艦種別リスト > ビスマルクZwei
基本情報 †

プロフィール |
 | 名前 | ビスマルクZwei KMS Bismarck Zwei |
レアリティ | UR |
艦種 | 戦艦 |
陣営 | 鉄血 |
CV | 福原綾香 |
イラスト | kurumi普拉斯+ |
耐久 | S | 火力 | S |
雷装 | E | 回避 | C |
対空 | C | 航空 | E |
速力 | 30 | 運 | 32 |
装甲 | 重装甲 |
SD |  |
自己紹介 |
力を求めて地獄まで堕ちて、最後に己の愚行を悔やんでも時すでに遅し…… こうして生まれ変わることなんて考えたこともなかった。 眠っている間に色々逃したようだけど、今の私は全てを背負う覚悟でいる。 同じ指導者であるあなたが道を示してくれるのなら、この上ないことだわ |
入手方法 |
建造 (06:00:00) | 期間限定建造(2023/05/25〜2023/06/15、2025/06/19〜2025/06/26) |
ステータス |
LV | 好感度 | 耐久 | 火力 | 雷装 | 航空 | 対空 | 対潜 | 装填 | 回避 | 命中 | 消費 |
125 | 200 | 9963 | 474 | 0 | 0 | 294 | 0 | 180 | 29 | 80 | 17 |
100 | 9429 | 448 | 0 | 0 | 279 | 0 | 170 | 28 | 75 |
120 | 200 | 9730 | 468 | 0 | 0 | 288 | 0 | 178 | 28 | 77 |
100 | 9209 | 443 | 0 | 0 | 273 | 0 | 168 | 27 | 73 |
100 | 100 | 8329 | 421 | 0 | 0 | 249 | 0 | 159 | 24 | 65 |
1 | 50 | 1522 | 85 | 0 | 0 | 51 | 0 | 62 | 8 | 24 | 9 |
装備枠 | 初期装備 | 補正(MIN/MAX) | 最大数*1 |
戦艦主砲 | - | 125%/155% | 3 |
軽巡副砲 駆逐副砲 | - | 200% | 3 |
対空 | - | 110% | 1 |
設備 | - | - | - |
設備 | - | - | - |
艦船技術 |
艦級 | T9 ビスマルクZwei |
解放条件 | 効果 | 技術Pt |
入手 | 【巡戦】【戦艦】【航戦】耐久+2 | +56Pt | +256Pt |
突破MAX | - | +114Pt |
Lv.120 | 【巡戦】【戦艦】【航戦】命中+1 | +86Pt |
スキル名 | 効果 |
 | 緋闇に殉ぜぬ破滅の力 | 自身の火力が1.0%(10.0%)・装填が5.0%(15.0%)アップ。自身が主砲攻撃を行う場合: ①その砲撃の一撃目は必ずクリティカルになる; ②特殊弾幕Lv.1-10を展開し(威力はスキルレベルによる)、海面に特殊なエリアを形成し近くにいる敵をその中心に吸い寄せる |
 | 自律龍艤「ゲリュオン」 | 戦闘中、自律艤装「ゲリュオン」を駆使し二通りのモードで支援する。支援モードはビスマルクZweiが主砲攻撃を行うたびに切り替わる: ①シンクロナイズ接続:ビスマルクZweiが受けるダメージを10.0%(20.0%)軽減し、次のスキル【緋闇に殉ぜぬ破滅の力】の特殊弾幕を強化する。戦闘開始時、ビスマルクZweiは「シンクロナイズ接続」モードになる ②シンクロナイズ解離:自身とは異なる配置位置に「ゲリュオン」を移動させ、専用兵装で攻撃を行う(ゲリュオンのステータスはビスマルクZweiのステータスとこのスキルのレベルによって変化する)。この効果で「ゲリュオン」が配置位置に到達する際に、さらに特殊攻撃Lv.1-10を1回行う |
 | 蘇りし鋼鉄の聖堂 | 自身が所属する艦隊の鉄血所属艦船の火力・雷装・対空が5.0%(15.0%)アップ。自身が戦闘可能である限り、自身が所属しない艦隊の戦闘開始18秒後に支援弾幕Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる); さらにその艦隊の旗艦が鉄血所属の艦船である場合、その艦隊の鉄血所属空母・軽空母の航空が5.0%(15.0%)アップ |
上限突破 |
初段 | 主砲砲座+1/主砲補正+5% |
二段 | 副砲砲座+2/主砲補正+10% |
三段 | 主砲砲座+1/主砲補正+15% |
大陸wikiのページ:https://wiki.biligame.com/blhx/俾斯麦Zwei
清澈のヴィントシュティレ |
 | [添付] |
ビスマルクと共有(好感度100で詳細→着せ替え→「固有」「共通」タブの「共通」側をタップ) |
入手時 | あ、指揮官。もう準備できたか。こっちは……ええと、すまない。一度は入ったけど、少し髪の毛をどうにかしないと―― |
ログイン | 水温もちょうどいいわ。指揮官、ウォーミングアップを済ませたら、思いっきり楽しんで |
詳細確認 | プールは貸し切りにしてもらってるわ。ええ、私だって邪魔されたくない時もあるし、特に今は……言ってること、分かるでしょ…? |
メイン1 | 潜水艦たちがよくプールで楽しく遊んでいることはU-556から聞いているわ。楽しいのは認めるけど、私がその中に混ざるのは難しいって、どうしたらあの子に分かってもらえるのかしら… |
メイン2 | 水着?ええ、もちろん私自身が選んだわ。実はオイゲンにアドバイスしてもらったのだけど、あの子が薦めてきたのは全部…なんと言うか際どくて、着たら変な目で見られそうなものばかりで…… |
メイン3 | そういえば、今あなたとしていることは「デート」でいいかしら?……そう思うと、少し身構えてしまうわね… |
タッチ | 泳ぎたくなかったら、しばらくはこうして一緒に座るといいわ |
タッチ2 | こういう時は、素直になったほうがいいのだろうか…… |
タッチ3 | 待って、髪の毛がまだびしょびしょよ…… |
メール | メール?わざわざここまで……手を拭いたら開けるわ |
母港帰還 | 指揮官、プールの床が滑りやすいから、転ばないように――はぁ、言わんこっちゃないわ。ふふ、気を付けてって言ったのに |
戦闘開始 | 緊急出動よ。ゲリュオン、ついてきて |
勝利 | 敵は全て片付けた。しばらく邪魔が来ないことを願うわ |
失敗 | 調子を整えてきたつもりだけど、万全じゃない状態での戦闘はやっぱり無理があるわね…… |
▼好感度系 |
ラブ | |
ボイス †

入手時 | Guten Tag。鉄血戦艦ビスマルクよ。私たちは別に初めましてではないけれど、この新しい格好に驚きでもしたかしら? お互い理想を背負う存在としてこうして再び手を取り合えること、嬉しく思うわ |
ログイン | 指揮官、今日の仕事を始めよう。これだけ大きな母港には、指導者のマネージメントが必要よ |
詳細確認 | 専用のワークスペース?ああ、別になくて平気よ、特別扱いのことはともかく、あなたと一緒に働けるだけで楽しいわ |
メイン1 | 仲間に期待されている指導者同士、心境が通じているところも多いはず。なにか人前で言えないことでもあったら私に相談して? |
メイン2 | ゲリュオンが大人しくしてくれていないみたいね。…レーゲンスブルク、この間はどうやって落ち着かせた?もう一回やってみせてくれないかしら |
メイン3 | オイゲンは私の右腕とも言える子だけど、時々何を考えているか中々掴めないことがあるし、悩ましいわ……あなたもそう思う?ふふ、あの子に関してお互い同意見みたいね |
メイン4 | かつてのやるせなさも、この力があればやり直せるわね。待って、今ティルピッツと一緒にコーヒーを飲みに行くって?ええと……ちょっと気持ちを整理させて…… |
メイン5 | 気持ちを落ち着かせてくれる、ゆったりとした旋律のクラシックが好きよ。戦争のことも…ええ、いつかきっと終止符が打たれるわね |
タッチ | シュヴェーアトが気になるの?良ければあなたも振ってみる? |
タッチ2 | わざと困らせてるつもり? |
タッチ3 | この軍帽を被ってみて?……ふふ、よく似合っているわね |
任務 | 新しい任務?よければ私にも見せて。あなたの助けになれるはず |
任務完了 | 任務が完了したわ。報酬の受け取りを忘れないで。それはあなたが手にすべきものよ |
メール | 新しいメールがあるみたい。早く確認して。大事な情報を見逃したらまずいわ |
母港帰還 | 帰ってきたわね。時間があったら戦闘の振り返りでもまとめてもらえる?そうね…こっちは敵の立場に立ってより良い戦術はないか検討してみるわ |
委託完了 | 兵站物資が届いたわ。時間を惜しまないで私と一緒に出迎えに行こう。あなたが出迎えることがあの子たちへの最大の励みになるわ |
強化成功 | 定期メンテナンスの時間ね。ゲリュオン、静かに |
戦闘開始 | 立ちはだかってくる勇気、称賛に値する |
勝利 | よし、道は開かれた。前進せよ! |
失敗 | すべての責任を身一つで背負うつもりはない…が、撤退の殿は務めさせてもらう! |
スキル | 我の射程内に真理あり |
損傷大 | 鉄血のプライドは誰にも傷つけさせないっ! |
▼好感度系 |
失望 | 英明な指導者だと思って手本にしていたわ。今にして思えば、どうやら見誤っていたみたいね |
知り合い | 特別扱いなど望まないわ。このまま他の仲間と同じように接してくれればいい。指揮官、これからあなたとの協力を楽しみにしているわ――お互いいい友人になれるはずよ |
友好 | 時々、あなたが敵に回った場合どうするべきか考えることがある。まあ、ある種の「仮想敵」の訓練のつもりだけど…考えれば考えるほど、同じ側に立っていて良かったって気持ちになるわ |
好き | 午前中の公務でも午後のコーヒータイムでも、お互いなんでも話せるわね。ええ、これほど包み隠さず本音を語り合えるなんて、指導者として振る舞う時には望めないものよ。ふふふ、あなたといる時間はいつも楽しく感じるわ |
愛 | できればあなたがこのまま私のそばにいて、背中を預ける戦友や、語り合う友人としてではなく……ふぅ、なんでもないわ。言いたいことに気づいてくれればそれでいい。私は――まだこういうのに慣れていないみたい…… |
ケッコン | あなたの決心も感情もわかっているつもりよ。ただ……私はこの大事な式典において、どうすればあなたの期待に応えられるかがわからないわ。ええ、こうしてお願いするのは珍しいかもしれないけど……ふふ、エスコートを頼まれてはくれないかしら? |
▼特定編成時台詞 |
プリンツ・オイゲンと出撃 | オイゲン、相変わらずね |
ティルピッツと出撃 | ティルピッツ、一緒に戦って |
フリードリヒ・デア・グローセと出撃 | ともに戦うのはいつぶりかしら |
ウルリッヒ・フォン・フッテンと出撃 | 鉄血は私の元で輝かしき未来へと進む―――あなたの力も必要よ |
U-556と出撃 | 騎士の約束、ずっと覚えているわ |
U-556(META)と出撃 | 何が起きても、私が守ってあげるから |
ログインEx | 今日は何が飲みたい?紅茶、それともコーヒー?ふふ、ビスマルクに小間使いをやらせるのはあなたぐらいだから、すこしサービスして……ん?そういう意味じゃなかったのか? |
詳細確認Ex | 仕事が一段落ついたら、どこか行きたい場所にでも行かないか?気分転換も兼ねて……デートのお誘い?そ、そう思われるのか?あ、ああ…そう思ってくれても構わないわ… |
メイン6Ex | 時々ブリュッヒャーを羨ましく思う。あの子はどんなときでも素直に胸中を打ち明けられるのに、私は……ふふふ、さすがにあなたも私にそんな風になってほしくない……かしら? |
メイン7Ex | 今度はU-556のために時間でも作って……ん?明日はUボートたちのかくれんぼ大会が?…これは、ええと……やっぱり日を改めようか |
メイン8Ex | 同じ音楽を聞いていると、気持ちも同じ方向に向かったりして……指揮官、やってみないか? |
タッチEx | これは……どういうこと? |
タッチ2Ex | こういう時は、どうすれば……? |
タッチ3Ex | 鉄血の指導者が指揮官に頭を触れられている。こんな姿を誰かに見られたら…… |
戦闘開始Ex | 我はビスマルク、この戦場に再び舞い戻った! |
メールEx | 新しいメールか。遠くにいても、あなたを想う人からのものかもしれないわ |
母港帰還Ex | 指揮官、ご苦労さま。振り返る必要のある所は多々あるけれど、今は休息時間を楽しもう |
委託完了Ex | 委託組が無事に帰還したわ。一緒に出迎えに行こう。皆があなたのことを待っているわ |
勝利Ex | 立ちはだかる敵はすべて殲滅した。指揮官、次の指示を発令して |
失敗Ex | 指揮官、皆を率いて早く撤退しよう。このまま無理しても勝てないわ |
スキル | 戦艦ビスマルク、未来を切り拓く! |
ゲームにおいて †

大陸6周年の目玉キャラ、大陸2周年の2019年の初登場から2度目の登場。
戦艦ビスマルク、未来を切り拓く!
KMS Bismarck Zwei
性能 †

URとしてパワーアップし、II型の技術から作られたゲリュオンを引っ提げてきたビスマルク。
戦場に固有の耐久力を持つサブユニットを召喚するシステムを実装した初のKAN-SEN。
更に自陣の鉄血陣営バフは据え置きのまま、UR艦ではお馴染みの「自身が配置されていない味方艦隊」への支援砲撃やバフ供給もできる芸達者。
スキル †

- 「緋闇に殉ぜぬ破滅の力」
火力を10%、装填を15%上昇させ、主砲攻撃時の1射目が必ずクリティカルヒットする。
射撃から0.5秒後、前方距離90の固定位置に最大範囲16のブラックホールを発生させ、3秒間、移動速度12.5で中心へ向けて吸い寄せ続ける。
また、射撃と同時に特殊弾幕を発動する。自律龍艤「ゲリュオン」の効果により主砲攻撃の回数が奇数か偶数かによって発動する弾幕が変化する。
- 奇数回、シンクロナイズ接続状態で攻撃した時
ゲリュオンの項にある強化された弾幕。
装甲補正140%/110%/90%、威力160範囲15で2HITするレーザーを上空から降らせる。0.5秒間隔で8回照射される。
人型を優先してターゲットし、各照射毎に敵を選びなおす。
- 偶数回、シンクロナイズ解離状態で攻撃した時
非強化時の弾幕
装甲補正140%/110%/90%、威力140範囲15の黒色弾を4発2組発射する。
1組は人型を優先してターゲットし、もう1組はランダムターゲット。
- 「自律龍艤「ゲリュオン」」
主砲サイクル毎にモードを切り替える。
戦闘開始時に接続状態となるため、最初の砲撃時は必ずシンクロナイズ解離から開始する。
- シンクロナイズ接続、偶数回のもの
ビスマルクZweiの受けるダメージを20%軽減し、次回発動する緋闇に殉ぜぬ破滅の力の特殊弾幕を強化する。
- シンクロナイズ解離、奇数回のもの
ゲリュオンが分離し、所定の位置で威力18、砲補正115%、装甲補正100%、貫通1回、攻撃速度1.5秒の徹甲弾による砲撃を行う。
また、分離後に配置に着いた時点で威力20、装甲補正100%、無限貫通、0.2秒間隔で12HITするレーザーを最寄りの敵に向けて発射する。
- 分離したゲリュオンのステータスはビスマルクZweiのものをそのまま参照する。
装備している設備等の特殊効果も受ける。約束の証明等。
また、ゲリュオンの攻撃は戦艦のダメージを増減する効果を受ける。プリマスの聡明のリンギングミスト等。
- ゲリュオンが撃破されても次の主砲サイクル時に何事もなかったのように復活する。何度でも蘇るさ!
かなり後ろの方で移動を止めるため盾に使うのは困難だが、敵の攻撃から庇う必要もない。
- 「蘇りし鋼鉄の聖堂」
所属している艦隊の鉄血所属キャラの火力・雷装・対空を15%上昇させる。
所属していない艦隊の戦闘中、18秒後に装甲補正140%/110%/90%、威力140範囲15の黒色弾を4発2組発射する。
また、所属していない艦隊の旗艦が鉄血キャラであった場合、その艦隊の鉄血空母/鉄血軽空母の航空を15%上昇させる。
副砲 †

 | 約束の証明 | 入手 | コアショップ |
回避+20・耐久+150。13章以降の道中連戦に置いて採用が検討される。 スキル 果たされた約束 U-556が装備している場合、自身の水面戦闘時間が4秒延長し、支援範囲+1 ビスマルクが装備している場合、主力艦隊の弾薬切れ状態によるダメージ減少効果を軽減する |
オススメ編成 †

主力 †

 戦艦 | ティルピッツ | 姉妹艦。 専用特殊装備が実装され、さらに強力なタッグを組むことが可能になった。 |
 空母 | フリッツ・ルメイ | 2門の主砲と8機の戦闘機を備え、吸引される敵の速力を60%減少し相性は抜群。 |
前衛 †

 軽巡 | レーゲンスブルク | 同時期に実装され、同じく自律龍艤を持つ艦。 鉄血艦隊が敵に与えるダメージを上昇させる。 |
キャラクター †

鉄血版のII型として生まれ変わったビスマルク。
シナリオ上でブラックキューブにのまれかけたことで長期療養を余儀なくされたビスマルクだが、指揮官からリュウコツ損傷の対抗策としてⅡ型艤装の技術を得たことで、再び鉄血代表として表舞台に戻ることができた。
イラストでは自律龍艤「ゲリュオン」の前に立っているように見えるが、その通り。
鉄血の生体艤装はKAN-SENが装備して共に戦うものだが、ビスマルクは艤装そのものを独立させて操るという力を手に入れた。
ゆえに、やっていることはSSSS.グリッドマン&ダイナゼノンコラボで登場したムジナのインスタンスドミネーション(怪獣を遠隔操作する能力)に近い。
ゲリュオンも相当な力を持つ超巨大艤装で、6周年記念PVでは島風を頭ひとつに乗せられるほど。内閣総辞職ビーム破壊光線を吐いたりとやりたい放題。
また、戦闘以外の面でもセイレーンに対抗できる新しい機能を備えている。
ビスマルク自身も心の成長を遂げ、自身が無謀な挑戦をしたこと、彼女がいなくなったことで鉄血が苦境に陥ったことを反省して受け入れた。
救ってくれたU-556には「今度は私が救う側になる」と誓いを立てている。
ゲリュオンはヘラクレスの十二の功業の十番目に登場する牛飼いの巨人である。
その姿は阿修羅のような三頭三体の怪物で、槍と盾で武装した重装歩兵であり、物によっては翼が生えていたという描写もある。
これは紋章にもなっているビスマルクのモットー"In der Dreiheit liegt die Kraft"(三位一体には力がある)に通じる。
ヴェスタルMETAは艤装を見て「戦士にして心優しき牛飼い――いい名前ですね。同じ「概念」が3つあるところもピッタリです」と評している。
それもそのはず、十番目の功業はゲリュオンが飼っている紅い牛を奪うための冒険なのだが、毒矢であっさりと倒されるためゲリュオンとの戦いがメインのお話ではなく、オケアノスの果てに浮かぶ彼らが住む島エリュテイアへの航海がメインのお話になっている。
その航海では太陽神ヘリオスから太陽が沈んだ後に東へ帰るために使われているという黄金の杯を借りて、大洋オケアノスを航海する。
そしてオケアノスの西の果てにあるアトラス山をショートカットするために怪力で山をかち割り、そこがジブラルタル海峡になったという伝説がある。
ジブラルタル海峡はこのエピソードによってヘラクレスの柱とも呼ばれており、ラテン語のモットー"Plus Ultra"(もっと先へ)に繋がっている。
因みにゲリュオンの原型は北イタリアの一部やシチリア島で崇拝されていたようであり神殿を持っている。
彼の存在はダンテの神曲にも影響を与えており、3つ胴体の代わりに人間・ヘビ・ライオンの3つの捕食者を組み合わせた怪物として登場している。
 |  | 憩いのひと時はクラシックがうってつけだわ |
元ネタ †

ビスマルクの艦名は第二次世界大戦後継承されていないため現時点では元ネタとなる艦船は不明である。
以下、各要素から元ネタの判別材料になりそうなものを列挙する。
- 艦船技術の図鑑ではビスマルク級戦艦の拡大改良型であるH級戦艦のウルリッヒ・フォン・フッテンとフリードリヒ・デア・グローセの二隻と同格のT9。
- グラフィックで確認できる主砲が連装砲かつ数が3基のみで、元の4基から1基減っている。
- この事から、H級戦艦のうちの計画案の1つ「H-40」のA案が参考にされている可能性があるが、立ち絵上では必ず全ての主砲が描かれているとは限らないため、根拠にするには薄め。
- イベント海域D3でドロップする設計図に試作型406mmSKC連装砲がある。
- イベントで落ちる設計図は実装艦に因んだ装備であることが多い。406mm砲はフッテン実装のイベントでも入手可能だった。なおD1では380mmSKC連装砲もドロップ枠に設定されている。
- イラスト上の105mm連装砲の砲架デザインがL.C/31とL.C/37に見える。
- これはビスマルク級に見られる配置。H級戦艦ではL.C/38で統一されているらしい。
- 着せ替え選択画面での表記が「ビスマルク型戦艦」
- ビスマルク、ティルピッツは「ビスマルク級戦艦」となっている。表記揺れの可能性もある。
H級戦艦はビスマルク級の次級として、建造が予定されていた仮称「H」、「J」、「K」、「L」、「M」、「N」の6隻及び関連する設計案である。
H級戦艦の設計は1935年に遡る。ドイツはソ連が新規に計画していたソビエツキー・ソユーズ級の主砲口径が38cm*2だと知り、海軍司令部はこれに対抗するための新型戦艦に乗せる人員の要求を発令した。このときの新型戦艦の概要はビスマルク級とほぼ同じだった。
本格的な設計が始まった後も、基本はビスマルク級を拡大発展させたものとなり、H-44案に至るまで武装の配置、外観共にビスマルクに酷似していた。ビスマルク級との違いとしては、艦首の片舷3門ずつ計6門の53.3cm水中魚雷発射管を装備する予定だった。また他のZ計画艦船同様、主機にディーゼルを採用していた。
1937年、後にH-39と呼ばれる案の設計が始まった。まず行ったのはビスマルク級の設計の改善。次に主砲口径の拡大も要件の一つであった。これは1936年に日伊が第二次ロンドン海軍軍縮条約の批准を拒否したことを受けて、英米仏間でエスカレーター条項が発効され、三国はこれから建造する新型戦艦の主砲口径の制限が356mmから406mmまで緩和されたためである。
これを受けてヒトラーは敵国よりも大口径な砲を要求したが、現在のドイツの湾港では運用不可能であったため、最終的に406mm砲が最適であると説得された。そして1938年、司令部は6隻のH-39級戦艦を中心とするZ計画を策定する、しかしH級戦艦を建造出来る造船所は国内に4か所しかなく、段階的に建造することとなった。
1939年7月15日に「H」、「J」がハンブルクとブレーメンで起工した。しかし直後の9月にドイツは予定よりもかなり前倒しで開戦したため建造は中止。「K」、「L」、「M」、「N」は戦時中の完成は無理と判断されたため起工されず、戦後に改めて6隻を完成させるつもりだったようだ。
主砲の406mm砲は終戦までに10門完成していたそう。装甲に関しては主に近距離戦闘を想定していたため、傾斜装甲では無く垂直装甲を採用、水中防御は前級と同様のままだった。その他、リュッツォウの喪失の経験から艦首装甲はかなり盛る予定だったそう。
1940年7月、まだH級戦艦を戦時中に完成させるつもりだった頃、ヒトラーはドイツ海軍に現戦争の戦訓を取り入れるための改設計を命令した。このとき二つの改良案、俗に云う「H40-A」、「H40-B」が生まれた。A案は排水量と速力をH39から据え置きのまま防御を強化した案だった。排水量維持のため主砲を1基減らし、総門数は6門となっている。またH-39ではディーゼルのみで三軸推進の方式だったが、こちらではディーゼル二軸、蒸気タービン二軸の混載四軸推進に変える予定だった。
ちなみに主砲配置が連装3基の戦艦計画はこのA案しかないのが、ビスマルクZweiの元ネタと推測する理由の一つである。
B案は主砲門数そのまま装甲強化を盛り込んだ案であり、H-39から排水量が1万トン近く増大し、後述のH-41に迫る規模となった。
この設計は1941年にH級戦艦の建造を戦後に後回しすることを決定したと共に破棄された。
H40案が破棄されてすぐの1941年7月、シャルンホルストが空爆により損傷を受けたことにより、H級戦艦の設計に水平防御の強化を盛り込む必要性が現れた。しかし装甲を盛ることは排水量の増大、そして何より喫水線下が深くなることを意味する。北海で運用するに置いて喫水は11.5mを維持する必要があったため、本案では燃料タンクを減らすこととなった。これによりH-39案より航続距離が25%削減されている。
後に喫水線の問題を回避することが可能と判断されたため、いくつかの改良点を追加した。そのうち重要なのは主砲口径が420mmに変更された点。これは406mm砲の内部を削って用意するつもりだったらしい。元々406mm砲は砲身がかなり太く、改造しても従来の砲塔をそのまま使えるという利点があったのだそう。主砲口径を拡大した理由は英国で新規に建造されるライオン級戦艦の主砲口径が406mmであることを掴んだためである。
装甲面は大幅に増圧され、特に水雷防御の面に対しては初めて艦底防御が三重底になった。またビスマルクの喪失への経験から舵の部分にも補強が加えられている。
排水量はH-39から大きく増加したものの機関出力はそのままだったため速力が30ノットを割って28.8ノットとなっている。
基準排水量は大和型と並び64000トンとなった。
1942年まで設計の詳細を詰め、戦後、復員作業が落ち着く頃合いに建造を再開する予定だった。発注先の造船所はH-39の時と同様。しかし建造予定数は5隻に減っている。
どうも「J」と「N」が発注されていたブレーメンの造船所では喫水の増加により建造に使えなかったという記述があり、同時にヴィルヘルムスハーフェン(「L」の造船所)で新たに造られた船渠で追加建造する予定とも書かれていたので、足し引き合わせて5隻ということなのだろうか。
もしかしたら設計変更が出来なかった「J」か「N」のどちらかがウルリッヒ・フォン・フッテンでもう一方がビスマルクZweiである可能性がある(闇ママもH-39だがそもそも史実の6隻の内として数えられているのかは不明)
1942年、アルベルト・シュペーアが軍需大臣に就任した後、H級戦艦の設計を再開させた。さらにヒトラーはH-41の設計完了後にさらなる大型戦艦を要求した。これにはあらゆる制約を設けず、要件には30ノット、あらゆる攻撃を耐える装甲、それにより増大する船体規模に見合う大口径主砲であった。
これらの要件は連合国で急速に発展していく空爆等に耐えることを目的として設計が開始された。しかしこれらはH-41までとは違い、これらを建造する気は無くあくまで研究の一環に過ぎないものだった。
この研究によりH-42案、H-43案、H-44案が作成されていった。H-39案では基準排水量が53489トンだったのがH-44案では12,2000トンと倍にまで膨れ上がった。これらの計画では主砲として480mm砲、506mm砲が盛り込まれていた。(UR艦として出すには過剰スペック*3ではあるだろうが、主砲だけでも欲しい)
防御能力が主に重視され、主砲は二の次となったため、同規模の兵装を持つ日本の超大和型戦艦や英国のインコンパラブルと比べても排水量が段違いでかなり異質な設計である。インコンパラブルは逆に排水量少なすぎてこっちの方が異質とも言えるが。
なおこの時期には既に試作されていた533mm砲はなぜか設計に含まれてはいなかった。
以下比較表。
計画名 | 基準 排水量 | 全長(※は水線長) | 全幅 | 速力 | 主砲 |
ビスマルク級 | 41700t | 251m | 36.0m | 29.0kn | 380mm連装砲 4基 |
H-39 | 53489t | 277.8m | 37.0m | 30.0kn | 406mm連装砲 4基 |
H-40A | 55700t | ※270.0m | 37.6m | 30.4kn | 406mm連装砲 3基 |
H-40B | 63000t | ※287.0m? (279m?) | 39.2m | 30.4kn | 406mm連装砲 4基 |
H-41 | 64000t | ※282.0m | 39.0m | 28.8kn | 420mm連装砲 4基 |
H-42 | 83265t | ※305.0m | 42.8m | 31.9kn | 420mm連装砲 4基 (480mm説あり) |
H-43 | 103000t | ※330.0m | 48.0m | 30.9kn | 480mm連装砲 4基 (508mm説あり) |
H-44 | 122000t | ※345.0m | 51.5m | 29.8kn | 508mm連装砲 4基 |
World of Warshipsに登場するH級計画艦
World of Warshipsではドイツの高Tier艦艇として数多くのH級を元ネタとする艦艇が存在する。しかし上記の計画に沿った艦艇は後述のフリードリヒ・デア・グローセとハノーファーくらいなもので他はほんとに計画されていたのか分からない船ばかりである。ドイツ戦艦は全体的に主砲の精度が悪く、副砲の射程と火力が高い近接戦闘を得意とする艦艇が多い。
H-39案
- フリードリヒ・デア・グローセ
- ドイツ戦艦ツリーのTier9を務める。H-39をそのまま再現した形だが、406mm連装砲と420mm連装砲を択一で選べたり、魚雷が無かったりと差異はある。副砲火力による接近戦に秀でる。最近より副砲火力に特化した同国巡洋戦艦ツリーが追加されたが、あちらより硬いという利点もある。史実の計画より対空砲は充実しており、アズレンでの彼女とは違いそこそこ強力との評価。
- ポンメルン
- プレミアム艦艇Tier9。開発曰くH-39の草案らしい(ほんとか?)。フリードリヒ・デア・グローセの船体に380mm三連装砲4基と四連装魚雷2基と連装砲が主流なドイツ戦艦としてはかなり異色。
- メークレンブルク
- 特別艦艇。フリードリヒ船体でありながらTier10に属する。こちらは更に異色の305mm四連装砲を4基装備する。305mmという口径をどこから拾ってきたのかは不明だが、史実では1930年代に英国が欧州各国に対し、戦艦主砲の最大口径を305mmにしないかと提案したことがある。勿論賛同する国は居なかったが、この艦はそこから着想を得ているのかもしれない。因みに対空はドイツ戦艦屈指の高対空を誇るらしい。
- マンフレート・フォン・リヒトホーフェン、マックス・インメルマン
- 上の三隻とは違い、こちらの二隻はTier10の空母。史実では開戦後にドイツ海軍は商船やM級軽巡洋艦を空母に転用できないかと調査していたことがあったが、H-39でも検討していたらという発想(もしくはそういう記録があるか)によるものだろう。どちらもゲーム内では大型艦への攻撃力が高く、駆逐艦とかは苦手な部類。
H-42案
- プロイセン
- グローサー・クルフュルストに代わり、現在のドイツ戦艦ツリーTier10を担う。HPは10万の大台に乗った。史実の計画に近いが、主砲口径は420mmではグローサーの劣化、480mmでは強すぎるというわけなのか、どこから来たのか不明な457mmである*4。同じ457mm連装砲艦と比べると装填がかなり早く、弾速も速い方と手数に優れた艦艇である。
- グローサー・クルフュルスト
- 特別艦艇。旧ツリー艦。H-42案に406mm、420mm砲を択一で三連装4基載せた艦となる。プロイセンと比べると主砲装填に劣るが代わりに斉射火力が段違い。
- ハノーファー
- 上2隻と同じH-42案を基にしながら、ドイツ戦艦ツリーTier11にして超艦艇として君臨する。(逆に上2隻のゲーム内説明を読む限りではH-41案っぽさがある)主砲口径は483mmとなった。計画では480mmのはずだがなぜか正メートルでは無く正インチとなっている。お馴染みの副砲火力はそちらに特化したシュリーフェンを上回り戦闘命令(自己バフ)も他の艦は大抵主砲にかかるものが、こちらではただでさえ強い副砲を更に強化する。逆に言うと接近戦が出来なければ弱いという扱いの難しい船。
コメントフォーム

末尾の番号が若いほど、古いログになります。
'コメント/ビスマルクZwei/' には、下位層のページがありません。
こちらの板は雑談板のルールを適用しております。投稿する前に、雑談板のルールをご確認ください。
3回のルール違反でアクセス禁止処置、該当プロバイダーへ迷惑行為としてログを提出させていただきますので、ご了承下さい。
また、愚痴を含む投稿は愚痴掲示板で投稿するようお願いいたします。
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照