VC装甲鋼板

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基本情報 †

装備種		特性		所属陣営
設備		なし		重桜
	画像	★	強化	初期	+10	+11
T0		4	耐久	220	520	550
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特徴・運用法 †

現状最高峰の耐久設備を少しだけ上回る、極めて高い耐久増加効果を有する設備。
重巡には装備させる事ができないが、超巡には装備させる事が可能。
重装甲艦船に装備させることで、(SAP弾を除く)砲撃ダメージを軽減する特殊効果を持つ。
特に、旗艦スキルを持つが耐久面に不安を抱える三笠、スキル効果と生存性を同時に補強できるイラストリアスとの相性が良い。
上位品にVH装甲鋼板が存在する。

歴史 †

• イギリスで発明された特殊鋼材でヴィッカース社が開発した。
  ドイツで開発されたKC鋼(クルップ鋼)の改良型で、余談だがKC鋼は三笠にも使われている。
  VC鋼はKC鋼であるニッケルクロム鋼のニッケル、クロムの含有量を変えて浸炭処理し焼き入れ時間を長くしたものである。
  簡単に書くと表面はカチカチで中に行くほど粘り気がある鋼材。表面硬化装甲とも言える。
  堅すぎると衝撃で割れるが、粘り気があると衝撃を吸収して破られにくい理屈である。
• 当時としては最高峰の装甲板で日本には巡洋戦艦金剛を発注した際、イギリスから技術導入され国内で製造された金剛の姉妹艦3隻にも使われている。以降、VC鋼は主要艦船に導入されていく。
  第二次世界大戦時も一部戦艦で使われていたが、この頃には些か古い装甲になっており、日本でも戦艦の改装や新造艦には
  改良型のVH鋼が使われるようになっていた。大和にはほとんどVC鋼は使われていない。
• また万能に見えたVC鋼やそれと似たような性質を持つ装甲板は、製造に手間暇が掛かった。またKC鋼やVC鋼などの表面硬化装甲は
  陸の戦車でも同じような問題が起きているが、自身の装甲板が想定した弾なら強いが大重量弾の衝撃に弱く、装甲板が叩き割られる事例があった。

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