マルコ・ポーロ

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基本情報 †

プロフィール
	名前	マルコ・ポーロ RN Marco Polo
	レアリティ	PR
	艦種	戦艦
	陣営	サディア
	CV	三澤紗千香
	イラスト	nineo
	耐久	S	火力	S
	雷装	E	回避	D
	対空	C	航空	E
	速力	32	運	0→15
	装甲	重装甲
	SD
自己紹介
サディア帝国の戦艦、マルコ・ポーロよ。 ああ君、ヴェネトたちと比べてもらっても構わないけど、一つだけ予め知ってもらうわ ――この私が総旗艦だったらもっとサディアの威光を広められるわ。おーほっほっほ！
入手方法
開発ドックで開発を完了させる

スキル名		効果
	鼓動と呼吸のCoraggio	自身への弾薬切れ状態によるダメージ減少効果を5.0%（MAX15.0%）軽減する； 自身の主砲攻撃時、45.0%（MAX75.0%）で前方に向けて特殊弾幕を展開する（威力はスキルレベルによる）；この弾幕が展開しなかった場合、自身の耐久を5%回復する
	野心と向上心のgiovane	味方艦隊に自身以外のサディア艦船がいる場合、戦闘中自身が受けるダメージを6.0%（MAX20.0%）軽減する。 戦闘開始時、前衛艦隊の先頭がサディア艦である場合、自身の主砲枠の威力補正が1.0%（MAX10.0%）・対空砲の威力補正が50%アップ； 前衛艦隊の先頭がサディア艦でない場合、その艦に魚雷攻撃を3回無効できるシールドを2枚生成する
	野心と向上心のgiovane+ （要竜骨編纂）	味方主力艦隊に自身以外の艦船がいる場合、戦闘中自身が受けるダメージを6.0%(MAX20.0%)軽減し、自身の主砲威力補正が5.0%(MAX15.0%)・対空火器威力補正が50%アップ。戦闘開始時、前衛艦隊の先頭に魚雷攻撃を3回無効できるシールドを2枚生成する。戦闘中、自身のスキル「鼓動と呼吸のCoraggio」の特殊弾幕の威力を強化し、更に自身が旗艦である場合、その特殊弾幕の発動確率が10%アップ； 自身が旗艦ではない場合、特殊弾幕が発動しない場合の自身への耐久回復効果が上限の8%になる
	半分は頑張ってさしあげますわっ！	海域に出撃中、自身の所属する艦隊が敵艦隊を撃破するたびに、自身の対空・回避が0.5%（MAX5.0%）アップ（最大3回まで）； 自身が戦闘可能である限り、ほかの艦隊の1・2回目の戦闘開始20秒後、支援弾幕Lv.1（MAXLV.10）を展開する（威力はスキルレベルによる）、3・4回目の戦闘ではサディア所属の味方が受けるダメージを3.5%（MAX8.0%）軽減させる
	対セイレーン特化改修	自身のセイレーンへのダメージが5%(15%)アップ

大陸版wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/马可·波罗

開発完了に必要な任務 †

着せ替え †

+

ラブリー・ミリオーネ

ラブリー・ミリオーネ
	[添付]

着せ替え後(ラブリー・ミリオーネ)ボイス †

ボイス †

ゲームにおいて †

World of Warshipsのコラボ企画兼エンドコンテンツである「特別計画艦」第四期の1隻。
レアリティは特別計画艦専用の「PR(PRIORITY、特別計画)」となり、建造・強化・限界突破は開発ドックにて行うことになる。

開発開始条件は鉄血とロイヤルの技術Ptが必要となっている。
戦術データ収集の対象は、マルコ・ポーロの実装時には常設実装されているサディア陣営の主力艦はなかったこともあり、サディア主力に加えてIで鉄血主力、IIでロイヤル主力も対象となる。

鉄血艦船では、戦術データ収集にも必要な主力艦のシャルンホルストがコアショップで、ティルピッツが勲章交換で比較的楽に入手可能なためこれらはぜひとも入手しておきたい。
建造以外の手段だと作戦履歴/鏡写されし異色では多くの鉄血艦船のドロップが期待できるため、鉄血の技術Ptが足りない場合は周回も視野に入れよう。
「特別計画艦」第二期のフリードリヒ・デア・グローセ、第三期のオーディン、同期のアウグスト・フォン・パーセヴァルも対象となるため、消費燃料は重いが好感度稼ぎや育成を兼ねて起用するのも良いだろう。

ロイヤル陣営の艦船は海域ドロップと建造のどちらからでも手に入るキャラが多く、強力な陣営バフを所持するクイーン・エリザベスも居るため、活用すると良いだろう。
「特別計画艦」第一期のモナークもロイヤル主力であるため対象となっている。技術Ptとしては第一期のネプチューン、第三期のチェシャー、ドレイクもポイントの対象となる。

性能 †

多少の差異はあれど、ヴィットリオ・ヴェネトとステータスはほぼ同じだが、後継艦として設計されたためか主砲補正が15%高く、対空砲補正が20%上がっている。

同じ艦隊にサディア陣営キャラが編成されているとダメージカット効果で防御力が、前衛先頭がサディア陣営キャラであれば主砲補正/対空補正アップで攻撃力と対空攻撃力が上がる。
条件を満たした場合の対空砲補正は170％となる。これはサンディエゴ、リノなどの軽巡洋艦に匹敵し、戦艦としては図抜けた高さである。
ただし対空値自体は平均的SSR戦艦レベルなので対空を重視する場合は装備で補おう。

敵艦隊撃破でステータス上昇バフが発動し、特殊弾幕不発時限定とはいえ自己回復も可能であり、連戦にも強い。
防御性能がかなり高く、条件を満たしていればフリードリヒ・デア・グローセやニュージャージー並に硬い。

攻撃性能も上から数えた方が早いくらいには高い。
しかしダメージソースの4割程を占める特殊弾幕がSAP弾で中装甲に強い反面、重装甲に非常に弱いため相手を選ぶ。
また、特殊弾幕は大半が自身正面一定位置へ放つので、旗艦以外にするとダメージが低下してしまう。
とはいえ、ヴィットリオ・ヴェネトの陣営バフや特殊弾幕は、旗艦以外に置いても十全に機能するのでこの点はあまり問題ではないだろう。

単体で旗艦起用しても問題ないくらい強いキャラである。
しかしパフォーマンスを最大限発揮するにはヴィットリオ・ヴェネトとサディア前衛キャラが先頭である事が必須で構成が縛られる。
竜骨編纂を済ませればサディア艦縛りが外れるため、かなり使いやすくなる。

スキル †

• 「鼓動と呼吸のCoraggio」
  2つの効果を持つスキル
  • 自身への弾薬切れ状態によるダメージ減少効果の緩和
    グロスターのスキルと同様の効果だが、対象は自身のみとなっている。
  • 主砲連動の弾幕スキル
    投射SAP弾と小型の針型榴弾の構成で、不発時に自身の耐久回復のおまけ付き
    SAP弾の方は威力170、補正100%、装甲補正100%/150%/50%、正面一定位置に3発3回、ランダムターゲットに3発1回の計12発発射する。
    針弾の方は威力20、補正100%、装甲補正120%/60%/60%で正面向けてX字状に60発発射する。

• 「野心と向上心のgiovane」
  陣営を参照する2つの効果を持つスキル
  • 同艦隊に自身以外のサディア艦船がいると被ダメ軽減
  • 前衛艦隊の先頭の陣営によって次のどちらかが発動する
    • サディア以外の場合・魚雷シールド
    • サディア艦船の場合・自身の主砲と対空砲の威力補正強化

      どちらも強力な効果であり、サディア艦船の編成が条件となっている。
      とはいえ現状では常設のサディア所属艦船は多いとは言えない。
      演習ショップで幾人かは確定入手可能なので活用すると良いだろう。

• 「野心と向上心のgiovane+」
  竜骨編纂後のスキル。
  被ダメージ軽減の条件が「味方主力艦隊に自身以外の艦船がいる場合」に変更され、また後段の効果の双方を得られるようになる。加えて「鼓動と呼吸のCoraggio」による弾幕の威力強化と、旗艦時には弾幕発動率の強化、僚艦時には回復量の強化を得る。
  • この竜骨編纂でマルコ･ポーロは実質的に2種のスキルの強化を受けており、これまでの「PR艦船の竜骨編纂におけるスキル強化は1種類のみ」の法則からやや逸脱しているといえる。

• 「半分は頑張ってさしあげますわっ！」
  条件により3つの効果を持つスキル
  • 自身が所属する艦隊が敵艦隊を撃破するたびに対空・回避上昇（3回まで）
  • 他艦隊の戦闘への支援
    • 1・2回目の戦闘開始20秒後に支援弾幕
      威力25、補正100%、装甲補正120%/60%/60%で旗艦正面向けてX字状に60発発射、ダメージはマルコ・ポーロの戦闘中ステータスから算出される。
    • 3・4回目の戦闘中、味方サディア艦の被ダメージ軽減

オススメ装備 †

主砲 †

主砲発砲時に強力な弾幕展開または自身の耐久回復のいずれかが発生する。それゆえ攻撃速度の高い砲と相性が良い。
もっとも、前衛先頭がサディア艦である場合には主砲補正が強化されフリードリヒ・デア・グローセに迫る主砲火力となるから、威力重視の選択もありだろう。

画像	装備名	備考
榴弾	406mm三連装砲MK6T3	軽装甲に強い榴弾砲。一射撃あたりのダメージが高くDPSでも優れる。 入手性に優れ、強化も比較的容易である点が最大の特長。
榴弾	381mm連装砲改	スキル1の回転を上げるスピード型。
榴弾	試製381mm三連装砲	研究装備の三連装榴弾砲。 406mm三連装砲MK6よりも強化上限が高く、最大強化ではMK6とMK7の間に位置する。
榴弾	試作型406mmSKC連装砲	スピードと火力の両立型。榴弾(対軽装甲寄り)の最終候補。
徹甲弾	試作型406mm／50三連装砲	高火力と直線弾道。徹甲弾(対中装甲＆重装甲特化)の最終候補。
徹甲弾	試作型457mm連装砲MKA	入手難易度と性能が最高峰の徹甲弾主砲。 大口径ながら連装砲ゆえ比較的攻速に優れる。
榴弾	406mm三連装砲MK7	装填時間はMK6よりもさらに遅いが、ダメージが高くDPSで上回る。 榴弾砲として最高峰に位置付けられるイベント限定品。

副砲 †

軽巡砲は自爆ボート迎撃に向く。航空機の脅威が大きい場合は対空+を持つ駆逐砲も選択肢。

画像	装備名	備考
榴弾	155mm三連装砲	小さく扇状に広がる弾道で自爆ボートを絡めとる。火力+45で主砲火力にも貢献する。
徹甲弾	試製152mm三連装砲	火力+45。射程がやや長く、高速の徹甲弾を3発撃ち出す演習の友。

対空 †

前衛先頭をサディア艦とした場合は対空砲の威力補正が大きく伸び、戦艦としては高い対空戦闘能力を得る。
むろん、他の戦艦と比べても低めの命中をここで補うのも有力な選択肢。

画像	装備名	備考
	113mm連装高角砲T3	長射程かつ高威力。命中は上がらないが汎用性が高い
	連装ボフォース40mm機関砲「Hazemeyer」	戦艦に必要な命中を+5上げることができる
	連装ボフォース40mm機関砲STAAG	命中+10。最終候補

設備 †

画像	装備名	備考
	SHS 一式徹甲弾	SHSは火力特化、一徹は命中も上がる。 それぞれ主砲のクリティカル率とクリティカルダメージを上昇させる。
	SGレーダー	戦艦の弱点ともいえる命中と回避を上げる。
	高性能火器管制レーダー[T0]	命中と火力を上げるほか、初回主砲準備時間を短縮できる。
	消火装置	炎上対策。
	高性能対空レーダー[T0]	低い対空値を補うことで航空機によるダメージを軽減できる。 さらにスキル2の対空砲補正上昇と併せ高い対空戦闘能力を得られる。

オススメ編成 †

竜骨編纂を済ませればスキルのサディア艦縛りが無くなるため、前衛艦は自由に選択できる。

主力 †

画像	キャラ名	備考
	ヴィットリオ・ヴェネト	陣営バフスキル「サディアの威光」の恩恵を得られる。バフ・弾幕ともに旗艦指定がないため、マルコ・ポーロを旗艦、彼女を僚艦にするとよいだろう。

前衛 †

画像	キャラ名	備考
	ザラ	サディア重巡。前衛先頭艦候補。
	ポーラ

キャラクター †

「特別計画艦」4期のサディア戦艦。
ヴィットリオ・ヴェネトの発展型の擬似リュウコツを持っている。
ほんのり野心を持ち、ちょっぴり向上心に燃えている。
プライドが高いものの陽気で親しみやすく、とにかく憎めない。
コンセプトは政務官＋野心的なお姉さん。
自分の利益や理想のためにどんな手段でも取ると見せかけるが、言動が少し乗っけているところもありコミカルなお姉さん。
聖職者と道化師が合わさったような黒色の衣装を身に纏っており、蛇のような舌と頭には小さな角、爬虫類のような瞳を持っている。

元ネタ †

「実際の艦船」に関する情報を紹介する項目

• WowsにおけるイタリアTier9プレミアム艦艇「マルコ・ポーロ」。元となった設計案はUP41と呼ばれるもので、マルコ・ポーロの艦名はWOWSによるオリジナル要素である。
  当時イタリアの艦船設計の中核を担っていたアンサルド社*2から提案されたヴィットリオ・ヴェネト級の改良案で、主砲口径は380mmから406mmに拡大され、速力も30ノットから32ノットに向上していた。
  設計はヴェネト級と同じくウンベルト・プリエーゼ造船将軍が担当し、UP41の計画名は「ウンベルト・プリエーゼの41000t戦艦」を意味する。

• このUP41計画には複数のバリエーションが存在するが、当初は1935年にプロジェクトがスタートした「ヴェネト級の後継艦」としての設計だった。
  しかし36年、第二次エチオピア戦争の終結に伴い、イタリア海軍の新型戦艦はヴィットリオ・ヴェネトとリットリオの２隻のみで一旦打ち切りとなる。
  その後、建造されず宙に浮いていたUP41の設計図は、ソ連海軍への技術提供の一環としてソ連向けのデザインに変更され売却された。
  ソ連ではUP41そのものが建造される事は無かったものの、その設計図はソビエツキー・ソユーズ級の設計に大きな影響を与えたとされる。

• 一方で本家イタリアのUP41計画もアンサルド社の手で研究が続けられており、将来的なイタリア海軍の主力戦艦として建造する構想があった。
  しかし第二次大戦を目前に控えた38年、フランスではリシュリュー級戦艦の完成が間近に迫り、イギリスではキング・ジョージ5世級の姉妹艦が次々と竣工しようとしていた。
  これらに対抗するため、イタリア海軍には短期間で早急な戦力増強が求められたのだ。結果としてイタリアの新戦艦は工期短縮のため既存のヴェネト級と同じ設計で建造されることとなり、計画艦としてのUP41は不採用に終わる事となった。

• コラボ元のWorld of Warshipsにおけるマルコ・ポーロは、ジョージアやジャン・バール等と同じくプレミアムTier9戦艦として実装されており、ゲームをプレイすることで得られる「石炭」との交換で入手できるほか、課金での購入も可能となっている。
  イタリア国籍では数少ない16インチ砲搭載艦であり、高初速で精度の良い主砲SAP弾・32ノットの快速・HE弾に耐性のある甲板装甲など、攻防走それぞれに長所を持つバランスの良い戦艦となっている。
  尖った個性は持たないものの、基本性能の高さで敵を押し込んでいく王道の高速戦艦と言えるだろう。
  弱点は主砲の装填時間の長さと対水雷防御の脆弱さ、特に水雷防御は原型艦であるはずのヴィットリオ・ヴェネトと比べても大きく落ち込んでしまっている。
  • 後に同型艦設定のジュゼッペ・ベルディが向こうで実装。主砲からSAP弾と精度が取り上げられた代わりに副砲の強化とイタリアツリー戦艦の標準搭載である排気発煙装置を持ち、マルコ・ポーロとはまた違った性格を持つ艦艇に仕上がっている。

• 名前の元となったのは日本では東方見聞録*3でお馴染み、イタリアから出発し中東、中央アジア、モンゴル、中国、極東ロシア、東南アジア、インド等、ユーラシア大陸東部地域をぐるっと一周して帰還、約15,000kmを24年もの歳月を掛けて旅したとされるスーパーイタリア商人、マルコ・ポーロから。
  滞在した土地とそうでない土地の描写の差が激しかったらしく、噂話を纏めただけという部分(黄金の国ジパング等が有名)もあったにせよ、当時としては貴重なアジア方面の資料であり、後の大航海時代にも大きな影響を与えた大旅行記である。
  ちなみにこの名前を冠する艦としては、1894年に就役した装甲巡洋艦がある。

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