キャラクター †

重桜所属、大和型の砲塔を運搬するために設計された運送艦（給兵艦）。
艤装と、おっとりとした（ちょっと天然そうな）雰囲気から想像できない膂力で数々の輸送任務をこなしている。
のんびりと温泉やお風呂を楽しむのが趣味。
(公式Twitter紹介)

• 左右の腰部付近にある他のキャラでは見た事のない特異な形状の物は、分解された九四式四十糎砲である。
  砲塔基部、砲身3本、砲塔装甲に分割され、一度の輸送で1セットを運んだとされる。
  • つまり本来はこの状態では発砲する事は不可能なのだが、アズレンの樫野は頑張れば撃てるようである。思いの力は偉大。

• 公式によるコンセプトは「爆乳天然牛娘」
  • エ〇ゲーかよ！！とか思ったあなた、三周年記念生放送の「大人のアズレン」コーナーを見ればわかる通り、そういう会社です。
  • そのコンセプトを限界まで追求したのか、公式絵師の設定画から更に盛られている。

• モチーフは牛言わんでもわかる。
  • 何気に重桜では初めて使われる動物モチーフだったりする。
    • 牛もかつては牛車のように自分よりはるかに大きなものを運搬していた。巨大な物資を運搬できる=怪力設定という点も牛と繋がる点だろう。
    • 樫野には角が生えているが、農家で飼われいている乳牛の角は怪我をする可能性を考慮して生えないように処置されていることが多い。つまり、樫野は乳牛ではない。
  • 尻尾で叩いてしまったという台詞があるが、実際に着せ替え衣装のLive2Dではしなるように尻尾が動く。

• 台詞で言及している通り好きなものは風鈴で、艤装にも風鈴が取り付けてある。

メモリーズ「海辺で樫野と」 †

元ネタ †

• 大日本帝国海軍が建造した樫野型給兵艦1番艦。戦艦武蔵の砲塔を呉工廠から三菱長崎造船所へ運ぶために建造された特異な艦である。
  大和型の主砲や砲塔は一つだけでも2000トン以上に及び、並みの輸送船では沈没不可避の代物であった。大和型の主砲は呉海軍工廠で製造するが、
  武蔵は三菱長崎造船所で建造するので、その輸送手段として樫野の建造が計画された訳である。艦名は紀伊半島南端の樫野崎から取られている。
  • ちなみに全体像を写した写真は皆無、資料も僅少という幻の存在。あの信濃より写真が少ない。唯一、引き渡し時に撮られた一部分のみの
    写真だけが残っている。したがって、艦の行動も殆どが不明という有様だったりする。大和型の存在は軍機中の軍機だからね、しょうがないね。

• 1937年度計画にて、砲塔運送艦55号艦として建造が決定。1939年7月1日に三菱長崎造船所で起工。S755番船の仮称が与えられた。12月23日に特務艦樫野と
  命名。1940年1月23日に進水し、同月30日に艤装員事務所を造船所内に設置。そして7月10日に竣工し、呉鎮守府へと編入。運送艦に類別された。
  資料によっては給兵艦としている場合もあるが、本来は砲塔運送艦なので冷却装置は搭載していない。
• 武蔵の建造は国防計画の一大プロジェクトであり、万が一樫野が沈没すれば武蔵の竣工が遅れてしまう。このため船底から舷側まで全て二重構造にする
  異例の重防御を取っている。第3ハッチの開口部は長さ15.7m、幅14.8mと大きく、50cm砲の輸送すら可能という破格の積載能力を持っている。デリックも
  持っていたが、砲塔の積み下ろしは造船所や工廠のクレーンを使うので、許容量は5トンと少なめだった。試験的に高温高圧缶を搭載しており、実験艦としての
  役割も持っていた。
• 要目は排水量1万360トン、貨物積載量5800トン、出力4500馬力、速力14ノット、重油積載量900トン、乗員303名(他に260名を便乗させられる)。
  兵装は10年式45口径12cm単装高角砲2門、九三式13mm連装機銃2基。
  　
• 1941年10月3日、武蔵の一番砲塔を呉から運送。10月5日20時に長崎造船所に到着し、デリックを使って砲塔と主砲を武蔵の船体に乗せた。機密保持のため
  搭載後はすぐに帆布で覆われている。10月29日に三番砲塔を、11月20日に二番砲塔を輸送した。武蔵の砲塔は全て運び終え、次は信濃の砲塔を横須賀に運ぶ
  任務が待っていた…のだが、大東亜戦争の開幕によって信濃の工事が停止。手持ち無沙汰となり、軍艦の補給品を運ぶ運送船として海軍部の直轄となる。

• 1942年6月15日、大湊を出港。北海道・横須賀間を往来して輸送任務に従事。6月20日に信濃が空母へ改装される事になったため、運送任務そのものが
  中止。以降は大型資材や弾薬の運搬に使用される事になり、2つの大きなハッチを溶接。補給艦に生まれ変わる。7月7日、横須賀に入港。芝浦を経由して
  7月15日に大阪へ回航。7月18日深夜、呉に入港した。7月25日に呉を出港、3日の航海を経て高雄へ到着した。
  　
• 台湾から九州の八幡に向かって石炭を輸送していた1942年9月4日午前9時50分、基隆の北東で米潜水艦グラウラーの襲撃を受ける。最初の雷撃で一番艙と
  三番艙に魚雷が直撃。輸送艦としては強固に造られていたため、通常の輸送艦では即死のはずの損傷を受けても耐えしのいでいた。これを見た敵は浮上し、
  甲板砲で砲撃。深手を負っていく樫野であったが、輸送艦らしからぬ底力で踏みとどまる。痺れを切らした敵は魚雷を装填。午前10時40分、更にもう1本の
  魚雷を撃ち込まれた。さすがの樫野も耐え切れず、わずか10分で無残にも沈められてしまった。
  　
• 9月6日、馬公警備府は基隆防備部隊に乗組員の救助と敵潜水艦の捜索を命じた。樫野の喪失は帝国海軍を憤怒させ、徹底的な対潜掃討を招いた。結果、
  一時的に敵の潜水艦は台湾沖から締め出された。10月20日、除籍。

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